気になるスター達を取り留めなく語る・宙組編

不定期連載していた、

「気になるタカラジェンヌを取り留めなく語ろう」シリーズ。

本日は最終日の宙組編です。

 

まさか年を越すとは思いもしませんでしたが、笑

さっそく参りましょう!!

 

気になる宙組スター達を取り留めなく語る

紫藤りゅう(96期)

 

ハッキリ申し上げますと、

星組時代は全く興味が有りませんでした。笑

正直、本当に印象が無いのです。(ごめん)

 

んがしかし、宙組異動後の『FLYING SAPA』での彼女を見て一変。

なんて品があって爽やかでキラキラしたスター様なのだろう…!!

これがいわゆる「ロイヤル枠」ってヤツなのですね。

 

多くの方が既に指摘していますが、

完全にポスト・澄輝さやとコースに乗っかったご様子。

 

今の宙組って実力偏重&いぶし銀系が多いですし、

宝塚全体を見てもロイヤル枠は

紫門ゆりやくらいしか在籍していませんから、

この際立ち方は実に美味しいと思います。

 

彼女の宙組異動発表時は「なぜ?」という印象が強かったのですが、

舞台を(配信で)見て凄く腑に落ちました。

やっぱり人事ってちゃんと計算されてるんですねっていう。

 

96期男役筆頭と言えば和希そらですが、

実は紫藤は初詣ポスター掲載者。

第2の男(役)としての、これからの活躍が楽しみで仕方ありません!!

 

秋音光(96期)

 

そんな96期男役2枚看板の裏に控える、第3の男(役)

新公主演未経験ながら、

いつも美味しい場所にさりげなく控えている印象。

 

彼女は宝塚歌劇団年度賞の奨励賞を5年連続受賞。

これはレッスンに熱心に参加している生徒に送られる賞だそうなので、

いかに彼女がタカラジェンヌの中でも

相当な努力家であることかが分かるというものでしょう。

 

舞台で印象的なのは『アクアヴィーテ!!』のタンゴのシーンですね。

真風涼帆を妖しく誘惑する女役に大抜擢。

「男役が演じる女役」らしからぬ魅力がありながら、

軽やかな身のこなしで強く印象に残っています。

 

それから、顔立ちが私の好きなお目めぱっちりタヌキ顔族の方なので、

ビジュアル面でもツボだったりします。笑

 

和希がギリ路線、紫藤が別格路線であるならば、

秋音はド別格というポジショニングだと思われますが、

上手に住み分け出来ているのが宙組96期トリオの美味しいところ。

彼女を含め、3人の活躍に期待したいです!!

 

留依蒔世(97期)

 

まさに今の宙組の「実力偏重&いぶし銀系」の象徴的人材。

97期生首席入団&初詣ポスターという、

肩書きは超路線のソレですけれど、

いかんせん瑠風に押し負けちゃったのかなぁ。

 

彼女の魅力は『異人たちのルネサンス』フィナーレのオープニングや

『オーシャンズ11』マイクや『FLYING SAPA』タオカなどなど、

なんだか全体的にコッテリしていることでしょう。

 

目線の動き、動作、歌い方がネットリしていて、

(まさに紫藤りゅうとは真反対のスター性)

さっぱりした雰囲気が多い宙組生の中だと異質に輝いていて面白いです。

 

実力も高安定してるのに、なぜだかあまり使われず…。

代替わりするタイミングで上手いこと波に乗って欲しいなぁと

ファンとしてヤキモキしながら応援しております。

 

小春乃さよ(98期)

 

彼女と言えば、やはり『アクアヴィーテ!!』エトワールでしょう。

あの歌声は至極の一品で、

まさに正しい意味での「エトワール」でした。

 

その実力は折り紙付きで、

実は98期の次席入団生(首席はもちろん暁千星)

 

芝居では研6にして『神々の土地』で貴婦人役を演じ、

それが板についていたことに驚きを隠せませんでした。

 

個人的には福福しいお顔立ちと、優し気な声がツボでして、

タカニュのMCが彼女だと、なぜかホッコリします。笑

今季のスカイ・ナビゲーターズと言えば、彼女という印象が強いです。

 

宙組は男役だけでなく、娘役も歌上手なスターが多いわけですが、

別格歌ウマ枠としての活躍を期待したいと思います。

 

優希しおん(100期)

 

100期生のラストランナー、かと思いきや、

新型コロナにより新公未開催という憂き目に遭うことに。いやー残念。

 

彼女と言えば、ダンスでしょう!!

