そして歴史は繰り返す

 

日本列島を揺るがした記者会見コンボから数日、

皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

 

私は今週繁忙期+これから一泊二日の旅行なもので、

テレビはもちろんのこと結局記者会見もいまだ映像で見られず、

週刊誌界隈もチェック出来ておりません…。

が、昼のワイドショー関係は大騒ぎだったようですね???

 

果たして、今回の一件はどのような顛末を迎えるのでしょうか…。

 

怒れる市民の登場

 

本当は、改めて今抱いている個人的な考えについて、

長々と書くつもりで、頭の中で整理しながら仕事していましたが、止めました。

なぜなら「怒れる市民」はもはや人の話を聞いちゃいないからです。

 

例えば、同じくやり玉に挙がっているジャニーズ帝国ですが、

過ちも認めた、体制も変えた、謝罪もした、補償も約束した、

該当OBはセカンド〇イプのように各々の考えを述べた。

 

なのにいまだに怒れる市民がアレコレ文句を言っている現状を見るに、

結局は「こうなるべき」というゴールにたどり着くまで、

みんな許さないんでしょう?

 

では、今回の宝塚における「こうなるべき」とは一体どこなんでしょう。

遺族は加害者と呼ばれる人の謝罪を求めておられ、

劇団はパワハラの巣窟、かつ自治権を出演者に丸投げし、

やりがい搾取となっている今の運営体制を根本的に是正すると「口約束」した。

 

だけど本当にそれで終わるのかしらね?

怒れる市民は残酷な解体ショーがお好きでしょうから、

加害者と呼ばれる人が涙ながらに記者会見し、号泣しながら土下座し、

再開した劇場で罵声を浴びせられながら退団していくのを、望んでいるのでしょうか?

 

たぶん対話は、もう無理なフェーズ

 

そもそも、宙組生の4人がヒアリングを拒否したことが炎上しているようですが、

その内容を読む限り(正誤は不明としても)加害者近辺の内容があまりに詳細なことから、

拒否した4人は、例えば劇団の姿勢に不満で非協力的とか、

あるいは被災者と身近な人で心身に影響が出るとか、

そういう話だと私は勝手に解釈していました。

 

しかしながら「週刊誌に載った加害者とされる4人だ!!」と怒り狂う市民がいる。

いやいや、落ち着けと。そもそも加害者とされる人物は5人だし、

「拒否した4人の正体を明かされるべき!!」って、

個人情報保護のもとヒアリングした意味を分かっていないのかしらん。

 

だけどもう、そういう人たちは他人の話を聞いちゃいないし、

そもそも聞く気もないのです。

それは前回の私の記事に寄せられた一部のコメント内容からも良く分かりました。

劇団だけでなく、加害者とされる人物が社会的に死なないと認めないご様子。

 

だけど、その正義は被災者のための正義ではなく、自分の中の正義でしかない。

だから仮に反対の証言が出てきたとしても「言わされてるだけ」、

「これこそがパワハラ構造」と、決めつけて信じないことは目に見えています。

 

ですから、はっきり言ってそういう怒れる市民の反応は完スルーでオッケー。

いずれ一過性の怒れる市民は次のネタが出たらそちらに移るのだし、

今は遺族との交渉に全力を注ぐべきだし、

たぶん劇団はその姿勢を貫くのだと思われます。

 

そして歴史は繰り返す

 

だけど、つくづく不思議なのは、

怒れる市民ではなく、怒れる「宝塚ファン」です。

どうして組織としての体制批判ではなく、

スター個人の批判に走る人「も」いるのでしょう?

