柚香光＆礼真琴のダブルショックの衝撃が大き過ぎるのですが、
その間に諸々あった件についてまとめておきます。
月組階段降りに思う
まずは初日を迎えた月組『フリューゲル／万華鏡百景色』から。
無事幕が開き、本当に良かったですね。
注目の階段降りは以下の通り。
↓
天紫珠李・彩海せら・彩みちる
↓
礼華はる
↓
風間柚乃
↓
鳳月杏
↓
海乃美月
↓
月城かなと
まずは98期生の麗泉里が『カルーセル輪舞曲』ぶりのエトワール登板。
彼女も気付けばもう上級生ですが、
月組は別格枠（白雪・晴音）が強過ぎてなかなか前に出られず、
扱いがなんとも…という感じが続いていたので、地味に嬉しいです。
そしてまさかの…いや、正直うっすら予感はしていましたけれど、
101期生の礼華はるが階段一人降りを達成。
これでガッッッッッツリ路線枠に乗っかったことになります。
ま、101期生は現時点でいまだトップ娘役が出ていませんし、
男役を1枠分増やして推しておこうという劇団の計算には納得です。
そして宙組時空により足止め状態が続いてしまった鷹翔千空も、
たぶん次作で一人降りするでしょうから（しますよね？？？）
101期生路線バトルも実にアツイ展開が待っていそうです。
なお、彩海せらは一旦ステイで次作から一人降りする感じでしょうか？
月組は着々と次世代体制に向け動き出している印象。
そしてスカステでの映像を見る限り、風間柚乃には相変わらず3番手羽根は無し。
中途半端に肩に雉羽根ぶっ刺すくらいなら、
景気良く小羽根を背負わせたれや!!と思うんですけどねぇ…うーむ。
あと、退団の蓮つかさが、歌わずに中央で階段降りしてくる、
最近のトレンドであるいわゆる「バラン降り（勝手に命名）」した模様。
退団者に手厚いのは素晴らしいことです。
宙組退団者に思う
そして芹香斗亜＆春乃さくらお披露目公演である、
『PAGAD／Sky Fantasy!』の集合日があった模様。
退団者2名が発表されました。
まずは100期生の優希しおん。
えええええええええええええええええええええええ、ウソやん？？？！！！
あーた最近、スカナビに就任したばかりやんけ？？？？？
100期生のラスチャンスターかと思いきや、残念ながら主演を取れず、
それでも宝塚が誇るスーパーダンサーとして活躍していた彼女。
若手スターの登竜門である「RISING STAR GUIDE 2021」にも選抜されたし、
気遣いやながらトークも回せて、
これから絶対に重用されると思っていたんですけどなぁ…。
ま、退団を決めるのは本人なんて、
その選択についてとやかく言うつもりは全くありませんが、
劇団はちゃんとそのあたりの聞き取りというか、
意思疎通がちゃんと図れてるのか？っつー話ですよ。
コーナーを回すスカイレポーターズが途中で変わることはよくあるけれど、
スカイナビゲーターズって朝の顔ですやん？？？
しかも宙組って確か前期も愛海ひかるが途中で退団し水音志保に変わったはずで、
そんなコロコロ変わって良いものなの？と心配してしまいます。
（単純に契約上どうなっているかが気になる。）
そしてもう1名の退団者が102期生の花宮沙羅。…うーん、まぁこれはキツいよな。
同期が2連続でトップ娘役に就任し、
特に春乃さくらなんて自分より後の抜擢でするする上がってしまったのだから、
そりゃ思うところもあるでしょう。音くり寿なみに使われる気配もありませんし？
花束ゆめ、都姫ここと、成績優秀な娘役は、
とっとと外に活路を見出してしまうのも仕方ないのかもしれません。
星組『1789』公演再開へ
そして、星組『1789』の公演が本日無事再開した模様。
なかなかに厳しい難局だと思いますが、
星組生なら絶対に乗り切れると信じています。
…ところで、SNSを見る限り、
どうやら暁千星はトップ羽根を背負って降りてきたようですね？
もちろんトップ代役という20年以上ぶりの緊急事態なので
衣装や演出の微調整が出来ないと分かったうえで敢えて書きますけれど、
トップ羽根はトップスターになった瞬間にこそ見たいと、
ロマンを抱いている層も一定数いる気がしてまして。
そういう方々は「まさかこんなかたちで見ることになろうとは…」と、
複雑な気持ちになったのではないかと思ったり。
そういう心の機微をないがしろにして良いのか？と思いつつも、
でも暁千星ならその羽根を背負い、
最後に降りてくるに値するスターであることもまた事実なので、
まぁ今回は仕方ないのかもしれません。
もちろん、本質的な話は「こういう事態が起きないよう
きちんとスターの管理とリスクマネジメントをするべき」ってことなんですけどね。
ってことでこちらも礼真琴が戻って来るその時まで、
無事走り切れるよう応援しています。
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コメント