宝塚における「ダンスが得意」の中でも、

だいぶ上位に入る実力の持ち主。

 

個人的には芝居も好きなんですよね。

『神々の土地』『FLYING SAPA』と、

物語における重要なポジションの少年役を熱演。

 

…て書いてて思いましたけど、

どっちもウエクミ作品なんですね。

たぶん彼女のお眼鏡に適っているということなのかな?

 

それから数少ない喋りもいけるタカラジェンヌ。

喋り過ぎのようで聞き手を気遣いながら話すし、ちゃんとオチもつくし、

何よりも楽しそうに喋るから気持ちが良い。

 

ということで、スカイステージでの活躍も期待したいところです。

なーんか救済とかないかなぁとゆるーく期待してます。

 

中堅がぶ厚い宙組の強さ

 

凛城きらが入らなかったー!!笑

 

ごめん、なぜか無意識に5人縛りにしちゃったもんだから溢れちゃいました。

それだけ今の宙組は中間層が厚いということでしょう。

95~100期あたりに実力者がひしめいてますものね。

 

宙組はリソースを分散する傾向があることと、

朝夏政権時から安定期が続き、

その頃に育成されていたスターたちが伸びてきていることが、

今の組体制の盤石さに繋がっている印象です。

路線過多だのと文句を言ってはいけませんね。笑

 

間もなく東京で『アナスタシア』が開催される予定の宙組。

今日名前を挙げたスターも多数活躍しているそうなので、

今から楽しみにしたいと思います!!

 

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コメント

  1. MS より:

    紫藤りゅう君は、新人公演のガイズ&ドールズ、同じく新人公演のこうもりで、なかなかシュッとしていい役者さんだなと思った記憶はあるのですが、両方ともコメディ要素があり、今ひとつピンとこなかったような気がします。そして残念ながら本公演での役は一つも思い浮かばず。
    特に紅時代は、彼のロイヤル感を発揮する機会がなかったのではないでしょうか。星組最後のロックオペラモーツァルトでの役も、確かにこんな役も出来るんだと評価は上がったかもしれませんが、正しい使い方ではなかったかと。
    FLYING SAPAは梅芸に観にいきましたが、白く発光してましたね。アナスタシアは役が少ないので残念ですが、この先本当に楽しみで仕方ありません。
    秋音光君は、SANCTUARYでのシャルル9世で初めて認識したのですが、当時はこんなに綺麗なジェンヌさんになるとは思いませんでした。踊れますし、これから要チェックだと思います。
    ちなみに、98期の穂稀せり君も好きです。声がツボなんです。

  2. コスモスハート より:

    蒼汰様

    時代物なら雪組、芝居の月組、なんて言われていて、宙組は合唱、コーラスが抜群、なんて、どこの組も、さほど違わないのでは?なんて思ったら、雪組の刀さばきが、やはり凄かった、それと同じく、アナスタシアでの皆で歌う歌の混ざり方?や統一感?パワーが(毎日練習していたらしい)抜群だった。
    でね、よく考えてみたら、宙組公演で、一人ソロで歌っているのを聞いても、あまり歌難の人に遭遇していない。
    路線も路線に近いけどそうじゃなさそうな人も、歌える。歌劇団らしい組?!
    そして、和希そら君が本当に、やっぱり上手い。
    留依君も歌上手、あとは、これぞという役に巡り会うこと。

    そうそう、
    台詞がなくても、優希しおん。ここにありー!でした。印象に残ります。

    ショーが楽しみになります。宙組の2本物が見られるのはまだ先、じっと我慢です。

  3. あやこ より:

    ソウタさんの厳正な選考には、凛城だけでなく、松風・瀬戸花あたりも最終まで残ったかと。
    元来が移民の集まり(←言い方)かつ転校生に寛大な宙組ですし、紫藤さんの自然な溶け込みっぷり、気持ちいいですね。
    優希さんのブラックスワンは、もはやアクロバットの域。
    アナスタシアのフィナーレでは、出演人数制限もあってか、潤花スマイル爆弾と、秋音のキョトン顔にもっていかれました。
    いたずらっ子の礼、ラスカル寄りの暁、ぽんぽこの秋音。あぁ、愛しきタヌキたち。

    ソウタさんはじめ関東の皆様が、無事にアナスタシアを楽しめますように!

