うーん、残念なニュースが飛び込んできましたね。
水美舞斗休演からの代役祭りに思う
今からおよそ2週間前、
2番手スターの水美舞斗の休演が発表されました。
本人と、そのファンにとっては阿鼻叫喚そのものですし、
私としても1日も早い復帰を祈っておりますが、
どうしたって見逃せないのは「誰がどう代役をするのか」という点です。
芝居では、新人公演で役を掴んでいた105期生・泉堂成が代役に。
本人にとっては相当な大チャンスであり、
ある意味で「持っているな」と感じさせる展開でした。
花の105期生の中では、序列的に中堅どころのはずの彼女が、
本公演という大舞台で2番手役を、
それも1週間以上にわたって演じることになるなんて…。
宙組の105期本命は大路りせのはずなのに、
なぜか風は彼女の方に吹いてしまう…改めてそんな印象を持ちました。
そしてショーでは、3番手の鷹翔千空が
2番手格として繰り上がったのも驚きでした。
そりゃ水美舞斗の役割を代わりに誰かが埋める必要性があるわけですが、
とはいえ、最後に2番手羽根を背負ったことには、驚いた方も多いでしょう。
やろうと思えば背負わせなくても成立はしたはず。
ではなぜ、彼女は背負うことができたのか。
現時点で、その人事的意味を見出すのは難しいものの、
極美慎や縣千よりも先に2番手羽根を背負った事実は、
やはり重いものがあります。
ただ、ファンの心境は複雑かもしれません。
本気のファンであれば、初めて2番手羽根を背負う瞬間を見届けたいもの。
それを、こんな形で迎えてしまったのですから…。
嫌な因果・宙組休演スパイラル
と、ここまではまだ、人事屋としてやいのやいの言う余裕があったのですが、
本日の公演中止には本当に驚きました。
おそらく、主演者である桜木みなとが休演せざるを得ない状況となり、
ただでさえ2番手の水美舞斗が不在の中で、
鷹翔千空を主演に据えて幕を上げるのは難しい…。
そういう判断なのでしょう。
巷ではインフルエンザも流行していますし、
実は私自身も昨日から体調が悪く、今日は半休を取って自宅で休養していました。
だからこそ、まずは単純に「どうかお大事に」と思います。
しかしながら…こうも泣きっ面に蜂がごとく休演が続くと、
なんとも嫌ーな予感を覚えてしまいますよね。
思い出すのは、珠城りょう政権中期の月組。
『エリザベート』『夢現無双』の頃も、
スター格の相次ぐ休演でてんてこ舞いでした。
だけどそれ以上に、当時の月組は、
「美弥るりかの2番手切り」という月組らしいサイコ人事があり、
そんな闇のエナジーがひしひしと満ちていた時。
もちろん、これはただの主観に過ぎない話ですが、
それでも当日の月組は「嫌な流れが続いていた」ことだけは確かでした。
一方の宙組。
表向きは、10代目トップにして初の生え抜き就任という祝祭ムード。
おめでとう、おめでとう、そう祝われる裏側で、
例の事件に対するわだかまりが、いまだ消えないのも事実です。
人気者であるはずの水美舞斗が2番手としてやって来て、
どうやら人事的に立ちいかない状況になりつつあることも含め、
表向きの祝祭モードの裏側で、なんとも嫌な流れが来ているなー、
と思ってしまったのでした。
咎を断ち切れるのか
体調不良や休演、公演中止という現実は、
舞台に立つ人たちはもちろん、
支えるスタッフや観客にとっても大きな負担です。
だからこそ、今はただ、
関係者の無事と回復を願いながら、
真の意味での宙組の夜明けが訪れることを信じたいと思います。
嵐はいつまでも続きません。
いつかまた、胸を張って「宙組が好きだ」とファンが言える日が来るように。
その日まで静かに見守り応援していきたい、そう感じています。
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