ガイズを観て、それでも礼華はるの扱いが気になる

 

月組『GUYS AND DOLLS』を観てきたので、

その感想を書きたいのですが、

中身よりも人事的なことが一番に気になったので、

先にそちらを取り上げようと思います。

 

そう、それはずばり礼華はるの扱いです。

このブログで何度も取り上げていますので、

一周回って好きなんじゃないかと錯覚してきました。←

 

ナイスなナイスリー

 

ってことで皆さん、もうご覧になりました?

礼華はるが『GUYS AND DOLLS』で演じたのは、

ナイスリー・ナイスリー・ジョンソン。

 

もうね、ビックリするくらい、

正3番手スターでした。

 

前回の『PHOENIX RISING』において、

礼華はるのファンがたちが熱心に「正3番手扱いだった」と言うのには、

全くもって同意しかねていたんですけれど、今回は正真正銘の3番手扱い。

 

まず、衣装が目立つ。

ただでさえ目立つ圧倒的なスタイルに白のスーツでキラキラ発光。

そして演出改変により出番…というよりも歌割りが増え、

キャラクターもカラッと明るい目立つ役。

 

こんな美味しい役、同期の縣千鷹翔千空はもちろん、

瑠風輝すらやったことないのでは?というくらいの出番の量でした。

 

それでまた、礼華はるの持ち味とピッタリ合っていたんですよね。

どこか温かみのある芝居がナイスリーの憎めない人物像を上手く表現していて、

ぶっちゃけ当たり役になったんじゃないかと思うんです。

 

スターへの階段は降りてくるのか

 

け、ど。

次の外箱がバウ単独公演なんですよねー。

いや、本当に不思議。

 

この出番量&スターオーラのまま次が東上公演であれば、

「彩海せらの蓋だと思っていたらチャンスを掴んでトップコースに乗った」

という上昇気流を掴み、同期の鷹翔千空を抜き去り、

一気に人気スターへの階段を登り出すチャンスだったはず。

 

というか、その弾みをつけるため舞台上での扱いだった、

と言われても信じてしまうくらいなのに、

だけどバウっていうのが、今後の人事を物語ってますよねぇ。

 

 

そりゃ確かに、アンダー100期は

聖乃あすか、風間柚乃、極美慎、縣千、天飛華音と、これで既に5名。

つまり5組分埋まってしまうわけですから、枠的にキツイのは分かります。

 

けどなー、礼華はるはこの5名とは違う魅力というか、

少なくともタイトル専に刺さるビジュアルと雰囲気を持っているので、

持ち味の住み分け的に良いと思うんですけどね。

うーん、なかなかに難しい。

 

改めて礼華はるの今後が気になる

 

人事屋的には、トップの顔ぶれが決まりきった人ばかりではなく、

それこそ鳳月杏のような大どんでん返しがあった方が面白いんですけどね。

 

ってことで礼華はるの扱いにワクワク9割、

モヤモウア1割感じた『GUYS AND DOLLS』でした。

改めて舞台の感想は別で書いていきますー。

 

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コメント

  1. トムヤムクン より:

    いつも楽しく読ませて頂いています!ナイスリー礼華さん、しっかりポスターインしてらっしゃるしきっと舞台でも目立つんだろう、と思っておりました。
    気になりすぎて好きかも、はあるあるですね、、、
    アンダー100期トップ候補ですが蒼太さんがあげて下さった5人の次は 彩海さん、鷹翔さん、礼華さん、風色さん、亜音さん、らいとさん、が順番待ち、基本的に全員なれるとは思わないのですが、96期なし、97.98は一人ずつ、99なし。トップ候補がスカスカだから95期を引っ張っているのでしょうから、アンダー100が始まりましたら105に繋げる間をどなたかなさるかも。
    100はとにかく101以降105までは長期なさりそうな(トップオブザトップになりそうな)激ツヨジェンヌさんは今いない気がしまして。確定と思えないジェンヌさん贔屓の私の望みでもあります笑 ところでガイズはなかなかチケットとれませんー。東京のみで探しているから仕方ないのでしょうが落選続きです。もう少し頑張ります!

  2. こころ夫人 より:

    いつも楽しく興味深く、拝見しております。
    礼華さんナイスリー、キラキラでしたね、素敵なスターさんです。
    思えば、雪で縣・彩海バウ公演のあと、速攻、彩海さん、月への組み替えがありました。
    思いの外、月城さん時代が長期ではなく、この先どうなんだろと思った事もあります。
    雪ひいきな者ですので、月の生え抜きスターでのトップ2番手の未来構想であるなら、早々に彩海さんが、雪にもどってほしい。
    芝居の月組なので、芝居歌ともに上手な彼女を、手放さないだろうとは思いますが。

  3. YK より:

    いつも記事を楽しみに拝見します。
    礼華さんは彩海さんに抜かされて別格に移行するという大方の予想を裏切り、今の宝塚人事の中心人物にまで上り詰めたのは非常に面白いと思います。
    ただソウタさんが言われた有力トップ候補5名を抜かすのは至難の業だと思うので、礼華さんがトップ前線で生き残るには鷹飛さん、彩海さんは勿論、希波さん、亜音さんと105期以降をどこまで抑え込めるかに掛かっていると思います。その中の1人にでも抜かれたら路線としてはゲームオーバー(鳳月さんのように抜かれ慣れていないので、、、正しく不死鳥)だけど、礼華さんの男役の魅力に加えて月組の勢いから何とかなるのでは?という希望的観測も出てきているのがカオスだなと思います。
    これからも楽しい記事お待ちしております。