    • 月組率たかし より:

      はじめまして!100周年からのライトファンです。いつも楽しく頷きながら拝読しています。アナスタシア、家族に内緒で見に行ったんです。(ピガールも)
      アナスタシア、円盤欲しいくらい良かったです✨瑠風さんの貴族感、ららちゃんのセリフのあどけなさ、キキちゃんの歌う歌詞が皇族を後々まで語り次ぐようでとても印象に残っています。
      星組時代から紫藤りゅうさんの微笑みが優しくて好きでした。組み替えと聞いて真風さん体制のギラつきの低い宙組にピッタリ!と感じました。それにツートップと同じく星組育ち。フィナーレで彼女が立っていると爽やかで穏やかな雰囲気が加わりますよね。本題とそれますが月組の一星彗さんに入団時から目がいっておりまして、紫藤りゅうさん系の穏やかさを感じるジェンヌさんです

  4. ともじの嫁 より:

    おはようございます!
    極寒の毎日でございます。炬燵から出られず、炬燵に籠って、こたつむりになっております。
    星組の全国ツアーのアルジェを観てから、紫藤ファンでございます。生で星組観劇が初めてだったのですが、私の目には、礼さんや愛月さん以上に舞台でキラキラしていて、素敵でした。
    そこで、移籍後、楽しみに東京でのサムライさんを観に行ったのですが、出てなくてガッカリしました。
    ←ちゃんと調べなさい。笑
    変に男臭くならず、爽やかなロイヤル感で、これからも沢山活躍して欲しいです!

  5. なぁ より:

    蒼汰様
    こんにちは。連投すみません。
    ドリタイの他の組を見てみると、風色さんの代打登板でない限り、優希さんが新公主役取ってたっぽいですよね。
    残念でしたが、天寿さんみたいに、その分長く活躍してくださったらなと思います。
    中止にならなければ、今月アナスタシアを観に行けるので、優希さんのロットバルト今からすごい楽しみです。
    紫藤さんも初見なので楽しみ!

  6. より:

    宙組お待ちしてました!!
    誰が取り上げられるのかなーと色々考えていたんですが、黒い瞳タンバリントリオ(和希・秋音・優希)が入りましたね。
    秋音は男役ながら、怜美のド迫力美女ダンサーポストを継いだ印象です。アクアヴィーテ素敵でしたよね。
    留依蒔世は宙組に珍しいパッション溢れる男で、フィナーレの爆踊りが見所です。怪我でのシェイクスピア全休を乗り越えて舞台に立つ姿にいつも感動します。狂気じみた人の演技(パパアイラブユー・新公ラスプーチン・SAPA)が印象的ですが、イスパニアの道化師が好きです。
    小春乃さんは、宙組の弥勒菩薩と勝手に呼んでいます。桜木のブリネクでオペラ座の怪人歌っていて、まさに天使の歌声でした。美風・花音・瀬戸花・小春乃の宙組歌姫四天王の中でも優しい歌声では第一かと。癒されますよね。
    優希は和希大好きスーパーダンサー。アナスタシアのロットバルト凄いです!潤花オデットより目立っていました。
    真風政権下で既に20人ほどが卒業していき、心配していましたが次々と実力派下級生が出てきて、安定した舞台が見られるので宙組大好きです。

  7. レモン より:

    宙組編楽しみに待ってました。
    ほんとに層が厚いですよね、宙組!
    凛城きらのコメント聞きたかった(笑)
    凄く素敵なスターさんですよね。
    新公未主演にして組替え経験あり、
    脇路線より美味しい役で活躍するスーパー別格スター様だと思っています。
    いつか語ってほしいです。

  8. まるん より:

    わたしも
    留依まきせくん大好きです!
    実力派であのこってり感…
    くせになります

    もう少し陽の目をみてもいいと思うのでどうにかならないものかと…

  9. はる より:

    アナスタシア観劇してきました。
    舞台の感想は、置いといて
    芹香さん、月組次期トップなのかなと思いました。
    上手く言えないのですが、専科行きの決定している星風さんよりも、宙組とのサヨナラ感が出ているような。
    もしかして2人一緒に月組へ、なんて考えてしまいました。
    個人的には今の宙組大好きなので、ずっとこのままが良かったんです。