前回の記事の続きです。
劇団も無視出来ぬほど人気者となった水美舞斗。
別格コース一直線かと思いきや、
花組の正2番手スターに昇格した彼女は、
果たしてトップスターになれるのでしょうか?
本日は、あくまでその「可能性」について
考えていきたいと思います。
水美舞斗がぶつかる超現実的な問題
水美舞斗がトップスターを目指すにあたり、
一番の障壁、それは95期生であること。
もっと言えば、現トップスターが「同期」の柚香光であること、です。
これまで約110年の宝塚の歴史の中で、
男役トップスターの同期引継ぎは「ほぼ」起こっておらず、
少なくとも平成宝塚史以降においては皆無。
これは、トップスターの退団が「やり切った」ことで起きるものであり、
それを同学年のスターが引き継ぐというのは、
物理(年齢)的にも感情的にも変である、という曖昧な理由かもしれません。
(けど高学年スターの「報われ」による学年逆転現象だと感動的に見える不思議。)
実際、娘役において華優希→星風まどかという同期引継ぎを最近見ましたが、
それぞれ柚香光と相性ピッタリで、ナイス采配だと思いますけど、
引継ぎという儀式的部分だけを見ると、ビミョーに釈然としない気持ちが…。
これにおいて、同期同士である水美舞斗が
柚香光から引継ぐ可能性は低い、と思うわけですが、
それ以上に見逃せないのは、綺城ひか理の組替えです。
これは次期が永久輝せあである大いなるサインであると思いますし、
柚香光の任期7作以上コースが見えている以上、
水美舞斗がその間に挟まる余地は無い、と言えます。
つまり、水美舞斗がトップになるには、
少なくとも花組を出なければなりません。ではどこへ?
95期生ラストバトル開幕か?
花組は柚香光、月組は月城かなと、星組は礼真琴と、
同期がそれぞれ既にトップスターに就任していますので論外。
雪組は朝美絢が強めの2番手として君臨中であり、
彼女が退団しない限りそこに動くことは出来ない。
ということで理論上「だけ」でいえば、
組替え先は宙組しかないことになります。
奇しくも宙組は真風涼帆からの代替わりが決定済みで、
その次期は芹香斗亜でほぼ間違い無い、というタイミング。
宙組の歴史、それはトップが変わる前触れに、
他組から正2番手がやってきてそのまま次期に就任、
そして生え抜き組が昇格出来ない現象が繰り替えされていることです。
言い換えれば、現在正3番手である桜木みなとにとって、
ここで正2番手に上がれるかどうかが路線スターとしての最後の正念場であり、
まさにこれこそ95期生にとっての路線ラストバトルなのかもしれません。
水美舞斗の宙組組替えなんて妄言だ、と言い切れない点でいえば、
次期トップ最有力候補である芹香斗亜とは、花組時代に縁があること。
何より現在の扱い上、水美舞斗は桜木みなとの上に降れてしまうので、
劇団が水美舞斗を本当にトップにさせるなら、
このタイミングで人事を動かすのがラストチャンスだと思います。
…が、それが本当に現実的に起こるかは別の話で、
私は正直難しいと思います。
なぜなら95期の一番の魅力は、今流行の「仲良しこよし」感であり、
これまで互いにスターの芽を潰すことなく上がってきた経緯を
当然劇団も分かっているでしょうから、
この高学年で今更泥試合をさせるようなことはしないと思うのです。
何より、劇団はどうやら桜木みなとを、
第10代目にして悲願の生え抜きトップスターにしたいことは、
自身の主演作『壮麗帝』からも見えますし、
何が何でも人気を出そうと良い配役をあてがっている様子も見受けられます。
そんなわけで、水美舞斗が桜木みなとの上に降るのは、
確かに理論上は可能だけれども、
現実的には難しいのではないか?というのが個人的な考えです。
同期引継ぎの隠れ裏技
さて、先ほど「平成宝塚史以降同期引継ぎは起きていない」と書きましたが、
実は隠れ裏技的に引継ぎが起きた例があります。
貴城けい(78期)→大和悠河(81期)→大空祐飛(78期)
そう、間に一人挟んだ事例です。
とはいえこれは、大空祐飛が中卒入団で高学年まで待てたこと、
貴城けいと大和悠河の両名が短期トップだったことの、
2例が重なったうえでの奇跡的な引継ぎ案件でした。
とはいえ、何を隠そう水美舞斗は大空祐飛と同じ中卒入団。
大空祐飛がトップになったのは研18、
つまりあと4年(95期は現在研14)は待てると考えれば、
チャンスはまだあるのかもしれません。
ではどこで待つのか?
