色々と興味深い月組別箱発表に思う。

 

昨日は星組『記憶にございません!』新人公演で、

もちろんライブ配信を拝見し、感想もさっくり書いたのですが、

今日発表された月組別箱が色々と興味深かったので、

まずはそちらから更新したいと思います。

 

鳳月杏は2度目の全国ツアーへ

 

まず、鳳月杏&天紫珠李のトップコンビは、

任期2作目の全国ツアーが決定。

 

公演情報

【全国ツアー公演】

王朝ロマン『花の業平』~忍ぶの乱れ~

■作:柴田侑宏

■演出:大野拓史

 

Takarazuka Spectacular

『PHOENIX RISING』-IN THE MOONLIGHT-

■作・演出:野口幸作

■主演:鳳月杏、天紫珠李

 

演目は再演希望の声が非常に大きかった『花の業平』。

『マジシャンの憂鬱』に続き、

これまで出し惜しみしていた過去の名作をガンガン消費するモードのよう。

 

鳳月杏が在原業平で天紫珠李が高子なら、

月城政権時の『応天の門』と全く同じ配役。

 

個人的に、この『応天の門』こそが、

天紫珠李が鳳月杏の相手役になった決め手だと思っているので、

(当時ではなく、後々振り返ってという意味でですが。天彩峰里が最有力候補だった時もあったでしょうし…。)

上手いこと演出したなぁという印象です。ファンにとってはエモ演出でしょうし?

 

しかしプレお披露目に続いて2度目の全ツって、

本人たちもファンも大変ですねぇ…。

 

大劇場公演が年7.5公演に変わり、

これまで年3回の頻度で全国ツアーをやってましたから、

配分的にこうなるんでしょうが…お疲れ様っす。

 

色々と興味深いバウワークショップ

 

で、実に興味深いのはトップ裏の方ですよ。

公演情報

【宝塚バウホール公演】

月組 Bow workshop show『Twinkle Moon』

作・演出/樫畑 亜依子

 

ここに来てバウワークショップがキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

いや、個人的には105期生の七城雅

バウ主演を取って欲しいと思ってましたけど、

でも実はこうなるんじゃないかと思ってました。←後出しジャンケン

 

と、いいますのも。

風間柚乃が東上主演を果たしたもののバウ・東上で、

礼華はる、彩海せらがバウ1回で横並び中。

 

これで七城雅までバウを取ってしまうと、

「詰まってる感」が甚だしくなってしまいますからね。

 

で、ここでみそなのが主演が礼華はるじゃないこと。

東上を取るわけでもなく、2度目のバウをやるわけではなく、

同期の鷹翔千空の序列的に抜かすことが出来ないし、

同組の彩海せらより先を行くわけではない、という今の立ち位置がより鮮明に。

 

そして前回の全ツで水美舞斗が降臨したし、凪七瑠海は退団。

瀬央ゆりあは先行き不透明だから、スター専科落下も出来ない。

 

ってことは、若手ワラワラかな?と思っていたら、

まぁその通りになった感じですね。

 

さらに驚くべきは「主な出演者」の名前が無いこと。

これは上級生別格の夢奈瑠音、英かおとあたりの顔を立てるのか、

それとも七城を中心とした若手メンバーで構築するのか、

まだ読めないのが実に興味深いです。

 

誰が主演を取るのか、取らないのか

 

もしかして組替え?という考えも分からんでもないのですが、

「先に発表出来ない理由は無いやろ」と個人的には思います。

今まで何度も発表のタイミングがあったわけですからね。

 

そして月組は新公主演1回の上級生別格枠に 全 く 優 し く な い ので

(脇役スターの方が扱いが良いのが月組の不思議)

夢奈英瑠皇七城と並ばせて誰も主演じゃない、

みたいなことをするんじゃないかと予想しますが、果たして?

 

☆★☆★☆

 

ランキング参加始めました!!

ぜひポチっとお願いします↓↓

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

コメント

  1. ちゃま より:

    久しぶりのコメントです^^
    順当に(希望も込めて)103期の瑠皇くんバウ主演して欲しかったですがやはり厳しいんでしょうね…

    かと言って七城くんはまだ早そうな…ま、その頃には相当成長してるかもですが(機会があれば105期内の序列も教えて頂けると有難いです)

    と考えるとワークショップかニューウェーブ的なものするんじゃないかと思ってました←同じく後出し(笑)

    解説で’若手’とあるのでやはりこの2人が引っ張ってく感じなのか、長として彩海君までか。はたまた驚き人事があるのか…

    全ツは’待ってましたーー!’の演目ですが出来れば大劇場で観たかったんですけどね^^;

    いずれにしても早く出演者、振り分けを知りたいところです。

  2. みき より:

    花の業平は再演が待ち望まれる作品だったので喜ばしいことだと思います。
    風間さんが藤原基経ならこの儲け役で一層立ち位置を確固たるものにするでしょうね。

    、、、ただ、いくらゲームや漫画原作で話題をよんでも、本当に座付き作家不足ですよね?劇団は真剣に危機感を持っているのでしょうか。110年と言っても、再演作品は柴田、正塚、たまにキムシン、とラインナップ作家はほとんど変わらず。再演作品にたえる名作がここ10.20年でも生まれていない現状。もっと危機感を持ち、目先のスター育成だけでなく、優秀な劇作家演出家の離脱を防いだり、育成にも力を入れてほしいと思います。

    • みなとのシブキ より:

      みき様のご意見に同感です!
      個人的に再演してほしいものを思い浮かべると、ウエダ・ハラダ作品ばかり。
      特に「桜嵐記」は日本物の傑作の一つと思うのにもう二度と観られないのでしょうか。
      あとは「龍の宮」と「夢千鳥」くらいです。