(当然の補足ですが、一部そういう人もいるという話です。)

 

いや、頭では理解出来ます。

出来ますけど、少なくとも私にはそれが出来ない。しようとも思わない。

私は運営体制という概念を批判することは出来ても、

個人を人殺しのように批判する資格なんてないと思うからです。

 

はっきり言って、私は加害者とやり玉に挙げられている人たちを心配しています。

「芸事は影が深ければ光もより輝く」「スターは批判をやり込めてこそ美しい」

と思う一方で、もはやそれも昭和な価値観。

平成生まれのスターたちに求めるのは、酷でしょう。

 

そしてつくづく残酷だと思うのは、品格警察タイプな人ほど、

手の平を返してスター個人を中傷していることです。

 

例えば、番組に出たら衣装のブランド、値段がすぐに判明して、それを基に叩く、

上級生に向かって少しとぼけた発言をしたら「品がない」と叩く、

相手役の方を向かなかった、相槌が少なかっただけで「不仲だ」と邪推して叩く、

おとめのやりたい役に大きな役を書いたら、不相応だとして叩く、

好きな作品に新公作品を挙げただけで「次期トップ娘役を狙ってる」と邪推し叩く、

花組生なのに星組トップを尊敬している人として名前を挙げたら「自覚がない」と言って叩く…。

 

これだけの価値観を縛り付けておりながら、

いや、そういう人だからこそ、清く正しく美しい信念で批判するのでしょう。

別に好きにしたら良いと思います。

私には、それが出来ない。逆に品が無いなぁと思ってしまうだけ。

 

そして今、とやかくSNSやブログで文句を言っていても、

どーーーーーーーーせ観に行く(配信含め)のでしょう?

で、文句を言う。言語化する。これこそが「スターの消費」です。

 

そしてこれは、96期問題の時も全く同じでした。

当時まだ10代~20代なり立ての彼女たちに対し、

怒れる宝塚ファンは無視、拍手しない、

明け透けな誹謗中傷を続けること、約10年。

 

今再び、歴史が繰り返されようとしていますし、

ファンの価値観というものも十数年やそこらじゃ変わらない。

むしろ謎の「品格」に惑わされて、悪化しているようにも思えてなりません。

 

宙組公演再開延期の報に際して

 

ただ一つ違うのは、宙組公演の中止が伸びたこと。

そりゃそうだ、今の状態じゃ到底上演なんて出来ませんからね。

スター個人を中傷の場に晒さないこと、この判断だけはいまだ正解かな。

 

けど、いつかは舞台の場に帰って来なければなりません。

それがスターの宿命だからです。

 

少なくとも、私はチケットが1枚残っているので、

仮に無事再開されるとしたならば、その帰還を出迎えるつもりです。

もちろん、当然。私は待っていますよ。

だけど世間の反応は、どうかな?

 

よって劇団に求められるのは、それまでの猶予である1ヶ月の間で、

どれだけ遺族との交渉を進められるかにかかっていると思います。

様々な人たちが求める「答え」に、どうやってたどり着けるのか、

その行く末を今後も見守りたいと思います。

 

…なんて悠長に書いていたたった今、

某フィギュアスケーターの離婚の報に触れ、

つくづくファンとアンチの暴走と、

マスコミ報道の罪悪について考えさせられました…。

 

一億総監視社会とは良く言ったもので、

ほんと、生きづらい世の中になったものですね…。

 

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コメント

  1. Rum より:

    本件についてはこちらのブログの記事が自分の感覚に近く、普段うまく言語化できないところを上手にまとめて下さっているので精神安定にとても役立っています。いつもありがとうございます。
    中の人ではないので、公表されている事実以外はわからないというニュートラルな姿勢でいますし、今後もそうでありたいです。
    ヤフコメ民は見てきたわけでもないのに、なぜあんなに「いじめ加害者は謝罪せよ」とか言いきれるのか謎です。過去に職場でパワハラ捏造と思われる事案が起きたことがあり、片方の物証なしの証言だけを鵜呑みにする怖さは思い知っているつもり。私も加害者と断罪されている方たちの二次被害が心配です。

  2. ものぴ より:

    「怒れる一般市民」「怒れる宝塚ファン」ほんと怖いです。

    ヘアアイロンの件に関して、故意にやったと謝罪しなければ気が済まない空気。でも、故意でなかったのなら些細な過失のせいで退団後の人生も日陰で生きなければいかなくなる。
    理不尽です。

