新陳代謝が顕著・カレンダー占い2025前哨戦

 

今年もこの季節がやって参りました。

そう、宝塚の人事を占うカレンダーの季節です!!!!

 

占いにおいて一番大事なのは「掲載月」なのですが、

本日は前哨戦として、今年の振り返りと、

注目点について改めておさらいしていきます。

 

カレンダー占い2024の振り返り

 

まずは、退団者が相次いだ2024年度の振り返りから。

 

宝塚スターカレンダー

[1月]月城かなと
[2月]桜木みなと・舞空瞳
[3月]瀬央ゆりあ・星風まどか
[4月]柚香光
[5月]芹香斗亜
[6月]凪七瑠海・海乃美月
[7月]彩風咲奈
[8月]水美舞斗
[9月]鳳月杏
[10月]永久輝せあ・暁千星
[11月]礼真琴
[12月]朝美絢

 

宝塚ステージカレンダー

[表紙]鷹翔千空/礼華はる
[1月]彩風咲奈/海乃美月
[2月]和希そら/瀬央ゆりあ
[3月]柚香光/舞空瞳
[4月]月城かなと/星風まどか
[5月]桜木みなと/鳳月杏
[6月]夢白あや/瑠風輝
[7月]春乃さくら/礼真琴
[8月]極美慎/芹香斗亜
[9月]暁千星/凪七瑠海
[10月]水美舞斗/聖乃あすか
[11月]朝美絢/永久輝せあ
[12月]縣千/風間柚乃

 

・掲載月発表時に退団を発表していた柚香光、星風まどかはもちろん、

月城かなと、海乃美月、彩風咲奈、舞空瞳、ついでに和希そらも、

それぞれトップスターは公演期間中、

それ以外は期間中かその前に掲載が集中していて占い的中。

 

・新トップとなる鳳月杏、朝美絢がスタカレのプレお披露目月にドンピシャ。

永久輝せあは珍しく大劇場お披露目公演の方に当ててきてますが、

これは彩風咲奈が優先となるため仕方なかったのでしょう。

 

…ってことで相変わらずの的中率でござんした。

 

宝塚カレンダー2025・掲載者発表

 

では、それぞれのカレンダーについて、位置づけを簡単に説明しながら、

発表された掲載者について確認していきましょう。

 

①宝塚スターカレンダー(&宝塚スター卓上カレンダー)

 

トップ、トップ娘役、2番手に準じるスターが掲載されるカレンダーでしたが、

2023年度は3番手格のスターも登場していました。

が、2024年度版は2番手スターのみ掲載されるカレンダーに戻り、

それが継続している模様。

 

掲載月がスターの退団公演・就任公演とリンクすることが多いため、

任期考察をするうえで非常に重要なアイテムとなります。

 

◎掲載メンバー
[花組]永久輝せあ・星空美咲・聖乃あすか
[月組]鳳月杏・天紫珠李・風間柚乃
[雪組]朝美絢・夢白あや
[星組]礼真琴・暁千星
[宙組]芹香斗亜・春乃さくら・桜木みなと
[専科]水美舞斗・瀬央ゆりあ

 

②宝塚ステージカレンダー

 

①のカレンダー掲載者+正路線スターが掲載されるカレンダー。

掲載月がスターの退団公演・就任公演と直接リンクすることは少ないが、

退団した場合それ以降の月に掲載されることは少なく、参考程度に使えます。

 

◎掲載メンバー
[花組]永久輝せあ・星空美咲・聖乃あすか
[月組]鳳月杏・天紫珠李・風間柚乃・礼華はる・彩海せら
[雪組]朝美絢・夢白あや・縣千
[星組]礼真琴・暁千星・極美慎・天飛華音
[宙組]芹香斗亜・春乃さくら・桜木みなと・瑠風輝・鷹翔千空
[専科]凪七瑠海・水美舞斗・瀬央ゆりあ

 

③宝塚パーソナルカレンダー

 

トップ、2番手に準じるスターの個人カレンダー。

 

◎掲載メンバー
[花組]永久輝せあ・聖乃あすか
[月組]鳳月杏・風間柚乃
[雪組]朝美絢
[星組]礼真琴・暁千星
[宙組]芹香斗亜・桜木みなと
[専科]水美舞斗・瀬央ゆりあ

 

④宝塚卓上カレンダー

 

若手路線スターが掲載されるカレンダー。

 

◎掲載メンバー
[花組]一之瀬航季・侑輝大弥・希波らいと・天城れいん
[月組]礼華はる・彩海せら・瑠皇りあ・七城雅
[雪組]咲城けい・紀城ゆりや・華世京
[星組]碧海さりお・天飛華音・稀惺かずと・大希颯
[宙組]鷹翔千空・風色日向・亜音有星・大路りせ・泉堂成

 

⑤宝塚パーソナル卓上カレンダー

 

トップスターの個人カレンダー。

 

◎掲載メンバー
[花組]永久輝せあ
[月組]鳳月杏
[雪組]朝美絢
[星組]礼真琴
[宙組]芹香斗亜

 

⑥宝塚ポスターカレンダー

 