花組では永久輝せあに抜かれる運命ですし、
他組では95期包囲網が完成されていることから、専科一択でしょう。
そう、北翔海莉、愛月ひかるに続くトップ待ちスター専科枠ですね。
愛月ひかるは割と早い段階で諦めてしまったようですが、
北翔海莉は研15で専科に行き、約2年待ち、そして研18でトップに就任しました。
学年だけで見れば、水美舞斗は来年研15、
専科に動くタイミング的には、ある意味ピッタリなんですよねぇ…。
もちろん、専科に行けば100%トップになれるという話ではなく、
空きがなければトップにはなれません。
そう、ここから先はもはや運次第です。
運を味方につけられるか?
ってことで色々と書いてきましたが、
やはり水美舞斗がトップの座にたどり着くのは、
なかなかにいばらの道であるように思います。
なお、もしトップになれないとしたら、
たぶん柚香光と同時退団になるんじゃないかなぁと勝手に思っています。
美しき同期愛的エターナル…物語性としては充分ですし、
柚香光が2度「2番手切り」(敢えて書いてます)しないで済み、
かつ永久輝せあにヘイトが向かない最譲歩の一手だと思うからです。
就任当初から体制的に似ていると言われた、凰稀政権の終幕と同じ流れですね…。(小声)
いわゆる微妙路線がトップに立つには、
実力、人気、だけでなく、運も必要であること。
それは高学年就任組の壮一帆、北翔海莉、大空祐飛を見れば分かると思います。
果たして水美舞斗は、運が向くまで「待てる」のか。
彼女と、それを追いかけるファンの戦いの日々は、まだ終わらなそうです。
☆★☆★☆
ランキング参加始めました!!
ぜひポチっとお願いします↓↓
コメント
はじめして。同期引き継ぎを許容できるなら鳳月退団、月城5作後に月トップへというのが水美がトップになる唯一の道ですかね。
それはさておき、そもそも永久輝が花組へ組替えしたのは、2番手切りという悪手によって散々な状態で退団に追いやられた音月のトラウマからVISAの扱いに慣れている花組でトップにするためだと思ってました。水美が花組にいればいるほど永久輝へのヘイトは溜まっていくでしょうし、文春報道にて柚香ファンからもよく思われておらず、挙句にファンクラブもないって、、花組に来てなんもいいことないですよね。人気・学年と番手が逆転した先輩スターが退団したら後輩スターはどれだけのヘイトを買うのか、ほんの数年前に月組で目の当たりにしたはずなのに。
月組は組人気がないがために愛希と美弥を残す選択をせざるを得なかったのかもしれませんが、花組は人気あるのであれば、動員は致命的にはならないから水美を(星組のように)うまくフェイドアウトさせるべきだったかと。まして、東上に苦労型トップスター代表格の2人の主演作を持ってくるとか、ファンに期待するなという方が無理なわけで。
花Pの考えていることが全く理解できず、来年度で花Pは他部署への異動が決まってるから、とりあえずあと数作分の動員を華々しくして自分の実績を残して、後はアウトオブ眼中なのかとか邪推するレベルです。
蒼汰様
いつも楽しく拝読しております。
花組問題、私も注目していたので蒼汰様のご意見を楽しみにしておりました。
一つ、気になるのが永久輝さんの2番手期間についてです。もしも蒼汰様のおっしゃる通り水美さんが柚香さんと同時退団の場合、水美さんが2番手羽根を背負ってしまった以上、永久輝さんは2番手羽根を背負えないままトップ就任となるからです。しかし、過去を振り返っても2番手にならないままトップになったような人は過去にはおらず、かの音月さんでさえ一作だけ2番手をしてからトップになっています。そしてそのために多大なヘイトを被ったのはみなさんご周知の通りなので、同じような人事を本当に花組は繰り返すのかかなり懐疑的です。(月組でも同じような失敗をしたばかりですしね)
この為、むしろ私は花組次期を水美さんに決めたのでは?と最近思い始めております。水美さんが3作短期で挟まるなら永久輝さんもちゃんと2番手を経験できますし…。私は水美さんのファンではないのでお芝居等の実力面が心配だったりするのですが、劇団が彼女をトップにするかすぐに退団させるかくらいの位置に彼女を立たせてしまっているので後に引き返せないのではという気がしてなりません。
トップと2番手の同時退団が一番穏便…なんでしょうか?
