世間では宝塚関連の様々なニュースで揺れていますが、
私は私の興味のあることしか書けないもんで、
相も変わらず人事の話をします。←
本日は月組新トップコンビに決まった
鳳月杏&天紫珠李にまつわる、妄想度高めのお話です。
追憶・コロナ前の月組混乱期
なぜ、誰もが別格路線だと信じて疑わなかった鳳月杏がトップ就任に至ったのか。
それは様々な要因が複雑に絡まった、
その結果がゆえ、としか言いようがないのかもしれません。
まずは前々任の珠城りょう。
妄想度高めで書いてしまうと、たぶん彼女の当初の想定任期は10作、
つまり月組100周年のホストを目指していたと思うんですよね。
花組が生え抜きトップである柚香光&華優希が、
花組100周年の顔を務める予定だったのに、コロナでとん挫。
同様に珠城りょうは美園さくらを任期4作で切って、
3人目の相手役を迎える想定だった?
だけど、残念ながら人気がイマイチ伸びきらなかったことと、
何よりも本人のギブがあったがゆえに、
残念ながら退団が早まってしまった。
でないと、妙な退団発表のタイミングやら、
「思い入れがある」という無理やり過ぎる設定で、
トップのプレサヨナラ公演をバウホールにした説明がつきません。
で、この時の3人目の相手役候補の1人(確定ではなく)こそ、
天紫珠李だったんじゃないかなと私は邪推します。
彼女は『エリザベート』にてモブ娘役の中では目立つマデレーネ、
(なにせ次期トップ娘役である美園さくらは恒例のエトワール登板でしたから)
からの『夢現無双』で新公初ヒロイン、
そして続く『チェ・ゲバラ』で暫定東上ヒロ、
『赤と黒』では新進娘役たるマチルドをゲットと猛追撃。
わざわざ娘役転向した人をここまで重用するのには意味があるはずだし、
(しかも同期に新公ヒロ1番乗りだった結愛かれんが居たにも関わらず)
当時は華優希と舞空瞳の「華麗(カレー)なる花娘戦線」の終結記。
つまり、学年的にトップ娘役に就任するに相応しいタイミング。
それに大柄でダイナミックなスター性は、珠城とも相性ピッタリ。
かつ月組出身の生え抜きですから、
月組100周年を迎えるにピッタリな顔ぶれです。
だけど…正直、彼女が超路線だった雰囲気は今の一度もありませんでした。
それほどまでに珠城政権は、傍目で見ていてもずっと不安定な雰囲気で、
「月組100周年どうする?」とずっと模索している様子でしたから、
わりかし早い段階で、彼女の梯子も外されていた印象です。
一応その後も月城かなとの相手役候補として、
劇団は2020年くらいまで壇上に上げていた形跡がなくはないですが、
結局は相性含め、海乃美月を取ったのでした。
追憶・コロナ後の月組復興期
そして、月組は100周年を前に、
花の95期の1人にして人気者である月城かなとにバトンタッチ。
計算通り組の立て直しを見事図ってくれました。
彼女は研13就任と比較的若く、そりゃ長期とは言わないまでも、
7作くらい務めてくれると誰も信じて疑わなかった。
だけど、なんとビックリ、本人は任期5作で退団したいという。
『グレート・ギャツビー』の稽古中に決断した、という設定(本人談)ですが、
なにせ彼女はケガの具合が悪そうで、
舞台姿に違和感、というか補正がとんでもないことになってたので、
長く舞台に立つのは、やはり無理だったのかもしれません。
それが最初から話し合い済みだったのか、
それともトップに就任してみて症状が悪化したのかは分かりません。
だけど暁千星は外に出しちゃったし、風間柚乃はまだ若すぎる。
さて後任はどうしよう?
