105期生・期待の4人娘から見る今後の娘役人事

 

105期生は娘役の期らしい、と話を聞いても

正直「へぇー」くらいにしか思っていませんでした。

 

ところが最近、舞台やスカステ等を見て、

なんとなく目に付く若手娘役を調べてみると、

初詣ポスター組以外は全員105期生であったことに気付きましてね。

 

なるほど確かに、こりゃあ娘役の期だわな。

 

ということで、娘役人事は短期決戦であるがゆえに、

現在まだ研2にして既に上げられる予兆のある4人の娘役と、

そこからの今後について考えていきたいと思います。

 

花組:星空美咲(入団成績:5番)

 

105期娘役の中に愛希れいか似の子がいるらしい。

なんとなく噂に聞いていましたけれど、何組の誰かすら覚えておらず。

 

そんな中、先日『はいからさんが通る』を観ていた時に、

モブ女学生の中に一人、

どう見ても若い愛希れいかが居てビックリ。

 

あれが噂の?!と調べてみると、

やっぱりドンピシャ。確かにそっくり。

 

彼女が所属する花組は、現在深刻な娘役不足。

104期の都姫、美羽が学年1番&2番乗りで

新公ヒロに1回ずつ選ばれましたが、

果たして本命かと言われると?という状況。

 

そんな中、なんと聖乃主演のバウ公演『PRINCE OF ROSES』の

スカステ番組「NOW ON STAGE」に、

華雅、春妃、美羽をすっ飛ばし、星空の出演が決定した模様。

 

もちろん正ヒロインではありませんが、

少なくとも劇団のこれから推しますサインには間違いありません。

 

学年的には永久輝せあの相手役なんかにピッタリですが、

花組は本命娘役をホイホイ外に出す組ですので

そのまま上がれるかと言われれば(気が早いですけど)微妙かも?

 

さらに1期下には歌姫で名をとどろかす湖春ひめ花も配属。

都姫も一応文化祭ヒロ経験者ですし、

娘役の花組1強時代はまだまだ続きそうですね。

 

月組:詩ちづる(入団成績:3番)

 

鳳月東上公演『出島小宇宙戦争』にて、

研1にて水色のうさぎ役を演じていたので、

名前くらいは知っていた彼女。

 

先日の『WELCOME TO TAKARAZUA』にて

驚きの超絶美声を披露していておったまげました。

見た目もクセの無い可愛らしい雰囲気で、良い感じ。

 

月組は王道の娘役を育てない(男の娘大好き)印象がありますが、

新公が無い今、若いうちから推してしまおうという

珍しい本気っぷりが感じられます。

 

気になるのは1期上の超路線(予定)であるきよら羽龍と

キャラが微妙に被っていること。

 

と同時に、月組は優秀な人材を自組で上げられない場合に、

気前良くポンと他に出す組でもありますから(例:夢咲、蘭乃、咲妃など)

たぶんどちらかは他組に出ることになるのかもしれません。

 

個人的には暁千星が月組で上がった場合の

相手役候補筆頭だと思いますけれど、

月組は生え抜きトップ娘役が続いていますからねぇ。

果たして自組昇格は果たせるのでしょうか?

 

雪組:音彩唯(入団成績:1番)

 

この名だたる娘役の中で首席入団。

そしてトップ娘役ジンクスのある初詣ポスターモデルに選出。

つまり最もトップ娘役に近い存在である彼女。

 

『炎のボレロ』では役とセリフが与えられ、

彩凪翔のDS『Sho-W!』にも出演。

詩ちづる同様、新公が無い分劇団は必死に経験値を与えている様子。

 

潤花様の次の超路線は彼女かと思われていましたが、

なんと103期初詣ガールの夢白あやが組替え。

しかも彼女は朝美東上ヒロを逃す=しばらく雪組で育成されそうな様相。

 

もし夢白が雪組で上がるならば、

超路線的にはどこかへ組替えせねばならなくなりました。

(あるいは夢白がもう1回出ていくか、ですが。)

 

彼女はビジュアルがまさにお人形さん的で、

宝塚のヒロインが似合いそうな華やかさがある、のだけれども、

あまりに日本人離れしたビジュアルから思うに

相手役を選びそうな予感もするのが難しいところ。

 

あと一応「和物の雪組」と銘打ってますので、

それが似合うかどうかという問題が…笑

 

当ブログのコメント欄には、

朝美絢の相手役候補としてよく名を挙げられますが、

ビジュアル的にも身長的にも、良いのかもしれませんね。

 

宙組:山吹ひばり(入団成績:9番)

 

実はこの記事を書くキッカケは、彼女。

 

ある日、録画してあったタカラヅカニュースが何気なく流れていた時、

たまたまその場にいた宝塚に全く興味の無い親類の男子大学生が、

「この子めっちゃ可愛いやん!!」と喰いついた。

 

どれどれとテレビを見たら、

めっちゃ可愛い子おるやん!!と私も二度ビックリ。笑

(確か自分のサインを紹介するコーナーだったような?)

