彩風咲奈・任期2作目の大劇場公演が発表されました。
石田昌也先生による和物と、
通称中村Ｂ先生によるレビュー作品という、
望海風斗主演『壬生義士伝』と全く同じ組み合わせに!!
【宝塚大劇場／東京宝塚劇場公演】
大江戸スクランブル『夢介千両みやげ』
■原作：山手 樹一郎「夢介千両みやげ」
■脚本・演出：石田 昌也
ショー・スプレンディッド『Sensational!』
■作・演出：中村 一徳
■主演：彩風 咲奈、朝月 希和
避けて通れぬ任期の話
さて、トップスターにとって千尋の谷とも言える2作目に、
「和物の雪組」として主演を張る作品を当ててきました。
実はコレ、個人的にはでしょうね案件。
というのも、トップ就任直後の恒例行事として任期予想をしますと、
彩風咲奈は5作前後の普通任期、朝月希和は3作短期で、
途中で相手役を変えるというのが個人的見解です。
彩風咲奈はいわゆるスーパー御曹司ですが、
就任が研15（本来予定だと研14ですが）と比較的上目だったこと、
早霧せいな5作、望海風斗6作という通常任期が続いていることから、
5作前後かな、と。例えるなら、朝夏まなとコースのイメージ。
一方、朝月希和は就任までの流れがイレギュラー感強過ぎること、
105期4人娘始め、各組若手娘役のプッシュが始まっていることから、
先に退団するんじゃないかと思っています。
小川前理事長時代は娘役4作退団が続きましたが、
華優希の例もあるし、コロナ禍の影響もあるため1作早めるかな？と。
…という前提で考えた時、お披露目は話題作の『CITY HUNTER』、
3作目は話題の大作一本物で(通常任期スターの通例)、
組に盛り上がりをつけつつ朝月を盛大に送り出す。
そしてせっかく相手役に朝月希和を迎えたなら、
和物が似合う彼女の時に消化しておきたい、
だから2作目が和物、という流れが妥当かなと思っていたからです。
ちなみに2次原作の話題作→和物の雪組→大作一本物と続けば、
早霧せいなと全く同じ道を歩むわけですが、
『星逢一夜』的な悲恋ではなく、
痛快娯楽時代劇の方向に走ったあたりに、彩風カラーを感じますね。
そしてショーは『Fire Fiver』に続き、「情熱的」な「ダンシング・ショー」。
『炎のボレロ』の時から思っていましたが、
劇団的には彩風咲奈は相変わらず火属性の人なんだなって感じです。笑
2本立てが続くよどこまでも
そして大劇場作品としては『ロミオとジュリエット』以降、
『アウグストゥス』『桜嵐記』『シャーロック・ホームズ』『CITY HUNTER』
『柳生忍法帖』『元禄バロックロック』『今夜、ロマンス劇場で』
そして『NEVER SAY GOODBYE』を挟んで『夢介千両みやげ』と、
皆さんお察しの通り、ずっと2本立て続き。
ちなみに『NEVER SAY GOODBYE』は劇団オリジナル作品なので、
海外ミュージカル作品は『ロミオとジュリエット』を最後に
ストップしているわけで、毎度書いていますが、劇団の懐事情が心配になります。
本当は色々準備してただろうに、
コロナの影響で流れた企画とか色々とありそうですよね。
逆に言うと、こういう状況下でもオリジナル作品を生み出せるのが宝塚の良さ。
どのような作品が生まれるのか、楽しみです。
そして壮一帆が復興し、伝統芸になりつつある雪組の和物が、
彩風咲奈率いる新たな雪組の魅力でどのような結実を迎えるのか、
合わせて楽しみにしたいと思います。
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コメント
蒼汰さん
こんばんは。2回目のコメントです。
雪組の日本物がくるのは私も予想してました！
朝月さんは和物での振る舞いが本当にお美しいので今からとても楽しみです。
新人公演の娘役は夢白ちゃんがやって和物の振る舞いを朝月さんから伝授されるのかなぁと妄想しておりました。
今後の娘役は朝月さん→夢白ちゃん→105期ラインに入ってくるのかなぁと
