娘役悲喜こもごも・月組『BLUFF』主要キャスト発表!!

 

風間柚乃主演の東上公演、

『BLUFF』の主要キャスト発表が発表されました!!

 

 

なんか久しぶりの事前発表型の波線上ヒロインですね？

ってことで106期生の花妃舞音がヒロインを取りました。

 

花妃舞音、東上ヒロインを取る。

 

花妃舞音といえば、

『今夜、ロマンス劇場で』にて研2で新公ヒロインに抜擢。

 

その後も『フリューゲル』で2度目のヒロインを取りましたが、

実は外箱ヒロインを何度か逃していました。

 

『月の燈影』の天紫珠李（次期トップ娘役）は仕方ないにしても、

『Golden Dead Schiele』は完全別格枠の白河りりに譲り、

なんだか微妙に停滞モード。

 

ですが、政権交代のこのタイミングでしっかり東上ヒロを取り、

本命路線候補であることを改めて知らしめました。

 

よくよく考えると105期の詩ちづるだけではなく、

104期のきよら羽龍まで外に出す予定でいたわけですから、

月の本命候補としては揺らいでいない、ということなのでしょう。

 

もし天彩＆きよらのトレード人事が無事遂行されていたら、

トップ天彩、娘2天紫、本命花妃という組体制だったのかもしれませんね。

 

ちなみに聖乃あすか東上ヒロが、

たぶん107期生の七彩はづきですから

娘役の育成がやっと105期よりさらに下に進んだことになります。

 

気付けば105期生がもう研6なわけですから当然ですけど、

つくづく娘役人事の高齢化が進んでいることを実感しますねぇ…。

 

103期（白河・瑠璃）のガス抜きをしつつ、

主戦場は105期以下に、104期（きよら・美羽）は隙間を狙いに行く、

というのが現在の娘役戦線の模様です。

 

彩みちるの行く先

 

で、残念賞なのが99期生の彩みちるですよ。

7期も下の娘役にヒロインを取られ、

路線としてはこれで完全に決したことになります。

 

このブログで何度か書いてきましたが、

彼女のトップラストチャンスは彩風咲奈の1人目の相手役、

すなわち朝月希和に競り負けた時点で、

正直言ってトップの芽はもうなかったと思います。

 

け、ど。

それでも彼女のトップ待望論が（SNSで）絶えなかったのは、

トップ以外の娘役の中でも比較的人気が高かったからに違いありません。

 

ま、月組的には月城かなとの支え役として呼び、

『ELPIDIO』で1回ご褒美ヒロインをあげたけど、そこまで。

『DEATH TAKES A HOLIDAY』で完全なるただの老婆役を振った時点で、

「察してや」という感じだったんでしょうねぇきっと。

 

ただ…なんというか酷ですよねぇ。

同期の野々花ひまりはラッキー娘2をエンジョイした果てに、

最後にもう1回バウヒロインをさせて貰って退団が決定。

 

小桜ほのかは長き雌伏の時を経て、

悪女や夫人役をしながらも美味しい上級生枠として伸び伸びと活躍中。

 

それに比べると、最初の押しが強かったがゆえに、

なんとも残念っぽく見えてしまうという…。

 

ま、それはあくまで外野の感想であって、

本人は楽しく伸び伸びと宝塚ライフを過ごせているならそれで良く、

目指すは元星組の音波みのりポジションでしょうか？

 

とはいえ最後（？）にお疲れ別箱ヒロあげたってええやん、と思うのですが、

こればっかりは致し方なし。

これからのさらなる活躍に期待したいです。

 

そういえばきよら羽龍はどうなる？

 

そして。

花妃舞音が東上ヒロインを取ったことで気になるのが、

104期生のきよら羽龍の今後の立ち位置ですよ。

 

彼女はまだバウヒロインしか経験していませんから、

仮にタイミングの誤差だとしても先を越されたことになるうえ、

月組には他に東上、トップじゃない全ツ主演が出来る人材がおらず、

しばらくカードを揃えることが出来ない。

 

月組でステイなのか、それとも他組に輸出されるのを待つのか、

彼女の今後も気になるところです。

 

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