2022年クリスマス特番を見ての各組雑感

 

スカイステージのクリスマス特番、

「Thank you for 20th~聖なる夜に I NEED YOU~」をながら見で拝見。

 

久しぶりのバラエティ番組らしいバラエティ番組で

楽しく見ることが出来ましたし、

各組の今の特色や持ち味などがなんとなく見えた気が?

 

本日は番組を見て感じたことを、思ったままに綴っていきます。

 

バラエティ上手な星組

 

星組育ちのスターって「盛り上げなきゃ!!」という意欲が強く、

つくづくバラエティ上手な人が多いですよね。

 

トップスターにも関わらず、ずっと合いの手で盛り上げていた礼真琴をはじめ、

瀬央ゆりあと暁千星の微笑ましいやり取りや、

黒ひげゲームで謎の「致しません」アレンジが加わったりと、

全員が空白を埋めようという意欲があり番組としての見応えが多かった印象。

 

特に、星組にやって来た暁千星と、

それを茶々を入れながら暖かく受け入れる星組生の、

微笑ましい関係性がよく見えたのがGOOD。

 

0点の瀬央ゆりあに向かって「参加してました?」と、

素に近いブラックな弄りが出来ていた点で、

課題であった「ばぶみ」キャラからの脱却を見事果たせていましたね。

(もちろんこれは弄られる側の瀬央ゆりあの人柄あってこその流れですが。)

 

ビジュアル的にも全員華があって、なんだか妙に発光していた気が…。

これがアゲアゲGOGOな人気組のオーラかぁと感じたのでした。

 

宙組と月組の印象の話

 

星組育ちの2人を頂きに置く宙組も基本バラエティ上手な組ですが、

それ以上にリアクション女王かつビジュアルクイーンである

潤花の活躍っぷりが目立ったなぁという印象です。

彼女、絶対テレビ映えするタイプですよねぇ…そっち方面で需要有りそうよなぁ。

 

あと、芹香斗亜がとんでもなく綺麗になってましたよね?

最近の彼女は番組に出ても「こなし枠」というか、

敢えてガツガツしません的ポジションで笑いを取りにいく様子が多かったですが、

今回は積極的に番組に参加していてビックリしました。

 

やっぱりアレか、

トップ内定しているからですか?(邪推)

 

 

月組は4人という最小メンバーでの番組参加でしたが、

とにかく風間柚乃の涙ぐましい盛り上げ隊長っぷりに感動しました。笑

2次会のカラオケを盛り上げる若手社員みたいなたくましさが、忘年会シーズンの自分を見ているようで…。(遠い目)

 

歌も上手くて芝居も出来て、バラエティも回せるあたり、

そりゃ劇団も推しますよねって感じ。

これに少しばかり物語性が加われば最強なんだけどなぁ…

と贅沢な注文をしたくなる気分です。

 

そしてちゃっかり美味しいところを持っていく鳳月杏と、

一切前に出てこない海乃美月という、

それぞれのポジションがよく分かる番組だったなぁという印象です。

 

雪組と花組の印象の話

 

雪組はたぶん公演中だったのかな、

「疲れてます?」というのが第一感想でした。

特に縣千ね…本人の持ち味が一切出ないまま終わった気が。

(そしてそれにしっかりツッコむ和希そらの視野の広さよ。)

 

また、全組の中でも珍しく番手ピラミットが学年順で綺麗だからか、

「咲さん凄いですねモード」で終始していたのも印象的。

 

そして、朝月希和の伸び伸びとした雰囲気が好印象でした。

トップ娘役就任直後からずっと委縮した様子でしたけど、

ここに来て本来のきっぷがいい素の姿が出てきたというか…。

 

トップ娘役らしい扱いをして貰える特番に、

最後の最後で出られて本当に良かったですね。

 

 

花組に関しては、柚香光がトップ就任後から保守的になってしまって、

なんともつまらんなぁと思ってしまうのが正直なところです。

 

彼女ってもともとは勢いの有る、まさにリアル男子的なタイプで、

バラエティ受けも良いスターだったんですけどねぇ…。

やはり筆頭組のトップという重圧がそうさせるのかな?