    • 宝塚観劇歴49年の竹内 より:

      最近、胸が痛みます。
      部外者であ~だこ~だ言っている方達は、どのような結果になれば納得して言わなくなるのでしょうかね。
      宙組が消滅して、関係者が顔を出して謝罪し、そのまま退団すれば気が済むのでしょうか。
      あ~だこ~だの方達は、実際劇場に足を運び、赤い椅子に座り3時間(休憩挟む)観劇したことがある人ばかりでしょうか。
      観たことないのに意見するなとは言いませんけどね。
      華やかな舞台の裏で血のにじむ思いをしてるだろう事は誰でも思う事。
      今回の事でもう観ないという選択もあり。
      ただ私はこれからも色々な事を理解した上で観劇し続けますよ。

      以上、シニアの戯言でした。

  3. コスモスハート より:

    蒼汰様

    SNSこそ、ハラスメントの片棒を担ぐような部分もあり、紙一重ですね。
    今はメディア倫理の学びも法律知識がなくても、一個人が写真を撮って、簡単に発言できる時代。
    娘役さんの楽屋入り、写真をあげて、服とバックもブランドを特定、いっそ、オリンピックのような体操服的なユニフォームにして、制服で楽屋入りすれば?と思いました。
    だけと、それはそれで、自由がないとか、押し付けとか、なんやかんや、言われるのでしょうね。最終、ファンの夢を壊さないように、とアレコレ考えて頑張ってきた人に、間違った事をさせた、それは組織としての問題で、個人の過ちなどではないと、私も思います。
    しかし、あったことを無かったことにして頭を下げてしまったように見えることが、残念でならない。国際的な機関から、児童虐待ならぬ女性虐待の烙印を押される前に、改善が望まれると思う。観客も無関係ではなくなる。

  4. えべっさん より:

    正直、私自身も難しいな…と感じています。
    皆さんの「こうあるべき」は異なるし…事実が何かもわからないし。実際、劇団がどこを目指しているか、報告書を見てもよくわからない。
    個人情報の関係もあるから書けないこともありますから、部外者の私たちにどこまで伝えるのか…ということもあるでしょうし…。
    ただ、上級生から下級生への指導…と書かれながら「これは指導の範囲でしょう」と決めるのは誰か…個人の価値観に影響するところも大きいものを他人がとやかくいうことも困難ですしね…。
    事実が何かはわかりませんし、騒ぎ立てる必要もないのですが、パワハラに関しても火のないところに煙はたたないし、少なくともオーバーに書いて訴えられない、訴えられても負けない程度の記載をしているんでしょうね。

    ただ、劇団があまりにも批判されるような会見をしたことで、結局はスターも守れていないのでは…とは感じます。どうやって再開してもスターが批判をくらいますし、再開の道筋をどのように考えているのか…。
    スター個人を批判するつもりはありませんが、96期や震災対応のときに音月が批判をくらったように、今回は芹香が批判をくらうのでしょう。
    正直、前トップのときに今のような状況が出来上がったのに、外部で何事もないかのように出演していることにも違和感をおぼえてしまうあたり、私も怒れる市民なのかもしれません…と様々な考えをしてしまいます。

  5. まこみ より:

    ありがとうございました。

    まず大前提に、パワハラとかの問題でなく、舞台やスポーツ、人と直接関わる仕事、物作りなど油断すれば危険と隣合わせのものは沢山ある。
    しかもそれをプロとしてする時、やはり厳しい鍛錬に耐えないといざという時に怪我や命の危険さえあるから、一定の水準には絶対持っていかなければならない。
    宝塚で言うと、例えば立ち位置間違いや、振り遅れなどが盆回しの時に怪我したり奈落に落ちたり相手とぶつかるとか、殺陣で怪我とかキリがない。
    学生上がりに難しいのかもしれないけれど、やっぱり給料もらう限りはプロにならなければと思う。
    規模が大きくなればなるほど危険も増す。
    短い期間であれだけの人を一緒に動かせるようにするのだから、厳しい発言も仕方ないと思います。
    ただ、何故それをするか?を昔はとにかく有無を言わさずさせられて、やっていくうちに感じていたけど、今はエビデンスを伝えてからでないと付いてきてくれないのが現状なので、その辺を考えるのも必要かと思います。
    なので、故人はコロナ前を知っているから、コロナ前水準に戻った時のやり方に沿ってできたかもしれないけど、後輩は知らないから後輩に理解してもらうのが難しく、上と下の間に挟まれたのもあるかも知れません。

