ついに激突?水美&瀬央VS永久輝&暁

 

先日の組替えの報により、

個人的に考えたことシリーズ第二弾。

 

【第一報所感はコチラ】

 

暁千星の星組組替えにより、

瀬央ゆりあVS暁千星の熱い路線バトルが切手落とされます。

 

気になるのは暁千星は瀬央ゆりあの

上に降りるか、下に降りるかということ。

 

この1日、色んな方のブログやTwitterを拝見しましたが、

意見は真っ二つに分かれている模様です。

 

暁千星は瀬央ゆりあの上に降る?下に降る?

 

まず、私の個人的見解を述べるのならば、

暁千星は瀬央ゆりあの下に降ると考えています。

 

その大きな理由として、瀬央ゆりあは東上を果たしたうえで、

次作『めぐり会いは再び next generation』に出演すること。

 

凪七瑠海のブロックを受けなかったため、

暫定2番「目」に繰り上がる可能性が非常に高い。

 

一方、暁千星は『FULL SWING!』にて

3番手羽根を背負いませんでした。

 

私これ、すっっっごく引っかかってたんですよ。

鳳月杏が別格2番手、暁千星が月組の大本命であるならば、

このタイミングで3番手羽根を背負わせないという選択肢はない。

 

なので今回の組替えの報を聞いた時、

一番にこれを思い出し、そして納得しました。

あぁ、月組で上げる予定じゃないから背負わせなかったのね、と。

(出来るのに敢えてさせないのには意味がある。)

 

逆に3番手羽根を背負った状態で星組に行ったら

瀬央ゆりあとの関係性が非常にややこしいことになりますし、

人事上手の星組はそういうの嫌いそう。笑

 

また、仮に暁千星が瀬央ゆりあの上に直で行くならば、

外箱関係は調整のうえで『めぐり会いは再び』から2番手として合流するなり、

凪七瑠海特出で番手を誤魔化すなり、

あるいは瀬央ゆりあに東上させないという選択肢もあったはず。

 

だけどそうさせないということは、

水美舞斗と永久輝せあの関係と同じように、

一旦は瀬央ゆりあの下に降る可能性が高いと私は考えます。

 

だけど逃げられない現実に、星組はどうする?

 

とはいえ、ここで一つ大きな問題があります。

そう、例え暁千星が瀬央ゆりあの下に降ろうとも、

いずれ抜かすことになるのは確定事項である、ということです。

 

むしろ瀬央ゆりあが美味しい別格枠として生き残るには、

中途半端に2番手になってしまうよりも、

暁千星にとっとと抜かされといた方が良い、という現実が有ります。

 

そしてここまで立場がシンクロしている水美舞斗は、

現在公演中の『元禄バロックロック/The Fascination』にて

後続の永久輝せあにピタリと後ろにくっつかれている状態で、

もしかしたら次作で抜かしに「かかられる」可能性が有る。

 

そんなこのタイミングで暁千星を動かしたということは、

この2人と同様、瀬央ゆりあと暁千星もほぼ同格として扱われ、

すんなり暁千星が抜く、という可能性も考えられます。

 

例えば『Gran Cantante!!』では羽根無し暫定2番目で誤魔化し、

次作で必殺・番手ぼかしエトワールを使って暁千星に2番手羽根を背負わせ、

その次で番手を逆転する、とかね。

 

だけど現実は、このコロナ禍の中で、

劇団は上級生2番手や95期生を上手く使ってお金を稼いでいますし、

90~94、96~99期にトップ候補生が少なかったことを、

現在の路線格を使って100期以降に引き伸ばしている作戦を鋭意実行中。

 

また長期トップは2番手を変えることで新鮮味を維持する方策を取る傾向があり、

礼真琴も愛月ひかる→瀬央ゆりあ→暁千星と、それを踏襲するかもしれない。

 

そう考えると瀬央ゆりあは、

暫定でも2番手を全うする可能性もあるわけで…。

行きつく答えは同じなのに、うーむ難しい。

 

ついに激突?水美&瀬央VS永久輝&暁

 

ところで、水美舞斗と瀬央ゆりあは95期内序列が同格とはいえ、

実はここまで来る人事的変遷は、微妙に異なるものでした。

 

扱いは良いのに花組の強烈な年功序列で、

なかなか単独階段降りもル・サンクのサイズアップも果たせなかった水美舞斗。

瀬央ゆりあはモブ軍団からの成り上がりだけど、

人事上手な星組の方針で上げると決まった途端しれっと上がった。

 

よって、行きつくところは同じでも、

水美舞斗VS永久輝せあ、瀬央ゆりあVS暁千星の道筋は、

微妙に違うものになるかもしれません。

 

とりあえず鍵は、次作『今夜、ロマンス劇場で』と

『めぐり会いは再び next generation』の

舞台写真枚数やル・サンクがどのような扱いになるか、でしょう。

果たして路線バトルの行方やいかに?

