気になりだした潤花の任期の話

 

現段階で退団のアナウンスが無いということは、

真風涼帆の任期が9作以上であることは、ほぼ確定ということでしょう。

 

もちろん、彼女に辞めて欲しいという話ではありません。

これだけ立った退団フラグを全力でへし折ったことが驚きなのですが、

私はもう彼女の退団時期を読むことを辞めました。

だって当たらないんだもん。笑

 

むしろ今後について気になりだしたのは、相手役の潤花の方。

ということで本日は、そんな潤花について書いていきます。

 

何年ぶり?な正統雪組トップ娘役の潤花

 

さて、雪組は長く娘役育成に課題がある組で、

ここ最近の雪組出身者でいえば、

紺野まひる、愛原実花、舞羽美海、愛加あゆ、と、

いずれも自組昇格&短期ばかり。

 

平成以降まで遡ると、紫とも、純名里沙、渚あきの3名がいますが、

それぞれ雪、花、星で就任しながら、いずれも任期は短め。

 

そんな中、雪組が満を持して超路線として育成し、

トップ娘役に上がったのが潤花なわけですが、

それでも宙組での就任劇は、少しばかり驚きました。

 

なぜなら同じく雪組の超御曹司・彩風咲奈の相手役候補として見込まれ、

全国ツアー『炎のボレロ』では2人でポスターに掲載。

 

にも関わらず蓋を開けてみたら彩みちると微妙にダブル扱いとなり、

そのまま急転直下の宙組へ組替え。

 

今更、ここの理由について考えるつもりはありません。

潤花はコロナ禍という特殊事情の中、

たった一人で宙組へ乗り込むことになりました。

 

その後は、持ち前の圧倒的陽性パワーとダイナミックなダンス、

そして芝居になると大人っぽくなるスター性で、

真風涼帆の第二の相手役として充分過ぎるほど実力を発揮。

 

トップ陣が若返る中、大人でゴージャスな、

いかにも宝塚らしい宙組の魅力を引き出すトップ娘役として、

現在も大活躍中です。

 

気になりだした潤花の任期の話

 

ところで、彼女が宙組でトップ娘役になると聞いた時、

私は「なるほどな」と腑に落ちました。

それは真風涼帆の後任であろう、芹香斗亜の相手役も務めると思ったからです。

 

仮に真風涼帆の任期は7~8作とすれば、

超路線として上がった潤花が添い遂げ退団する可能性は低く、

そのまま芹香斗亜の相手役にもなる可能性が非常に高かったと思います。

 

また、同じく路線級だった夢白あやをトレード的に出したことで、

他に後任候補も居ないことから人事的にもそう読めるし、

何よりも芹香斗亜と潤花って、長身同士で相性良さそうじゃないですか?

 

ところがどっこい、真風涼帆の任期が9作以上確定となると、

既に潤花は真風涼帆と4作以上組むことになり、

後任まで残る可能性がグッと下がりました。

 

なぜなら、ここ最近のトップ娘役の任期って、

同時就任同時退団で無い限り3~4作が多く、

いわゆる後妻が最長で残ったパターンの蘭乃はなですら、

最初の相手役である真飛聖とは大劇場2作しか組んでいません。

 

何より、次期トップスター候補大本命である芹香斗亜は、

既に就任学年が研16以上であることが確定。

 

平成宝塚史で研16以上でトップ就任した人たち、

すなわち北翔、大空、壮、安蘭、霧矢、香寿、紫吹の7名は、

相手役と同時就任、そして紫吹以外は同時退団しています。

(待たせ過ぎた男役に対して劇団からのねぎらい的な配慮なのだろうか…?)

 

研16就任ながら唯一の例外である蘭寿とむは、

同時退団しない花組ルールが適応されたと思えば順当ですし、

相手役が上記の蘭乃はななので、まぁ例外中の例外ということで。笑

 

そんなわけで何が言いたいかといえば、

潤花が真風涼帆と添い遂げ退団する可能性が出て来た?

とほんのり思い始めたという話です。

 

動かないようで動き出す宙組人事

 

「いやいや、潤花が辞めるだなんて早過ぎるでしょ」

と管理人と話していて気付いたのですが、彼女も来年になると研8。

 

研8退団は華優希、咲妃みゆ、妃海風と同じであると思えば、

可能性は全く無いということもないんですよねぇ。

 

とはいえ、潤花氏のゴージャス系娘役芸は非常に捨てがたく、

私自身相当好みなトップ娘役なので、残留でもノープロブレムなのですが、

その行方は人事の都合で左右するでしょうから何とも…。

 

コロナ禍なので人事が非常に読みづらくなっていますが、

果たして宙組が動きだすのはどのタイミングなのか、

今後の展開が気になるところです。

 

☆★☆★☆

ランキング参加始めました!!

