星組振り分け発表に思う

 

星組別箱公演の振り分けが発表されましたね。

毎度、配役やパワーバランスを

あれこれ妄想するまでが一番楽しいという不思議。笑

 

それぞれ確認してみましょう!!

 

娘役路線が終結する瀬央東上公演

 

まず、娘役の振り分けを確認してみると、以下の通り。

 

■礼真琴主演・御園座『王家に捧ぐ歌』

舞空瞳、有沙瞳、瑠璃花夏

■瀬央ゆりあ主演・東上『ザ・ジェントル・ライアー』

音波みのり、小桜ほのか、水乃ゆり、詩ちづる

 

ま、分かっちゃいたけど有沙瞳はアムネリス(たぶん)。

怜美うららに続く池銀様の系譜ですね。

元はトップ娘役のキャストなわけですから、破格の扱いに違いありません。

 

一方、主要娘役が3名居るらしい瀬央東上の方に主要娘役が集結。

もちろん気になるのは、貞淑な妻、勝気な妹、悪女を誰が演じるか、ですよね。

 

番手と学年を考慮すると、

音波悪女、小桜貞淑、水乃妹って感じでしょうか?

そうなると、せっかく組替えまでした詩に役が回って来ず…。

 

あるいは音波が上級生役に回って、

小桜悪女、水乃貞淑、詩妹ってのもあるかもしれません。

ま、私が悪女を演じる小桜ほのかを見たいだけなんですけど。笑

 

個人的には、「すごくてつよい!!」を歌う水乃ゆりの姿を、

すごーく簡単にイメージ出来たものですから、

まさかの東上側でビックリしました。笑

 

いずれにせよ瀬央東上公演の方は、

『デビュタント』に続き正ヒロインを置かずボカすかなと予想しています。

 

路線男役が集結する御園座公演

 

一方、男役の路線振り分けを確認してみると、以下の通り。

 

■礼真琴主演・御園座『王家に捧ぐ歌』

天寿光希、天華えま、極美慎、碧海さりお、天飛華音。

■瀬央ゆりあ主演・東上『ザ・ジェントル・ライアー』

綺城ひか理、稀惺かずと。

 

御園座に路線男役を集結させ、まさに総力戦!!という感じ。

そして天華VS極美が『王家に捧ぐ歌』で被りましたね。

『婆娑羅の玄孫』で直接対決をしたと思いきや、結果ボカされてたので、

ついのその行方を明らかにするのでしょうか?

 

考えられる配役で言えば、

①学年と番手通り、天華がウバルドで極美がケペル。

②ついに番手が入れ替わり、極美がウバルドで天華がケペル。

③天寿がウバルドで、天華と極美はケペルやカマンテあたりでボカす。

④天華&極美でウバルド役替わり公演でボカす。

 

チケットを売るには④の役替わりが一番なんでしょうけれど、

なんとなくですが役替わりはしない気がするんですよねぇ…。

 

勝手な予想としては、②だと思ってます。

そしてフィナーレだけ番手を学年順に戻すという、

『マノン』の綺城ひか理&天飛華音と同じことをするんじゃねーかな、と。

 

一方の綺城ひか理は東上2番手格決定ですかね。

ほいで3番手各にしれっと稀惺かずとを配しちゃったりして。

雪組で既に1期下の華世京が既にやってますし、問題無さそう。

果たして、星組路線戦線の行方やいかに?

 

『王家に捧ぐ歌』を通しで見たい

 

実は私、『王家に捧ぐ歌』を最後まで通しで見たことがないんです。

今だから言いますと、根本的にキムシン先生作品が苦手でして…。(小声)

 

これを機に改めて予習してみようかなと思いつつ、

逆にフレッシュな気持ちで礼真琴版『王家に捧ぐ歌』を楽しむのも、

それはそれで有りかなと思ったり。

 

どちらの作品もどのような出来栄えになるのか、

今から非常に楽しみですね。

ってことで次は配役発表を待ちたいと思います。

 

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コメント

  1. こころ夫人 より:

    いつも楽しく、拝見しております。
    記事を読み、星組別箱公演に興味が湧いてきました。
    王家~の配役は、やはり有紗さんがアムネリスなんでしょうね。
    男役さんは、柳生~での七本槍の中で比重の差が感じられ、蒼汰さんの構想②だと思います。でもまだ暫くは穏便に、③かな、とも。
    ジェントル~は、個性の違う気になる娘役さんが揃っていて、私も悪女・小桜さんがみたいです。音波さんも魅力的なんですけど。詩さんは、さてさてどんなお役なんでしょう。
    礼さんの王家~は、歌唱力でも過去作品越えをされるでしょうから、専科の悠真さんはもちろんの事、遥斗さんにも期待しています。
    各公演ともに見応えがありそうで、チケット確保に挑みまーす。

  2. M より:

    更新楽しみにしておりました!

