人事の通信簿『TAKARAZUKA REVUE2024』雑感

 

その時の各組の人事体制が如実に出る、

「TAKARAZUKA REVUE」シリーズ、通称:レビュー本。

 

ここから人事を読むのは恒例なので、

今年もやろうかなと過去の更新記事を確認してビックリ。

 

去年、一昨年って記事に書いとらんの、ワシ???

律儀に買ってるのに?????

 

ってことで割と本気で驚いているんですが、

とりあえず今年の掲載状況を、昨年と比較しながら確認していきます。

 

TAKARAZUKA REVUE 2023→2024まとめ

 

2023年の掲載状況をざっくりブロックごとにまとめると、以下の通り。

 

■トップコンビ枠
柚香光&星風まどか、月城かなと&海乃美月、彩風咲奈&夢白あや、礼真琴&舞空瞳、芹香斗亜&春乃さくら

■路線枠
永久輝せあ×聖乃あすか、鳳月杏×風間柚乃×礼華はる、朝美絢×和希そら×縣千、瀬央ゆりあ×暁千星×極美慎、桜木みなと&瑠風輝×鷹翔千空、凪七瑠海×水美舞斗、

■中堅路線枠+本命若手枠
夢奈瑠音、綺城ひか理、蓮つかさ、有沙瞳、天華えま、帆純まひろ、英かおと、彩みちる、諏訪さき、野々花ひまり、小桜ほのか、一之瀬航季、天彩峰里、天紫珠李、美羽愛、きよら羽龍、星空美咲

■新進気鋭枠
侑輝大弥×朝葉ことの×希波らいと、彩海せら×白河りり×羽音みか×七城雅、咲城けい×音彩唯×紀城ゆりや×華世京、碧海さりお×天飛華音×水乃ゆり×瑠璃花夏×詩ちづる、花宮沙羅×風色日向×亜音有星×山吹ひばり×大路りせ

■若手娘役枠
七色はづき、花妃舞音、華純沙那、藍羽ひより、美星帆那

 

 

ここから1年経ち、今年発売された2024年版の掲載状況は、以下の通り。

 

 

■トップコンビ枠
永久輝せあ&星空美咲、鳳月杏&天紫珠李、彩風咲奈&夢白あや、礼真琴&舞空瞳、芹香斗亜&春乃さくら

■2番手枠
朝美絢、桜木みなと、暁千星、風間柚乃、聖乃あすか

■専科枠
凪七瑠海、水美舞斗、瀬央ゆりあ、

■娘2番手格枠
小桜ほのか、野々花ひまり、彩みちる、天彩峰里

■路線枠
瑠風輝、極美慎、鷹翔千空、縣千、礼華はる、彩海せら、天飛華音

■中堅別格枠+本命若手枠
夢奈瑠音×綺城ひか理、諏訪さき×英かおと、一之瀬航季×侑輝大弥×咲城けい、碧海さりお×風色日向、希波らいと×亜音有星

■路線娘役枠
水乃ゆり×音彩唯、朝葉ことの×白河りり、瑠璃花夏×きよら羽龍、美羽愛×山吹ひばり、詩ちづる×華純沙那×花妃舞音

■若手枠
瑠皇りあ、天城れいん、稀惺かずと、大路りせ、紀城ゆりや、七城雅、泉堂成、大希颯、美星帆那、華世京、乙華菜乃、七彩はづき、藍羽ひより、花恋こまち、星沢ありさ

 

人事の通信簿『TAKARAZUKA REVUE2024』まとめ

 

つくづくこのレビュー本って、変幻自在というか、

その時々の都合が良いように構成されてるなーって思いますよね。

 

2023年は組順優先でしたが、2024年は就任&昇格&学年順が優先。

これは表紙のセンターを礼真琴に置きたいことと、

次期トップの2番手枠に朝美絢がいることが

大きな要因だと思われます。

 

で、2番手枠に聖乃あすか風間柚乃がしっかりいる点にご注目。

例え凪七瑠海が降ろうとも聖乃あすかは次作で2番手昇格は確実だし、

極美&縣のアンバサ後続組としっかり差があることを示唆しています。

 

間に「専科バラン」もあることから、

朝美桜木暁>聖乃風間≧専科ーず>>>>瑠風極美縣 ほか

という序列が確立しているようです。

 

そして、いわゆる路線ハードルラインが2023年版が101期生だったのに対し、

今年は102期生の彩海&天飛でカット。これは極めて順当ですね。

 

ちなみに、この路線枠に花組が居ないことと、

雪組が代替わりを果たし縣千が2番手に昇格した場合に、

こちらも誰もいなくなる点が、

今後の人事の鍵であろうことは間違いありません。

 

一方の娘役ですが、今年は久しぶりに娘2格が特集を組まれていて、

99期3人娘が揃い踏みであることが微笑ましいのですが、

ここに花組が居ないのも要注目点。

 

基本、娘2特集が組まれる時は、

きちんと5組揃い踏みであることが大前提なのですが、

今回は矢面に立ち続ける天彩峰里の顔を立ててあげたのかな?と邪推する一方、

ここに美羽愛が載ってこないのが、吉なのか凶なのか、何とも言えないところ。

 

メンツ的には別格感が強過ぎるので載らない方が吉な気もしますが、

この「別格娘2特集」に載ってトップにあがった、

朝月希和&海乃美月という例もあるので、実にビミョーな印象です。

 

そして、中堅組が一気に抜けたのも相まって若手枠は新顔がずらり。

トップも2組交代していますし、

宝塚110周年に向け新陳代謝が着々と起こっているのがよく分かります。

 

個人的な見どころページ

 

なお、個人的な見どころとしては、

組と学年を越えた路線娘役枠ページですかね。

意外過ぎる組み合わせが新鮮で、見ていてとても面白かったです。

 

ただ、企画力とかは2023年版の方が見ごたえがあったというか、

今年は単純明快でシンプルなレビュー本だった印象です。

 

以上、2024年の人事通信簿雑感でした。

ここから毎年、このレビュー本も定点観測して、

まとめていけたらいいなーと思います。

 

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