花組路線バトルは番狂わせ進行中?

 

「宝塚人事は番狂わせが面白い」

誰が言ったか分からない妙な格言ですが、

果たして何が「順当」で、何が「番狂わせ」か分からなくなる時があります。

 

その1つが、水美舞斗の現在の立ち位置です。

ってことで本日は、花組の実にナイーブな人事の話をしていきます。

 

水美舞斗VS永久輝せあの歴史

 

それは遡ること3年前の2019年11月、

明日海りおの後任として、

永久輝せあが5代目VISAガールに就任することが決定。

 

この時点で既に花組へ組替えすることが決まっていましたので、

ほとんどの人が柚香光→永久輝せあというルートになると確信したはず。

 

と同時に、いわゆる微妙路線であった水美舞斗は、

遠からず永久輝せあに抜かれることになるだろう、

そう思った方がほとんどではないでしょうか?

 

実際、瀬戸かずやが別格上級生2番手として在位した時は、

彼女の顔を立て、人事バトルは休戦モードでしたが、

直後の『The Fascination!』では2人で同じ3番手羽根を背負い、

ここでついに抜きにかかります。

 

と こ ろ が 。

なぜかここで永久輝せあの押せ押せモードは一時停止。

 

スポンサーの御VISA様の顔を立て、わざわざ『元禄バロックロック』だけでなく、

『The Fascination!』のポスターまで作りW2番手の下地を作ったにも関わらず、

次作『Fashionable Empire』で水美舞斗は2番手羽根をゲット。

 

さらに『うたかたの恋』にて水美舞斗のみポスター&波線上にin。

これで完全に引き離されてしまいます。

 

その間、「劇団猛プッシュの御曹司様は絶対に微妙路線に負けない」という

劇団特有の価値観に毒された方々は、

やれ役替わりするんじゃないか、やれ役の比重を変えるんじゃないか、と、

様々な可能性について論じていましたけれど、全て憤死。

 

結果的に、2番手水美舞斗、3番手永久輝せあと、

確固たる序列が形成されたのが今の花組です。

 

水美舞斗は番狂わせなのか?

 

で、言いたいのはですね、

果たしてこれが番狂わせなのか?って話ですよ。

 

確かに、スターの経歴としては永久輝せあの方が華やかだし、

97期の筆頭として走り続けて来たことは事実。

だけど正直、体感人気は水美舞斗の方が上ですよね。

 

というか、SNS等を見る限り、

ここ数年で最もファン層がアツいのが、水美舞斗だと私は思う。

 

普通に考えれば、水美舞斗の方が上級生で、東上も先にやり、

さらに人気者の時点で、抜かせない方が順当という理論のはず。

けどそうならないのは、彼女がトップと同期の95期生だからでしょう。

 

正直、劇団もそんな彼女をどう扱うべきか、悩んでいるのかもしれません。

95期バブルが想定以上に膨らむ一方で、

コロナトンネルから抜け出る兆しが見えない以上、

人気スターを無碍にすることはどうしたって出来ません。だって商売だもの。

 

さらに言えば、無茶な人事で宝塚自体の人気に陰りを与えた過去が、

そしてその当事者に批判が募ることもあり、

劇団の人事采配も慎重になっているかもしれません。

 

じゃあ、今の花組が果たしてこれが「人事的な停滞」なのかと言われれば…、

うーん、そうでも無いんじゃないかな?

 

トップと2番手が研14(しかも中卒)、3番手が研12って、

例えば宙組や雪組に比べても平均値的に若いし、

月組に至っては研17が2番手に君臨中ですもんね。

 

しかも今の花組、これまた体感的な話で申し訳ないですけど、

大人気じゃん?

 

普通、内輪に走る組というのはたいがい人気が落ちるもんですが、

今の花組は留まることを知らない勢い。

我がブログの舞台感想アクセス数もどんどん伸びる。恐るべし柚香光。

 

永久輝せあの立場から見れば、確かに受難かもしれませんが、

とはいえ3番手も人気を蓄える重要な期間であるからして、

(ルキーニもベネディクトも3番手様ですからね)

無理に強過ぎる95期の牙城を崩すでなく、

虎視眈々とファンを掴んでいくしかないのかもしれません。

 

というか、そろそろ彼女にも本公演での当たり役が欲しいところ。

振り返ると、いわゆる話題性の高い大役、全然回ってこないですよね。

ほぼ同格の暁千星はパブロに大蛇丸にと色々あるのに…不憫だ…。(小声)

 

とはいえ直面する現実的な問題

 

で、す、が。

水美舞斗がトップスターになるかどうかは、また別の話。

 