    瀬央東上のメインヒロイン三名は小桜、水乃、詩で行きそうな感じがあるなと思っています。105期の東上集結っぷりから詩さんにかかる組替えと抜擢のダブルストレスを軽減できるような布陣を考えたいのかなと。音波さんは最上級娘役としてここのフォローをする形になる…なんて妄想ですけれども。余談ですけどこの場合綺城さんと水乃さんが夫婦役ってめちゃめちゃビジュアル強そうですよね。
    あと個人的には新人公演で瀬央さんの役をしていた咲城さんが東上組なあたり礼×瀬央同様に咲城さんを天飛さんの同期の好敵手ポジションに置いたりなんてするのかなぁと。今回の東上で良い役が付いたら来年の102期滑り込み新公主演候補に急上昇しそうなんて思ったり。

    そして東上に対して王家の路線男役集結っぷりは本当にすごいですね。地元民としては初めて生観劇する星組公演が王家になる予定なので嬉しいやらチケット取れるんだろうかと思うやら…
    天華さんと極美さんの配役はウバルドを取った方がもうそろそろいい加減ありそうな若手バウの主演になると考えることになるんだろうなと雰囲気を感じています。それこそ前回御園座公演をしていた珠城さんがCMに出ていたダイキンのCMで謎の目立ち方をしていた極美さんがその勢いをしっかり出す結果になるのか、死による人気を最大限に使った天華さんが死守するのか楽しみですね。

  3. こんちゃん より:

    蒼汰様

    いつも楽しみに拝読しております。ライビュ専科の地方民です。

    ふむ、蒼汰様は、柚希礼音、紅ゆずるが真ん中だったころの濃ゆーい星組カラーと、キムシン芝居が苦手なのですね。『ほんものの魔法使』根に持ってます?

    私は木村信司先生の作品には、高校生演劇とか、昭和の頃の「青年の主張」みたいな青臭いイデオロギー臭を感じます。

    そして物語の登場人物の対立が、個人対個人というよりは、双方が乗っかるイデオロギー同士の対立であり、

    議論を通してよりよい結論に辿り着こう、というものではなくて、自らの正義を疑わない者同士の、譲り合う気の無い論破合戦の果ての悲劇になってしまう。

    『王家に捧ぐ歌』は、そんなキムシン節の際たるものだと思いますが、2001.9.11のアメリカ同時多発テロに触発されたというこの物語を、2021年8月15日のカブール陥落という顛末を知った今、まっさらな眼で見たらどんな思いが湧いてくるのでしょうね?

    蒼汰様の感想を楽しみにしております。

  4. kobara より:

    王家は主要メンバーがみなさん歌えますね。(アムネリスは有沙さんと仮定)
    名曲を堪能できそうで楽しみです。

    瀬央さんの方は、2番手(仮)東上公演で複数ヒロインの演目は珍しいような気がします。あえてヒロインをハッキリさせない演目にしたんでしょうかね?
    それにしてもヒロイン格をできる娘役が4人(音波、小桜、水乃、詩)もいて、なんなら1人余ってしまう。
    星組の娘役陣が豊富だからこそ複数ヒロインが成り立つんでしょうね。
    詩さんは今回はメインどころではなく、今後ゆっくりヒロイン経験を積ませていくのではないかなと思います。やや幼い感じがするので育成をあまり急がないほうがよさそうですがどうするのでしょうね。
    瑠璃さんもやっと新公できましたし、詩さんも加入しますし今後の星組娘役の布陣が楽しみであり気にもなります。

  5. ねこまさ より:

    配役を考えてみました。
    カッコは2015年宙組です。

    順番に入れてみたらきれいに収まりました。

    ■エジプト
    ラダメス 礼(朝夏)
    ケペル 極美(愛月)
    メレルカ 天飛(桜木)

    ファラオ 天寿(箙)

    ネセル 輝咲(寿)
    へレウ ひろ香(凛城)
    メウ 遥斗(松風)

    ■エチオピア
    ウバルド 天華(真風)
    アモナスロ 悠真(一樹)
    カマンテ 輝咲(澄輝)
    サウフェ 碧海(蒼羽)

  6. まんだ より:

    役の大きさと学年から考えると、
    悠真ファラオ、天寿アモナスロ、天華ウバルド、極ケペル、天飛メレルカ、碧海カマンテ、サウフェ若手抜擢が一番しっくりきますね。
    輝咲、ひろ香、遥斗は神官トリオあたりで。
    天華ウバは天寿パパと狂気の親子に、極ウバは口うるさいやんちゃな兄ちゃんになりそう。
    いずれにしてもロミジュリのときと役のイメージがかなり被ります。

  7. ねこちゃん より:

    小桜さん、
    ロックオペラモーツァルトで、悪女をやってましたよ。
    意地悪ちゃんなアロイジアでした。
    良かったらご覧下さい。