暁って2番手羽根背負ってましたっけ？なかったような…。そこすっ飛ばしていきなり大羽根背負った人って相当レアなのでは。ナイアガラ付きですしあれはかなり重そうです。いやー凄い。
フィナーレからデュエダンから全部そのままやったそうで。私がコケたら全部終わるというプレッシャーの中でやり切りますか。半端ねえですね。天晴れ！
劇団は101期をどうしたいのでしょう。聖乃風間極美、縣鷹翔礼華、天飛彩海、全員上げるのは無理ですし。誰になにがあっても大丈夫なように、とりあえず権利を配ってる（娘役にやってる事と一緒）のでしょうか…。
蒼汰さん
最近の劇団を見ていると、
「代役公演が成功した。良かった良かった。これからもリスクヘッジのために代役稽古をより強化していこう」と、本質からズレて、より生徒に負担をかけるようになるんじゃないかと心配してしまいます。
宝塚を初めて観る人からすると、あの大羽根が象徴のようなものですから誰かしらは背負う必要があったのかもしれません。
トップになる前に大羽根を背負った方は今まで存在したのでしょうか。
本当の意味で背負う日が、ご本人にとってもファンにとってもより感慨深いものになることを祈ります。
怒濤の１週間でしたね。
礼華はる 鷹翔より一足早く一人降りしましたか。月組、あの二人はまだいるねと、噂されながらも下はしっかり上げて来ますね。
3番手羽はコバケン政権下では当分凍結されるんじゃないでしょうか。
星のありちゃん、す、すごい‥！
でも決まっていることをちょっと前倒ししただけなんでしょうね。序列は厳格で揺らがないが、その分生徒たちは自分の立ち位置とするべきことを理解できて、ひいては風通しの良さ居心地の良さにつながり、大所帯になるのだろうか？
その対極にあるのが宙組？
どうやら組内が荒れてるらしいことが露見して‥。
思い違いだといいんですが、どんどん退団していってしまうし。そのうち60人切ってしまわないか不安です。
キキずんまっぷーなっつが何とか立て直してくれることを期待します。
しおんは予感がありました。｢カプリチョーザ｣でロケットのセンターを取っていましたから。
ロケットはとっくに卒業してるはずなのにここで見せ場って、まさか！?
と。でも｢カジロワ｣で退団しなかったからホッとしてたのに、やっぱりでした 涙。
沙羅ちゃんは｢エクスガリバー｣も辛かったのかな、残念です。
こってぃは一人降りするでしょう。させて欲しい。あの輝きなんですから！
それより瑠風ですよ、モンターニュって公演解説に書かれている重要人物にもかかわらず、波線上じゃなかった。てっきりずんちゃんじゃなければ英真さんの役だと思いました。
東上主演終えた直後でこの扱いなのか。一人降りに戻されると思いますが、前回二人降りにさせられたことには意味があったと考えざるを得ないですね。
蒼太さんいつも、ブログ楽しく拝見させていただいてます。
昨日の星組、再開した8/19、11時公演を奇跡的に観れた者です。
暁千星ロナンは、何も知らない人が見たら、代役と分からないのでは？と思うレベルで立派に演じられてました。新人公演でロナンをやった事が、これ程までに役立つとは…8年前、誰が想像出来たでしょうか。
いくら代役を立てるにしても、休演して4日後に再開出来たのは、暁千星だけの力では無いですが、やはり彼女がお芝居だけでなく、デュエットダンスに至るまで、全てこなす事が出来たからこそでしょうね。
その他の代役の皆さん、それぞれ素晴らしかったですが、ラマールの鳳真斗愛は良い味を出し、最初から笑いを誘ってました。
私もまさかトップ羽根を背負うとは思ってませんでしたが、舞空瞳だけ背負わせるのも、若しくは、舞空の羽根をバランス取って背負わさせず、２人共無くすのも変ですし、寂しいかなと。やっぱり最後に大きな羽根を見て終わりたいですし、これだけのプレッシャーの中公演を無事こなせたご褒美としても、良かったのでは無いかと思いました。
代役公演→まさかのトップ羽根 ぐさぐさとえぐられています・・・
代役とはいえ羽根ナイアガラは、トップだけに許されるものにしてほしかった・・・
2番手羽根からお披露目のナイアガラってトップ就任の醍醐味だし、今回瀬央さんは下で迎えるんですよね・・・
緊急措置で羽根なしにするとか、せめて2番手羽根とか。
わかってはいるけど とにかく辛いです・・・
怒涛の一週間でしたね。
私の友人が、今日の11時の公演を観に行く（ヅカファンですが、1789で唯一取れたのがこの公演とのこと。そういう人もいるのですね。）ので、感想を楽しみにしています。
私は、7月に宝塚ファンではない、いろいろな舞台を観ている人と1789を観劇しました。彼女の感想が「とても良かった。素晴らしい。感激した」と大絶賛。特に、「最後のロナンが亡くなった後の、人権宣言の下り、主役ではない人たち、名もなき人たちも強く、権利を語っているのを観て、本当に泣けてきた。今こそ、多くの人に観てほしい、作品だと思う。ただ、そのあとのフィナーレでガックシとなった。」とのたまいました。