ぜひポチっとお願いします↓↓

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

コメント

  1. AKIRA より:

    真風さんどうなんですかね?
    確か2017年にトップ就任ですよね。芹香さんトップ待望論が渦巻く中でここまで引っ張ります?何か特別な事情があるに違いないと思いますがね···。もちろん王道宝塚系男役として人気もある方なのですが。
    本題の潤ちゃんは宙組で正解でしたね。存在感がありますよ。雪で上がっていたらここまではね··と言う感じですかね。彼女なら外に出ても平気ですよきっと。
    今後の私の予想は真風さんが専科トップへシフトし潤ちゃんは同時退団。では次のトップはと言うと花から水美さんを引っ張って来て娘役は···止めましょう(笑)果てしない妄想の世界へ突き進みますから。

  2. May より:

    またまた、読むのを辞めましたとおっしゃった瞬間に新情報が出るパターンなのではないでしょうか?笑
    星風さんのスライド人事もあって、真風さんというか宙組はなんとも読めないなという感覚ですが、現任トップ娘役陣が、花と星が童顔系、月は大人っぽいとはいえ清楚寄り、雪もたおやか寄り添いタイプな中、極めて貴重なゴージャストップ娘役ですから、ぜひ続投してほしいです。ゴージャス系はトップスターに相応の包容力(≒学年)がないと圧で霞みますので、芹香さんはうってつけなわけですし。
    キキ潤のスカピンが観たい、この一心に尽きます。お披露目一作だけでもいいから組んでスカピンしてほしいです…。桜木さんショーヴランも想像できますよね。

    ところで、星組贔屓Masa様が休演で気落ちされていないか心配しております。気をしっかり持って、今できるお布施をして、再開後に万全の体調で臨めるよう備えて参りましょう!

  3. みき より:

    次回宙組東京公演前楽が貸し切りであることから、次作で退団はほぼないことになりますね。

    潤花さんは真風さんの大きな懐で艶やかさを増し、Never Say GoodBye で、この学年で「大人の恋」を見事に表現し、ターニングポイントとなった作品ではないかと思います。初演の花總さんが娘役トップ12年のキャリアで演じたこの役を、トップ娘就任後わずか2年足らずで演じ切ったのは逸材であることの証明かと。
    その意味でまだまだ可能性を秘めているので大型娘役として更に開花してほしいですが、真風さんと余りにお似合いなのでどのようになるのか、何とも落ち着かない気持ちです。

    真風さんは就任期間は長いとは言え、同期の鳳月杏さんがまだ2番手で活躍しており、芹香さんも二番手期間は長いとは言え、同期の彩風さんがまだ昨年就任したばかり、という周囲の状況を見ると、今の状況もありかな、と思います。

    個人的には真風さん潤花さんは久しぶりに華やかな大人のコンビなので、とても貴重でまだもう少し見ていたいです。

  4. こころ夫人 より:

    いつも楽しく、拝見しております。
    芹香さんは海外ミュージカルや和物も、花組で経験している事ですし、トップ就任されれば宙組で「和物」が観られるのかも、ですね(武家ではなく公家さんで)。
    などと妄想すると、お相手は潤さんではないのかもしれません。
    只、まだまだ世情は落ち着かないようですし、この先、真風さんを見送って、続投されるのかなとも思います。
    110周年をどのようなトップコンビの顔ぶれで迎えるのか、期待を込めて待ちたいと思います。

  5. こんちゃん より:

    蒼汰様

    いつも楽しみに拝読しております。ライビュ専科の地方民です。

    人事のサインについて、ディープファンが過去のデータ分析を駆使して発見した「これぞフラグ!」という共通認識。

    それがライトファンにも広がったころ合いに、過去のデータに基づく予測を裏切る「?」人事。

    暗号のように、劇団はSNSをチェックして、敵方ならぬファンに手の内を読まれだしたら、ひそかにサインの意味を微修正して、人事のサインを読みたがるファンを飽きさせないようにしているのでしょうか。

    新人公演主演4回以上の御曹司は「あーはいはいトップでしょ」と思われて?なかなか人気が沸騰せず、

    新人公演主演1回の生徒に判官びいき感情が集まりやすく。

    でも結局、後から考えれば、新人公演主演回数と「真ん中力」は、ほぼ相関関係にある。「トップになる人」と「2番手までの人」との越すに越されぬ深い河。泳いで渡れた人は数えるほど。次に渡る人は誰でしょうね。

  6. ななし より:

    こんばんは。
    ネバセイフィナーレの天彩をみて、餞別かトップ内定かなと思ったんですが、そうたさんはどう思われましたか?
    キキが組んだことある娘役はじゅっちゃんのみ。キキはここまで待たされて真風のお下がり?。スカピンやるとしたら歌うまコンビで!。舞空長期として、102期2人とも長期する?。
    以上よりキキじゅり待望してます!

