雪組『20世紀号に乗って』感想

雪組『20世紀号に乗って』観てきましたよー‼

めちゃめちゃ面白かった‼

 

大切なことなのでもう一回言いますね。

めちゃめちゃ面白かったー‼‼

 

ということでさっくり感想まとめていきます。

 

まさに「宝塚のブロードウェイミュージカル」

 

私はこれまで色んな舞台を観てきてますが

実はブロードウェイ作品って若干の苦手意識があったんです。

 

その理由を聞かれるとなかなか難しいのですが、

ブロードウェイって唐突に挟まれる意味不明なシーンってありません?

 

心象風景みたいなシリアスな雰囲気 or 華美に装飾された舞台やら

かと思えば唐突にタップダンスしたり大仰に歌って決意表明したり…。

 

で、本作も例にならってそういうシーンがあるわけですけど

それが宝塚のスターシステムのもと、きっちり昇華されていたわけ。

 

唐突なタップは彩凪翔率いる雪組若手男役チームが

「ここは俺の出番だぜ‼」的なキラキラ&ギラギラを魅せつけてくるし

 

唐突な心象風景をほぼ一手に引き受けていた真彩希帆は

超絶歌唱力でそれを全力でねじ伏せてた。

 

本筋は望海はじめ彩風・朝美・真那が

それぞれの得意分野を生かしながら舞台を引っ張っていく…。

 

適材適所宝塚のスターが使われながら、

ヅカ的演目ではないブロードウェイの魅力が引き立つよう両立させるという

演出・原田氏の言うところの「宝塚のブロードウェイミュージカル」

まさに体現し、一つの答えとして見せてくれたなぁという感じの作品でしたね。

 

新境地:オペラグラスが邪魔

 

まぁ、堅苦しい話はこれくらいにして

実際舞台がどんな感じだったか、というと。

 

まさかのオペラグラスが邪魔だった。笑

だって舞台のあちこちで色んな面白出来事が起きてるんだもん。

 

オスカー(望海)とリリー(真彩)が大喧嘩している横で

彩風が全力で腹斜筋鍛えるトレーニングしてたり

朝美と真那も常にワチャワチャ小芝居してるし、もう本当に大忙し‼

 

舞台が列車であり、ステージ上に小さな個室が横並びであるからこそ

各部屋の住人がそれぞれ自由に「遊びの芝居」が出来るわけで

だからこそ目に楽しい素敵な演出だったと思います。

 

また、途中で挟まれるタップやダンスシーンも舞台を悠々と使っていて

かつ演出が無駄に豪華(なんせブロードウェイですし)なもんだから

常にあれもこれも見たい‼って状態でした。

 

ゴージャスなフィナーレに感激‼

 

そして何よりフィナーレがとにかくゴージャスだった‼

というかディスニーみたいやった。笑

 

フィナーレの紳士こと縣のショーマンスタイルにはじまり、

黒地にゴールドの衣装を着た男役たちの豪華なタップシーン、

それもどんどん人が増えていく…という熱くなる演出。

 

さらにラストのデュエダン。

まさかのがっつりデュエダンだった。

 

望海・真彩のデュエダン、

やっぱり「うっとり」というより「ガッツリ」だったのが

この2人らしいなって感じでしたけど。笑

 

しかもそれが20世紀号(キラキラver)の前でやってるもんだから

古き良きアメリカ感があって、それがなんつーかこう、

やっぱりディズニーっぽかった。(2度目)

 

その他印象的だったこと

 

その他、特に気になったことを箇条書きでまとめます。

 