 

前半は聖乃あすかが頑張って盛り上げようとしてるなぁ、とか、

永久輝せあがやっぱり全体的に気を遣ってるなぁ、とか、

星風まどかは一切自我を感じさせない置き物状態やんけ、とか、

そう見えてしまうのは…たぶん私が穿った見方をしているだけなのでしょう。汗

 

ま、清く正しく美しい宝塚としては有りなのかもしれません。(フォロー)

 

ハラハラが無くなった宝塚特番

 

以上、本当に感じたまま書いていった雑感でした。

 

ところで、これまでの宝塚特番って、

ハラハラする組み合わせ(前月コンビや上級生2番手など)が有ったものですが、

今年は全体的に平和な番組進行でしたよね。

 

…いや、それが普通なんですけどね???

安心して番組を見ていられることに逆に違和感を覚えるあたり、

我ながら毒されてるなぁと思ったのでした。笑

 

来年こそ平和な人事が続くことを祈って、

そしていい加減、コロナ禍前のバラエティ番組に戻ることを祈っています。

…そろそろナウオンとか元に戻して良いと思いません?

 

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コメント

  1. コスモスハート より:

    蒼汰様

    年末番組とか見られない私でも、蒼汰さんの毒され?ているかも、の発言が、容易に想像ができる組特性。
    和希さんは、完全に弟キャラから、見守り隊長のような冷静な大人になられているように見えます。
    花組、大変そう、どうやって、次のトップに引き継いでいくのか、その辺りの心配が燻るから、バラエティーコーナーも少々笑いが辛い??体壊さんように来年も頑張ってください。そんな気持ちになります。
    宙組、文句なくカッコよく面白い。今後も楽しみです。
    蒼汰さんの来年のコメントも期待しております。

  2. ポポロ より:

    蒼汰さま

    いつも楽しく拝読させていただいています。

    クリスマス特番。
    私も同様の印象を受けました。

    星組、宙組はリラックスして楽しい雰囲気が伝わってきましたよね。
    発言や笑いが多く、明るい雰囲気でした。

    それに対して、花組の雰囲気の固いこと、固いこと。
    ひとこ、ほのかが、何を言っても盛り上がらないし、緊張感が伝わってきました。
    柚香さん、お疲れなのでしょうか?

    一月公演の時には、是非、生き生きとしたトップの姿を見せていただきたいと思います。
    がんばって!

  3. 五條 より:

    私知らなかったのですが、NOSって1日2回公演の後に収録されることが多いそうで。
    彩風朝美(司会はOG早花)のなんかのトークイベントで、ビデオゲストが望海で「NOSさ、皆疲れてるしさ、とにかく眠いのよ。私と咲ちゃんだけだったかもしれないけど」みたいな事言ってまして。今回のこれも、公演後の収録だったんでしょうね…大変だなあ…。
    そういや蒼穹のNOSも、前半彩風の目半分閉じてましたw

  4. すー より:

    本当に毎回毎回全文同意です!
    私が星贔屓なので1番楽しく感じたのかと思いましたが、蒼汰さんの他の組の雑感にいちいち頷いちゃいました笑
    余談ですが私はナウオンにも各組似たような感想を待ちます。

  5. まいこ より:

    宙組はとにかく楽しそうでしたね。とくに潤花さん!彼女ははっちゃけていますが、絶対に失言はなくて皆を嫌な気持ちにさせないですよね。とても明るくて素敵でした。
    桜木さんも真風さんや芹香さんに遠慮なく突っ込んだり話したりしているし、全体的に風通しのいい組なんだなと思いました。ひとえにトップの真風さんの器の大きさゆえなのかなと思いました。

    星組は一見盛り上がっているように見えましたが、よく見ると、瞳ちゃんが終始、真琴さんに遠慮していました。クイズコーナーでも、右目で真琴さんの動向を見て、一番に答えがわかっていたのに、真琴さんよりわざと少し遅れてボタンを押して、一番を譲っていました。真琴さんにみんなが気を遣っているなあというのが見て取れました。

    月組は、月城さんの独特な間の取り方やリアクションが際立っていて可笑しかったですね。
    雪はたしかにテンション低めでしたが、咲ちゃんのおっとりさが出ていました。

    花もなんだか見ていて面白く無かったのですが、なぜなんでしょうね、、そうたさんがいうように皆さんが優等生なのでしょうね。

    各組のカラーが出ていました。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      時々見かける礼真琴×舞空瞳の関係性を不仲的に捉える人って、どんな穿った見方なんだろうと不思議で仕方ないです。
      潤花さんはキャラ的にあれですけど、星風、海乃、朝月がそれぞれの相手役に敬うような動作と何も変わらなくないですか?そりゃトップ様ですから周囲は気を遣うものですけど、そういう緊張感の中でも微笑ましいというのが宝塚的縦社会の最も綺麗な在り方だと思うので、星組だけわざわざ腐す意味がイマイチよく分からんです。

  6. うなぎパイ より:

    蒼汰さま

    こんばんは。いつも楽しく拝見しております。
    久々に生徒たちがわらわら和気藹々と楽しくしているのを見られて嬉しかったですね!