    っというか、有名演出家とかダンス講師とかパワハラだらけやんか。本気であれにぶつかる反骨心があってこそ良いものができてるんでは?

  6. ローズマリー より:

     当方日頃は全くSNSはやっておりません。「怒れる市民」まさにその通りだと感じています。その方たちは、記者会見の場で劇団が、加害者と言われてる上級生たちが加害者であったことを認め、何らかの対応処分も発表されると期待していた、その期待が裏切られた持って行き場のない感情をぶつけているように見えます。もちろん当事者の方との関係性やご自身の今までの経験も含め、人の反応は様々なことも理解できます。
     「命の重み」と言うことも連発されて批判されています。亡くなられた方、他の団員、日本国内、世界に目を向けても守られるべきであった命、守らないといけない命があります。自分自身、どうあるべきかを考えさせられる日々です。

    追記 次々に加熱する週刊誌報道ですが、何か親会社狙いですかという印象もありますね。個人的感想です。

  7. トムヤムクン より:

    まずはじめに、、すみません、今回からコメント承認して下さいませ。
    お気遣い頂きありがとうございます。

    こんにちは、トムヤムクンです。
    まさに怒る宝塚ファンで巷は溢れていますね。。
    問題が山積みではありますが劇団の対応に対して激しく怒るのはご遺族や劇団関係者のべきで、我々ファンはただ待つしかできないのではないかとずっと思っております。
    先日の会見で木場理事長は宙組東京公演を行う意向だと感じましたがいつになるか!雪組より後の開始だろうと予想しておりましたが、早くても後4週間近くあります。劇団には全力でご遺族への対応と宙組はじめジェンヌさん達の心身へのケア、過大な負担の改善策の具現化に取り組んで頂きたいです。蒼太さんがおっしゃるとおり、いずれ宙組は舞台に戻ってこなければなりません。
    今怒る方達が観るのであればどうぞあたたかくむかえてほしい。もしなさらないつもりならばどんどんチケトレに出して欲しいです!宙は止まっておりますが、他の組の公演を楽しみに、引き続き拍手でジェンヌさん達を応援したいと思っております。

  8. こころ夫人 より:

    いつも楽しく、興味深く拝見しております。
    本当に。
    おっしゃる通り、歴史は繰り返す、ですね。
    花組全ツをみてきました。
    楽しめました。永久輝さん、カッコよかった~。
    私の場合、友の会では、全ツのチケットは当たったためしがなく、それでも何となく期待をしながらで、年会費を納めてきましたが、この際なので、友の会会員を退会しました。
    親戚ヅカ部は健在で、贔屓の組もあり、今は静観しております。
    私が観たい演目がある時は、親戚を頼りたいと考えています。

  9. たんごろう より:

    ルネサンス蒼汰さま

    Rumさまがコメントでおっしゃられた通り、
    蒼汰さんは混乱している私の頭をいつも冷静な言葉にして整えてくださって、感謝しております。

    今回の歌劇団の対応は、責められて然るべきというところでありますが、

    それに加えて何も見ていない第三者の私たちが、
    生徒個人の断罪まで訴えてしまうと、
    逆に私たちがいじめの加害者になりかねないのですよね。

    自分には直接どうすることもできないこの事態、ヒステリックな意見に流されず、
    できるだけ冷静に見守って行きたいと思います。

  10. むつき暁 より:

    ただただ、祈ることしかできずにいます。そして、このブログにいつも救われています。

    すべてを明らかにすることは難しいとしても、ご遺族の望みが叶えられますよう、今はただ祈り続けます。

  11. yuma より:

    初めまして。
    ずっと記事もコメントも読ませていただいていました。
    蒼汰様とコメントする皆様が冷静で的確で愛もあり、ホッとします。
    アメブロの有名な方、ヤフコメ、知恵袋等々よく知らない人のことをあんなに誹謗中傷出来るなと思います。
    私は劇団や理事長さんたちの対応は悪かったと思います。
    でもジェンヌさんたちの人格を否定したり攻撃するのは違うと思います。
    スカステの専科のお時間?でその日のゲストの専科さんが今は時代が違うから控えめに話をする、というような事を話されていました。
    専科さんが変わられてるように
    劇団も良い方向に変わってほしいです。
    私は宝塚が好きだから舞台が再開されたら観劇に行きます。
    (チケットないですが)

  12. たんたん より:

    加害者とされる個人を社会的に抹殺するのを望む人たちは、どれほど人間が出来た方なんでしょうか?
    今までの人生で人間関係でトラブルを抱えたことがない人がいるのでしょうか?
    誰しも大なり小なり、傷つけられることもあれば傷つけてしまうこともあったはず。故意かどうかは別として。

    許す許さないを言えるのは当事者のみであって、第三者が言うことではない、と思います。

    労働環境の改善は是非とも実行して頂きたいですし、劇団の今後の取組を注視していきたいですが、
    個人間のトラブルは、ご遺族が納得できる形に辿り着けばいいなと思うのみで、あれこれ論ずる立場には無い、と思っています。

    また宝塚を観続けるかどうかも、人それぞれ。自分と考えが違うからといって糾弾する人の多いこと。

    私は自分が聖人君子では無い、とわかっているので、今回の事件について心を痛めて悲しんではいますが、だからといって批判や攻撃をする気にはなれません。

  13. にゃん より:

    蒼汰さんのブログ、コメントに救われる1人です。
    SNSやニュースでの取り上げ方(あまり見ないようにはしてますが)に嫌気がさし、そう思えない自分は冷たい人間かのように思えてしまいますが、私と似た角度で物事を観てる方もいるのだ、と安心させてもらってます。
    報告書も全て読み、これは宝塚だけのことではなく一般社会にも往々にあることなのでは、と思うようになりました。
    私は所謂狭間世代なので、どちらの言い分も理解でき、社会ではまさに板挟みになることが多いです。

    口悪く言わせてもらうと、

    何が多様性の社会だよ。
    多様性、多様性って言うなら、自分と違う価値観を、人間を、否定ばかりするなよ。
    自分の正義感だけで叩くこと。
    それこそあんたたちが叩いてるいじめであり、パワハラだよ。
    しかも顔も見せないで。
    もっとタチ悪いわ。
    そんなに言うなら、解決策を具体的に挙げてみろよ。
    文句言うだけなら中学生でもできるんだよ。

    と、宝塚だけの問題だけでなく、最近の世の中に嫌気がさして悪態つきたくなっちゃいます。

    私は公演があり、チケットが当選すれば、これからも胸を張って観劇するつもりです。
    好きなものは好きなんだ!

    自分語り失礼しました。

  14. ドルチェ より:

    ご多忙の中、更新くださり感謝です。
    主様仰ること、ほぼ全面同意見です。
    劇団は怒れる市民と迎合するメディアや活動家を相手に消耗する暇はありません。
    宝塚を愛しているからこそと言いながら劇団や一部の生徒をバッシングする人は本当に対象者が死ぬまで(すでに社会的制裁の限界を超えているのでは)続ける気でしょうか。目を覚ましてほしいです。
    劇団には宝塚歌劇を愛し大切にする者(内外問わず)の信頼に応え、しっかり舵をとっていただきたいし、そうしてくれると信じています。
    花組全ツ、梅田の初日を観劇しました。こんな状況で舞台に立ち、ハイレベルなパフォーマンスを観せてくれる生徒さんたちには感謝と尊敬の気持ちしかありません。
    開演前の理事長挨拶にあれこれ言う人もいますが、運営する側で頑張ってくれる人たちにも感謝と応援だけです。
    東京宙組は後半にチケット確保していますがどうでしょうね…公演してもらえたら、もちろん喜んで行き、客席から全力で拍手を送りたいです。
    それにしても、悔しい思いを抱えつつ前向きに努力し頑張る人を貶し、他者への批判ばかりで働かない人を持ち上げる昨今の風潮は本当に残念です。

