宙組『HiGH&LOW-THE PREQUEL-/Capricciosa!!』が無事に東京へ上陸!!
私も何度か拝見させて頂いております。
ある日はなんと1階5列(S席)で観劇!!
久しぶりに友会が満面の笑みで迎えてくれましたよー。
今日は画像の『HiGH&LOW-THE PREQUEL-』の感想、
ではなく、『Capricciosa!!』の方の、
あくまで「雑感」として思ったことを綴っていきます。
宙組スターへのさっくり雑感
なぜ全体の感想を書かないかと言えば…どうぞ、お察し下さい。
これは良くないマンネリの方の藤井先生でしたねぇ…。
とりえあずハイロー目当てで来た新規のお客さんが
SNSで見る限り普通に楽しんでいるようで本当に良かった、という感じ。
とりあえずツッコミどころを3行でまとめると
・ここ数年で一番予算がかかっていないだろう地味な舞台装置と衣装。
・予算が低い結果、イタリアというよりクリスマス。
・『ミ・アモーレ』の舞台はイタリアじゃなくてリオですけど?????まぁ先生もそれが分かってるからこそ2番から歌わせたんでしょうけどね。
って感じです、ハイ。
そんなわけで私は作品自体でなく、
出演しているスターたちを楽しむことにしたので(ウエクミに怒られるパターン)、
そこから感じた雑感をいくつか。
まず、期待の新星である105期生の泉堂成と大路りせの見分けが、
ついにつくようになりましたー!!笑
で、泉堂成の急成長っぷりに驚きを隠せません。
メイナンツーという当たり役を引いたからか、
スターとしての自信が感じられるダンスのキレ、表情の使い方が凄かった!!
特にキメの度に三白眼気味の眼光を釣り上げてニヤァと笑うのは反則だぞ!!
一体誰に教わったんですか??!!(プンプン)
一方の大路りせも、負けてなるものかというオーラがとんでもない。
そもそも超美形、で、なぜかいつも儚げでセクシーな表情をしているのに、
銀橋に出るとグイグイ客を釣っていて面白いです。まさにクールグイグイ。
若手でいうと、某番組出身の海玖里粋くんが
楽しそうにイキイキと歌い踊っていて、
良かったねぇという保護者な気持ちになりました。笑
顔立ちがハッキリしているので群衆でも目立って良いですね。
ベテラン陣でいくと、気付けば宙組娘役最上級生になった
花菱りず×小春乃さよの大ボス感が面白かったこと(「りずさよ」ブーム来い!!)、
歌ウマ枠として若翔りつ×朝木陽彩の活躍が嬉しかったこと、
そして春乃さくらの重用が目立つなぁと思ったこと、が印象的でした。
宙組『Capricciosa!!』の不思議
さて、ここからはツッコミどころと言うか、
観ていて不思議だったことについて書いていきます。
まず、驚くほど真風涼帆の退団仕様だったこと。
これについては次作『カジノ・ロワイヤル』が一本物退団公演であり、
2本立てショーラストだから、という明確な理由が後から判明。
確かに、そう言われればその通り過ぎるし、なんなら西で観た時から
「これで退団しないってどゆこと?」って感じでしたけど、
じゃあこの公演で退団で良かったやんけ、というツッコミは…まぁ禁句よね。
ヅカローの「俺たちの戦いはこれからだ」演出もそれっぽいし、改めて思ってしまいました。(小声)
で、さらに驚きなのは、第5章ミラノの場面より、
真風涼帆についていこうとする潤花の肩をそっと押し、
芹香斗亜と一緒に行かせるよう仕向ける演出があることですよ。
で、そのまま真風涼帆は1人で今までありがとうモードに突入。
何、アレ?
普通に考えたら潤花が残留する演出やん。
藤井先生、もしかして潤花が退団すること知らなかったの???(すっとぼけ)
そしてもう1つ不可解なのが、天彩峰里の立ち位置。
第2章ナポリの場面で、男女がペアになって踊るシーンより、
後半から一人違う衣装を着た天彩峰里が登場し、朗々と歌いまくります。
同じく、最後のフィナーレより、
真風涼帆&潤花のデュエダン中に一人『ミ・アモーレ』を大熱唱。
確かに歌唱力を生かした適材適所ですけれど、これって別格娘役がやることよね?
扱いが逆転サヨナラを放った海乃美月というより、
星組における有沙瞳に見えて仕方ない不思議。
真風涼帆の退団仕様として準備したわりに、潤花はそうでないし、
人事の動きが無い以上、次期は芹香斗亜×天彩峰里の可能性が高そうなのに、
そういう雰囲気が全くないという、なんだか組体制と構成がチグハグで、
観ていて単純に不思議だなと思った公演でした。
あと、第1章の最後に銀橋に男役が出て来て、組んで踊る場面で、
風色日向が相当外の立ち位置にいるのも不思議だったなぁ…。
このあたりも含め、いつか理由が分かる日が来るのでしょうか?
