諸事情によりブログの更新が出来ておりませんでした。
花組の次の大劇場公演が発表されたわけですが、
ええええええ??!!とビックリな内容。
【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】
ミュージカル・ロマン『うたかたの恋』
■原作:クロード・アネ
■脚本:柴田侑宏
■潤色・演出:小柳奈穂子
タカラヅカ・スペクタキュラー
『ENCHANTEMENT -華麗なる香水-』
■作・演出:野口幸作
■主演:柚香光、星風まどか
なんと『うたかたの恋』を本公演でやっちまうそうですよ!!
新演出という名の大人の事情
『うたかたの恋』といえば、
宝塚歌劇団の代表作にして古典演目の1つ。
1983年の初演より、麻実れい、紫苑ゆう、麻路さき、真琴つばさ、
和央ようか、春野寿美礼、凰稀かなめ、紅ゆずると、
名だたるスターたちか上演してきました。
それを今回は「新たな演出でお届けする2023年版」として上演するのだそう。
…うーん、『うたかたの恋』は柚香光が演じてみたかった作品、
しかも新演出で再上演、といえば聞こえは良いですけど、
要は予算がかけられないってことですよね。
劇団は配信事業で儲けていると決算報告で見かけましたが、
やはり懐事情は厳しい…?
むしろ、いつ公演が中止になるか分からない中で、
初期投資がかかる作品でなく、過去作品のお色直しで誤魔化す、
という大人の計算が透けて見えるなぁと思ったり。
当然ながら礼真琴『王家に捧ぐ歌』と同じノリと見ますが、
こんなとこまでダブルれいの足並みを揃えんでも良いのに…。
しかも、礼真琴のように外箱公演ならまだしも、
貴重な本公演を1つ消費されるって、厳しいもんがあるよなぁ。
あ、水美舞斗と永久輝せあの役替わりをしたい、
という番手レース的な目論見があるのかもしれませんが、
これも新演出でどう変わるか分かりませんしね。
そもそも役が少な過ぎて、最近はもっぱら別箱で上演されたワケですし。
と、ここまでネガティブな感想ばかり書いてきましたが、
小柳先生の新演出で現代的にアレンジされることで、
取っつき易くなり、新たな代表作になる可能性も大いに有るわけで、
それを楽しみに待ちたいと思います。
まさかの退団フラグが立つ
そしてレビューは野口幸作先生のスペクタキュラーシリーズ。
星→雪→花→宙ときて次は月組かと思いきや、
まさかの月組をすっ飛ばしての花組での再登板となりました。
テーマの香水は、もちろん柚「香」光という芸名から、
かつ華麗がニックネームの「カレー」にかかっているという、
野口先生お得意のダジャレ演目なわけですが、
…あれれ、なんか微妙に退団フラグが立ってます?
芝居の小柳先生は『はいからさんが通る』の演出家であり、
レビューの野口先生は『花より男子』の演出家。
ダブルで縁がある演出家のうえに、
本作が柚香光にとって任期5作目、普通任期トップの平均値です。
とはいえ、本作は退団公演が限りなく少ないお正月公演であること、
サヨナラ公演がまさか『うたかたの恋』再演なハズがないこと、
野口作品がいつも退団公演のノリなのはいつものことなので、
まぁ心配はしていないんですが…永久輝せあが控えていますしねぇ。(小声)
今の華やかかつダンサンブルな花組を、
野口先生がどう魅せてくれるのか、今から非常に楽しみです。
なかなか来ない一本物
次は絶対一本物大作だと思ってたんですけど、
まさか2本立て、しかも片方が『うたかたの恋』再演だなんて、
いやー、思いもよらな過ぎてビックリしました。
柚香光の一本物は『はいからさんが通る』のみ、
しかもセルフ再演ですから、そろそろ新たな代表作が欲しいところ。
そういえば、巷で「ベルばら」再演説がありました(コメントでも頂いた)が
いやー、皆さん本当に好きですね、ベルばら。(嫌味)
少なくとも前身ブログの頃から、
ファンの中で勝手にベルばらやるやる言われ続けて、
それでも絶対に上演されないことから、
私たちは勝手に「ベルばら詐欺」と呼んでいます。笑
なので口に出すのもアホらしくて論じる気もございません。
もちろん今の花組で似合わないことはないですが、
どうせ一本物をやるなら新作を柚香光には当てがって欲しいと思います。
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コメント
大劇場でうたかたやるのか〜と吃驚しました。冒頭のシーンは確かに別箱より大階段の方が映えるので楽しみですが、チケット取れるのかな……。
柚香光さん、あんまり宝塚にいることに拘らないタイプに見えてドキドキします。持ち味は違いますが、姿月あさとさんみたいにある日突然辞めそうなタイプに思えて……。
#ところでめっちゃくちゃ細かいことですが、星組トップは紫苑→麻路の順です。
#マリコさんは確かに大劇場でルドルフをやりましたが、シメさんが稽古中に怪我をして大劇場休演になったからで、代役なのです。
#ビデオの収録が大劇場だったので、紫苑ルドルフの映像で公式に放映されたのはTCAぐらいですかね……(某民放が撮ったという話は聞いたことがありますが)。
再演でも、「霧深きエルベのほとり」の上田先生のように、作品を尊重し、柴田先生の名作を現代に息づかせた名作再演ならいいんですけどね・・・
それはともあれ、なぜこれを柚香さんで?と余りピンときません。
全ツに続いて、柴田先生の再演作品ですし。
座付きが不足している証ですかね。
もしかしたら上田先生退団で花組登板予定がなくなって・・・?
