なんかもう完全に無かったことになってますけど、
サヨナラショー人事占いってどうなったんですかね???
やっぱり、サヨナラショーの日程じゃないから退団は無い、は言えるけれども、
サヨナラショーっぽい日程だから誰かが退団する、という裏の命題は、
成立しないということが分かりました。
人事を論ずるにあたり、良くも悪くもトレンドがあると思います。
例えば、前述のサヨナラショー考もそうですし、
少し前になると六曜占い、パンフやポスターの掲載有無、フィナーレの上手下手、ヒロインの波線上下…。
しかし、それらを「トレンド」と表現したのにはもちろん意味があって、
なぜなら流行り廃りがあるからであり、
人事をきちんと読むなら、中長期的な視点で捉えていかないと、
ただ「煽っている」だけになりかねないと私は思います。
その意味で、改めて私が説きたいのは、
「人事は結局、羽根に表れる」ということ。
今ドキの言葉で言うところの、羽根しか勝たんってヤツですね。笑
背負えない羽根には意味がある
まず大前提で考えたいのは、
羽根とは「スターの格」を明確に表すものである、ということ。
つまり逆に言えば、背負うべきタイミングで背負わないことには意味がある、
と考えられるということです。
例えば水美舞斗の場合、『アウグストゥス/Cool Beast!!』で瀬戸かずやが退団。
同期の朝美絢が同時期に2番手羽根を背負ったことにより、
『元禄バロックロック/CThe Fascination!』で、
当然2番手に昇格すると思われていました。
ところが、蓋を開けてみたら、まさかの永久輝せあと同格の3番手羽根。
そう、すんなり正2番手の昇格とはなりませんでした。
その後『Fashionable Empire』で2番手羽根を背負い、
ポスターやパンフなどでも正式に正2番手扱いされましたが、
やはりというか専科異動となりました。
同じく、瀬央ゆりあ。
彼女の場合は水美舞斗の例が先に有ったので、
ファンの心の準備が出来ていたように思われますが、
同様に現段階まで本公演で2番手羽根を背負わせて貰えないまま、専科異動が決定。
少し前の例を出すと、宙組時代の愛月ひかるも、
立ち位置的には問題ないはずなのに、
最後まで3番手羽根を背負わせて貰えませんでしたね。
そのまま同期の芹香斗亜に降られ、専科異動し、星組に降って退団。
その後、桜木みなとがあっさり3番手羽根を背負い、
いまだ路線戦線に参加していることを思えば、
やはりこれにも意味が有ったと言えます。
わざわざ背負った羽根にも意味がある
ところで、私は持論として、
「一本物で背負う2番手羽根こそ最強」というものがあります。
一本物はその世界観を維持するためか、2番手羽根は無いことが逆に普通なわけで、
それでもわざわざ背負わせるというとは、
そこに何か意味がある(強さの証明)と言えるのです。
例:真風涼帆『王家に捧ぐ歌』、望海風斗『るろうに剣心』など。
この論を根拠して考えた時、見えてくる直近の人事例は2つ。
1つは月城かなとが2番手昇格直後の『I AM FROM AUSTRIA』にて、
あっさりと大羽根を背負ったこと。
しかも次作の『ピガール狂騒曲』でもしっかり2番手羽根を背負ったことから、
こりゃー強いなと思っていたら、珠城りょうが退団を宣言。
そのまま3作2番手でトップに昇格したのでした。
同じく、芹香斗亜。
実は『アナスタシア』を始め、なんと3作で1本物2番手羽根を装着。
劇団は真風涼帆の長期によりステイとなった彼女を、
ちゃーんと立て続けてたのでした。
ちなみに、アホらしい退団の噂を知ってか知らずか、
『NEVER SAY GOODBYE』ではゲキダンがかんがえたさいきょーのハネであろう、
1本物2番手「雉付き」羽根となり、トップ待ち枠として存在感をアピール。
見事耐え忍び、宙組トップ就任が決定したのでした。
少し蛇足ですが、どちらの例も当ブログ(非承認)コメント欄にて、
「オーストリアの国旗を表現するために背負ったものだから2番手の強さには関係が無い(だから珠城りょうは退団しない)」とか、
「芹香斗亜は3番手羽根を背負っていないからトップになれない(意味不明)」とか、
よー分からん持論をキレ気味に展開されましたけれども、
結局のところ、「羽根しか勝たん」だったのでした。
羽根論よりも強いもの
この2番手羽根論を書くと、
「じゃあ美弥るりかと愛月ひかるはどう説明するんですか?????」と、
必ず突っかかられんですけど、
この2人の場合は上級生2番手という大前提の歪みがありますからね。
そもそも、宝塚は年功序列の縦社会であり、
かつトップの座は空かないと座れないものですから、
学年の逆転現象が起きた時点で「なれたらラッキー」でしかないのです。
けど、北翔海莉、大空祐飛といった逆転スターの例で言うと、
どちらも2番手羽根がサインとなっていたわけですから、
ファンがそれに縋りたくなる気持ちは分からなくはないのですが…。
なので、現在も月組2番手として活躍中の鳳月杏も、