で回ってきたお鉢が鳳月杏だったのでしょう。
明日海りお→珠城りょうという気難しそうな月組B型トップの系譜に愛され、
お友達人事のため花組と反復横跳びを経て、気付けばトップに。
そう考えると、本当にとてつもないラッキーガイですよねぇ…。
恐ろしやスーパーラッキーコンビ
そんな鳳月杏の相手役ですが、
やはり当初の想定は天彩峰里だったと思います。
なんせ劇団は世間の標的になった人を、
ゴメンネ抜擢して正当化してきた過去がありますし、
わざわざ1作前合流させた意味合いは非常に大きい。
むしろ、週刊誌報道により世間からサンドバックにされ、
だけどフォロー出来なくてゴメンネで天彩峰里をトップにしたかったけど、
芹香斗亜とのアレがナニで宙組でのトップ就任が無理筋になった。
じゃあ枠が空く月組で上げることにしよう、
「鳳月杏はトップになれるんなら相手役は誰でもええよね???」
「オッケー、これで鳳月&天彩の苦労人コンビの完成や!!」
…という、win-winな計算だったんじゃないかと邪推します。
けど、それも例の件で完全にオジャンになった。
じゃあどうする?で、1回チャンスを逃している天紫珠李に白羽の矢が立った、
という流れだったのではないかと思います。
ここで凄いのは、天彩峰里の組替えが無くなっただけではなく、
月組は大本命の詩ちづるを外に出し、
かつ同じく大本命のきよら羽龍の育成が遅れていた、という、
このトリプルコンボがあったからこそ、天紫珠李にお鉢が回ってきたことです。
それに、珠城政権時の天紫珠李はまだ男役感が抜けず、
大女感が凄かったですけど、
娘役としての技術が上がり、今はしっとり大人の女性路線に成長。
舞台上では鳳月杏と絡む機会がたくさんあり、
次期トップコンビとしてイメージしやすかったのも吉でしょう。
なんだかんだタイミングがバッチリ合い、
次期トップの座を射止めることになったのでした。
人事は予定通りにいかない
つくづく、人事って上手くいかないんだなぁとしみじみ思うところです。
が、上手くいかない人事こそ面白かったりするもので、
鳳月杏&天紫珠李の意外過ぎるトップコンビも、
謎の安定感で人気と復興に繋がるかもしれません。
もちろん、ここに書いたことは全て私の妄想であり、
至る道のりがどのようなものであったか、知ることは出来ません。
けど、せっかくトップに選ばれたのですから、
2人らしいスターロードを、自由に、楽しんで、歩いて欲しいと思います。
(実は後半に続く)
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コメント
鳳月さんほどの実力者がトップにならない、なんてことはないと信じて参りました(笑)。
久世星佳さんのような芝居巧者、麻路さきさんのような色香を持ったスターと思っております。
天紫珠李さんとガッチリ、も良いですが花も実もある娘役さんが沢山いる月組ですので
色んな娘役と絡む作品も良さそうかなと。
アチア作品も見られるのかも?!と楽しみです。
いつも楽しく、拝見しております。
人事は、時として、わからないものなのですね。
人気も実力も、兼ね備えた方は、過去にも沢山いらしたとは思います。
いやいや本当に。
鳳月さんと天紫さんコンビ、歴史に残るお二人になるんだな、と今から楽しみです。
それにしても、月城さんは何かで読んだか聞いたかですが、侍、なのですね。去り際が、あまりに潔しで…。
月での純和もの作品、本公演で観たかった~。
久しぶりに投稿致します!
私も蒼太さんがおっしゃるとおり天彩峰里ちゃんが杏さんとトップになると思っておりました。
ビジュアル、歌、ダンス、お芝居、今までの役付き、杏さんの相手役として申し分ないと思いますが、、人事というものは大人の事情で流されますね。。
次期は大人っぽいコンビと決まりましたが2番手風間さん、3番手礼華さん、4番手彩海さん
芸達者だけどちょっと地味で、、、宙組がどうなるか分かりませんがそろそろ次世代にむけ大きな人事移動する時期だと思います!!
いろいろ事件はありますが蒼太さんの記事を励みに宝塚ファンを続けます!
面白い妄想企画ですね。便乗して勝手な私見を書かせていただきます。
珠城さんの長期政権は比較的早いタイミングで暗雲立ち込めていたのだと思います。
美弥さんはその時点では退団が決まっていた、月城さんが継ぐにしても2年ほど2番手期間を稼がねばならない…頼みの綱が鳳月さんの組替えで、鳳月さんの精神的サポートのもと珠城さんが持つところまで走らせたのでは。
そしてその時点で月城さんの後での鳳月さんの就任は含まれていたのだと思います。論功行賞的な。
そうでもしなければ明日海さんが信頼していた鳳月さんを手放す訳ないと感じていました。
暁さんの異動も計画的ですよね。星組はずっと席を空けて待っていましたし。
詩さんはどうやっても鳳月さんとは合わないし暁さん用なのかな?わかりませんが暁さんが去る以上、月に置いておく理由ないです。
一方、月トップ娘役は天彩さんが鳳月さんの相手役候補だったのかも知れませんが、結局は話が消えてしまった。
組内から学年実力見た目を総合的に判断して鳳月さんに合うのは天紫さんしかいないという結論になったのだと思います。
101期だったのも大きいでしょう。
私は鳳月さんの下、二番手には誰か来ると予想しています。
そうでないと風間さんと聖乃さん極美さんの足並みが揃わないからです。
水美さんか瑠風さんかな、それとももっと大きく動くでしょうか。
先が楽しみです。
コメントの内容にほぼほぼ同意です。実は後編にそのあたりを書こうと思ってるんですけれど、結局鳳月杏のトップの芽って私が想像しているよりもだいぶ早い段階(つまりご指摘のとおり月組への再組替え前夜)で決まっていたのかもしれません。そして鳳月杏の下に誰かが来るんじゃないかということも…。今後の発表が気になりますね。