ってことでそろそろ水美舞斗の未来について、

本気出して考えてみよう、というのが主題なのですが、

これは長くなりそうなので次回に続く。

 

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コメント

  1. こんちゃん より:

    蒼汰様

    いつも楽しみに拝読しております。ライビュ専科の地方民です。

    ブログをやっていると、想定外にやたらバズる記事・・・考えたら私も記憶があります。花組記事でした(笑)

    スポンサーがつくって、めでたいことだと思うんですよ。

    ダイキンさんなんて、世界的企業ですけど、「おVISA様」的な意味あいで「ダイキン様」と呼ばれているわけでもないですよね。ファンも選ばれたジェンヌたちを「わあ、地上波でCM流れた!」と微笑ましく見守っている方が多数では?

    三井住友VISAカードさんに「うちがスポンサーについたら、その生徒さんにいらぬ十字架を与えるのか・・・」と思われたら、双方にとってつらい話。

    次の世代のVISAガール選びの時には、ダイキンみたいに各組から、5人選出、とかいかがでしょう。アイドルグループがイメガになったみたいですが。

  2. ポポロ より:

    蒼汰さま

    いつも楽しみに拝読させていただいております。
    花組公演『うたかたの恋』のポスター・配役が発表されて以来、モヤモヤと感じていたことを解読してくださっているので、なるほど!そういうことだったのか!と思い至りました。

    劇団は、レイマイで売りたいのだろうと、全ツでメランコリックジゴロを持ってきた時から思っていましたが、劇団の希望に反して、ヤンミキのようにはいかないなー芝居では合わないなーと感じました。
    そして、その印象は今日まで変わりません。
    それでも人気があるようなので、トップ、2番手として活躍されることは、それはそれで良いことなのだろうと思います。
    巡礼以降、明確にコンビ売りの演目が続いていますので、個人的にはまだ続くのかーという気持ちではありますが、、、

    しかしです。
    花組の問題は永久輝せあの扱いにあると思っています。
    おっしゃる通り、あまりに不憫で仕方ありません。
    凄まじいバッシングの中、Visaを背負って、たった一人組み替えし、ここまでがんばってきているのに、、、
    劇団は、その努力に報いているでしょうか。

    組み替え後、これという役は、別箱のロメロと冬霞だけ。
    さらに、『巡礼』では、ジョルジュサンドという2度目の女役。
    『フィレンツェ』では、恐ろしく出番が少ない。
    水美には申し訳ないのですが、もしレオナルドを、芸達者な永久輝が演じたら、順みつきとも違った、どんなレオナルド像を構築してくれたのだろうかと、とても残念な気持ちになってしまいました。
    『うたかたの恋』も、通常、2番手がジャン役なので、やはり水美がとりましたね。永久輝のフェルディナンド公は、従来、若手の役どころなので、まだわかりませんが、フィレンツェ同様に出番が少ないかもしれません。

    失礼な言い方かもしれませんが、トップと2番手の苦手な部分(歌や芝居)の穴埋め要員に使われているように見えてしまいます。
    永久輝は、歌、芝居、ダンスと3拍子そろい、容姿も宝塚のトップに相応しく美しく華があります。
    劇団の扱いは、その能力を、充分に発揮させてやっているとはとても思えない印象です。
    もったいないなーと思います。
    申し訳に歌劇の表紙に出したのかと思ってしまいました。

    番手は3番手であろうとも、永久輝の良さを充分に生かせる役を与えてやってほしいと切に願います。
    その結果、花組の舞台が、今より深みのある、より良い舞台になると信じていますし、永久輝がトップになった時の財産になるに違いありません。

    長くなってすみません。

  3. づかおたのたまご より:

    蒼汰さん
     はじめまして。づかおたのたまごと申します。いつも楽しくブログを拝見しています。
     今まで、コメントを下書きしては添削、添削、添削、、、としていると送信する勇気も削られて笑、送れずじまいでした。何とか今回、自分なりではありますが文章にしたので、初めて送らせていただきます。

     私はここ数年、永久輝さんをご贔屓として応援させていただいているのですが、ヅカファンとしては卵の卵です。ですので、これが永久輝さんファンの総意とは全く思いません。でも、一ファンとして、このような意見もあるんだな!と受け取っていただけますと幸いです!