以前までは上級生別格用のカレンダーでしたが、

昨年度からは3番手近辺のスター専用の個人カレンダーに様変わり。

 

◎掲載メンバー
[花組]綺城ひか理
[雪組]縣千
[星組]極美慎
[宙組]瑠風輝
[専科]凪七瑠海

 

新陳代謝が顕著なカレンダー事情

 

2023年度は桜木水美瀬央和希永久輝暁ラインのボカしモード、

2024年度はこれらの全部決着をつけつつ95期時代終焉の予兆、

という感じでしたが、2025年度版はそこからさらに一歩踏み込み、

「アンバサ世代の到来」「花の105期の芽吹き」が印象的なメンバーです。

 

まずは聖乃あすか、風間柚乃は、

来年には正2番手扱いを受けることが確定(でしょうね)。

同ラインの極美慎、縣千(と瑠風輝)は3番手格にステイ。

 

雪組は正2番手が空位なので上げてもいいだろうに、

と思わなくはないのですが、

カレンダーって歌劇表紙と同じくらいシビアなので、

「次まで待っててね」ということなのでしょう。

 

そして、この3番手ラインに礼華はるが入れていないことにも注目。

理論上、代替わりが起きたら次期3番手なのにね、

ってことであくまで彩海せらとニコイチモードにする模様です。

 

そして宝塚卓上カレンダーは、

昨年度お預けされていた103~106期の新顔が大量に登場。

 

その一方で夢奈、英、諏訪の90期代別格上級生がついに外されてしまいます。

うーん、まさしく新陳代謝です。

 

そんな中、退団を発表している綺城ひか理だけが、

ポスカレの方に掬い上げられているところに劇団の計算を感じますね。

 

気になる星組事情

 

そして、なんと舞空瞳の後任、

すなわち礼真琴の相手役が空位のままメンバーが発表。

 

これはやもめか?!と焦ることなかれ、

2023年版の夢白あやと同じ流れ(後に追加された)ですけど、

どーせあと数日で発表するなら、

先には発表しちまえばいいのにねとつくづく思います。

(もちろんやもめの可能性だってありますが。)

 

そして瀬央ゆりあもお預けされていたパソカレについに登場したわけですが、

昨年の凪七瑠海のスタカレの一瞬の登場といい、

いわゆる餞別だったりするのかしらん?という疑念が…。

 

それに今年の占いの重要ポイントは

礼真琴(と暁千星)の掲載月はいつか、なので、

2025年は色んな意味で星組に右往左往する1年になりそうです。

 

ってことで次の掲載月の発表を心待ちにしたいと思います。

 

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コメント

  1. shain より:

    もうカレンダーの季節か〜と毎年驚いてしまいます。
    若手が一気に新登場した卓上カレンダー、花105期の美空真瑠さんだけ入ってなかったのが気になりましたがどう思われましたか?
    花組の人数オーバーかと思いきや、宙組はりせなるコンビまで含めて5名なので、美空さんが入らなかったのかなんともシビアで、、

    次は掲載月発表時の更新を楽しみにしています!

  2. YK より:

    いつも楽しく記事を拝見しております。
    今回の記事を見て、宙組以外は明らかな別格スターを除く正路線(トップ&トップ候補)は並びでも4〜5人と絞られているのに対して、宙組は芹香・桜木・瑠風・鷹翔・風色・亜音・大路・泉堂と8人も並んでおり過去最悪の状況なのではと改めて感じております。特に105期の大路さんと泉堂さんを同じ扱いで選出をしているところが闇深いです。
    普通であれば宙組から他組へ若手スターを輸出するべきですが、宙組は組員が少な過ぎて動かせないのがどん詰まり感MAXであり、自業自得とはいえ劇団マネジメント層は頭を抱えてるだろうなぁと少し同情します。
    宙組の難解なパズルを解く蒼汰さんの人事系ソリューション(妄想)の記事をお待ちしております。アホな私では上級生を無責任に粛○する案しか浮かばない、、、。
    これからも記事お待ちしております。

  3. 玖実 より:

    蒼太さん、いつも楽しく読ませて頂いています。

    本来トップから2番手までのはずのスターカレンダーもここ2.3年変則的でしたが、カチャさんのご卒業でこちらも答え合わせができたように感じました。
    3番手のひとこちゃん、ありちゃんが掲載された時は、んっ?何かある?と思いましたが、3番手の和希そらくんはチャンスがあったけれど結果的に掲載されなかったですね。
    そして、ひとこちゃん、ありちゃんは2番手に。
    カチャさんも2番手として羽根を背負ってご卒業されると思います。
    やはりスターカレンダーは2番手までのカレンダーなのだと思いました。
    なので、瀬央さんもトップが難しいとしてもご卒業の時は2番手としてご卒業されるのだと思います。
    歌劇の表紙やgraphのスペシャルポートレイトが掲載された水美さんはまだトップのチャンスがあると思います。
    こう考えると、やはりスターカレンダーは2番手までしか掲載されないものなのだと感じました。
    出版物やカレンダーは、スターの未来を占う1番はっきりしたものと言えるのかもしれません。