仕事が忙しく、バタついている間に、
宝塚では色んな発表があったようですね…。
ってことで一つずつ拾っていきたいと思います。
どうなる宙組、どうなる天彩峰里
まずは宙組『PRINCE OF LEGEND/BAYSIDE STAR』集合日について。
退団者は104期生の梓唯央のみ。
…方々から「え、天彩峰里は?」という声が上がっていてワロタ。
分かります、前回の外箱『ZORRO THE MUSICAL』での扱いを見るに、
私も餞別だろうなぁと思ってしまいましたから。
しかしまぁ、正直言ってしまって、
「ここで辞めないでいつ辞めるの?」
という感じにはなってきてしまっていますよね。
例の事件とか関係なく、単純に長い。
特に同格・同世代の彩みちるや小桜ほのかが
退団&専科異動を発表していることも、
その印象を強めている気がします。
え、2人は99期生だから、
計算上あと一年いたっていいだろって?
でもさ、彩みちるは雪組時代も月組時代も長くW娘2格で、
最近は老婆だの奇人だのが続いて正統派をやらせてもらえてなかったし、
小桜ほのかは1期上に鬼ツヨ有沙瞳が長くいて、
やっと娘2格になれたと思っても彼女もまた悪役・年増役を柔軟にこなしてきた。
天彩峰里は『NEVER SAY GOODBYE』エレン・パーカーをはじめ、
遥羽ららの退団後、つまり2022年頭からずっと明確な娘2格であり、
しかも毎回綺麗どころ・美味しい役を持っていく印象があるからこそ、
余計に「え?」という気持ちを抱いてしまうのだと思います。
これだと「良い娘役だったのにね」と惜しまれて貰えるタイミングから、
どんどん遠のいていきそうな気がするんですけどねぇ…。
ま、組長が辞めない、というか幹部人事が動かないことも含めて、
私の中でもわりとどーでもいいという感情になりつつあるので、
劇団の計算勝ちなんでしょうか?
宙組はトップが桜木みなとに変わったので魅せ方的にこれでオッケーだし、
2番手に水美舞斗を迎えたことでチケット的にもオッケー、という感じ?
変わっていく宝塚
で、劇団がこれでオッケーと思っていそうな節がもう1つ。
それが111周年記念式典の案内です。
110周年が例の事件&芹香斗亜がトップにいたことにより
大々的に出来なかったので、
これでリベンジ&心機一転といったところでしょうか?
ただ、出演者がねぇ…。
月・星・宙の3組のみの出演で、公演中の花・雪は無し。
そりゃないぜ?!
っていうか、突貫で決めたの?
『GUYS AND DOLLS』の貸し切りを入れてたことを考えると、
そうとは思えないけどなぁ…。
ま、100周年の時が豪華過ぎてそれと比べると見劣りするだけで、
やはり「100」と「111」は違う、ということなんでしょうかね?
そして同時に、村上理事長が会チケについても言及しました。
宝塚歌劇団の法人化、タカラジェンヌの社員化に続き、変革第3弾ですね。
興行界で従事していた経験がある身としては、
チケットノルマの考え方は当然だと思っているんですけれど、
とはいえトップが一旦買い取って、
それを他の生徒に再分配するという宝塚のやり方は特殊だなーと思っていたので、
ここにメスを入れるのは「なるほど」という感じ。
これがファンにとって良いのか悪いのかは、まだ分かりません。
そりゃ関東のライト層にとっては手放し大喜びなんでしょうけれど、
本拠地ではチケットが売れ残っている現実もある。
ただ、結局金を出せる人(チケットを売る、バックが大きい)が有利という点で、
正直そこまで変わらないような気がしなくもないのですが、
これは今後の推移を見守りたいですね。
着々と変わっていく宝塚
111周年という節目で、令和ナイズトされていく宝塚歌劇団。
ま、私はガワだけ楽しめればそれで良いと思っているタイプなので、
そこまで大それた成果を期待していないのですが←
出役も裏方も色々と大変なんでしょうけれど、
この変革を無事やり遂げて欲しいなと応援しています。
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コメント
いつも楽しく記事を拝見してます。
宙組は桜木さんを念願の生え抜きトップに据えたので、ひとまずクールダウンってところでしょうか。天彩さんが長すぎるのは同意ですが、きよらさんが馴染めば自ずと出番が減ると思ってます。減らないと相変わらずの宙組って感じですかね。
団員のノルマチケット(会チケット)は宝塚大劇場の平日の席を埋めると言う意味でまあ止まられないでしょう。正しい判断だと思います。
東京中心のライトファンや外野はやいやい言うでしょうが、111年の長きに渡って本拠地を守り抜けたのは紛れもない熱い関西のファン&長期遠征も苦にしない全国のファンです。彼女達(彼ら)が私設ファンクラブを通して数多のスター、そして間接的に劇団を支えてきたのは事実です。
仮に本拠地が落ちる(縮小する)ようなことがあれば、少なくとも私は精神的柱を失い歴史的価値が薄くなる宝塚歌劇団への興味がなくなってしまう気がします。エンタメにはストーリー性は大事ですから。
これからも楽しい記事をお待ちしてます。
蒼太さん、いつも楽しい記事をありがとうございます!
天彩さんは現トップ娘さん含めても娘役としてのパフォーマンスはトップクラスと思っていまして。
事件の背景考えるともやるのは当たり前ですが彼女が観たくて宙公演を観る部分もあるのです。
引き際て難しいですね。トップ娘の道はたたれていると思うので居続ければきよらさんにそのポジションは奪われると思います。例えば次の別箱(2026年?!)で大階段降りず挨拶もせず、でもヒロインかっさらって(鷹翔さんの相手役?)退団、とかなんですかね、、、
ジェンヌさんとしては突出してると思うので相応しい卒業があってしかるべしと思いながらなんだか不穏になってしまいました。
梓さん退団ですが、スカステ友旅に出ると辞める法則ありますね、、風色さんと旅してましたし彩さんや水音さんもスカステ友旅後すぐ卒業になりましたよね、、
それからファンクラブチケットですが、トップさん介さないのは有り難いものの結局チケットさばき次第で人気をはかるのは同じですよね、、、下級生にはなかなかチケットおりてこないでしょうし、何回も観たいのにお断り多い会チケットより、正規でおさえなきゃ!と思うのもまたファンの心理です。
ファンだって何曜日のどの回でもオッケーな人って少なくて、休日やソワレに集中、お断りばかりで結局観れない、というのも辛い。ジェンヌさん応援はしたいが自分の都合のいい日時に観たいわけですよ、、、贔屓さんがいる組は週1.2は観たいけど会チケットだからってなかなかこないわけで。どんなふうにすればうまくいくのかまるでわかりませんー