次の新人公演は夢白ちゃんが和物の経験の少ない所を補なってトップ娘役への道を着々と埋めていきそうだなと感じました。
蒼汰さんの雪組新人公演のキャスト予想がありましたら教えてくださいね。
咲きわ2作目は和物の芝居か和物ショーが来るかなと予想していました。特番や再放送でノバボサノバ再演もチラッと考えましたが、そちらは星組に来そうなので可能性は低いなと思いました。雪組で和物ショーもいつか観たいですね。
齋藤→石田と賛否分かれる(嫌われやすい)演出家ノルマを大劇場2作で消化したところを見ると3作目にデカい一本物（海外ミュージカル）、4作目以降のどこかにウエクミ先生が登板するのではと予想しています。
蒼汰様
いつも楽しみに拝読しております。ライビュ専科の地方民です。
最初痛快娯楽時代劇「桃太郎侍」をやるのかと思ったのですが、いまでは文庫本も絶版な「夢介千両みやげ」、
主役の夢介は「明朗朴訥なスーパーマンの、善意あふれる言動を描き、敗戦日本の心を潤した、大衆小説の代表的傑作」
「おっとりしているように見えて、実は」が無さそうな役ですね。今の時代、こういう「実は」が無い役柄を魅力的に魅せるって、いわゆる演技派にはかえって難しいかも。
でもハマったら彩風咲奈さんの無二の当たり役になりそうな予感。石田先生、色々な小説にアンテナを張っているんですね。
いつも楽しく、拝見しております。
彩風朝月コンビでの和物、楽しみですね。道楽三昧ですかー。
不幸と貧乏役の宿命は、前トップコンビが、天昇(なんか違う?)してくださったかのよう。
幕末太陽伝の若旦那役も、似合っていましたよね。朝月さんのチャキチャキぶりも、みられるかな。
この状況下で、チケット売り止めと聞き、あわてて追加しての、CH観劇を楽しんでいます。
更新楽しみにしておりました！
やはり和物きましたか…星逢、壬生とは異なり明るい和物。いいですねえ。彩風は陽のイメージを続けてきましたね。望海真綾は悲劇が続きましたし、彩風でもそれ続けるのは流石にw 暗い演目ばかりの組になってしまいますしね。
個人的には彩風はシリアスも合うんじゃないかな、とも思うのですが。
雪組は彩風→朝美(→縣→彩海or華世？)、その間に朝月→夢白→音彩と継ぎたいのかな、と予想してます。とはいえ他組の状況も関係してくるので娘役予想は難しいですね。
朝美夢白or音彩とか顔の圧が凄そう…
蒼汰様
懐具合ね、阪急より、自分の懐を締めてます（笑）観劇自粛は続く‥
フランク•ワイルドホーン作曲の歌があるミュージカル、韓国でも人気あるよなあ。
毎年やってた皇太子ルドルフ。
宝塚版も同じ題材のものはあるけど。。違う。曲が‥歌唱力のある、男性が歌うから、尚更かもしれないが、ワイルドホーンさんのが良かった。
雪組なら、あーさにやってほしい。夢〜。
韓国と以前は、何故か、よく上演の題材が、同じ時期に被っていた。版権物は、ファントム、時期がかぶり、太陽王もかぶり、エリザベートも被っていた。
アンナカレーニナ（美弥さん主演の）は、同時期、ロシア版の、めちゃ豪華なセットで、韓国で上演されていた。
東宝は？昨年、宝塚歌劇団はアナスタシアを上演できたけど、確か東宝は中止、舞台セットが船で届くようになっていて、引き返したようだけど、いくらかかったのだろうか？
マタハリ、あれは韓国のカンパニーオリジナル。笑う男、あれも韓国発だったような、ワイルド•ホーンが楽曲提供している。
大人気だね。
東宝はオリジナルやらない？その方が人、物金が必要だからかな。
エクスカリバー（楽曲提供ワイルドホーンあり）の予告映像、お金かけてる。宝塚歌劇団のムービーは動画という名の静止画だから、節約？動画に力入れなくても、チケット売れるから、節約していいのね。
雪組、
和物のコメディーと、なんだか聞いただけでエキサイティングなショー。
和希そら君も入るし、絶対観劇したい。動画が豪華でなくてもチケット買う一人だった。
上の方のコメントを読んで、気の早い話ですが、
永久輝さんの次のVISAガールは癖のない彩海さんが候補にあって、
将来は花組に組替えもあるかなぁと妄想してしまいました^_^