    • 匿名 より:

      気になっていたタカラジェンヌさんが批判の対象となっていてしんどいです。
      彼女たちの演技も宝塚自体も観たことのない人たちが人格を否定するような言葉を投げているのをみると、人間って自分が正義だと思っているときが1番怖いなと思いました。

  15. 甘栗プリン より:

    こんにちは!

    私はワイドショーを見ていないので、こちらのブログやコメント欄を読んで世間の宝塚へのバッシングを知りました。
    まさにこの10月からの週刊誌報道が焚き付けた『代理戦争』なんでしょうか。

    ワイドショーもSNSもほとんど見ないと、私の周りは静かなもんです。
    ただ亡くなった彼女のこと、ご家族の事を思い巡らし悲しい気持ちと何故こんな事が起きてしまったのか、最初の報道(ヘアアイロン)で誰かが週刊誌に情報提供しなければ、、、などと出口の見つからない問答を繰り返しています。
    宝塚歌劇団だけでなくの厳しい世界に身を置いている方たちは死にたいほど辛いと思う事もあるでしょう。
    でも、死ねない。
    だから亡くなった彼女はよっぽど苦しかったんだ、何か少しでも救いがあれば違っていたか、、

    世間で加害者とされる生徒さん達も事件が起きてしまった以上、舞台に立っても辞めても茨の道。
    きっと後悔と悲しみの中苦しんでいるでしょう。
    他の生徒も直接は関わりがなくても自分の今までの言動を反省したり仲間と苦しみを共有していることでしょう。

    人間、生きてるだけで修行、辛くて面倒くさい事ばかり。
    自己肯定感って言うんですか?
    私はおそらくそれがとても低いので、学生時代でも会社でも近所付き合いでも辛いこといっぱいあって9割は幸せでも1割の辛さに傷ついてメソメソしてます。
    長く生きててもこの有り様。
    死にたいって思ったことも何度もありましたが、、、
    なんとか生きてます。
    いつか誰でも人生を「卒業」する日が来る。
    いい卒業式を迎えられるように生きていこうと考えたら少し元気になりました。

    宙組PAGADがこれから再開に向けて頑張ってくれてるなら待ちます。
    チケットは全部無くなってしまったけれどライブビューイングがあるといいな。

    先日月組を観てきました。
    満席でした。
    感動して何度も泣きました。
    厳しい指導に耐え端っこでキラキラしてる下級生、亡くなった彼女の同期さん、色々考えてしまって余計に。
    でもやっぱり宝塚は素晴らしい、好きだなーと思いました。

    亡くなった彼女のあの笑顔、忘れません。
    怒れる市民の皆さんもきっと、その気持ちはあると信じてます。

  16. モグ より:

    こんにちは
    今回も分かりやすく理知的な内容ありがとうございます。

    会見と報告書を拝見し、私は納得する部分も多く感じました。
    後は蒼汰さんの書かれている通り、司法の場にて判断していただくのが最善かと思います。

    正義という名の感情に委ねて、誹謗中傷を繰り返すブログ、メディア、SNSに本当にうんざりしており、また失望しております。
    こちらに関しては、しっかりと法的対応をとって生徒さん達を守っていただきたいです。

    これ以上誰も傷ついてほしくないです。

    また、ブログの更新を楽しみにしております。

  17. rin より:

    初めてコメントさせていただきます。
    私はどちらかというとブログの趣旨や現時点でコメント公開されている方とは違った意見かと思いますが、今回の件で観劇は一旦辞めようと思っているスタンスの人間であることを初めにお伝えします。