この記事で言うところの最強の一本物2番手羽根を背負っているけれども、
理論上はトップの道は厳しいと私は考えています。
一方、どれだけ待たされようとも、
ちゃんと学年順で考慮され続けてきた桜木みなと、永久輝せあ、暁千星は、
それぞれ次作2本立て公演でちゃんと2番手羽根を背負い、
次期トップアピールをきちんと行うはず、と重ねて予想しておきます。
長くなってしまったので、3番手羽根論については次の機会にて…。
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コメント
結局は羽根!!ですね。
芹香は1本物で、初宝塚のお客には「何の役やった人?」と思われそうなのに2番手羽根+パレード用の衣裳。同じ二番手でも格が違う感じがします。
「アナスタシア」はものっすごくシビアな階段降りで、役柄で降りれたのは和希そら以上。複数役やっているとはいえ瑠風輝はニコライ2世として降りれず、しかも脇!天彩峰里も幼少アナスタシアでなし、脇。
今の宙組路線順位の微妙なところを予告してましたね、怖っ。
雪組 朝美絢も異論を挟む余地なしの2番手。むしろ和希そらが降ってくる前の綾凰華は「暫定」3番手で羽根なし。ここも予告してましたね。
最も華やかなパレードが最も残酷という‥だからこそ引きつけられる要素ですが。
あとフライングになってしまいますが、桜木みなとの肩羽根、今まではプロローグの衣裳に3番手羽根だったのが、「カプリチョーザ」からパレード用の衣裳に格上げ?されてますので、肩羽根は星組のあおりを受けただけと思い心配しておりません。
ネットサーフィンしてましたら、また観たくもない貴方のブログに辿り着き(笑)さすが人気ブログランキング上位のお方だけありますね(笑)
ひとつだけ言いますがネバセイでの芹香の羽は前回大和悠河も雉羽根背負ってますよ!げきだんがかんがえたさいきょうのとかわざわざ強調してますが、違います。22年度版も同じく合わせただけですよニワカ丸出し勉強不足で恥かきますね(笑)
最近大したネタもなく貴方が大好きでブログネタの宝庫にしてる掲示板も最近過疎ってるみたいですね。たまに観ますが大した事も書かれてない。最も便所の落書きですからね。あっ失礼貴方の主戦場なのに(笑)今回の記事何を言いたいんですかね?羽しか勝たんとかアホ丸出しの事書いて恥ずかしくないんだろうか?
ほんと落ちたなー。まだ初期の頃はまともなブログだったのに、信者にいかにウケるか!しか考えてないもんね。
周りにコメントするのもいつものメンツ信者ばかりだし、長くやり過ぎて完全にムラオ化してるもんね。そんなんじゃなかったのに人事考察って掲示板の受け売りでしょ?結局貴方の大好きなあーさは順調に羽背負ってるからトップになる!ってのがほんとの意図でしょ?月城や芹香を持ち出して自分の贔屓は全面に出さない姑息な典型だよね。まぁ私の見込み違いでムラオと同等かそれ以下と言う事が良くわかる記事でした。もう目にしない様ネットサーフィンやめよう(笑)
貴方は嫌味な記事書き続けてがんばってくださいな(笑)
約1年ぶりのコメントありがとうございます!せっかく熱量のこもったコメントを頂いたので承認させて頂きますね。これからも頑張ります!!
ネバセイ前回も一緒は知らなかったので傾聴に値しました。とはいえ、大和さんもスゴツヨなイメージなのでむしろ羽根の強さを印象付ける形になると思います。朝美さんについては、よくわかんないタイミングで「夢白あや(と彩風咲奈)の任期は?」という記事をあげたら、「朝美さんの相手役考えてんだなー」と思いますけどね。
などと信者が申してみる。これからもネットサーフィン頑張ってくださいね。
鳳月さんはマジで読めません。鳳月さんは厳しいだろうと思う反面、組替えが無ければないほどに月城さんの任期の長期化が予測され、それに付随して海乃さんの長期化の可能性もあります。チケット売上が正義だとは思うんですけれども、エンタメ事業としてはいかがなものでしょうか。(彩風ファンの私は前者については口を噤むほかないですが、後者の観点については声を大きくできる状況です。)
話は変わりまして、ギャンブル狂いの芸人さんとかが「賭けてる時が一番楽しい。勝つか負けるかは二の次」みたいことを言いますが、「報酬が得られることが確定している状況よりも、ランダムに報酬が得られる状況の方が、私たちの脳はより多くのドーパミンを分泌する」ということがわかっているそうです。
ギャンブル依存者ほどでないにしても、安定を好まず、変化を求める気持ちは誰にでもあるのだと思います。以前の月組は「悪い意味で安定」、今の月組は「良い意味で安定」。そろそろ変化が欲しい…。これは宙組にも言える(言えた)ことですね。
「勝てる可能性が低ければ低いほどにドーパミンが出る×勝ってドーパミン他が出る」となるのが最も良いのですが、上手くいかなくともスリルが欲しいのですよ(御曹司のファンが言うなと思いつつ、だからこそ別のところでスリルを求めてしまうんですかね)。全ての人事が上手くいくわけはないのだから、それは腹を決めて早く組替えしてほしいです。