余計に永久輝せあにヘイトがいきそうな気がします。
やはり水美さんが新公済みで人気がかなりある時点でかつてのテルキタのようにはいかないな、と。それにあの時はあくまで2番手は朝夏さんでしたし。
劇団が水美さんをどうしたいのか、コロナを乗り切るために同期売りに舵を切ったのかわかりませんが、一番穏便だったのはファシネの微妙な位置のまま羽根には差をつけずにいることだったと思います。今さらですが。
中途半端に歌劇の表紙掲載とかGRAPHのトークDXを3人体制とか、迷走してる感が見えると誰のファンにとっても生殺しな感じがして悪手だなぁと感じています。
人気があって若い(他の95期後続組に比べて)正二番手だが、同期がトップスターで三番手にVISAガールの永久輝さんが控えているうえ、組替え先にも昇格待ちの95期が控えている。いつの間にか、水美さんは嵐の中心みたいな立ち位置になってしまった感がありますね。
今年正二番手羽根を背負い、カレンダーのスケジュールが出た時点で、花組は柚香さん6作退団→水美さんトップ昇格、永久輝さん正二番手昇格の線を引いたのかと感じました。恐らくそれが一番揉めずに治まる人事だし、水美さん一枚目、永久輝さん二枚目という役どころなら相性もよく、永久輝さんの人気もさらに上がるだろうと思ったからです。
そうでなければ、来年中に組替えになるのかとも思いました。組替えがあるとしたら、芹香さんが中期以上、または彩風さん長期で、桜木さんや朝美さんのトップ昇格に年齢的な問題が出てきた場合でしょうか(これはこれで波風が立ちそうですが)。
組替えもせず、組内昇格もせずこのまま退団ということであれば、水美さんに二番手羽根を背負わせたのは単に永久輝さんの二番手期間を縮め、彼女のその後に悪影響を与えるだけの悪手にしかならないでしょう。
ともあれ、水美さんは真ん中に立ってこそ輝くスターだと思っています。ぜひどこかで、そういう機会が実現すればと期待しています。
お久しぶりです。
なかなか悩ましいことですよね。コロナでぐちゃぐちゃ(特に花組はモロでしたから)にならなければすんなり永久輝が2番手となったのでしょう。
私はVIZA=花組と思っておらず、前任者の明日海も現任の永久輝も就任時のトップに「カンポ」がついていたから花組への移動かな?と考えてます(カンポ=郵便局ってかなり昔から結構なスポンサーですから)。何が言いたいかというと移動時点で花組の次期路線が空いていたのでは?ということです。やはり水美の2番手がイレギュラーなんでしょうね。
でも羽を背負ってしまった以上どうにかしないと大ブーイングになることでしょう。専科→月組が平和に収まるような気がします。月城が7作以上しなければ鳳月の後任からのトップ引き継ぎ。からの風間、の流れの方が聖乃との兼ね合いでしっくりきませんか。暁というショースターを出してしまったから水美は持って来いの人材かと。そして水美も花組&柚香から離れて新天地で自分色が出せると思うんです。
まあ、色々と妄想しましたが、ヘイトに向かわない様な人事をお願いしたいものです。
蒼汰様
水美舞斗の未来についてのブログ、ありがとうございました。来年の歌劇1月号の表紙がれいちゃんか?ですね。同期引き継ぎがない理由は曖昧ですが、歌劇1月号で表紙なら、6作目でのれいちゃんの退団はない。こちらは、きちんとルールがあります。退団月、特集号の表紙を他の人が飾る。は、ないでしょう。マイティトップへの一番の障壁は、VISAガールをなるべく早く花組でトップにしなくてはいけない、なのだと思います。れいまいは、中卒でまだ若い。しかもれいちゃんは早期就任。あとは水美、よろしく頼むの引き継ぎ、仲良しこよし売りの95期だからこそ、あってもいいと思う人は少なくないはず。