    大前提として生徒個人への誹謗中傷はもってのほかですし、実名を挙げてSNSで批判することはありえないことです。ですが、諸手を挙げて「再開を待っています!」とは言えない状況だと思っています。
    舞台の完成度のためにはある程度の指導は致し方ないといった趣旨のコメントもあるようですが、そもそも常識の範囲内であればこんなことにはならなかったはずですよね。一企業として「売上や営業利益のためにはある程度の叱責や個人攻撃は致し方ない」と言えるんでしょうか?コンプライアンスの概念は皆無、自浄作用が働かなかったからこそ週刊誌という毒を持って毒を制する事態になってしまったのではないかと思っています。今まで表沙汰になっていなかっただけで、こうしたことは数多くあったのだと…そういう意味では、マスコミがこうして公表したことの意義もあったわけですよね。
    蒼汰さんが書かれている通り、論評の域を超えた批判や品格警察がいたことも事実です。また、度の過ぎた努力を美徳とする雰囲気を容認していたことも事実。その点ではファンも責任の一端を背負っていたと思います。これらを振り返るとこのままなし崩しにことを済ませようとする劇団の企業姿勢に対して、一消費者としてお金を落とす(=利益に貢献する)という判断は出来ませんでした。劇団員とて一人の社会人。歌劇団と契約して責任を持って舞台に立っているわけですよね。入団したばかりの下級生ならともかく、何もものを知らない子供のように扱い過保護になっているファンを見ると愕然とします。少なくとも人一人の命が奪われたわけですから、ご遺族の方が納得し、完全に和解出来るまでは、それこそ外野が公演再開や応援といった姿勢を示すべきではないと思っています。

  18. あーろん より:

    いつもブログを拝見させていただいております。

    今回の出来事は外野があれこれ言ってもどうしようもないと思います。
    パワハラ問題も難しいところですよね
    個人の捉え方も関係してますものね
    仕事上で私にとっては それで!? って思う理由でパワハラとして左遷された上司がいたりしたので(汗)

    あの素晴らしい舞台を創れるのはタカラジェンヌさんたちの想像もできない程の努力の賜物だと思いますし…
    それを創るために厳しい指導が先生からも、タカラジェンヌさん同士でもあるのだろうし…難しい。。。

    劇団とご遺族がどうしていくかを見守るしかないです。

    私は宝塚が大好きなので観劇できるのであれば観劇したい!の一択です。
    私は芹香さんが最推しで、出来れば残っているチケットで宙組を観たいです。

    話は変わりますが、ありがたいことに月組の千穐楽を劇場でみることが出来ました。
    鳳月さんから芹香さんのときと同じトップが決まった?みたいな後光がさしているように見え、キラッキラでした。
    むしろ後光がありすぎて仙人みたいでした。
    ちなみに私は娘役さんでは彩さんからトップが決まった?みたいな後光がさしているように感じました!

    月組の次のトップの発表も楽しみですね!

    すみません。観劇友達がいないもので、誰かにこのことを聞いて欲しくてコメントしてしまいました。
    失礼いたしました。

  19. りん より:

    最近の報道等見てますと会見した劇団への批判→いじめたとされる生徒→劇団ファン、と書かれているように「次の何か」が出るまで叩きたい人の欲求が宝塚に集中しています。

    最初の文春報道からあージャニーズのような第二の犠牲者が出なければ良いと思い続けてます。
    ジャニーズ問題も大々的に報道されるようになりSNSでは加害者側もバッシングになりそのうち一人が自死されました。

    宝塚問題にもこれ以上過熱し過ぎたら・・・と心配しております。

    最近はネタ切れなのでやたらとOGと称する人の発言を取り上げておりますが、この何千人といるOGの中のほんの数人の発言だけであたかも宝塚が「悪」であるような印象を与えている事は否めません。

    私の知人の親戚が現役団員の家族なのですが、殆どの生徒は上下関係や慣習などについてはある程度知っていた上での事なので、パワハラだと思ってないとの事でした。一部行き過ぎた生徒もいてそれも学年によるみたいて、その生徒さんは隔絶された厳しい世界だからこそ宝塚なのだと思っているようです。
    その厳しさがあるから「同期」は家族でもなく友達でもない魂の繋がりが持てる唯一無為の関係が構築できると。

    様々な意見があり、肯定的な意見も報道するのが「公平性」を保つという事ではないでしょうか?