     今回のブログの主旨とは少し離れてしまうかもしれないのですが、最後の方に書かれていた、当たり役、とは何をもって言うのかを改めて考えてみました。確かに、挙げられている再演のたびに話題になるお役や印象に残るお役などは、なかなか回ってきていないのかもしれません。しかし、捉えようによってはそのスポットが当たりにくいお役に対しても、完璧に演じてみせるという考え方もできるのではないでしょうか。ブルートゥスもジョルジュ・サンドも、あぁ、きっと永久輝さんだからこのお役が生きるんだなと感じることが多々ありました。
     私は、他のスターの方のお役と、ご贔屓のお役や立ち位置を比べることはしませんが、確実にお役を自分のものにされている姿にいつも感銘を受けます。でも、それが彼女のファンでない限りうつらない、不憫に感じられる方もいらっしゃるのだなと思うと、少し悲しくなってしまいました笑
    もちろん舞台作品ですから、好みや見え方は千差万別、十人十色であることや、大役を演じてこそ、、、というご意見があることも十分理解しています!
     しかし、一般に当たり役、と言われるお役ではなくても、舞台に立てば場が華やかに、踊れば美しく、美声を響かせ花組の舞台のクオリティーに十二分に力を発揮してくださっているのも事実。(これは言わずもがな、組子全員の努力の賜物ですが!)大役と言われるお役ではなく、実力で大きいお役にしていくことも、とっても難しいはずです。それを毎公演やってのけることも、私は素晴らしいと感じます。

     まとまりのない文章になり、蒼汰さんの伝えたいことと離れた感想になってしまっていたらすみません!結局のところ、ファンとしては、演じられるお役の前に、健康第一に、楽しんで舞台に立っていただきたいという思いが強いから、そのように感じるのかもしれない、と書いていて感じました。

     スターさんたちがそれぞれの輝きを持つことこそ、宝塚の魅力。舞台以外のことで、やきもきしてしまうことがないと言えば嘘になってしまいますが、生徒さんやスタッフの方が作り上げられる夢の舞台を、純粋に、心から楽しむことが私たちファンにできる精一杯のこと。そう考えて、これからも劇団とご贔屓に、愛を贈り続けたいと思います。

     蒼汰さんの文章は常に愛があり、みなさんのコメント含め、涙なしでは読めないことがときどきあります。(潤さんへの投稿は、今思い出しても泣いてしまいます笑)上手く言葉にできない思いが湧き上がってきた時も、蒼汰さんの文章を読んで、私が感じていたのはこれなの!と思うこともあります。この場を借りて、いつも、ありがとうございます。
     まずは、アクシデントがありながらも宙組千秋楽が無事に迎えられそうでホッとしています。そうすると、少し気が早いですが雪組、、、。蒼穹、本当に素晴らしい舞台でした!また、蒼汰さんの感想を楽しみにしております笑

     年末に近づき、お仕事も一段と忙しくなる時期かと思いますが、無理だけはせず、お体を大切にしてくださいね。これからも、楽しみにしています。
     長文になってしまいすみません、、、!最後まで読んでくださりありがとうございました。

  4. ふくたろう より:

    蒼汰様

    いつも楽しく拝見しております。
    最近のれいまい人気は本当に目を見張るものがありますよね。SNSでもれいまいについてのことがもう沢山。かくいう私も劇団の思惑にまんまとひっかかり、れいまいの民になっております。笑
    以前私は、ここで近々水美さんは退団か組替えするのではと書きましたが、劇団は水美さんを離したがらないでしょうね。とことんれいまい売りするでしょう笑
    ひとこちゃんの扱いは、、そうですねぇ。やっぱり2本立てだとお芝居で3番手の出番を増やすのって難しいと思うんです。すぐ終わっちゃうので。なので柚香さんがトップになってから1本物がはいからさんしかなく、まだ当たり役に出会えてないのはわりかし仕方ないことのような気もします。だからそういう意味でも私は早く花組に1本物を!!と思うのですが、どうなんでしょう。ひとこちゃんのルキーニとか、見てみたいですね。
    でもひとこちゃんのトップは確実。今更花組から組替えもないでしょう。劇団が水美さんをどこまで引っ張るか、私も気になりますので、次回の記事、楽しみにしております。

  5. コスモスハート より:

    蒼汰様

    実に興味深い考察です。
    最近家族の事情から観劇自粛中なのにバウ公演宙組の日曜日公演のチケットが友会で当選して、しかも前方の席、びびっているコスモスハートです。
    ステータスゴールドの私は友会で日曜日の公演チケットは当たらない、というのが当たり前でした。いわゆる体感です。
    これって、内容をイメージしているポスターが多くのファンの心を掴んでいない証拠。のような気がする。