誤解なきよう、私は柚香光ファンなので、少しでも長くれいちゃんトップを観ていたいです。6作退団は望んでません。できれば最低でも7作からマイティトップへ。でも、そんなに待てないですよね。永久輝さんにヘイトが向かないベストは、マイティ花組でトップ。まいひとワンツーの公演で、ひとこちゃんは新規ファンを増やし、VJAも納得の素敵なトップになると思います。ベターは、月組に組替え後、同期引き継ぎでトップ。年上のれいこさんからの引き継ぎ、ありかと。ちなつさんは、それもあって2番手を頑張ってくれている?月組は、ありちゃんいなくなって、ダンサーウェルカム。ほんとは、花組トップのマイティがいいと思ってます。でもね、花組でなくてもマイティにはトップになってもらいたい。
長くなりました。まずは、1月号の表紙が誰かを待ちたいと思います。
水美が柚香と同時退団なら、永久輝は2番手羽根経験せずにトップになりますので、どこかで2番手羽根を背負わす必要があるわけで。
早期の珠城ですら一回背負ってるんでしたっけ?珠城がもう2作くらい2番手羽根でやれてれば、もう少し色々安定したんちゃうか?という意見も見ましたし、トップになるジェンヌにとって、2番手羽根の期間はものすごく大切な気がします。
となると、水美が専科行って花組出演からの同時退団…うーんあからさまw 私はうたかたの次で辞める(or移動)かな、と考えています。
愛月が辞める際、星行く時点で3作退団決まってた(意訳)みたいな事言ってましたし、(トップ娘役なのでケースは異なりますが)朝月も3作でした。同じく3作あたりでなんか言われてるんじゃねえかな?という邪推で御座います。明確に次が決まってるなら3作で!みたいなのあるんかなーと。
蒼汰さま
思い切ったテーマと考察に感服しています。
また、皆さまの、真剣に宝塚、花組、各スターさんのことを考えてのコメントに、スターさん達はお幸せだなと感じました。
それに対して、真剣さを感じないのは、まさに劇団の対応ですね。
コロナに入る前から、花組人事は行き当たりばったり感が強く、どうするんだろうとハラハラしながら見ているうちに、この煮詰まり状態です。
芹香を出して、柚香が2番手に上がり、歌と演技が期待できる鳳月まで放出してしまう。
柚香がトップになったらときの2番手以下の体制を準備しなくちゃいけないのに、誰も組み替えしてこない。
ギリギリで永久輝だけがVisaを背負ってやってきたものの、体制ができてないからポジションもはっきりさせてやれないうちに、凄まじいバッシング。
水美を2番手として扱い始めたので、水美が2番手だろうと思っていたら、永久輝と羽が同じだったために、またまたすごいバッシング。
慌てて水美に2番手羽を背負わせる。
極めつけは、柚香の『水美の羽』発言。
が、永久輝が歌劇の表紙になり、再び永久輝は白い目で見られる。
これらの経過に、劇団の計画性やポリシーは感じられません。
私は水美も永久輝も好きなスターさんでしたので、ここまでの状況を本当に悲しく思います。
ひょっとして劇団は、生徒をお金を稼ぐ駒としてしか考えていないのではないですか。
チケットが売れてお金を稼ぐことはもちろん大切です。
でも、清く、正しく、美しくはどこに行ってしまったのでしょうか。
宝塚が100年以上続いてきたのは、他の芸能人と違う、一本筋の通ったお金だけでない基盤があったからと思います。
ここまで来てしまった以上、水美がどのような道を今後たどったとしても、永久輝のバッシングは続きますよね。
水美退団→Visaガールのせい
水美専科へ→Visaガールのせい
水美組み替え→Visaガールのせい
水美花組でトップへ→もしも短期だったらVisaガールのせい