宙組の歌唱力・コーラス力はやはり凄い
とやかく言ってきましたけれど、全体的に歌唱力が高く、
真風涼帆率いる宙組の成熟味の中での美しいハーモニーが
実に心地よい公演だったと思います…と今更なフォローをしてみる。笑
あと、真ん中でドヤるだけで成立してしまう真風涼帆って、
やっぱりすげぇなぁと思うと同時に、
伊達男ってまさにぴったり過ぎる演出だなとも思ったのでした。
千秋楽まで残り2週間ちょっと。
久しぶりの全日程完走達成が出来るよう祈っております。
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コメント
先週観劇しました!
上手前列で観ることができたのですが、泉堂成の輝きっぷりに目を奪われました。
美形+スタイルのよさ、そして色気もあり、終演後に何期生だったか確認してしまいました。笑
蒼汰さん仰る通り、サヨナラ公演?感が出ていましたが、とにかく宙組の充実度を体感できて楽しかったです☆
ミ・アモーレは明菜ちゃんのイメージが強すぎて、、、
にんじん娘はトシちゃんのイメージが強すぎて、、、
大介先生は歌謡曲が大好き、、
次はマッチさんのスニーカーブルースが来るかも❓
ここ3年の大介ショーではCapricciosa‼︎が1番好きです。
初宝塚の友人を連れて行ったのですが、メインテーマを何度も繰り返すのもキャッチーで覚えやすくて楽しかったようです。前方席だったので桜木さんと紫藤さんのファンサに被弾(自己申告)して、翌日には友の会の入会申込をしていました(笑)
驚くほど真風さんの退団仕様でしたね。大劇場で観劇した時は、ミラノの場面を見てああ潤花さんは残留して芹香さんと組む、真風さんから託すという演出なのだなと完全に思い込みました。
それと、ミ・アモーレは原曲をうっすら聴いたことがあるかも?くらいだったのでとてもすてきだと思いましたがリオの曲なのですね!タイトルはポルトガル語でなくイタリア語なのに(笑)
いつも楽しく、拝見しております。
宝塚大劇場で観劇したきりですが、天彩さんのベテランっぽさが(もともと上手なんで仕方ないけど)、気になっていました。下級生102期→上級生100期への娘役1、報われ人事はない…の?
次期男役トップが代替わりする時に、ガラリと宙組の雰囲気も変えてくるのでしょうか。爽やか路線で魅せるとしたら、あぁ、他組からお輿入れなんですか、ね。
伊達男・真風さん、極まれりのショーで、ハイローとの比重を考えると、少し軽めなのかもしれないです。カッコよかった~、それだけで、よいのかも(すみません、ファンの皆様)。
天彩峰里の扱いが海乃美月ではなく有沙瞳、というところになるほどー!と思ってしまいました笑
私は、城妃美怜ではなく仙名彩世と思ったので…似たようなことを思いながらも結果が真逆…笑
まぁ、後者からは理事長も変わっていて比較対象にはならないかもですが。
そこは本人の特性なのかな?とも思います。
歌うまさんって別格っぽい扱いになりやすいし、ビジュアル、ダンス特性さんは路線っぽい扱いになりやすいですよね。
音波さんがいつまでも別格の色薄かったりしたのもそこら辺かなと思います。
カプリチョーザ、個人的にはめちゃくちゃ好きで楽しく観られました!まぁイタリア旅行といいながら、都市名を連呼するだけなんですが、そこはご愛嬌ということで笑
蒼汰さんのおっしゃる通り、潤花ちゃん退団を大介先生知らなかったのでは…と思ってしまうほど芹香×潤花場面が多かったですよね。でも添い遂げ決定となったいまでは、いままで実は絡み場面の少なかった(逆にそれ故に潤花残留だろうな、と思ってた笑)二人の絡むシーンがたくさんあって、新鮮で、かつやっぱり芹香潤花でも観てみたかったなぁ…と思いました。
そして天彩さんの扱いですよね…。私は有沙さんを通り越してもはや美穂さん特出演出のようだと思いました笑。天彩さん時期説が濃厚となっていっても、いまだ半信半疑なのは、今回の扱いが別格臭強すぎですからね。故に星空さんが来るかな〜と思っていましたがその動きもないので、このまま天彩さんが大逆転を遂げるのか、人気者には劇団も労いを与えるものなのか、しばらく宝塚ファンの注目事項ですね。
本作にひとつ不満があるとすると、私はデュエダンはトップコンビの世界観を構成してほしい派なので、宙組のデュエダンは毎回シンガーが表に出てくるのがな〜…と思ってしまいます。力強く最高の歌声なんですが、カゲで歌ってほしかったなぁ…(小声)
不動のトップ真風さんをはじめ、宙組の守護神・寿組長あたりも動きがあるのだろうか…等不安もありますが、今後の宙組も楽しみです!!!