それと、この時期に役が少なく物議を醸しだそうな作品ですし、あえて二番手のジャンをひとこちゃんにさせて、フラグを立てるのでしょうか・・・
いろいろ考える再演発表でした。
こんにちは 久しぶりにコメントします
うたかたの恋…。当方、愛月さんが好きだったものでなんとも複雑な気持ちになりますが、ちょうど同じ時期に梅田で東宝エリザベートもやっているし何より香水をテーマにした野口ショーなんて気になって仕方ないです でも月城×海乃のスペクタキュラーシリーズも見たい!お願いしました
そういえば、来週からの巡礼の年で退団する音さんのやりたい役がエリザベートで仮に退団していないならやっていた未来があったかもと思うともっと複雑になりますが、古典的な演目も抑えてこそのヅカファンだと思うんで少なくともみないことはないと思います…笑
蒼汰様
私はベルバラを大劇場で見たことのないライトファンです。
映像オンリー、なので、あまりベルバラ詐欺?の話題には引っかかりません。
子供の頃はベルバラが好きでしたが、大人になったら、さほど生で見たいとも思わなくなっている‥‥次の花組み公演でうたかた恋、こっちのほうがしっくりくる感じ。。
トートについていた黒天使が、ルドルフにまとわりつくかも、なんて想像しています。
さて、再演物が費用をおさえる面で繰り返されているのか、という話ですが、今回、大劇場で星組公演を観たら、スピンオフ的な公演で、衣装も、過去使用された物クイズでもやったら?と思うような作品??エコで良いとも言える。
しかし、
節約してるな、という印象。ストーリー特性上、ちょっと豪華な学芸会と、感じても当たり前?かなとは思うけど。もし、自分が中学生の修学旅行で観劇したなら、これで良かったかもなー。。礼真琴の代表作にめぐり会いたいなー
話それました。
うたかたの恋が終わる頃、花組の世代交代の発表があるのでしょうか??
役替わり、ありそうな気がします。
いつも楽しく、拝見しております。
以前、別箱で観劇した「うたかたの恋」ですが、大劇場の大階段での柚香・星風トップコンビの姿を思うと、心ひかれます。
組は違えど、「エリザベート」で、青年ルドルフと少年ルドルフを演じたお二人。
縁する作品とゆうことで(少し無理がある?)、話題性もあるのか、と。
「はいから~」で、組カラー・ピンクの軍服姿(美しかったですよね)で御披露目した柚香さんが、「うたかた~」で、白軍服のルドルフだなんて、最終章に向かっているかのようで、来週からの本公演を心して観なければ、なんて思ってしまいました。
いつも楽しく拝見しております。
うたかたの恋ですか…。
最近別会場でしかやってない演目を大劇場でやる意味は何なんでしょう。
好きな演目ですが個人的に任期半ばのトップが相手役が変わった時に最適な演目だと思っています。充実期の星風さんがやらなくてもなと思ってしまいますが。
そしてショーは香水がテーマ
香水って柚香と水美なの?
まさか二人いっぺんに辞めないよね?
とゾワゾワしてしまいました。
柚香さんも5作目、何か動きがありそうな花組ではありますね。
うたかたでは辞めないでしょう。
むしろ、今回は箸休め的演目で、まだまだ柚香さんの任期は続くと感じました。
柚香さんの演目を振り返ると、はいからさん、アウグストゥス、バロクロ、巡礼の年、うたかた。まだ代表作になりそうな演目があてられていないです。
一番目立つ作品がはいからさんですが、二番手時代の代表の焼き直しですし…。
礼さんと同様、柚香さんも長期トップ前提で演目が組まれている方と考えます。
本当に今更大劇場で?と、驚かされました。やはり経費節減のためでしょうか。
柚香さんの白軍服はもちろん観たいですけど、これを全ツの演目にしてほしかったです。
宝塚の名作を一度観てみたいというファン層には良いと思います。きっと素晴らしいポスターができるでしょう。
本公演は通うのが普通という層には、既視感ありありすぎて、大歓迎とは言いづらい。万人を満足させる演目などないのかもしれませんが。
個人的願望含みで、柚香さん退団はあり得ないと思っています。
ひとこを待たせないなら、きちんと正2番手扱いするはずですし(一昔前なら当たり前にやっていましたが)…
まずはリスト楽しみにしています。
いつも楽しく拝見させて頂いてます!