本当に劇団はこの状況に責任がとれるのか、、、
どちらも、無傷では済まないですよね。
劇団には強く抗議したいと思います。
また、○十年、宝塚を花組を応援してきた1ファンとして、花組ファンの皆様に是非是非お願いしたいことがあります。
組み替えしてきた生徒へのバッシングは、私には信じられない光景であり、とても悲しく思いました。
本人には責任がないのに叩かれる永久輝の身になってあげてほしかったと思うのです。
また、「〇〇させないと永久輝を叩くぞ」みたいなバッシングの結果、羽を背負ったり、トップになったりしたら、せっかくの水美の清廉なイメージが大きく損なわれてしまいます。
推しに一生懸命になるお気持ちはわかりますが、やはり宝塚ファンとしての誇りと節度を大事にしていただきたいと、切に願っています。
長くてすみません。
考察ありがとうございます。花組は本当にあれこれ悩ましいですね…
この際柚香さんの次に短期でトップが一番良いとは思いますが。ファンも納得するし、順当な上がり方となりますし、永久輝さんも2番手としての経験が積めますし。
「トップスターは新人公演の主演経験がなければならない」というごもっともな方針でさえ、朝海ひかるさんという例外がいます。
同期引継ぎも、下手な手を打ってファン離れを起こすくらいならやって良いと思うのですが、さて人事はどう動くでしょうね…
蒼汰さん、こんばんは
またまた冷静で論理的な記事をありがとうございます。感謝です。
マイティのトップ論、かぁ、、、
コメント数もすごいですね!
彼女もここまで人気になり、2番手羽根を背負っていて、一ファンとしてとても感慨深いです。。すごいなぁ。
95期は本当に仲が良さそうで、支え合ってきている感じもとても好感持てるので、宙組組み替えだけはないと信じたいですね。(マイティの花男感が強すぎて、ま、ないだろうなと思ってしまうのですが)
はたまた、月組かと言われると、それにしてはお芝居力がどうか、、、?(マイティのこと大好きですが、月組のお芝居の感じと合うのか?と思ってしまうんです)
ショースターとしては、確かに月組に必要な要素ですね。
私の勝手な思い込みですが、、、
組替えを言われるくらいなら、私は柚香光と退団します、と彼女なら言うんじゃないかなと思います。
ファンの方は大羽根を背負うマイティを見たいと思うのは当然かもしれないけれど、そのために組替えするくらいなら、柚香さんと一緒にタカラジェンヌとして存在できることを選びそう。
若手の頃のマイティの発言、彼女の夢は「タカラジェンヌになりたい」ですもんね。
夢が叶って、2番手まで上り詰めて、歌劇の表紙にもなれて、大好きな柚香さんと一緒にワンツーなれて。
もう、マイティはこれ以上の幸せはないと思っているような、今日この頃なのではないかと、一ファンは思っているのですが、どうなんでしょうか(^^)
ひとこちゃんも、せっかく素敵な、人柄もダンス、歌、お芝居三拍子揃ったジェンヌさんなので、劇団の暖かいフォローと、ヘイトを最大限刺激しないような、彼女への扱いを期待します。
永久輝さんは本当に気の毒です。
私が永久輝さんに注目したのは「ファントム」でした。しばらくご無沙汰していた雪組で、オペラ座で白い軍服で前に躍り出ていた時の輝きと言ったら。あれ、誰?と思わず隣の友人に聞いたのと同時に、再演前のファントムは見ていたものの、あれ、こんなかっこいい役あった?と言うほどキラキラしていました。春野寿美礼さんが持つ耽美系の雰囲気も持ち合わせていたので、VISAガールで花組異動はなるほど、と思いましたが、VISAガールの看板(=すなわち将来のトップ)を背負いながら、組替え先で、上級生が仲良し同期2人では、ただでさえ外様なのに、ますます遠慮してしまうでしょう。自組でトップになった音月さんでさえ、ご本人に責任はないとは言え、彩吹さんの2番手退団で祝福ムードでトップ就任できたわけはなかったのですから。(音月さんはプラスお披露目Wキャスト問題もありましたね・・・)
