少し前に書いた、天飛華音東上主演決定に伴う
人事考察シリーズ(いわゆる曲がり角シリーズ)で、
書き洩らしたことを今更ながら書いておきます。
今日のメインはずばり、
今、立ち位置が最もビミョーな礼華はるです。
礼華はるという人材
極美慎が東上主演を逃したうえ同期の下に異動するという最中、
下級生である天飛華音が東上主演を決めた。
ということは、その天飛華音と
同じラインで上げられている102期生の彩海せらも、
1期上の礼華はるを押しのけ東上主演するのではないか、
というのが私の持論です。
それは、彩海せらが最初から月で上げることを見越して、
とても早い段階で組替えをしたことや、
礼華はるが舞台上では3番手なのに、
出版物等で正3番手扱いさせてくれないこと。
それは同期の鷹翔千空の顔を立てているからであり、
裏を返せば番手的にステイ扱いでしかないことなど、
まぁ書き出せば理由は様々です。
だけど、だけどですよ。
確かに礼華はるは結構勿体ない人材だとは思います。
なんせ体躯・スタイルがザッツ宝塚の男役といった感じだし、
顔立ちは今時の令和ケーポフェイス。
何よりちょっと粗野な役柄が似合う雰囲気なのが、
いわゆる「リアル男子」っぽくて、
95期のことが苦手な客層にめちゃめちゃ受けるだろうな、と思うのです。
そして劇団も、彼女のそんな魅力に未来を見出し、
同期では天紫珠李(元男役)、彩音星凪の2人を抜いて、
路線スターの道を歩ませたのだろうし、
早々に彩海せらに抜かさせないポジションに置いたのだと思われます。
トップへの道は険しいが
彼女がトップスターになれるかと聞かれたら、
現段階ではぶっちゃけ「難しい」としか言えないんですけど、
(なんせ人気者の極美慎がこの状況ですから)
とはいえ絶対と言えないのが今の宝塚の恐ろしいところです。
だって現在、鳳月杏という超イレギュラーが
月組でトップを張ってますから。
そう、宝塚は90.91期がトップ不在、92期に真風涼帆、
93期に彩風咲奈と芹香斗亜、94期に珠城りょうと、
95期で5人も出した反動かこの上の世代がガラガラだった。
ただ、96期も不在、97期は永久輝せあ、98期は暁千星、
そして99期も不在という超人材難の状況に直面し、
ピンチヒッターとして白羽の矢が立ったのが92期の鳳月杏であることを考えると、
運とタイミング次第ではトップになれると言えると思います。
100期は聖乃あすかと風間柚乃、101期は縣千、102期は天飛華音と彩海せら、
このあたりはトップ確実メンでしょうけれど、
103期、104期は果たしてトップを出せるのかまだ未知数。
105期から大量に出すといえど、
やはりこのアンバサ世代の微妙路線チームから、
ピンチヒッター枠が一人は出そうな気配がしますけどね。
それが極美慎なのか、礼華はるなのか、鷹翔千空なのか…。
現段階では全く読めないですが。
礼華はると鷹翔千空と、それから
…とこんなことを書くと、
鷹翔千空と風色日向と亜音有星はどうするんですか???
と言われそうなのですが、
こ っ ち だ っ て 知 り た い わ 。
宙組時空に閉じ込められている方々は、
下級生にごぼう抜きされそうな現実をどう思うんでしょう。
特に鷹翔千空は、確か高卒入団でしたよね?
