皆さんこんにちは、ブログ管理者のmasaです。
大変ありがたいことに、当ブログは最近宝塚ファンになった、
もしくはちょっと気になるかも?的な方にも多くご覧いただいているようで
せっかくですから初心者による初心者のためのQ&Aを作ってみました!!
私たちが初観劇の前に抱えていた疑問と、
実際に通うようになって分かったことをまとめております。
これから行く方の参考になれば幸いです!!
何を持って行ったらいいの?
必要最低限なものは、チケットとお金。
そしてできればオペラグラスを持っていきましょう。
まずはチケットを入手しないことには公演を見ることができません。
初めて宝塚をご覧になるからには、
ある程度演目・演者について調べる方がほとんどだと思います。
その中で「初心者はこの演目を見ておいた方が良い」というものは正直ありません。
「宝塚を見てみたい!!」
「初日映像を見たら興味が出た」など
惹かれたものがあった瞬間が初めて行くタイミングです。
行ってみようかなぁ、と思ったが吉日。
とりあえず宝塚歌劇団公式ホームページ、e+などでチケットを購入しましょう。
(チケット購入に関しては別途記事を上げる予定です。)
そして、必需品であるオペラグラスとは「双眼鏡」のことです。
これがあるのとないのとでは、
舞台を楽しめるか否かが大きく変わると個人的には思います。
もちろん、俯瞰で舞台を見ることも素敵ですが
オペラグラスを使えば、タカラジェンヌの繊細な動きや表情の変化など
細部にわたって楽しむことができるのでオススメです。
なんとなーく動き・声・ダンス・歌が気になる組子さんがいたとして、
すぐさまオペラグラスを通して本人を見れば
あーら不思議、気付けばそのタカラジェンヌのファンになっていることでしょう。
もし、オペラグラスを持っていないというようであれば
劇場での貸し出しがありますので、それを利用しましょう。
5500円で借りることができ、そのうち5000円は保証金ですので返却時に戻ってきます。
どんな服装で行けばいいの?
宝塚といえば、
なんとなくセレブな趣味というイメージがありますよね。
観客としてウン万円のワンピだとか着物を着てかなくては・・・
なんて思うかもしれませんが、全く必要ありません。
TPOを弁えた、普通の格好で問題ありません。
実際周りを見渡せば、普通の格好をした普通の方がほとんどです。
しいて言えば、これは宝塚に限ったことではありませんが
観劇する際は自分の着る服で温度を調節しますので、
着脱がしやすい服装で来ることをオススメします。
そして逆に、動く際に音が鳴るような
シャカシャカ素材の服は敬遠した方が無難かもしれません。
個人的なことを言うとすれば、ちょっとオシャレをして出かけると
「フフ・・・宝塚に来てるんだなー私」的な楽しみ方できるので、
それはそれでおススメです。笑
(かくいう自分は冬の観劇のときは必ずジャケットを羽織ってそういう気分に浸ります。)
鑑賞する時に何か決まったルールはあるの?
当然ですが、まずは携帯の電源を切りましょう。
私は今のところ公演中に携帯が鳴っているのを見たことがありませんが、
もしシリアスなシーンでアラーム音が鳴り響いたら・・・と想像するだけでゾッとします。笑
ちなみに私は超絶心配性なので、
スマホの音を出ない設定にし、起動している全てのアプリを閉じ、
さらに機内モードにした状態で、電源を切っています。
もちろん、ここまでする必要性はありませんが、
とりあえず音が出ないよう設定しておくのは観客としての最低限のマナーです。
そして、開演前にわざわざアナウンスされますが
公演中は前かがみにならず、基本的にはイスに背中をつけた状態で鑑賞しましょう。
これ、初心者の方(特にガタイの良い男性)にありがちですが
前のめりになると、後ろの人の視界にはその人の後頭部しか見えなくなります。笑
窮屈なのは分かりますが、特に2階席で鑑賞する際は
他の人にも充分楽しんで貰うためのマナーとして守りましょう。
最後、拍手について。
これはですねー、正直周りに合わせておけば大丈夫です。
基本的にはトップスターが登場したとき、
誰かが素晴らしい歌・ダンス等を披露したとき、などに拍手が巻き起こります。
ただ、私は拍手は強要されるものではないと思っていますので
自分がしたいと思わなかったら別にしませんし、
それで誰かがすっ飛んできて怒られるなんてことはありません。笑
もちろん、関係無いところで拍手をしたり
歌舞伎よろしく掛け声を上げるなんてことをしてはいけませんよ。
全体の流れはどういうものなの?
一番オーソドックな流れで言うと
前半が約1時間半のお芝居、その後30分ほどの休憩のあと、
レビューと呼ばれる1時間ほどのショーがあり、パレードをして終了です。
中には「一本物」と呼ばれる、
お芝居だけで前半・後半の3時間(休憩込み)ぶっ通すものもあります。
『エリザベート』『ファントム』など、
海外ミュージカル物に多いです。
レビューとは、華やかな衣装を身にまとい
ラインダンスや激しい歌の応酬などがある、
見所たくさんの、いかにも宝塚的なショーのことです。
これはお芝居と違って、スターが本人として出演しているものがほとんどであり
その人の個性が全力全開でぶつかってくるものなので
深く考えず楽しめますし、まさに宝塚の神髄と言えるものでしょう。
そして最後、パレードとは
公演の主題歌などをうたいながら、
タカラジェンヌが順に大階段を降りてきて挨拶をするフィナーレのことです。
出演者はみなシャンシャンといわれるブーケのような小道具をもっており、
登場する順番が後になればなるほど、格が上のスターになっていきます。
背中に羽を背負い、宝塚の代名詞「大階段」を順に降りていく姿を見ると
「あぁ、美しい・・・」と感動すること間違いなしです。
最後、スターが銀橋にならび、
舞台に戻って挨拶をしながら緞帳が降りてきて、公演は終了です。
事前に何か調べておいた方がいいの?
宝塚が普通のミュージカルと一線を画している点、
それは「スター制度」です。
舞台は普通のミュージカル・ショーとしてももちろん楽しめますが、
主演が誰であるか、どんなスターなのか、などを知っていると
より深く楽しむことができます。
例えば、現在公演中である雪組は
海外ミュージカル原作の『ファントム』なんだってさ、だけでなく、
雪組トップスター・望海風斗は歌が得意な歌唱派スター。
若手時代から『ファントム』の主役・エリックを演じたいと願い続け研鑽を積み
その夢をついに叶えることができた公演である、などなど。
こういうバックグランウドを知れば知るほど
普通に舞台を見る以上の感動を覚えることができます。
しかしながら、初めから主要キャスト全員の
名前や特徴などを覚える必要はありません。
ただでさえ扮装をしているタカラジェンヌを見分けるなんて芸当、
初心者には絶対不可能ですし、
考えれば考えるほど楽しめなくなっちゃいます。
なんとなーく目立つ2、3人に目が行き
その中の誰かが素敵だなー、あの人もカッコイイなーと思うようになり、
その人の名前を憶えて・・・と、ちょっとずつ知っていけば良いのです。
この、少しずつ調べては覚える、という作業を繰り返すことで
あなたも宝塚にどんどんハマっていくことでしょう。
まとめ・・・あなたも気軽に宝塚へ!!
いかがでしたでしょうか?
100年以上続く日本を代表する歌劇である「宝塚」。
最初行くときは、ものすごーく敷居が高いものだと思ってしまいますが、
行ってみると意外とそうでもなく、だれもが普通に楽しめる娯楽です。
なかなかその一歩を踏み出せないあなたが
ぜひ観に行ってくださることを祈っております。
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