こんなことなら、2番手として、花組に迎えるべきでしたよね。
朝美さん2番手で永輝久さん3番手で、しかるべき時期に、花組内の人事調整をして、明日海さんのように正2番手として異動すればよかったのでは、と思います。
水美さんは好きなスターで実力も備えていますが、水美さんが宝塚の歴史上初の同期引継ぎトップになるほどトップに匹敵する「強い」スターかと言うと、現時点では、そこまでは・・・と疑問に思います。
後は、たとえば、月組で、月城さんの後、鳳月さん短期トップ→水美さん引継ぎ、というのも考えられますが・・・風間さんはまだ待てますし。
いずれにしても、永久輝さんの才能がつぶれることがないように願っています。
蒼汰様
今回の記事も面白く、ナイーブな話なのに書いてくださってありがとうございます。
私はれいまいの同時退団はないかなぁ、と思います。他の方も仰っていますが、ひとこちゃんの2番手期間がなくなってしまうからです。ひとこちゃんはもう既に完成されているとはいえ、さすがに2番手期間がないことはひとこちゃんにとっても、そして水美さんのファンにとっても良くないと思います。やはり水美さんがトップにならずに退団する、という事実は柚香さんとの同時退団でも変わりません。その矛先はやはりひとこちゃんに向くかと、、
わざわざあかさんを花組に戻したぐらいなのですから、劇団はひとこちゃんを結構気にかけてる(負担がないようにしてる)と思うんですよね。そんな劇団がひとこちゃんをいきなりトップにさせ重責を負わせることはないとおもいます。
かといって、水美さんは花組でトップにはならないと思います。同期引き継ぎの上、柚香さんが7作以上するなら、さすがにひとこちゃんを待たせすぎるからです。
ではとこでトップになるかと言われると、、うーん。これは前にもここに書きましたが、水美さんが生粋の花男すぎて、他の組にいく想像ができないんですよね。理論上では色々道はあるのでしょうが。ということで、水美さんはうたかたの次で退団か、移動するならトップになるのではないかと思います。
それでもやっぱりひとこちゃんにアンチは向くでしょうから、やっぱり難しい問題ですね、、劇団はどうするつもりなんでしょう。全てのスターとそのファンが納得して喜べる采配をして欲しいですね。
長くなって申し訳ありませんでした。
蒼汰さま
こんにちは。
今回の考察も本当に勉強になりました。
ありがとうございます。
私は阪急の偉いさん方が95期の爆上げの方針を決めた時点で、轟さん達の71期のような華も話題性も 営業利益もある5組制覇をゴールに決めていたと思います。
しかしながらファンの熱い後押しを認め、コロナ禍の堅実な営業利益を求めた結果、現在のような状況に流れ着いてしまったのでしょうか。
やっぱり柚香さん主演のエリザベートを公演して、3番手ルキーニで永久輝さんに演じていただき、人気を高め、新規ファンを得て、花組での地盤を着実に作って欲しかったです。
そして水美さんのフランツ、聖乃さんのルドルフ、観てみたいです。
水美さんがトップになるとしたら、蒼汰さんや他の方と同様の考えですが、
①花組で柚香さん(6作)→水美さん(短期)→永久輝さん
②花組で柚香さん→永久輝さん(この間専科へ)→(落下傘で)水美さん
③月組で月城さん→(落下傘で)水美さん→風間さん
しか私は思いつきません。
①が理想的だとは思うのですが、柚香さんが6作以上のご様子なので厳しいかな? でもやればできる!