私はヅカファンなので、あのフィナーレがなければ宝塚じゃないのよと、強く反論。
まあ、割合は少ないでしょうが、わが友人のような人もいるということをご紹介。
昨年8月の時点で、星組公演で礼さんが休演になることは誰も想定できなかったでしょうし、もし、礼さんに代役が立ったとすれば、チケットの戻りがそれなりにあったのではないかと推測しますが、今回の現状はそうではない様子ですね。
作品の力、暁さんの力、他の代役の皆さん、そして、星組全体の力のアップが顕著ですね。
そして、なにより礼さんファンもつらい思いを抱えながら見届けようとされているのかな、すごいなと感じています。
私の周りにも礼さんファンは多く、礼さんに早く戻ってきてほしいという思いと、無理をしないでほしい、ただ、舞台自体が礼さんがいなくても大丈夫と言われるのも寂しい、また、礼さんがいないとだめというのも結果的に礼さんを追い詰めるだろうしという、非常に矛盾した複雑な思いで、苦しんでいるみたい。
胸が詰まります。
千秋楽について、ありちゃんファンとして配信でもロナンを観たいという思いと、礼さんが復帰されて、舞空さん、瀬尾さん、ありちゃん、天華さんらの、涙ながらにハグする姿を観たいという思いが交錯しています。
私は、ありちゃんファンですが、ありちゃんが星組でこれから果たすべき役割のためには後者がいいとは思っています。
ただ、礼さんのミュージカルスタアとしての未来を最優先に考えて選択してほしいです。
いつも楽しく、拝見しております。
月組、観劇してきました。
階段降り、蓮さんの1人下り、美しかったです。
3番手羽根は、一体どこに存在するのか…。
何待ち？誰待ち？とよけいな勘繰りをしてしまいます。
『芝居の月組』、に特化するのは組の個性が鮮明で、素敵な事だと思いました。
これこそ月城さんカラーなんだ、と。
『1789』は星組にも礼さんにも試練の公演となってしまいましたね。
トップ羽根については、商業演劇の一公演として成立させるために背負った一面もあるかと。
いくら諸事情に寛容な宝塚ファンといえども、こうも公演中止連発では、興行主体の劇団との信用関係を失ってしまいます。
今回は番手最優先を外し、新人公演でもなく、公開ゲネプロでもない、あくまで本公演上演にこだわったのでは。
そして、千秋楽まで礼さんは休演する、というサインのようにも思えます。
トップスターの休演は、
ファンとしても大いに動揺するのは当然で
代役公演もすばらしいものだったようですが
なんだかドラマチックな出来事として消化されそうな雰囲気がして怖いですね。
そもそも、厳しい上下関係や大変な苦労を乗り越えたことを礼賛する姿勢が一部のファン＆劇団にあるように思え、
楽しさよりも心配が勝ってしまい、素直に作品を楽しめなくなってきてしまいました……
はじめまして。いつも楽しく読ませていただいています。
ありちゃんの代役公演、無事に進んでいて安心しています。
私は休演前に２回観劇しましたが、１回目は礼さんの声に聞きほれ、２回目は「ん？前の方が声そのものが良かったような？」と思ったものの、まさかそんな悪いとは夢にも思いませんでした。
ありちゃんロナンも、このままでしたら観劇できそうです。
今回、大羽根については色々意見があるようですね。
もちろんトップスターの大羽根というのはそれだけの重みと価値があるものですが、「代役公演」というのは「代役だから色々変えました分かるでしょ」という公演ではないはずで、元と同じだけのものを見せるはずのものです。だから、完全に礼さんと代わるのが本来の在り方だと考えています。
ただ、ありちゃんの負担軽減と瀬央さんに花を持たせるために、男役群舞の芯は瀬央さんかな、とは思っていました。それも含めて、劇団が決めたことなのだな、と。
ファンの気持ちを考えて、とよく見かけますが、宝塚歌劇というものはコアなファンのためだけに在るものではないので…ファンのためだけに在るとなってしまったら、内向きでいずれ倒れてしまうでしょう。作品としての美しさ、在るべき姿を求めてほしいです。
宝塚ファンの私として言えば、ありちゃんには、ありちゃんがトップになる時に初めて背負い、祝福の拍手を受けてほしかったです。北翔さんのプレお披露目初日の拍手を経験しているので、やはり、大羽根を背負う姿は、本人にとってもファンにとっても、大切なものなのです。
ところで、代役での大羽根は、トップ娘役では、陽月華さんの代役で美羽あさひさんが背負っています。トップ男役は、匠ひびきさんの代役での春野すみれさんを思い出しますが、羽根はどうだったでしょうね……スカステで観ましたが、記憶にありません。