    花組って路線陣にいわゆる「オモロ枠」がいないですよね。こうして他組と比べられると如実でした。柚香さん本人も以前別番組で言っていましたが、こたつにみかん状態だなと。
    ファンはそれだけでありがたいですが、バラエティ目線で言えばやはりちょっと物足りないですよね。
    強いて援護するならば、花組は当てられたゲームも盛り上がりづらかったかなと思います。
    多数派が勝ちのゲームとは言え、少数派の価値観を否定するわけにもいきませんし、、ふんわり進めるしかなかったかな。

    録画してあるので、蒼汰さんの感想も踏まえリピート再生してきます!

  7. May より:

    星トップコンビ好きとして、舞空さんが礼さんアゲしすぎ等から始まる不仲説は定期的にしばしば見かけるご意見なので、そういう見方もあるのだなーと慣れているは慣れているものの、蒼汰様の返信を拝見して少し、いやかなり嬉しかったです、不謹慎?でスミマセン笑。
    和やかさ・親しみと気遣いは両立すると思うんですよね。かつて正月企画でテーブルクロス引きをやった時、望海さんが成功した瞬間、その出来栄えが絶妙にちょこっとだけ完璧とは言えない状態なのを見てとって瞬時に望海さんの反応をサッと横目に確認してから、動きを合わせて同じガッツポーズを取った真彩さん、めちゃくちゃ印象深く、お見事と感嘆したのですが、だからといって前雪組トップコンビの関係性がお気遣いばかりだったなんてこと、無いですよねえ。

    そして蒼汰様の記事に全文同意でした。花組…。言語化できないですが、なんとも、もどかしいというかなんというか。
    月組は風間さんが一生懸命使命を全うしながらも、鳳月さんに遠慮せずガンガン早押ししていくところが「自分の武器は歌なので!」とばかりの肝の据わりと気持ちの強さで、見ていて小気味良かったです。風間さんの芝居と歌、好きなんですよね〜。たまたまかもしれませんが、きちんとじゃんけんでは負けて上級生に華を持たせて、オチも良かった。
    雪組はなんだかんだ番手も雰囲気も安定しており心穏やかに拝見できますし、宙組は潤花さんが天真爛漫オーラを振りまきつつ絶対にライン越えしないところが、根っこの聡明さを感じて、退団の潔さから継続して好感度ストップ高です。
    星組は瀬央さんの人柄に尽きるなあと思います。ロミジュリでは愛月さんに一番相談する仲(意訳)と言わしめ、今度は暁さんの素のヤレヤレ&ブラックジョークなクールさを引き出し、しみじみ人間のできたお人です。どんな形になるかは分かりませんが、労が適切に報われるジェンヌ人生を一日でも長く見ていたい。
    5組あって、みんな違ってみんないい!ですね。

  8. ふくたろう より:

    蒼汰様

    いつも楽しく読ませていただいております。遅れてコメント失礼します。
    私は元から柚香さんは真面目で根は静かな方だと思っていましたので、バラエティは2番手やほかのジェンヌさん次第だなと思っていました笑。多分明日海さんがトップの時の柚香さんを見て多くの方はやんちゃ坊主のように思っていたのかもしれませんが、その時から真面目さの片鱗は見えていたと思います。1番思い出されるのは、年明けのなんかの番組で575を作ったとき、明日海さんとゆきちゃんが盛大にボケてたのに対し、柚香さんはまじめにその年の抱負を詠んでたことですね。私の憶測ですが、柚香さんのあの感じは明日海さんありきのはしゃぎだったのかなぁと思います。蒼汰さんのおっしゃるように、トップの重圧もあるとは思いますが。
    花組は組全体がおっとりとしていて、そこがいいところでもあると思います。バラエティー面では弱いですが、おっとりしてる花組を見てこちらもおっとりして癒されるという楽しみ方を花組ファンの私はしているので、蒼汰さまもいかがでしょうか笑。