花組別箱振り分けと宙組関連の人事について

 

さて、今日は前回の続きです。

昨日発表された花組別箱振り分けと宙組関連の人事について

思ったことをさっくりまとめていきます。

 

花組別箱振り分け発表

 

まずは花組の次の別箱公演である、

『哀しみのコルドバ』『銀ちゃんの恋』の振り分けが発表されました。

主要キャストは以下の通り。

 

■『哀しみのコルドバ』

優波慧/永久輝せあ/聖乃あすか/一之瀬航季

華雅りりか/春妃うらら/音くり寿/美羽愛

 

■『銀ちゃんの恋』

飛龍つかさ/帆純まひろ/都姫ここ/星空美咲

 

花組の新トップ娘役となる星風まどかのお披露目である

『哀しみのコルドバ』には100期生路線組が勢ぞろい。

約15年ぶりのスライド人事を迎える体制を整えた感じでしょうか。

 

一番の注目点は水美舞斗東上公演となる『銀ちゃんの恋』の

ヒロインを誰が務めるか、でしょう!!

 

メンツを見る限り星空美咲一択っぽい流れなのですが、

もし実現すれば久しぶりの調特急抜擢である研3東上ヒロイン。

同じ役を演じた野々すみ花並みの育成スピードになりそう。

 

ただ、ヒロインである小夏の設定的に

学年が低すぎる娘役には似合わないそうなのですが…。

(自分はこの作品を見たことがないので、管理人曰く)

 

じゃあ誰が代わりにやる?帆純まひろ?

けどファン待望の水美舞斗東上公演のヒロインに

男役が任されるなんてあるのだろうか…とそれはそれで微妙ですよね。

 

ヒロイン・小夏を誰が演じることになるのか、

その行方が気になるところです。

 

凛城きら・専科に異動へ

 

続いて、宙組関連の人事発表より、

凛城きらの専科への異動が決定しました。

 

実はこれ、個人的には超納得。

『神々の土地』アレクサンドラ『アナスタシア』イポリトフ伯爵など、

路線役ではないけれど印象的なスポット登用が多く、

実は専科的な活躍が多かったですよね。

 

彼女は92期生で当初は雪組配属、

2012年に大空祐飛政権末期の宙組へと組替え。

 

新公主演していないにも関わらず微妙に路線扱いされるという、

不思議なポジションのスターさんでした。

(雪組には同期の真那春人も同じ、妙な路線スターがいますよね

 

専科への異動は、先日の紫門ゆりや、輝月ゆうまに続く3人目。

少し前は愛月ひかる、星蘭ひとみ、星風まどかという、

組替えにおける一時保管的意味合いが強かった専科異動ですが、

ここに来てガッツリ若手専科を補填する方針に切り替えています。

 

学年的にもちょうど良い塩梅でしょうから、

各組へ特出し舞台をきっちり締めてくれることは間違いありません。

これからのさらなる活躍に期待したいです。

 

宙組・退団者7名の発表

 

それから、宙組は次回大劇場公演である

『シャーロック・ホームズ』にて7名の退団者を発表しました。

 

『アナスタシア』では退団者がゼロだったので、

まぁ流れ的に妥当な人数だと思います。

 

んが、気になるのは上級生ばかり辞めていること。

最下級生が98期である遥羽ららってのが衝撃ですよね。

 

これで宙組は上級生から見ると、

・寿つかさ:組長
・花音舞:退団
・綾瀬あきな:退団
・真風涼帆:トップスター
・凛城きら:専科へ異動
・松風輝:副組長
・芹香斗亜:
・美月悠:退団
・星月梨旺:退団
・春瀬央季
・桜木みなと
・七生眞希:退団

 

となり、95期生の桜木みなとですら、

学年的に上から6番目になるという驚きの組体制に。

(ちなみに娘役の最上級生は96期の瀬戸花まりですってよ奥さん!!)