 

というわけで、たぶん一般人受け抜群のビジュアルを持つ彼女は、

実は音彩唯とともに文化祭ヒロイン経験者。

つまり、劇団推しの娘役候補の1人であることは間違いありません。

 

今のところ大きな抜擢はありませんが、

「105期・娘役」と検索すると彼女の名前がバンバン上がるので、

宝塚ファンからの期待の大きさも伺えます。

 

宙組は潤花トップ娘役就任で代替わりを果たしたばかり。

つまり、次にトップの座は潤花の後任のわけですけれど、

現在研2の彼女は、学年的にはピッタリですよね。

 

芹香斗亜の相手役か、桜木みなとの相手役か。

どちらにせよ実力に関してはまだ未確認ですが、

成績9番なのだから残念ということは無い、はずです。

これからの活躍に期待したいですね。

 

 

果たして何人トップ娘役になれるのか?

 

ご紹介しました通り、105期生は確かに娘役が豊富な期のよう。

この世代は順当にいけば95期後続組~98期あたりの相手役候補なわけで

色々想像するのが楽しいです。笑

 

だけれども、

全員がトップになれるわけではないのが宝塚なんだな。

 

例えば98期生、この期も娘役(男役もだけど)が豊富で

外箱ヒロまで辿り着いただけでも5人も居るけれど

(紫乃小雪、真彩希帆、星南のぞみ、有沙瞳、遥羽らら)

トップ娘役になれたのは、真彩希帆だけ。

 

100期生も音くり寿、星風まどか、天彩峰里、桜庭舞、華優希と居るけれど、

トップ娘役になったのは期の顔である星風と

成績的に劣等生だった華だから、本当に人事って分からないもの。

 

果たしてこの名だたるスター候補生から

何人トップの座に辿り着けるのか。

今後の展開と育成に期待したいと思います。

 

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コメント

  1. ちくわ より:

    山吹ひばりちゃん、かわいいですよね!
    アナスタシアを観劇中に「あのかわいい子誰?」とオペラグラスで追っかけると、ほぼ山吹さんで…本当にかわいい。FLYING SAPAでも彼女の美貌が光っていましたね。和希バウで彦乃役を演ってほしい、とにわかに期待しています。
    そういえば106期の文化祭ヒロインは2人とも宙組配属になってましたよねー。トップになった人が文化祭でヒロイン経験をしているケースは数多くありますが、どういう基準でヒロインを選び、配属先を振り分けているんでしょうね?歴代の経験者を見ると必ずしも超路線とは限らないようで…知れば知るほど奥が深いです。

  2. らい より:

    花組の星空美咲ちゃん、研1の頃から新人公演でお役をもらっていたり、影ソロやWトリオに選ばれていたりと、劇団からの期待を感じていました!今回のバウでは波線下ではあるものの、恋愛もしっかりあるヒロインらしくとても楽しみにしています。研2での突然のバウヒロは大抜擢であると共に少し早過ぎないかと心配になってしまうのですが、コロナのせいなんでしょうね……。
    他の105期生の皆さんも今後どのように歩まれていくのか楽しみです!

  3. orange芋 より:

    あーさと夢白さんトップが見たい者です、こんにちは。

    星空美咲さんは入団時からとても話題になっていましたよね、ちゃぴ似の子がいる!!と。
    そういう声もご本人の闘争心をかきたてるものになっているかもしれませんね。

    男役も娘役も豊作なのは嬉しいことなのにこの中のどなたかは路線と言われたまま退団する方もいるんだよな…とちょっと物悲しくなりますね。
    みなさん素敵なものを持っているのに。

    fffで夢白さんのヴィジュアルがとても素敵でした。前々から舞台映えするなーと思っていたのですがやはり華やかなオーラを纏っておられますよね。是非あーさの嫁に!と観ながら願ってしまいました。

    音彩唯さんはやはり目立つ目立つ。目立つことも特技ですから持って生まれた誇るべき点ですよねー。

  4. たまねこ より:

    音彩唯さん推します!
    追跡お待ちしています。
    彩凪さんDSで目立っていた彼女に目が釘付けになりました。

    お人形さんビジュアルでダンスは、お御足の使い方が上手で、気持ちいいポーズへカチッと入る、歌もキチッと心地良い、すぐトップ娘役で見たいなあ!強く思いました。