柚香さん、中卒ですしまだまだ頑張られると思いますね…!
ファンとしては退団時期はさして気にならないのですが(ご本人が決めた事なら全部納得したい)やはり未だに、トップ就任されてからの代表作、一本物がお披露目のはいからさんしかない現状ではさすがに退団説は早い早すぎる!となってしまいました(笑)
そのはいからさんですら再演物なんですよね…
結果的にはめちゃくちゃリピートして楽しんでましたが、お披露目演目が発表された時はかなりがっかりした事を思い出しました…。
何故うたかたなのかといえば、40周年だからという説が濃厚な様ですが、どれだけ名作と言われようが古い物は古いなあと思ってしまう性質なので、小柳先生の潤色を楽しみに待ちたいと思います…!
次の花組本公演にうたかたが来るのは意外で驚いたのと同時に、柚香さんの退団を仄めかすようなフラグが立ちました。。
彼女の場合、通常任期を務めるのだろうと予想しているのですが、実際のところは分かりません。
また、自分で勝手に調査・分類したのですが、トップ(&主要スター)の退団公演に含まれるワードには日本語・外国語問わず下記のような傾向があります。
1.サヨナラをストレートに表現
2.生徒の芸名に因んだもの
3.タイトルロール
4.特定の言葉(愛、恋、夢、永遠、薔薇、黄金、神、宝石、黄昏、Dear、voice、天使?、ロマンス?etc.)
・番外編:フレーズは用いず、生徒の希望orその時々の人気演出家が手掛ける作品
※勿論、例外もあり
今回の花組公演の場合、お芝居では4、ショーでは2と4(後者は公演解説内にさり気なく掲載)に該当しております。
ただ、現時点で退団が公式決定になった訳ではないので、あくまでも「傾向」によれば、の話です。
もし事実ならば、星風さんの任期はどうなるのか(お芝居はルドルフとマリーが添い遂げる内容ですが、花組には別個退団の風潮がある為)、後任を永久輝さんに引き継ぐのであればきちんとした形で2番手経験を積ませる必要性があるので。
花組ファン、生徒のファンの皆様の心境もいかばかりか気がかりです。。
こんにちは、初めてコメントさせていただきます。
私自身が20年前くらいに
雑誌買ったりするくらいのレベルの宝塚ファンだったのですが
宝塚を離れて久しくなり、現状が全くわかっていない時に、
娘にかつて自分が夢中になった宝塚を見せたい!と思い、検索していたところこのサイトにたどり着きました。
ものすごく初歩的な質問なのですが
これから公演される作品で小学生の娘と見に行くのにオススメはどれですか?夏休みにギャツビーを見に行こうかと思ったのですが、少し大人な内容なことと、衣装がスーツなのが気になっております。娘はマリーアントワネットのマンガとか好きなので、そっち系があればと思ったのですが、近年上演されてないで。何かオススメがあれば教えていただけませんか?
うーーーーん、難しい。一番女児に向いてるのは今上演中のめぐ愛で、それ以後は基本的に大人向けですよね。
ドレスが好きならギャツビー、勧善懲悪ものならルスダン、イケメンなお兄さん好きならリストでしょうかね?
あさひ様、ぶら下がり失礼いたします。ライビュ専科の地方民と申します。
夏休みにギャッビーが上演されるということは、関西地区にお住いの方でしょうか。
わたくしは、ルスダンに1票。初めての方には、ショーもついていますし、主人公とヒロインは純愛です。巡礼もギャッビーもうたかたの恋もドロドロ不倫ものです(笑)。
HiGH&LOWは、ヤンキーなのが難点ですが、たぶん純愛です(笑)
とにかく、ショー付きの2本立がオススメです!
フラグの話ですが、香水ショー(省略しすぎ)、確かに退団があっても良さそうな雰囲気好きではありますが、さすがに柚香さんの退団はないのではと思います。
というのも、恐らく次のトップは永久輝さんだと思いますが、2番手期間ゼロでの就任は有り得ないからです。
仮に、永久輝さんの前に水美さんがトップになるなら、タイミング的に柚香さんの退団でほぼ間違いないと思いますが、現状を見る限り水美さんのトップはないと思うので……。
他から来て就任できそうな人もいないですしね。
退団があるとすれば、水美さんのほうかなという気がします。それこそタイミング的に有り得るような。
蒼汰さん、こんちゃん、
貴重なご意見ありがとうございます‼️
ルスダンに2票入ったので、そちらを見に行こうかと思います。確かにショーがあった方がラインダンスなど宝塚らしさも味わえますね。まだ少し先ですが楽しみができました。
ありがとうございました!
今回の演目が発表されて、いよいよ本格的に、あれだけやるやる言われた「エリザベート 」はほんとにやるのか、やるならいつなのか、がほんとに気になってきました笑