雪組振り分け発表に思う

 

2023年2~3月に行われる、

雪組の別箱公演の振り分けが発表されました!!

 

 

 

現時点で感じたことを書いていきます。

 

『BONNIE & CLYDE』の振り分けに思う

 

「名古屋飛ばし」という言葉がある通り、

名古屋でライブ等をすると動員が芳しくないことが多く、

宝塚でも路線を大量投入することが多い御園座(前は中日劇場)公演。

 

彩風咲奈&夢白あやのお披露目公演となる今回もそうなるかなぁと思いきや、

路線格は和希そら、咲城けい、華世京のみ。

そう、てっきり縣千も帯同するかと思いきや、東上の方に回りました。

 

第一印象としては、華世京の育成強化モードなんだなぁということ。

これまで彼女は、まず研2の『ほんものの魔法使』にて

脅威の3番手格扱いのニニアンをゲット、鮮烈なデビューを果たし、

先日『蒼穹の昴』で新公初主演し路線候補生として正式に名乗りを挙げました。

 

そして今回は彩風咲奈に帯同し、

たぶん3番手格として場面を与えられて顔を売るのでしょう。

(縣千もついてくると4番手以下確実ですからね。)

そう、分かりやすく彩風咲奈の後継として順調に育成されている模様です。

 

その他、前回の朝美東上でヒロインを務めた野々花ひまりはもちろんこっち。

また希良々うみ、眞ノ宮るい、星加梨杏の100期トリオが帯同。

そして夢白フォローとして、103期からは聖海由侑紗蘭令愛ら実力者が登板。

 

下級生も多い雪組総勢40名と、外箱の中だと比較的人数が多い構成ですかね?

新トップコンビのプレお披露目、華々しく幕が開きそうで楽しみです。

 

『海辺のストルーエンセ』の振り分けに思う

 

続いて、朝美絢東上『海辺のストルーエンセ』ですが、

注目すべきは男役よりも、むしろ娘役。

 

ヒロイン候補は、やっぱり105期の音彩唯。予想通り来ましたねー。

問題は、最近話題の波線上になるか下になるかでしょう。

 

その他、新公ヒロ経験者である華純沙那、首席入団の白綺華と、

下級生娘役路線がこっちに偏っている印象が。

 

こりゃー朝美絢の相手役探しかな?という冗談は置いといて、

最近ドレス物をやっていない雪組において、

路線候補生に貴重な経験を積ませておきたいのかな?と思ったり。

 

また、もはや朝美絢の従者となりつつある愛すみれは当然のこと、

『ほんものの魔法使』で唯一同期で抜けていた白峰ゆりも登板。

あと、個人的に最近注目している芸達者な莉奈くるみ、

カワイ子ちゃん枠の麻花すわんもこちらです。ラッキー!!

 

男役はというと、縣千が2度目の東上2番手格、

そして諏訪さきと続きます。

果たしてどちらが「無能な王」なんでしょう…?

 

その他、上級生組は奏乃はると、真那春人、(妃華ゆきの)、叶ゆうりと、

前回の東上に居なかったメンバーがそのまま登板。

 

中堅以下は、朝美絢のお付き(らしい)日和春磨、

スーパー別格候補の一禾あお、壮海はるま、路線候補生の紀城ゆりやに、

『蒼穹の昴』新公で抜擢のあった苑利香輝と続きます。

 

メンツ的には前回の東上に比べだいぶ盤石になった、

というより雪組101~103期がきっちり育った、

色とりどりなメンバー構成になっている印象です。

 

分かりやすい雪組の目論見

 

そんなわけで、今回の振り分けから見るに、

チケット要因である朝美絢と和希そらを分け、

縣千と華世京の育成を同時に行おうとしている、

そんな雪組の目論見がよく分かると思います。

 

娘役の方は、音彩唯の育成モードに入っていますが、

夢白あやの就任が決定したばかりなので、

組内ならば急ぐ必要は無いのですよね…。

果たして嫁入り準備になるのか、このあたりの行方も気になるところです。

 

以上、雑感でした。

無事どらちの公演も上演されますように!!

 

☆★☆★☆

ランキング参加始めました!!

ぜひポチっとお願いします↓↓

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

コメント

  1. こころ夫人 より:

    いつも楽しく、興味深く拝見しております。
    どちらの公演も、楽しみで楽しみで、待ち遠しい!
    チケット確保を、何としても!
    御園座の方は、新トップコンビもさることながら、やはり彩風さんと和希さんの絡みが楽しみでなりません。そこへ、この間、新公主演で喝采をあびたばかりの華世さんもいるだなんて。あー、早くみたい。
    そしてそして、朝美組はといいますと、おっしゃる通り、路線の娘役さんがひしめきあってて、眩しすぎます。
    あーさ、またスゴいんでしょうねぇ。さぁ、チケットと遠征の準備に気合いをいれねば。楽しいったらないですー。
    そうそう、『蒼穹の昴』はリピ観劇もあり、完売しております。よいものは、よい!それが、答えなんですね。
    原作ファンらしき方も、大劇場では見かけます。
    雪組もまた、熱いわ~。

  2. あやこ より:

    不況時代のギャング vs 警察組織。
    腐敗した国家体制 vs 正義の医療。
    民放ドラマでも高視聴率を狙えそうなテーマですが、この対立構造を面白くするのが『クセのある名脇役』の存在。透真・真那・久城の「別格BIG3」(旧:四天王です)の背中を見て育った新公未経験メンバーが、腐らずにオラついている。そういう101〜103期あたりが元気だから、見ていて楽しいですよね。
    人気者の転校生と、のびのび御曹司が輝いて、どちらの演目も見逃せない!とかいって、このプラチナチケットはどうやって取るんだ?!笑

  3. はる より:

    縣さんと華世さんは別れるだろうと思っておりました。
    おっしゃる通り、同時育成ですね〜。
    若き王は縣さん、ヒロインは音彩さんと勝手に思ってます。笑
    壮海さん、千早さんも好きなので嬉しいです!!

    「蒼穹の昴」の東京公演もこれからで楽しみが増えて有り難い。
    しかし、思うようにチケットが取れておりませんが。

    「海辺のストルーエンセ」のチケットをどう取るか?
    嬉しい悩みです。笑