次なる娘役戦線の夜明け

 

月組が代替わりを果たし、

鳳月杏＆天紫珠李が新トップに就任しました。

改めておめでとうございます!!

 

天紫珠李は101期生から初のトップ輩出ということで、

これで103期生まで最低1名ずつ、

いわゆるノルマを達成したことになります。

 

次は星組の舞空瞳の後任の発表を待つのみ、ですが、

改めて現状の娘役戦線をまとめていきます。

 

娘役戦線2024夏・現状まとめ

 

今さながら102期生って、

舞空・潤花・春乃と3名もトップ娘役を輩出しているのですね…？？？

（95期が破った上限5名を考えると、男役は残り2枠となる…というのはまた別の話）

 

102期ガールズ残りの1名、水乃ゆりの退団も決まったところで、

トップ娘役のボーダーは103期より下、というのが前提になる。

以上を踏まえ、現在のカードについて確認していきましょう。

※コロナで完全に中止したものは未カウント。

 

 

以上、外箱ヒロイン経験者を抜き出しました。

 

今後の娘役戦線の争点 -104期と105期-

 

さて、花組、月組が代替わりを果たしたことで、

単純に就任順番で考えると、

今後は星組（舞空の後任）→雪組→宙組と、

代替わりしていくはずです。

 

まず、一番興味深いのは、

この3組それぞれに、詩、音彩、山吹と、

花の105期4人娘の残り3名（除かれた1名はもちろん星空美咲）が配されていること。

 

つまり、他の娘役が就任するには、

この3名の中の誰かに勝たなければならない、という大前提があります。

 

だけど、実は既に1回起こっているんですよね。

それはきよら羽龍、天彩峰里の月⇔宙トレード人事。

 

たぶん、月組は鳳月杏の相手役に天彩峰里、

宙組は芹香斗亜の後任である桜木みなとの相手役第一候補にきよら羽龍、

という、そういう人事の算段だったはずです。

 

けど、例の事件によってそれがポシャってしまった。

もちろん真実は分かりませんが、

少なくともきよら羽龍は貴重なチャンスを1回失ったことになります。

 

よくよく考えれば、きよら羽龍も既に研7でトップ就任適齢期。

宙組に行けないのであれば、

普通に鳳月杏の相手役になったって良かった。

 

だけどなれなかったことも踏まえると、

実は2度チャンスを逃していると言えなくもないです。

結果的に、下級生の花妃舞音に東上ヒロを先に越されてしまったのでした。

 

花組では、同期の美羽愛が下級生の星空美咲にトップの座を取られ、

しかも同じく下級生である七彩はづきに東上ヒロを越されてしまいます。

 

た、だ。

花組と月組はしばらく代替わりが起きないことを考えると、

今この瞬間のカードの所持具合でトップの雌雄を決すると考えるのは、

時期尚早だと思います。時代は波線の上下なんて関係なくなってますし。

 

ま、少なくとも学年的にも立ち位置的にも長期政権は敷かないであろう、

月組の方が先にその座が空くと考えると、

きよら羽龍の方が有利な気がしますね。

 

今後の娘役戦線の争点 -星組-

 

直近に起こる一番の人事的キーは、

当然ながら星組の舞空瞳の後任が誰になるのか、です。

 

これは言い換えると、礼真琴が後妻を迎えるなら詩ちづるだろうけれど、

もしかしたら相手役を空位にして、

暁千星の代で同時就任にするかもしれなくて、

果たしてどうするのだろう？ということでもあります。

 

仮に礼真琴の相手役を空位にするとすれば、

暁千星の相手役は詩ちづるで確定とは言い切れなくなりますよね。

だって、組替えが間に合ってしまうから？

 

ただし、詩ちづるはカード的に強過ぎるので、

動くとしても他の組でのトップが確約したうえでの人事異動となるはずなので、

ここに104期生が絡んでくるのは結構無謀な気がするんですよね…。

（となるとやっぱり105期シャッフルしか思いつかない）

 

また、この星組次期トップ娘役が決まった場合、

次の雪組or宙組（夢白or春乃の後任枠）は、

少なくとも1年半近く先まで空かないことを思うと、

しばらく娘役戦線は膠着状態となります。

 

つまり今はまさに新時代を前にした夜明けであるとともに、

「ここを逃すとしばらく上がれない」という、窮地でもあります。

 

果たして、誰かが動くのか、星組がどう動くのか、

ついでに次の極美慎の東上（とはまだ決まっていないけど）で、

誰がヒロインを取るのか。

今後の発表から目が離せませんね。

 

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