 

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コメント

  1. AKIRA より:

    人事レース面白くなってきましたね!
     しかし年明け早々、東京の公演が中止になるやら、あっと驚く組替え発表があったり、なかなか目が離せませんね。暁さんの星組異動は何やら違和感を感じるものの、トップレースの近道なのでしょうね。でも瀬央さんの立ち位置が微妙・・・まるで今の花組みたいになりそう。彩海さんは月組でどんな処遇になるのか?注目です。

  2. M より:

    二番手羽根、普通背負った姿を見れば喜べるはずなのに瀬央さんの現状だとめぐり会いで背負った姿を見たらその瞬間に「あっ、あと数作か…」と退団フラグを感じ取らないといけないのがなかなか切ないところです(星組には直近に前例がありますので。笑)
    個人的には次作2番手羽根→暁さん合流1本ものでボカシ→退団二番手羽根(暁さんここで3番手羽根)と踏襲するのが1番(双方(のファン)にとって)無難なのかなと思っています。が、全く同じにすると展開が読めすぎていけないのか…
    反面瀬央さん存外長く居てくれそうとも思いますし、まあ次作は3番手羽根の上級生別格コースが有難いなぁ…(小声)

    運がいいことに手元にめぐり会い初日のチケットが舞い込んできてしまったので、その頃に予定通り公演が始まれば階段降りを(それを見た客席の様子も体感しつつ)見届けてこようと思います。笑

  3. コスモスハート より:

    蒼汰様

    すっかり覚醒?!され、力の入った人事考察ブログありがとうございます。
    私は暁さんは異動後、瀬央さんと並び、上級生上位で階段降りされるのではないかと、花組と同じ感じ?別箱で、星組で主演してからの2番手羽になるのではないかと予想しています。組み替えのタイミングでは、次回の別箱から出演でしょうから、その時は瀬央さんと並びで、まだ先ですね。私は星組の暁千星、星やん、ピッタリとか能天気に期待しております。

  4. こころ夫人 より:

    いつも楽しく、拝見しております。
    97・98のスターさんが、いよいよ次のステップへと進むんですね。
    花組星組、そして宙組と気になります。
    その上、これからの月組は?次回大劇場公演・「グレート・ギャツビー」で、かなり渋いメンバーでの本格的な芝居になるんでしょうか、楽しみです。(その前に、夢介~で、ほんわかしたいです、)

  5. 五條 より:

    水美はDSやってるので、瀬央もやるのであれば似たような未来を辿るのでしょう。
    しかし水美は中卒、瀬央は3回目で合格しているので高2か高3。年齢は結構違う…この辺がどう影響するかですね。もし水美と異なり2番手羽根を背負うならば、そのまま2番手退団の可能性が高くなると思います。

  6. ぬぅ より:

    蒼汰 様
    更新ありがとうございます。
    両者わざわざ東上公演をしてからの組替えなので、とりあえずは年功序列なのかな、と考えています。関係がややこしくなるからと、3番手羽根を背負わなかったのも納得ですね。風間さんが単独階段降りではなく、エトワール?だったのは理由があるのですかね。
    別格 (将来的には上級生2番手?)として長く在団した方がいいのか、同期の2番手を全うして早々に退団するのか、これは人によって価値観が違いそうだなと感じます。劇団が今後どうしていくのか注目していきたいです。

    • みんながんばれ より:

      ムラの月組パンフ二番手同等の扱いなのはご存知ですか。開演前は少々ざわつき、だからこそ3番手羽も背負わせないのかと疑問でした。

      背負わせて星に行く事になれば、両サイドのファンも内心ハラハラで待つことになりますし、だけどパンフではそれなりの扱いをすることで暁サイドのファンへの悪い組替えではないですとのメッセージなのかと思うようになりました。

      個人的には一発目からふるか、2.3作目でぬくのもありかと。
      あとありちゃんが登りつめた時の2番手瀬央さんもありなのではと思っています。

      花組ではありえないですが、星や瀬央さんだからこそ、本人次第でアリかと。