組替え後の各組体制について考える(2022年版)

 

今回の組替えで思ったことシリーズ第3弾は、

恒例の各組体制を考えてみよう編です。

 

今回は組替えが無かった組もありますので

全体的にさくさく書いていこうと思います。

 

組替え後の各組体制・気になるポイント

花組:盤石な組体制

 

正路線:柚香光→水美舞斗→永久輝せあ→聖乃あすか

別格枠:飛龍つかさ/帆純まひろ/一之瀬航季

期待の若手枠:希波らいと

 

水美舞斗VS永久輝せあの番手争いをさて置いとけば、

期待の御曹司である聖乃あすか、ついに動き出した希波らいと、

別格枠ではTHE・花男の実力派飛龍、キラキラ帆純、

御曹司と持ち味違いの同期一之瀬と、実に安定した布陣だと思います。

 

それより気になるのは、

102期の侑輝大弥が新公主演を取るかどうか、です。

 

花組は基本各学年から新公主演スターを輩出、

2名出た場合はその前後の期で調整が入り、

100期から2人が出た関係で101期からは新公主演者無しとなりました。

この流れでいけば102期生にチャンスはありそうですが…果たして?

 

月組:3番手と4番手の行方

 

正路線:月城かなと→鳳月杏→風間柚乃(→礼華はる/彩海せら?)

別格枠:夢奈瑠音/蓮つかさ/英かおと

期待の若手枠:礼華はる/彩海せら

 

暁千星が抜け、彩海せらがやってくる月組は、

番手変動が一番激しい組になります。

 

何せ100期生の風間柚乃が、

まさかの3番手格昇格に躍り出ることになる。

研8の3番手は柚香光&礼真琴級です。

 

そして気になるのはその下、もっと言えば礼華はるの扱い。

夢奈&蓮→英&礼華という別格枠の扱いになるかと思いきや、

礼華は新公主演を2回ゲット。

彩海せらと一緒に4番手路線レースに食い込むかたちになるかもしれません。

 

雪組:アンダー103期はどうなる?

 

正路線:彩風咲奈→朝美絢→和希そら→縣千

別格枠:綾凰華/諏訪さき

期待の若手枠:咲城けい

 

彩海せらが抜けたことで、

雪組は縣千一強体制をより強固なものにしました。

これぞ「ひとりっ子政策の雪組」。

 

生え抜きトップの彩風咲奈、一般受け抜群の2番手朝美絢、

実力者和希そら、期待の若手縣千とピラミッド体制は盤石で、

別格枠もキラキラ綾凰華といぶし銀諏訪さきと、これまた安定。

 

そして星組から来る102期・咲城けいは、

雪組お得意の御曹司の風除け扱いとしての外様スター枠になるかもしれません。

(もちろんその先があるかは、彼女のスターパワー次第です。)

 

その御曹司はずばり106期・華世京、と言いたいところなんですけど、

4期も空くと風除けにするには学年が離れすぎていますので

103~105期の中からもう1人くらい路線スターを出すんじゃないかな、と。

 

壮海はるま、蒼波黎也、紀城ゆりや、だけでなく、

聖海由侑、絢斗しおん、あたりの名も聞くようになりましたが、

果たして誰にそのチャンスが巡ってくるのでしょう?

 

星組:ついに動き出した番手レース

 

正路線:礼真琴→瀬央ゆりあ→暁千星(→極美慎?)

別格枠:綺城ひか理/天華えま/碧海さりお

期待の若手枠:極美慎/天飛華音

 

暁千星の乗り込みにより、ついに番手が明確になりだした星組。

目下は3すくみのなかから極美慎が抜け出せるのか、

そして天飛華音がどこまで食い込めるか、だと思います。

 

鍵はもちろん、次の外箱公演。

極美慎がバウ単独を取れるか否かが要注目点です。

 

宙組:嵐の前の静けさ

 

正路線:真風涼帆→芹香斗亜→桜木みなと→瑠風輝

別格枠:紫藤りゅう/留依蒔世

期待の若手枠:鷹翔千空/風色日向/亜音有星

 

着々と代替わりしている他組に比べほとんど動かない宙組さん。

真風涼帆の華々しいフィナーレへ向かっている、と解釈しましょう。

 

トップは芹香斗亜がそのまま引き継ぐとして、

気になる点は、桜木みなとが初の生え抜き正2番手に繰り上がれるか。

 

なにせ宙組は代替わりの瞬間に

正2番手を他所から迎えるを繰り返しているわけですが、

もう該当スターが居ませんので、さすがに大丈夫だと信じたいところ。

 

また、瑠風輝が単独階段降りを果たせるかも重要ポイント。

飛龍→綾→天華と、98期の別格移行が着々と進む中、

学年を考えると背水の陣に近くなってきています。

 

そして若手陣が混戦模様なのは、宙組のお家芸ということで…。

鷹翔・風色・亜音トリオの一体誰が本命になるのでしょう?

 

気になるポイント・まとめ

 

そんなわけで、今後の番手レースで気になるのは、

・礼華はると彩海せらの月組内での扱いがどうなるのか

・極美慎はバウ単独主演を果たせるのか

・瑠風輝は路線格を維持できるのか

・102期新公ラスチャン枠の行方

 

といったところでしょう。

人事の正念場がアンダー100期に移行していることに時の流れを感じますが、

今後の展開に要注目です!!

 

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コメント

  1. こころ夫人 より:

    いつも楽しく、拝見しております。
    組替はジェンヌさんにとって、負担も多々あるかと思いますが、期待されてられるからこそでしょうから、異動先での飛躍を楽しみに、応援したいと思います。
    バウ公演での彩海さんの姿はキラッキラで、フェアリー系を継ぐ貴重な存在なんだろな、と思います。

  2. 鷹天和芹瀬柚 より:

    鷹翔さんを亜音と風色といっしょにしないでください。別箱二番手も鷹翔さん研5でやっているし、ポートレートにも選ばれて舞台写真も発売されているし、研5で大劇場公演でパレード降りしてずっと瑠風さんと二個一だし、真風さんの役を4回やっていますよ。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      そりゃ私だって一緒にしたくなかったですよ。
      だけど宙組Pがもたもたしてる間に他組の100、101期の路線格は4番手あたりまでガンガン上がってる。せっかくの逸材なのに全く顔を売れていない。
      はよバウ単独主演取りたいとこですけど、アンバサ風色に破竹の勢いの亜音にと、中途半端に色目を使ってるといつもの混戦模様になってしまうなと思ってまして。てかもうなりかけてません?という。

  3. すばる より:

    いつも興味深く拝読させていただいております。
    最新の記事へのコメントではなく、申し訳ないのですが、先日、星組の次回の大劇場公演のポスターが発表されました。
    大劇場公演のポスターは、トップコンビの2人映りの場合は、2番手男役さんが切手として写っていることが多いかと思うのですが、礼さん就任後の星組のポスターを見ると、(3人写りの柳生忍法帖は例外として)切手が一切無いことに気付きました。
    愛月さんが2番手として退団した今、これが答えだったのかな?と思う一方で、瀬央さんを今回切手入りさせなかったのもそういうことなのだろうか?と思うのですが、蒼太さんは切手についてのお考えはありますか?