ってことは98期中卒入団の暁千星と同い年なわけですから、
色々と差し迫るものがある気がしますが…。
ま、意外な人物がトップに立ってこそ宝塚だと思いますので、
礼華はるも、鷹翔千空も、そしてその他の微妙路線ーずも、
焦らず腐らず前向きに芸に取り組めば、そしてファンはお金を使えば、
何か道は拓けるのかもしれません。
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コメント
蒼太さん、こんばんは!凄く気にしている話題を取り上げて下さりありがとうございます。
宙公演をみますと鷹翔、風色、亜音。皆様いいしキラキラしてますが、そしてどうなるの?て思います。
ぶっちゃけ礼華さんは月組であれだけ3番手扱いされてるわけでして、出番も多いですが、宙は団子三兄弟なんですよ。
いよいよ桜木さん体制になり番手が1人ずつ上がった時にどう爪痕を残せるのかで変わってくるのか今が勝負なんでは(特に鷹翔さん)と思ってますー。
蒼太さんが定期的に物販や階段降りでランキングして下さいますが、やはり本公演の出番ではなくそうゆうもので判断の方が当たってますよね、、でなければ天飛さん東上に今ならなかったと思うのですー。101期でいえば縣さんに続いてフォトブックも出す礼華さんと鷹翔さん。
写真枚数みても礼華さんより鷹翔さんはちょいリードしていますがここからの数年が勝負なのは間違いありません、、
極美と天飛、礼華と彩海の状況を見ていると、直近の出番の多さや人気はさして参考にならないなと思います。
ぱるあみが好きなので今を大事に観つつ、私も彩海東上が近いと思っています。
それと同時に2人を離すと思いますが、礼華の行き先が想像できず…
彩海が雪に戻るのもありなのかなと考えたりします。
和希そらがやめてから雪は離れ気味な私ですが、彩海が雪に戻るなら観たい。
聖乃か彩海かわかりませんが、雪組は上級生スターの補充がそのうちあると思ってます。
鷹翔さん、宙組公演中止で別箱公演がくり下がったことと、今度は95期が主演を分け合っていることで、東上がおあずけになっているだけじゃないかと思うのですが。
「レッド─」2番手のできがよければ次回東上する いまひとつだと亜音バウに取られる。
いつも楽しく記事を拝見しております。
月組は鳳月さんが恐らくあと2作で退団、風間さんがトップ就任の目処づけが出来ているので、礼華さんと彩海さんの決着もそう遠い未来ではなさそうですね。
仮に彩海さんが下馬評通り2番手になる前提であれば、1年後の次世代トップは聖乃、彩海、縣、天飛、水美(?)となるのでしょうが、何となく存在感的な大きさを感じさせるスターが欠乏するように感じます(珠城りょうのような)。縣さんではスタイリッシュ過ぎるというか。
もし劇団が大きさを求めるならば、礼華さんにもワンチャンあるかなと思いますが、入り込む隙が宙組しかなさそう、しかも恐らく水美さんが2番手退団する条件付きなのでそれはそれで荒れそう(笑)極美さんや鷹翔さんも絡んでくると思うので尚更。
結果はどうあれ礼華さんが存在感のあるスターであることには変わらないので、頑張って欲しいです!
これからも楽しい記事お待ちしております。
いつも楽しく拝見させていただいています。
極美さんは、何のイレギュラーかおこったのか??ですが、個人的にはトップ確実枠だと思います。
それこそ、ネクスト候補たちの中で「極美をトップにしないで誰をトップにするんだ!」と思っているのですが。礼華さん、鷹翔さんとはちょっと違うかなと。。。
いや、鷹翔さんは、確実枠にしたかったけど、アンバサを風色さんに譲ったあたりから雲行きが。いまは風色さんが宙組3兄弟だと一番勢いがあるのでは?と思っています。
逆に礼華さんの方がここにきてワンチャン枠に入れるのでは感が鷹翔さんより強いかな。
礼華さんと鷹翔さん、スター専科候補かなと思い始めました。
凪七さんの退団と水美さん瀬央さんの組配属によって、スター専科さんがいなくなったため、近々補充されるのでは。スター専科さんが一人もいない状態は何かと困りそうですし、1stフォトブック2025年組は今後の組バランスを取るためにも、少なくとも一人は専科にいくと思うのです。
特に鷹翔さんは濃いめの男役芸に反して?、上級生の話などからしても、大分マイペースかつ独自の世界観なので専科気質かも。(カフェブレイクの半年後の自分へのメッセージで、舞台と全く関係ないことを言っていて面白かったです笑)
やっと水美さんと瀬央さんが定期的に見れるようになったのに、このお二人が(どちらかだけでも)専科配属になったら個人的にかなり悲しいのですが、全然有り得る気がします。
いつも更新を楽しみにしております。
少し気になった点が…
各期のトップについて「95期で7人も出した反動かこの上の世代がガラガラだった」とありますが、95期から出たトップの人数は5人ではないでしょうか?(新公主演した人数のことでしたらすみません)
読んだ方に「95期のせいで前後の期が焼け野原になった」みたいに思われたら悲しいので…トップの人数のことであれば訂正していただけますと幸いです。
そして気になったので調べてみたところ、95期は新公主演者7人でのべ15回主演していてそれはかなり多いのですが、95期に限ったことではないのですよね。
なので焼け野原は95期だけの影響ではないのです…
93期は6人でのべ18回と95期より多くの回数を主演していて、98期も人数は5人ですがのべ14回主演しているんです。
90.91期に新公主演者が少なく(各3人)結果としてトップが出なかったのは、すぐ上の88.89期で各6人新公主演者を出していることが影響しているのでは…と思います。
新公主演者全員が東上主演まで辿り着きそのうち5人がトップになった95期。
劇団が割いたリソースと結果を見比べてみると、非常にコスパの良い期だったのではないでしょうか。
また今回調べる中で88〜108期の新公主演状況を見比べてみて、少し前に蒼汰さんが仰っていた「106.107期のヤバさ」を感じました。
年間公演数=チャンスも減っていますが、106.107期からも新たな主演者が出ることを期待しています。
トップ候補者がたくさんいる方が人事予想も面白くなりますし…!
今回の記事の主旨から外れたコメントで申し訳ありません。
失礼いたしました、訂正いたします。