・ヒゲ望海、ゴージャス真彩はじめ、今作は全員ビジュアルが神がかってる。

・いまだかつて窓にへばりついて登場するトップ様がいただろうか‼笑

・朝美&真那コンビはヨシツネ&ベンケイが思い出されて微笑ましいなぁ。

・曲が高難易度過ぎる!!きっちり歌いこなす真彩は流石としか言いようがない。

・彩風&真彩が写真撮られる度にいちいち全力でポーズを変えるのがツボ。笑

・後頭部を打ちつけまくる彩風、たぶん一番体張ってます。

・フランス国旗にくるまれながら歌う真彩…あんな姿勢でよく声出るなぁ。

・望海&彩風のデュエット、お互いの異なる魅力を引き立て合ってて印象的。

・もはやどれがアドリブなのか分からないほど脇はフリーダム。

・みんなとにかくぴょんぴょん飛び跳ねてて凄い運動量だなぁ。

・伏線だと思っていたら全く伏線じゃない、みたいなのが3つくらいある。

・まさか久城あすが全部持っていくとは思わなんだ。笑

・フィナーレの彩凪翔がイケメン過ぎて辛い。

 

ということで、少しテンション高めにお届けしてしまいましたが

ようは面白かったってことです。笑

 

この作品、コメディはコメディなんですけど

舞台技術が高い人が全力でやってるからこそ笑える

というのが肝だと思うんですよね。

 

まさに今の望海政権安定期だからこその作品、と言えるのかもしれません。

あともう一回見られるから本当に楽しみだ‼

キャスト別感想は、それの後にしようか次にしようか検討中です…笑

 

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コメント

  1. うえ より:

    いつも大変楽しく拝読してます。

    20世紀号、本当に楽しい作品ですよね。感想ありがとうございました。

    私的には初見よりも2回目、3回目の方が曲も頭に入り、より楽しく観る事が出来ました。

    初見は観るところが多いのとテンポが早すぎるのでとにかく忙しいし、観る側が勝手にハードル上げてますので冷静な判断が出来ないというか。

    アドリブも楽しいので、何回みても飽きそうにありません。

    ネタバレ避けてわざとだったのかもしれませんが、望海さんの登場は壁にへばりつくのではなく、パロディ(アルカポネ)で登場です。楽しい演出ですよね。

    ブログ、これからも楽しみにしております。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      確かに、こういうテンポ感のある作品は2回目以降の方が楽しめますよねー。次の観劇が楽しみです‼
      なるほど、『アルカポネ』ってそういう意味だったのですね‼SNSで見かけたのですが、スカステで見ただけでピンときていませんでした…ガックシ。改めて予習しようと思います。笑

  2. しゅてふぁん より:

    蒼汰様

    雪組さんの記事を中心に読ませていただいています!

    今回ありがたいことに4回観劇させていただきました

    本当に楽しい舞台で、目も耳も足りなかったです!雪組さんは重いお芝居が続いていましたし直前が一本ものでファントムでしたので、コメディって、まず望海さんがまったく想像できませんでしたが、本当に予想をはるかに超える上手さ、仕上がりぶりでしたね!

    コメディって、まず真面目な歌やお芝居の力があってこそだと思います。望海さんのコメディエンヌぶりと歌ったときの「場をかっさらう」力がスゴカったですし、大ナンバーだらけの真彩さんはじめ、皆さん本当にハマってられましたね。皆さんが楽しそうなのもよかったです

    生では観劇できなかったアルカポネさんは2回目で気づきました。意図してかどうか、これまでの作品のパロディぽいところが何ヵ所かあったかなと思います。

    今のところ映像化はないようでとても残念なのですが、過去に大逆転で発売になったものもあるようなので、気長に要望はし続けようと思います

    これからも楽しみに読ませていただきます。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼4回もご覧になったなんて羨ましい限りですー。
      おっしゃる通り、実力者だからこそできる本気のコメディって感じで、本当に素晴らしかったですよね。
      トップが実力者だからこそ場を掌握できて、だからこそ他のキャストも好き勝手できるという、素敵な関係性だったように思います。
      サン・ジュストの後ろ抱きとか、いろいろありましたよねー。宝塚でのああいうメタ的パロって珍しくて妙に感動してしまいました。笑
      これからもよろしくお願いいたします‼