②はやっぱり2番手経験の少なくなり、雪組で起こったものと同様の永久輝さんへのヘイトが想像できますよね。永久輝さんが短期になってしまう気がする。
③の落下傘の場合、野々すみ花さんの時のように星空さんを連れ去っていくのかしら?
私としては、凪七さんが切り開いてくれたように、全国ツアーのトップもできる専科生でもいいと思うのですが、あまり共感をもらえそうにありませんよね。ぜひ各組の95期トップさんと組んでる姿を見てみたい。
話は変わりますが、ブラックジャック、すごくよかったです。
風間さんの2番手さん役の活躍は、大劇場で経験してるよね?と思うほど安定感で違和感ないのがすごいところ。
どれをやらせてもうまいのでこれ!という代表作が作るのが難しい。
また目を引きつける新星たちも輝いていました。
もし水美さんがトップになったら、人事の上手い星組だから大丈夫と信じたいけれど、瀬央さんは?となってしまう。
本当に難しいですね。
でもでも、これからの宝塚歌劇団も楽しみです。
長文失礼いたしました。
書きづらいことを記事にしていただき、ありがとうございます。
これ以上ヘイトが向かないように、、、ご意見様々ですが、そもそも理由がどうあれ
ヘイト行為は許されないものです。
人気がある、ファンが多いから、みんなでやればヘイトも正義ですか?
贔屓がトップになってほしいのはファンなら当然と御旗を掲げ、劇団へ羽根の大きさ
を抗議することも劇場の雰囲気を悪くする拍手コントロールも贔屓を応援する正しい
行為と信じているのでしょうか。
あの月組の客席の雰囲気がとても悪かった時も思いましたが、劇団の采配が悪いのは
そうですが、だからといってヘイト行為を正当化してよいはずがないのです。どんな
理由があっても虐めが悪いのと同じ、ヘイト行為をするファンが悪いのです。贔屓の
処遇に不満があるファンの気持に一瞬でも同情しそうになったり、不快と思いつ遠巻
きに見ながら何も行動しなかった当時の自分は結局虐めを黙認していたのと同じだっ
たと、今になって反省しています。
あまり言葉を返したくないのですが、劇団への抗議や拍手による意思表示って、ヘイトとは言わないのでは…?別にそれを正当化するつもりは無いですけど、なんでもかんでもヘイト、誹謗中傷というのは違うと私は思います。
こんにちは!
私は永久輝せあファンですが、「ヘイト」と言われるものを見たことも聞いたこともありません。
こちらのコメント欄を読んでだいたいの状況は分かりました。
タカラジェンヌの悪口を声高に匿名で叫ぶ人たちも、劇場では普通のファンに混ざって観劇してるのでしょうね。
ごく小数なんでしょうが、きっと声がバカでかいのですね。
10年近く宝塚ファンですので、たまに悪口のようなブログを読んで気分が悪くなった事はありますが。
こちらのブログはコメント欄も含めて公平で愛があるので大好きです。
見たくないものは見ない!
