宝塚GRAPH正月ポートから見る人事2026

 

年内最終更新恒例、

宝塚GRAPHの正月ポートから見る人事考を書いていきたいと思います!!

 

「宝塚GRAPH」「歌劇」1月号の通称「正月ポート」は、

その時点での人事的傾向が最も色濃く出る代物で、

今後を考えるうえで非常に重要なアイテム。

 

今回は宝塚GRAPH正月ポートについて、

2025年度版と比べながら、改めて考えていきます。

 

2025年&2026年度版比較

 

では、まずは2025年版と2026年版を比較してみましょう。

 

【2025年版】

花組 月組 雪組 星組 宙組
永久輝せあ 鳳月杏 朝美絢 礼真琴 芹香斗亜
聖乃あすか 風間柚乃 – 暁千星 桜木みなと
綺城ひか理 礼華はる 縣千 極美慎 瑠風輝
一之瀬航季 彩海せら 諏訪さき 天飛華音 鷹翔千空
侑輝大弥 – 華世京 – 風色日向
希波らいと – – – 亜音有星

 

【2026年版】

花組 月組 雪組 星組 宙組
永久輝せあ 鳳月杏 朝美絢 暁千星 桜木みなと
聖乃あすか 風間柚乃 瀬央ゆりあ 瑠風輝 水美舞斗
極美慎 礼華はる 縣千 天飛華音 鷹翔千空
一之瀬航季 彩海せら 諏訪さき 稀惺かずと 風色日向
侑輝大弥 – 華世京 – 亜音有星
希波らいと – – – –

 

主な変更点は、以下の通り。

 

・礼真琴と芹香斗亜が退団、暁千星と桜木みなとがトップに昇格

・水美舞斗と瀬央ゆりあが専科から各組に復帰

・極美慎と瑠風輝が組替え

・バウ主演を果たした稀惺かずとが初登場

・2025年度から登場している亜音有星はバウ主演を果たさず1年が終わる

 

興味深いのはこのあたりでしょうか?

 

2025年度は上級生整理の1年だった

 

2025年度の宝塚人事におけるナンバーワンニュースは、

礼真琴の退団によって、

令和のトップ・オブ・トップがついに終焉を迎えたこと。

 

そして95期生が5組すべてでトップ就任を成し遂げ、

「黄金世代の終盤期」が到来したことでしょう。

 

柚香光、礼真琴、月城かなと、朝美絢、桜木みなと…。

この5人が予定通りトップに並んだ奇跡の達成という悲願が、

約15年越しについに果たされた1年でありました。

 

その一方で、水美舞斗&瀬央ゆりあという、

95期のラストランナー組が専科から各組の同期トップ下2番手に降り立ち、

その去就について何となく匂わせられているのが、実に残酷です…。

 

同時に、瑠風輝も同じ枠組みで扱われている点を含め、

今年は「100期より上の世代の整理」が

一つのテーマだったように思います。

 

そしてその裏では、中堅世代にもひそやかに、

だけど着実に物事が動いた1年でもありました。

 

まず忘れてはならないビッグトピックスは、大阪万博が終わったこと。

すなわち、アンバサの呪縛が解けたことにより、

兼ねてからの懸案事項だったアンバサシャッフルがついに解禁。

一番の人気者である極美慎が筆頭組・花組へ組替えしました。

 

これにより花組は聖乃あすか&極美慎の2枚看板という

詰まり現象が起きているわけですが、おそらく多くの人が、

「いずれまた大きな組替えが起きるのでは?」と感じているはずです。

 

また、礼華はる&彩海せらのW3番手モードに決着を着けるどころか、

ムーンジングに渤海とぱるあみ売りをより深めたうえで、

さらに宙組でも鷹翔千空&風色日向をW3番手として並べようとしています。

 

このアンバサ世代のシャッフルの予兆こそ、

2026年に向けた人事の震源地と言えるでしょう。

 

一方で、極美慎と天飛華音が東上初主演、

希波らいと、華世京、稀惺かずとがバウ初主演と、

中堅・若手にはしっかりとカードが配られた1年でもありました。

 

ただし、新人公演に関しては、

雪組を除き105期生へ一点集中という異常事態を貫いています。

 

そんな105期生は2025年春で新公卒業。

すなわち、来年からは完全にその下の世代に移り変わっていくわけで、

今の偏りの帳尻を今後どうつけていくのか、

そしてニュースターの誕生はあるのか、引き続き注目していきたいです。

 

2026年で気になるポイントは

 

2026年において気になるポイントをまとめると、

・聖乃あすか極美慎、礼華はる&彩海せら、鷹翔千空&風色日向という、アンバサ世代ダブル扱いの解消をどうするのか?

・亜音有星はバウ主演しないのか?

・106期以下の男役の育成をどうするのか?

の、以上3点です。

 

トップの交代劇はあまり起こらなそうですし、

(しいていうなら春乃さくらが退団するかもなー、くらい?)

来年度は中堅以下の動きが気になる1年になりそうですね。

 

今年も大変お世話になりました。

来年度も当ブログを引き続きよろしくお願いいたします!!

 

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コメント

  1. 灯台 より:

    今年も一年、楽しく読ませていただきました。
    全体的な人事は劇団がどの方向を目指しているのかに拠る所が大きいかと思います。
    平成ベルばらからの中堅ファンですが、将来を担うトップ路線に実力の高い生徒が本当に少ない事を懸念しています。
    宝塚は伝統芸です。
    一度途切れると取り返しがつきません。
    劇団には計画的なスター育成に更に力を入れて欲しいと願いつつ、来年も引き続き多角的な目線での記事をよろしくお願いします。

  2. YK より:

    いつも楽しく記事を楽しく拝見してます。
    107期の天つ風くんと奈央くんには来年は新人公演主演などで更に飛躍して欲しいですね!
    106期は華世さんがいるのでもうよいかなと、、、。
    個人的には月組の飛翔れいやくんに頑張って欲しいです。
    今年も沢山の楽しい記事ありがとうございました!来年もよろしくお願いします!

  3. こころ夫人 より:

    いつも楽しく興味深く、拝見しております。
    本年一年間、様々、面白い記事のup、本当にありがとうございました。
    明年も、楽しみにしております。

    よいお年をお迎えください。

  4. 杏津美 より:

    本年もよろしくお願いします。
    亜音さんは例えば星組に組み替えかも。そうすれば鷹翔風色と105期りせなるとなり、少しはすっきりするでしょう。今日から始まった星組公演で彼女の姉さんが卒業するのでその後としても違和感ない?

    >106期以下
    とにかく106期は華世京さん以外新公主演なし、107期に至っては未だゼロというブラックホールぶり、105期の影響というかとばっちりを受けているので、華世さんのような突出したスターでないと中々難しい。それでも107期は本日唐突に出た最終成績で組内首席を死守や奪取した男役さんが複数いるのでどうにかしたいところですね。