余談ですが男役ドヤ勢揃い銀橋場面、下手端席にて風色くんに見事釣られたことをお知らせします。
お久しぶりです。宙組ということでコメント失礼します。
私はムラ初日の翌日に見に行ってまた今週末東宝へ見に行く予定なのですが、確かに仰る指摘ポイントは気になってました。天彩さんが好きなのもありますが、ナポリの社長出勤とか本人も好きであろう明菜ちゃんの歌を歌ってるのは単純に嬉しいですがなんとも…。他の組のいわゆる娘2と同じ強さが水音さんって感じでした。
そんな2人を見られるトリプルデュエダンはTwitterや某掲示板で見てると芹香さんと天彩さんは一回も目も合わさず微笑んでもないと聞いてびっくりしてます。自分の目で確かめてきますが、ここ2人が次期トップコンビならそれはそれで不安になってきますし…。演出であって欲しいですが…
こちらについてもいつか謎がわかるといいなあと思います。
蒼汰様
いつも楽しみに拝読しております。ライビュ専科の地方民です。
藤井先生、連投でお疲れというか、新しいネタをインプットする時間が足りないのかもしれないですね。上田久美子先生のように、リカレントが必要な時期なのかもしれませんね。
栗田先生も、昭和アイドル歌謡をフィナーレで使用していますが、
『夢千鳥』では「ミ・アモーレ」の同曲異歌詞の『赤い鳥逃げた』、
『カルト・ワイン』では、ジュリーの超ヒットでもない『酒場でDABADA』、
原曲の歌詞が、お芝居本編を見た後で聞くと「こう来たか!センスいいね!」と納得する、ニヤリとする企みがありましたね。
藤井先生、このままだと、1曲1曲の世界を生かし切る演出ができず、歌に合わせて踊るシーンが延々続く、安い作りの歌謡ショーオンステージみたいになってしまいそうです。
岡田先生のように、旧作のリバイバルシーンも入れて負担を低減しつつ、新規シーンの一つ一つをもっと緻密に練り込むとか、登板のスパンをもう少し開けて充電するとか、対策は必要な気がします。
私も思っていたことをここまで書いてくださったことに、毎度ながら感謝しております(^^)
潤花と腕を組むキキちゃんを送り出す真風という構図
これ、必要でした?本当に笑
匂わせが過ぎるなーなんて思ってたのに笑
大介先生全く知らなかったか、劇団指示でファンを撹乱させるため?だったのかとか、どっちだったのかなーとか笑
歌劇の座談会でも、大介先生はこのシーンについてはほとんど触れずに、キキちゃんと潤花の関係性は何でもいいんですよ、と投げやりな言い方(大意)してましたし笑 意味深です。
泉堂成、、、最高ですね。
本当にショースターさん♪
最近はメイクもすっかりうまくなっていて、目が離せません。
105期であの色気がたまらないですね!
りせくんとも高めあって成長していってほしいですね。
最後になりましたが蒼汰さん、、、
雪組の蒼穹の昴、本当に素晴らしいです、特にあーさが素晴らしくて、、、
蒼汰さんのブログ、早くも心待ちにしております(^^)
なるほど、お金があまりかかっていないのではというご指摘、納得です。
しかし、それでも、ここ最近のショーの中では、個人的にはデリシュー、ファッショナブルエンパイヤに続く良さだったと思います。
だらける場面がなく、曲もキャッチー、宙組の男役さん達のかっこよさを存分に引き出す内容となっていました。
特に冒頭の場面で並ぶ場面は圧巻!
宝塚初観劇の友人たちもそれぞれ推しを見つけて、すっかり宝塚の魅力にはまったようです。
ショーは好みが分かれますよね。ダンスバリバリが好きかどうか、演劇寄りが好きかどうか、オーソドックスが好きか奇抜なのが好きかなど。私は動物系が好きではないので、こういうある意味王道路線のほうが好みです。
ショーの中の真風さん、潤花さん、芹香さんの動き、退団仕様、というのは、まあそうだったかなとも思いますが、、私は単純に楽しみたい派なので、どうでもいいかな、という感じです。
今回もありがとうございます!
私は地方在住で、基本円盤鑑賞派。現状、未見なのです。
ただ、SNSを見て、色々考えさせられています。
天彩さんも、宙組娘役では上級生で別格的役割を振られる学年だしなぁとも感じますけれども、あしな様も指摘されている芹香さんとのデュエダンの件…
かなり様々なご意見を見かけて、ちょっと困惑しております。どうなのでしょうか?
演出だろうと想像していますが(上記の通り私自身は未見ですし)、もう少しさじ加減が必要なのでは…と。
個人的に、次期は芹香さん&天彩さんに!と思っておりますが、年末に向けて絶対に組替がないとも言い切れませんし、どうなるのでしょうね…
若翔さんと朝木さんの活躍は喜ばしいですね!
朝木さん、超路線ではないけれども、こうやって得意分野を生かせるそれなりの見せ場を作ってもらっているのを見ると、ファンとしてはすごく嬉しいです!!