それで心穏やかに宝塚を楽しんでいます。
どうかひとこちゃんはじめタカラジェンヌの目に嫌な言葉が届いていませんように。
舞台に集中出来る環境でありますように。
実際に劇場で遭遇した光景、見聞きした会話や言動を具体的に逐一書くことはできませんが、明らかに嫌がらせと感じられる場面が多々あったことから書き込んだものです。蒼汰様はそのような場面に遭遇したことがないかもしれませんし、あったとしても感じ方は勿論人それぞれですね。
お目汚し失礼いたしました。
確かに私自身は劇場で大声で文句言ってる系ファンに遭遇したことは無いのですが、ヘイトってスターに直接手紙で文句を言うようなことであって、爆竹拍手しようが、劇場で文句を言おうが、それは他のファンを傷つけるイタい行動ではあるけれど、ヘイトとは呼ばないのでは?…とここまで書いて気付いたのは、もしかして私が想定しているヘイト(誹謗中傷)とドルチェ様が想定しているヘイト(人を不快な思いにさせること)は別物なのかもしれません。
誰であれイタいファンって一定数いるものですが、人様に嫌な気持ちをさせるような言動はもちろん慎むべきだと私も思います。とはいえこっから先は各々の品性の問題になってしまいますよね…。
皆さん割と簡単に同期引き継ぎしろ!とおっしゃるんですね…
もし水美でそれやったら、確実に星組でもやれ!という話になります。
また、今後トップの同期で強めが(2番手羽根でなくても)出てきたら水美はやったんだから今回もやれ!となりますよね。
恐らく、水美がどうとか以上の大混乱をもたらすでしょう。
劇団も今後にいらぬ禍根を残したくはない。水美だけの花組だけの問題でなく、今後の他組にも影響する事なので、劇団はやりたくねえだろうなーと思います。目先のことだけではなく今後の影響を考えれば、同期引き継ぎはまずないのではないでしょうか。
そこ認めちゃうと、95期とか関係なく今後絶対100%面倒くさい話が出てきますから。目先のメリットはありますが、今後のデメリットが大きすぎるような。
恐らくは今後の着地点を決めているであろう星からしたら、もし花が同期引き継ぎやろうものならガチギレ案件でしょうね。「お前らふざけんなよ」と。
花がやるから星でもやるって既に決まってるならともかく…いやーやらないんじゃねえかなーと思うんですけども。
五條様、はじめまして。
ずっとモヤモヤしてたけど上手く言い表せないことを言語化してくださり思わずコメントしてしまいました。
そうなんですよね、いまは何でもあり、柔軟に人事をやるべき、とはいえ、ある一定の守られるべき暗黙の秩序はやはり存在すると思います。
今、多少の痛みを得ながらも上手く人事を回してる星組からしたら、同期引き継ぎなんてされたら「ふざけんな!」でしょうし、今後のヅカ人事、前例を作ることでそれこそ何でもありの無秩序状態に陥るなあ、と思います。
柔軟に対応すべきところは対応し、守るべき秩序は守る。今後めちゃくちゃにならないためにはある程度の思い切りも必要かと。
管理人様へのお願いとして書かせて頂きます。
ひとこさんのファンクラブはないのではなく、承認されていないだけです。
(下級生とかそうですよね)
ファンにはチケットがないので劇場に入れません。拍手もできません。
劇場の拍手やSNSの盛り上がりで
人気がないと判断してほしくないです。いずれ、という上から目線もあり、あえてネットで騒ぐ気もないはず。ファンの皆さん。
柚香さんがトップに決まった時も
バッシングの嵐でしたね。
あれ、誰が書いていたのか、ヤフーのコメント欄5000件超えてました。
なかったことになってます?
星とは、そもそも違いますよね。
初めまして。4ヶ月前に月城さんから宝塚にハマったライトファンです。
いつも楽しく拝読し勉強させて頂いております!
ずっと気になっていたことがあり初めてコメントさせて頂きます。
月組を主にチェックしているのですが、鳳月さんが強い二番手(一本物での二番手羽、GRAPH単独表紙、舞台写真各8枚等)なことから、柚香さん・水美さん6作目同時退団→鳳月さん花組トップというのはあり得るでしょうか…?
ここまで大事に(劇団の優柔不断さとも言いますが(怒)育ててきた永久輝さんを二番手経験なしでトップにさせることは考えにくく、月城さん短期とは思えない(思いたくないです(涙)ので、仮に鳳月さんが落下傘トップになるとしても縁ある花組なら反発も少ないのではないかと。鳳月さんが新人公演主演していない(0.5回?)問題はありますが、こちらは前例がありますし(朝海ひかるさん)、同期引き継ぎよりは可能性が高いのかなと思います。
そして気になるのがスターカレンダーの鳳月さん掲載月が11月なのですよね…(柚香さん6作目の後の別箱っておそらくこのくらいの時期ですよね?)
長くなった上に見当違いの意見でしたら申し訳ありません。
これからもブログを楽しみにしております。