気になる101期生・礼華はる&鷹翔千空

 

久しぶりに普通の記事を書こう、

じゃあ最近気になる男役は誰だ、と考えた時に、

パッと思いついたのが礼華はる鷹翔千空でした。

 

むむむ、考えてみたら2人は同期の101期生だし、

ネタとしてもちょうど良いやんけ!!

ってことで我ながら久しぶりに普通の記事を書いていきます。

 

礼華はる・中堅層のダークホースに昇格?

 

先日、私の「成り上がり愛好症候群」について書いた時に、

現代におけるその立ち位置に最も近いのは誰か、

を考えた時に思い浮かんだのが、月組の礼華はるです。

 

そもそも101期生は月組が初舞台公演であり、

次席入団にして文化祭主演を果たした天紫珠李が在籍。

彼女は後に娘役に転向したものの、

次にプッシュされそうな雰囲気だったのは、顔が美形で目立つ彩音星凪でした。

 

そんな礼華はるの最初の抜擢は、

月城かなとの休演により玉突きで番手が上がった

『チェ・ゲバラ』のルイス・ベルグネス役でしょうか。

 

その後『I AM FROM AUSTRIA』新人公演で2番手役を射止め、

そのまま『ピガール狂騒曲』で初主演をゲット。

 

…の、はずが、コロナ禍の影響により公演がとん挫。

結果的に珠城りょう退団公演である『桜嵐記』を振り替え的に主演し、

続く『今夜、ロマンス劇場で』で2度目の主演をゲット。

 

もしコロナじゃなければ、

『桜嵐記』は風間柚乃が取っていた気がしなくもないですが、

結果的に退団・お披露目のタブルカードを拾ったわけですから、

結構なラッキーガールであります。

 

正直、ここまでは「他に人材が居ない」という理由での抜擢だと思っていましたし、

やはりと言うか雪組から彩海せらがやって来たわけですけど、

なんとビックリ、その後に『月の燈影』でバウ単独主演を取っただけでなく、

『万華鏡百景色』では階段一人降りまで果たしているじゃあーりませんか。

 

経歴だけ見ると「どこが成り上がり系?」と思われるかもしれませんが、

そもそも101期生は鷹翔千空と縣千のツインタワーモードだったわけで、

そっから第3の男役に名乗りを上げただけでなく、

一時的にでも鷹翔千空を抜いている現状が面白いですよね。

 

宝塚らしい圧倒的なスタイルに、令和に映えそうな顔立ち、

そしてどこか温かみのある人間性と芝居スタイルという、

同世代の中で意外にも被らない持ち味があると思うので、

これからの活躍が実に楽しみなスターの1人。

 

月城かなとが抜け、玉突きで人事が動いたとして、

そのまま3番手格に上がるのか、今後の展開にも要注目です。

 

鷹翔千空・実は人事の鍵かもしれないスター

 

続いて、宙組の鷹翔千空。

101期生の首席入団にして初詣ポスターモデル、

顔良し、スタイル良し、技術有り、という三拍子揃ったスター様。

 

まさしく宙組の未来を担う逸材、にも関わらず、

宙組は「なんとしてでも生え抜きを!!」という前のめりな姿勢で、

その後も風色日向、亜音有星と王道路線を3学年連続でゲットし、

しかもリソースを分散させるという、いつもの悪い癖が出てしまいます。

 

さらに、真風涼帆の長期政権による時空の歪みが発生し、

前述の通り、気付けば同期の礼華はるに一瞬でも抜かれてしまっている状態。

これは天彩峰里への忖度で単独階段降りを逃した格好だからですが、

それでも正4番手昇格を1作逃していることには変わりありません。

 

「あれ、なんだか出遅れている?」という雰囲気を自分でも察していたのでしょう、

『HiGH&LOW』 村山良樹役に登板した時は、

それはそれはそれはそれは気合入りまくりのスーパー全力芝居で、

私は心を打たれましたとも!!

 

どちらかというとおっとり(変わった)優等生というイメージだった彼女ですが、

1年くらい前から全力投球モードに変わって、まさに一皮剥けた印象です。

個人的には全ツ版『アクアヴィーテ!!』での単独階段降りに見せた

ねっちょりソロ歌唱に往年のスター像を見ました。笑

 

これまた同世代に、こういう暑苦しい芸風が居ないからか、

天飛華音は同じ熱血でもどこかサラっとしてるイメージ)

彼女もまた今後が楽しみなスターだったのですが…例の事件で宙組は公演中止中。

またもや足踏みモードなのがもどかしいです。

 

で、今回の件が無かったとしても、

彼女は組替え候補生の筆頭だったと私は考えていました。

1期下のアンバサガールである風色日向がバウ主演を決めましたし、

宙組が時空を歪めている間にも他組は95期トップ陣がバサバサ辞めている状況。

 