    そして、予想ですが、劇団が推していても、新人公演で主役や2番手をして、会の人数がどれくらい増えたか、によってバウ主演のタイミングは調整されているのか???と思う今日この頃。だから、マイティーの2番手羽は、チケットの売れ行きが、2番手羽に相応しい数を消化してくれたから、みたいなことか?と思っています。
    番狂わせかというと、舞台の上の話ではなく、会に頼っていても、そこは会社の人事ではないため、そっちが予定通りいかない自然の摂理が起きたかな??ジャニーズの幹部タッキーが会社を辞めるのですから。宝塚だってそういうことはあり得ると考えます。
    ワインも、自然環境が厳しい方が美味しい葡萄が取れて美味しいワインになるそうですから、結果、良かった、と思うその日を待っております。

  6. こころ夫人 より:

    いつも楽しく、拝見しております。
    花組、人気の組ですね~。うーん流石です。『うたかた~』、2公演分のチケットしか取れなかった…。
    時を遡り、全ツ『メランコリック~』での95期コンビの印象が残っているので、すみません、以前より花組観劇は控えめになっています。
    柚香さん、水美さん個々では素晴らしいスターさんだし、熱いファンが多いのは当然、納得です。

    永久輝さんのVISAインタビューで、他組の作品を観た感想の中で、同期の海乃さんや雪組時代を彷彿とさせる事柄などを語られていて、読んでいて切ない気持ちになったりします…。
    月や雪に組替があろうはずもないし、花組の永久輝さん!の『Exciter』、なんなら『仮ロマ』も観てみたいので、応援する側も辛抱のしどころなのか、なぁ。
    そして、花組の事情が宙組に及ぶ事がないよう(なぜかいつも心配になり)、切望しています。でも、宝塚はひとつ、なので異動はつきもの、かな。

  7. 夜空の星たち より:

    マイティの人気は観劇していて実感しますね。実力もあるし、人柄も良さそう。
    私はショーのファンなんで、役柄でどうのこうのは無い派です。
    トップスターとかは、数年前から準備決定されている事だし、
    コロナや番狂わせが起きたとしても、普通の企業なら1案、2案、3案と予備案あると思う。
    マイティを逃してあげれる組が今はないし、れいちゃんと添い遂げ退団でも良いのではないかしら。
    ひとこちゃんは、一気にトップはなんだけど、そこは3番手ながら、2番手同様の活躍をさせていくしかない。おVISAさまも、納得してくれるでしょう。

  8. 五條 より:

    組ごとの現状整理、興味深いです。面白い記事ですね。できましたら他の組も…(と言っても組によっては無風で話すことないかもですが)

    永久輝が来た時点で、早々にレイマイを解体しとけばここまで拗れなかったんだろうなーと思います。今思えば、できれば瀬戸がいるうちにやっちゃうくらいでよかった。
    でもすぐコロナが来ちゃって花組はその影響をモロに受け…結果レイマイ人気を切れなくなっちゃいました。2人は固定ファン多いし、永久輝は今FCないし(復活したんですかね?)で、下手に動けませんよね。どうするんでしょうね?本当に。あかさん戻したって事は永久輝はこのまま上げまっせ!って事でしょうし。

    似たような状況であるはずの星には、何故か拗れてる感そんなにないような…なんででしょう。星の雰囲気?礼瀬央のキャラ?謎です。上手く言葉で表せませんが、花組だから?でしょうか。

  9. ドルチェ より:

    前の贔屓が退団後、宝塚熱が日に日に冷め観劇は年に数回惰性でというどん底の時期
    に偶然雪組舞台で研4のひとこに堕ちました。
    以来ずっと、必ず宝塚を代表する華も実もあるトップスターになると信じ応援しています。
    レイマイの会がいかにチケット捌いてるか、、、それはそうでしょうけど、ないチケットは捌けませんからねえ、、、すみません拗ねてます。
    綺城さん組替えのニュースでひとこのメンタルやばいという記事、その時のコメント
    では書きませんでしたが、むしろレイマイをここまで引っ張るのは柚香さんが水美さ
    んなしではトップを務められない事情でもあるのかと思いました。
    ここまでレイマイが続くと1,2同時退団もあるのかという気がします。(それこそ売
    上的にはあり得ない選択ですが)
    また今更ながら解せないのが、瀬戸さんに残ってもらった理由です。瀬戸さんの最後
    の待遇を見るとやはり劇団が頼んで残ってもらったように思えるので。瀬戸さん2番
    手の期間に方針転換があったのでしょうか。
    いずれにせよレイマイがまだまだ続きそうなので、お芝居のクオリティをどうにかし
    てほしいです。
    花組のお芝居についてポポロさんの文章にほぼ同意見です。

  10. オアンダ より:

    いつも楽しく拝読しております。
    初めてコメントさせていただきます。

    私はむしろ劇団にとって番狂わせは永久輝だったのではないかと。
    番狂わせは語弊かもですが…もっと人気爆発する予定だったはずです。
    先代の明日海とまでは行かなくても、そのようなイメージだったはず。

    永久輝は全てにおいて素晴らしいと思います。今年のおとめだって柚香には申し訳ないですが知らない人が見たら彼女がトップかと思えるくらい笑

    でも実際の人気はイマイチで…なんなんでしょうか、うまく言えないけど彼女には何が足りないんでしょうね。
    花は下にチケット回してくれないってよく言われるけど違うんですよ
    1.2で捌いてしまうから下に回したくても無理なんです。そりゃ劇団は柚香も水美も離したくないですよね。

    個人的には舞台人は
    人を押しのけてでも前に出てやるという資質が必要だと思います。
    そして人を惹きつける人気、ですよね。
    スペックが高ければ人気者になれる、というわけではないショービジネスの難しさを今の花組が体現してるような気がしています。
    あ、決して柚香と水美がスペック低いと言ってる訳ではありませんので念のため。

    舞台人であれば、人気とかファンを惹きつけて止まない魅力とかは、ルックスや舞台の技術以上に大切なものだと思っています。

    それはやっぱり本人の努力もあるでしょうが、天性のものとかが大きいのではないのかなぁと思ったりもします。

  11. ずんだもち より:

    番狂わせ があるとすれば、“れいまい”or“水美”が思った以上に人気が出て永久輝を上げるに上げられなくなったことだと思います。
    ひとこちゃんも十分人気はあると思いますが、“れいまい”の壁が厚いのでしょう。
    加えて真風長期で桜木がまだ上がれない。今まではなんとか5組足並みそろえられていたのが、崩れてしまったように感じます。他組の95期スターはもう桜木を待っていられないので、先に上位昇格。水美ファンにとっては宙組に席が空いてるように見えてしまうでしょうね。
     VISAの協賛ってどのくらいのお金が動くのか、想像もできませんが、ただの寄付とは違いますよね?回収できると見込んでお金出すのでは?
    “イメガ”が誰かは劇団とファンだけの関心事で 銀行側にとって大切なのは、永久輝の代で予定している大きな公演に大金を出す。その時期がいつになるのか でしょう。ヅカファンは「貸切取りたいからVISAカード作る」お支払いはVISAで! 街行く人にはポスターイメージが刷り込まれ、「カード作ろうかな、VISAにしようかな」となれば良い。違うのかな?銀行にお勤めの方どなたか教えて‥くれないですよね。

  12. RO より:

    蒼汰様

    何回も読み返す今回のブログ。”体感、花組大人気じゃん?恐るべし柚香光” 率直に嬉しい文言でした。れいまいが大好きですが、確かにバディ感あるお芝居はあまり合っていないのかも。2人の芝居の色、トーンが違う?永久輝さんとは相性良さそうですよね。バロックロックみたいなあり方のワンツーはよかった。ダンスや殺陣の絡みは、れいまい最強だと思います。
    永久輝さんは、現状を楽しめているのか心配になります。まいひと3番手羽根の時の、マイティへの拍手の大きかったこと。ファンの期待を背負いながら、3番手羽根で階段を降りるマイティも辛かったと思いますが、あの拍手を受け止める永久輝さんもきつかったはず。さすが花組P、さすが劇団と思える采配を期待します。何より、蒼汰様の”水美舞斗の未来”の考察、楽しみに待ちたいと思います。

  13. はる より:

    花組の人事に対する迷いなのか?のちに答え合わせが出来るのか?
    暫く待たないと分かりませんね〜。
    2番手3番手の話なので目立ってしまう事案であることは確かです。
    再演も良いですが、育成もしっかり出来て未来につながる演目に期待したいところです。
    コロナで打撃があった企業はどこも大変だと聞きます。
    宝塚もあれだけ長い休演は打撃がないはずはありません。
    采配も難しい。
    色んなことを考えないといけない方々、是非よろしくお願い致します。

  14. より:

    火中の栗を拾うような記事、ドキドキしますが興味深いです。ありがとうございます。
    私は花組は柚香さん目当てに見ており水美さん永久輝さんは2人とも好きですが、正直花組に来てからの永久輝さんの役付きはどうもモヤモヤすることがあります。

    埒もないただの妄言ですし現在の両組とも現体制で充実しているので本当にそうであればと思っているわけでもありませんが、雪にそのまま残るか得意の繊細なお芝居が活かせる月に行った方がご本人にとっては幸せだったのではと胸が痛むことがあります。

    どうか変にファン同士が争うこともご本人たちが潰れてしまうこともなく思う存分舞台で輝けますように。