待ってましたの考察で、今から次回の三番手羽根の記事が楽しみでなりません。
個人的に、三番手羽根を背負わずして二番手羽根を背負った方々の進退について興味がありました。
他力本願で自分で調べる事を怠っている身としては有難い限りです。
ひとくちに「三番手羽根を背負わずして二番手羽根を背負った」と言っても、ケースが色々分かれますよね。
自身の曖昧な記憶の中でそこがグチャグチャしていたのですが、今回の記事で「背負うべきタイミング」というワードを目にして、自分なりの思考に少し光が射した気がします。
更に言えば「単独で」も追加ですね。
①背負うべきタイミング且つ単独で三番手羽根を背負い、その後背負うべきタイミングで二番手羽根装着
②人事的に飛び級で(三番手羽根を背負うタイミングがなく)二番手羽根装着
③背負うべきタイミングに三番手羽根を背負うことなく二番手羽根装着
今回の記事で登場した名前だと、私の記憶が確かならば北翔や大空は一応①かなと。
②は芹香や凰稀でしょうか。
③に関しては、実はルートは二つあると感じています。
③-A:当時の上級生への配慮によるもの(本来は劇団的には①にしたい思惑あり)
③-B:劇団的にトップの目はなし
この③-Aに該当するのが朝夏とか朝美になるのかなと。
ひと昔前には涼とか悠未など何がなんでも二番手羽根を背負わせない時代がありましたが、近年は二番手羽根退団というのも珍しくなくなりました。
人事を読むのにおいて、それこそ近年のトレンドでは三番手羽根有無を読み解かねばならないのかもしれません。
いずれにせよ次回の記事が凄く楽しみです。
1本ものや別箱など、羽根に関しては様々なケースがありますが、やはり宝塚のステータスは羽根に尽きるのだという考察を浴びたいです。
現在、トップ就任のリミットはどのくらいなんでしょうね。
具体的には、芹香さんと同年齢と言われる桜木さんと朝美さんがどういうルートをたどるのかという話で、リミットが(最も若く入団する)中卒かつ研18なのか、単に研18なのかでこの2人の置かれている状況は大きく変わってくるんですよね。
真風さんの任期(9作)は次期、次々期候補の任期を考えて決まったはずで、芹香さんだけが短期(3,4作)というのも考えづらいので、5作とすると次期トップは26年1作目ごろになるでしょうか。研18となる桜木さんが跡を継げるかどうかにはリミットも大きく影響しそうに思います。内部的には結論は出ているでしょうから、芹香さんのお披露目公演で桜木さんが二番手羽根を背負うかどうかがポイントになりそうです。朝美さんもリミットが中卒かつ研18だった場合は来年度中でないと上がれないわけです。また、彼女も次回で2番手5作目になるので、美弥さんのことを考えるとトップにならないなら移動または退団のタイミングともいえます。なので、早ければライラックの大劇場千秋楽直後に彩風さんの退団発表があってもおかしくないし、次回作の集合日に朝美さんの移動または退団の話が出ることもないとは言い切れない。
羽根を背負うタイミングというお話ですが、ちょっと違った方向で次回の宙組と雪組の大劇場には注目しています。
いつも楽しく、拝見しております。
私も3番手羽根考察の記事を楽しみにしている一人です!
思えば、星組時代の真風さんの3番手(?)大羽根や、台湾公演での芹香さんの大羽根、ビックリやら嬉しいやらでした。
羽根は、いちライトファンにとっても、楽しみのひとつでもあります。
同格の羽根で、ごまかすような事は、これからはあまり見たくない、です(念押し・くどいかな?)。
わざわざ熱いアンチコメントを送り付けるほど、記事のどこに問題があるのか分かりませんが…(宣言されるまでもなく、嫌なら見なければいいのに…)
蒼汰さんのブログは、たとえ時にはその考えに同感ではなくても、そう考える根拠(データが主)に基づいてご贔屓でさえそうとは思えないほど公平に考察を書かれていること、そして私はともかくコメント欄に集まっている方の、やはりそれぞれにご贔屓があり応援する気持ちはありつつそれに偏らない冷静な反応が楽しみなんですが。
それはさておき…
たかが羽根、されど羽根。
羽根は人事に関係ないと言うなら、花組のあの時はじめ、あんなに大騒ぎにならなかったと思いますし、柚香さんの言葉からも、ご本人たちにとっても大きな目標であり価値があると捉えられていることなんだろうと私は思いました。
人事考察も根拠のあるものから、長く観ているから分かります式のあやふやなものまで色々ありますが、どれも等しく意見のひとつであって答えでは無いことを理解したうえで、
ファンとしては、とにかくご本人が諦めずに頑張っているのなら、清く正しく応援するしか無いと思います。
羽根でなくサヨナラショー占いの方ですが…
気づいたらいつの間にか雪組ボイルド・ドイルの大劇場日程が出ていますね。サヨナラショー、無さそうです。