貴重な正路線様ですし、本当に大切に育成されて欲しいと願ってますが、

今後組替えしたとしても不要な邪推にまみれてしまいそうなのが一抹の不安です。

 

けど、そんなものは気にせず、

その野心と迫力と向上心でさらなる高見を目指して欲しいですし、

一刻も早く彼女には外に出して欲しいと勝手に願っている私です。

 

実は今、最も気になるのが101期生

 

以上、今気になっている礼華はる&鷹翔千空についてですが、

考えてみたら縣千&天紫珠李も立ち位置的に面白いことに気が付きました。

なるほど、今年は101期生がキーの年かもしれません。

 

ってことで機会があれば縣千&天紫珠李編も書こうと思います。

 

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コメント

  1. より:

    こういう記事を待ってました!

    実は101期が大好きです。100期よりも好きだったりします。
    鷹翔さん、縣さん、礼華さんともにどうも普通の宝塚の良い子とは違う不思議ちゃんというかマイペースなところがあって、そこがたまらなく魅力です。そんな3人がタカスペで並ぶ日を密かに心待ちにしています。

    鷹翔さんは大渋滞の宙から出してあげて欲しいのは同意ですが、行き先が問題ですね。花が有力候補でしょうけれど、一期上に推しも押されぬ御曹司の聖乃さんがいますのでトップへの道が閉ざされそうで……。

    ともあれ、3人共に個性を活かして活躍して欲しいです。

    • シルビア より:

      れいかさんは判らないガ、コッティは、もし宙組が、解体となると、他組に、移籍して、トップに、なってもらいたいです。、私が、好きだった、ゆりかさんの、役を、新人公演で、たんと、こなしていて、どれも、かっこよいし、あれだけの、逸材もったいないです、宙組公演が、ながなか
      実施されない、コッティに、会えないのは、辛いです、

  2. 五條 より:

    おっしゃる通り、礼華と鷹翔は立ち位置的に面白い!
    花の路線が足りない以上、どこかから誰かが来るのが自然。筆頭が鷹翔、ダークホースが礼華かもと思ってました。どちらも今の花には芸風的に被ってるジェンヌいませんし、割としっくりハマりそうかなと。

    礼華は正路線入りしてはいるものの、バウは再演で本来はW主演の演目。対する彩海バウはオリジナル。地味に差をつけられていますので、先はわかりませんが彩海がコケない限り本命は彩海なんだろうなと。本人達も承知の上でしょうし。
    とは言え、あのグンバツスタイルにしっかりとした月組芝居、切れ長のクールな目つき、なにげにそこそこ歌えるし可能性は十分!勿体無い!となると組み替え…ですかね。別に彩海が花行ったっていいんですが、永久輝もいますし雪の因子が強くなり過ぎる為微妙。まあ礼華に花っぽさはないかもしれませんけどw

    鷹翔は、路線渋滞の宙から出るなら彼女でしょ?と。鷹翔に花男独特のクサさ(褒めてます)が加わったらかなり強くね?と思います。可能なら真風退団前後で移動しときたかったですね。それが出来ていれば、いらん臭いがここまでつくことはなかった。もう元宙組というだけで、(叩くまでしないとしても無意識に)どうしてもひっかかってしまう人はいるでしょうから。彼女は名前も出てないし、彼女の立場で宙組変えて打開するとか絶対無理ですし、彼女個人を責めるのは無理あるだろと思いますが。

    101期のエース縣、なんか伸び悩んでいるような?歌はもうどうしようもないにせよ、芝居もこう…しっかり掴んだ役がないというか。
    ストルーエンセで朝美音彩という宝塚屈指の濃い顔と並んでも見劣りしないあの容姿は立派。顔はかなりいいだけに、歌か芝居でブレイクスルーして欲しいところですが…。

    そういえば花も月も次期発表されてませんね。花はいいとしても、月。特にトップ娘役。場合によっては、現状完全に白紙状態なんじゃねえかなと思ってます。

  3. ぽん より:

    はるくんのことは余りわからないんですけど、こっていは花組に異動すると思ってます。花組はスターがいないわけではないけど、路線が少ないから。
    でも宙組自体どうなるのか、、、それが読めません。

  4. そらこと より:

    ずっと鷹翔さんを応援しているので、取り上げていただいて嬉しいです!私もハイローで演じた村山あたりから鷹翔さんの上を目指す勢いや圧を感じるようになりました。

    今回の宙組パガドは初日を見ることができましたが、階段降りはまさに天彩さんへの忖度で、お芝居もショーともに鷹翔さんは4番手ならではの大活躍ぶりでした。花組に行ったら、芸風もスタイルも被る人がいないので益々活躍しそうですね。