 

しみじみと、95期生も中堅どころか、

もはや上級生のくくりになってきてるのだなぁと実感しますね。

 

宝塚の世界は新陳代謝が常。

退団を選んだ皆さんの新たな門出を祝福したいと思います。

 

宝塚の時は着々と進むよ

 

さて、宝塚大劇場大劇場では月組『桜嵐記』が開幕となり、

東京では『ロミオとジュリエット』が無事公演再開と相成りました。

 

外箱公演としては雪組『ヴェネチアの紋章』と

『ほんものの魔法使』が始まろうとしています。

 

どんなことがあろうとも、宝塚の時は着々と進みます。

それが劇団の強みでもあるわけですが、

その時計の針が再び止まることないよう、ファンとして見守りたいところです。

 

☆★☆★☆

ランキング参加始めました!!

ぜひポチっとお願いします↓↓

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

コメント

  1. むぎ より:

    星空美咲ちゃん、こっそり応援しているのですが、前回の最下級生でのバウヒロインに続き、もし今回も最下級生(106期はDSにひめ花ちゃんのみ、105期が最下です)での東上ヒロ(それも演技力が必要な難しい役)だったとしたら逆に心配になるほどの抜擢です……もはやスパルタすぎて人事は逆に美咲ちゃん下げたいの!?とまで思ってしまいます笑
    最近はコロナのせいもあってか全体的に上級生の登用が目立つ中、ガンガンあげられると誹謗中傷の的にもならないか、なんて心配も。今までも若手娘役の早期抜擢には批判がつきものでしたし。
    小夏は音くりちゃんで、美咲ちゃんは全ツのアンフェリータ役かなぁなんて期待してたばかりに今回の振り分けは正直驚きでした。これで小夏がほってぃーだったらかな〜り面白いのですが!笑

  2. MS より:

    私は、大空・野々コンビの花組と宙組での公演を観劇しましたが、銀ちゃんが主役ではあるものの、やはり小夏とヤスの演技力が全ての作品だと思います。押し出さない引き算の演技力、相当難しいと私は思ってるのですが、この役を演じる事が出来る人はチャンスでもありますよね。
    映画では、松坂慶子さんが演じた色っぽくて影のある役、きっとターニングポイントになるお役だと思います。どなたが演じる事になっても応援したいです。

  3. こころ夫人 より:

    こんにちは。
    いつも楽しく、また興味深く拝見しております。

    宙組の上級生が卒業・異動されていくことにより、下級生の役どころが、鮮明になってくるのでしょうか。
    また、96期以降のスターともくされる生徒さんが、時組だけではなく組替により、さらに頂を目指して、かけ上がってゆく…、という事があるのでしょうか。
    素晴らしかった、それぞれの別箱公演を、つい先日観たばかりなので、どうしても期待してしまいます。
    夢を形に…と、願っております。

  4. うちやね より:

    蒼汰さん、こんにちは。

    銀ちゃんの恋、てっきり音くりちゃんがヒロインだと思っていたので驚きました。

    星空美咲ちゃんはビジュアルも可愛く、スタイル抜群でさらに歌も上手。憧れる先輩に挙げていた舞空ちゃんを彷彿とさせるかわいい系&実力派で、まどかちゃんの後の次期候補の一人なのかも? まどかちゃんがスライドなので、その後は次期トップさんがたぶん永久輝さんであることを見てもバランス的に生え抜きの花娘を選ぶんじゃないかな、という勝手な予想です。
    花組は一個上の104期にも都姫ここちゃん、(我が推しの…笑)美羽愛ちゃんの新公経験済みコンビもいて、これから先の娘役体制も充実しそう。
    ただあのイケメン帆純さんがやるヒロイン……ちょっとだけ見てみたいです!笑

    各組に新公ヒロ未経験でも既に注目されている超若手娘役さん(しかも全員もれなく美形&実力者)がワラワラいて、特に星空美咲・詩ちづる・音彩唯・山吹ひばりが揃った105期さんはすごいですよね……いつか、今だとまど華となこ潤のような、同期&トップ娘役同士という関係性が将来たくさん見られる事があるかもしれないとワクワクします。

  5. ねこまさ より:

    星組の天寿光希も、新公主演無しで別格路線みたいな立ち位置ですね。
    退団した壱城あずさと共に、階段降りもしばしばしていました。