  7. M より:

    次回宙組前楽が貸切なのが残留フラグ、Fly with meだけではなくハイローも真風さん単独主演扱いなのが専科移動フラグ(これはLDHさんの意向なんですかね?)、はてさてどっちのフラグが強いのやら…

    個人的には以前も申したのですが潤花さんの真風さんへの愛が見ていて結構重いな…と思うことが多々ありまして…果たして次に芹香さんと組んで同じような振る舞い方が出来るのか…?と疑問が残らんでもないので添い遂げの方がコンビとしての在り方は納得が行くなと思う次第です、笑。(あと、潤花さんの後任が星空美咲さん辺りだとすると芹香さん⇒桜木さんで長期張らせたいのかな~なんて可能性もありますよねとも思ったり)

    そしてもしそうだと芹香さんはまだまだ待たされますね…。実はキーになってるのは芹香さんではなくて桜木さん(=95後続組が正2番手にならない&96,7,8コンビ等3番手の重用に対する表向きの最大の理由付けとして桜木さんの3番手が利用されてる可能性)を勘ぐっているのですがこれは現3番手組の円盤が決まるかどうか辺りで判明するのかな…。
    様々な捻れが上手いこと回収されることを期待半分、不安半分で見守りたいと思います。

  8. 通りすがりのれいこ より:

    お久しぶりです。コメントを読んで気になったもので、コメントさせていただきます。6月にある真風コンは単独主演表記ですが、大劇場公演のハイローはトップコンビお2人の主演表記です。
    私も真風さんここまで長期されるとは思いもよらなかったです。
    ただ申し訳ないですが、ここまで2番手として待たされるのもまた珍しく、私達にはわからない事情があるんだろうなとは思います。潤花ちゃんはほんとに良い娘役さんですね。作品を重ねる毎に実力が凄い勢いで上がっていて、ネバセイでは潤花ちゃんの芝居に歌に何度も泣いてしまいました。宙組に組替えになった時は状況的に可哀想だなと思ったのですが
    宙組や真風さんの優しさに支えられて今とてもイキイキされてますね。組本でも真風さん他皆さんが潤花ちゃんを褒めてましたよ。残留して後任トップさん誰と組んでも潤花ちゃんなら大丈夫だと思います。ハイローの宝塚大劇場公演が終わったら自ずと答えが出ると思います。
    長文失礼しました。これからもブログ楽しみにしています。

  9. kobara より:

    ちょっと話が逸れてしまいますが、2024年にベルばら50周年ですよね。記念公演があると思うのですが、マリーアントワネットはどうなる問題と勝手に称してあれこれ考えています。(博多座、御園座、全ツなど入れて全組やるのでは??)
    記念公演のアントワネットは芝居と歌が必須でしょうから、今のトップ娘役陣はダンサーばかりで適任者がいないんですよね。星風さんはそこまでいたらさすがに長すぎて。ほとんどの組のトップ娘役がそれまでに交代するんではないでしょうか。
    なので、潤花さんの任期もその前までではないかなと思います。見た目だけならアントワネットなんですけどね。ロザリーの柄ではないですし。舞空さんはまだいると思いますがロザリーが任でしょうね。複数若手の娘役がトップになってロザリーばかりも困るので、天彩さんに白羽の矢が当たりそうな気がします。最近一層扱いが上げられていて、人気もあり、何よりアントワネットこなせそうですしね。
    最近は演目ありきの就任が多いのでありえそうな気がしますがどうなりますかね。

  10. ムーミン より:

    潤さんではなく真風さんについて。
    宝塚ファンとしては千秋楽の後に退団発表があるのかドキドキしますが、劇団にとってLDHとのコラボは2公演(別箱→本公演)連続というなかなかに大掛かりなプロジェクトで、宝塚未見の潜在的な観客を獲得するために、ビジュアル的に分かりやすくザ男役な真風さんを残留させたと思うので(想像です)、その公演が始まる前から退団会見させて、この主演の人はもうすぐ辞めますというのはふつうはないだろうと思っていました。
    ただ今年に入ってまだ表紙になっていないので可能性はゼロではなく、退団ではない方の可能性もあるのかなと思い始めてもいます。