  20. くま工場長 より:

    同意です。
    私も名前の上がっている生徒さんのことを案じております。特にファンだからということではなく、普通にというか常識的に考えて心配です。彼女たちは、週刊誌で面白おかしく書き立てられ、それを知った不特定多数の方から非難され、それに対して自身の言い分を言えない状態が続いているのですから・・・。自分の身に置き換えると恐怖以外の何物でもありません。この方たちだけでなく週刊誌で個人名を出された方達は(逝去された生徒さんも含めて)、書かれるだけ書かれて公に弁明できなかったので、つらかったと思います。

    そもそもですが、職場などでどういう原因で問題が起きたのかを明確にする際は、多角的に調査してから論じるのが普通かと思います。が、この問題に関しては、歌劇団から報告書が発表される以前から、週刊誌の、しかも情報ソースが偏っていると思われる記事を元に特定個人について厳しい意見を発する人が多いことにとても驚いています。ヒアリング辞退について、全くの憶測で「けしからん!」となっているのも驚愕です。仮に「どんな精神状態であろうともヒアリングは必須」ということであったら、それはそれで非難の声が上がるでしょうに・・・。

    「何が本当に原因なのか」は私たち外部の人間には永遠にわからないでしょうし、白黒はっきりつけられないものが世の中にはとても多いと思います。世間では歌劇団がパワハラと認定しなかったことについて非難の声が上がっているようですが、事業者である歌劇団が「パワハラである」と認定するには慎重の上にも慎重さが求められるでしょうし(生徒を矢面に立たせるのかという声は当然出るでしょう)、一方で故人の苦しみを目の当たりに見ていたご遺族と歌劇団の見解が異なるのも別に不思議なことではありません。ここからは、当事者同士でどう折り合いをつけていくかではないでしょうか。その過程でやはり生徒さんが遺族に謝罪すべきということになったら、それは当事者間でなされる事かと思います。

    とにかく・・・このことで歌劇団やタカラジェンヌさんに失望したというのもよし、もう観に行かないというのもよし、それは個人の自由かと思いますが、不確かな情報を元に一方的な価値観で、反論する術をほぼ持っていない相手に苛烈な言葉を投げつけるのはフェアではないと考えます。週刊誌の参戦?でまとまるものもまとまらない状態になっていますが、どうか粛々と事が進みますように。そして関係者の皆さんの心の傷がこれ以上広がりませんように・・・。

    長文、失礼いたしました。ご容赦くださいませ。

  21. より:

    ご遺族が納得するような結果に辿り着いたとして、
    その声明を発表し、再生する宝塚・宙組を今後は見守るといった好意的なコメントを寄せてくださるような奇跡でも無い限り、誹謗中傷はやまないでしょうね。
    虫のいい願いまでは無理にせよ、ご遺族が納得する結果には何がなんでも必ず辿り着いてもらいたいところです。

    ファンのあり方について自身を振り返りました。
    当記事で蒼汰さんが羅列した価値観は、眉をひそめるばかりで品が無いのに同意です。
    とは言えそんな風にのたまう私自身も、生徒の「トーク力」に関しては勝手に自分なりの評価を内心つけていたなと。
    スカステや挨拶の場でのトークが上手いか下手かというところが私は割りと気になる性質(我が身は棚に上げて)です。
    こちらにコメントする以外でSNS含め自発的に発信をする事はありませんし「叩く」という非生産的な行為に興味も暇も無いですが、どんなトークであろうと真意を汲み取って個性として愛でるという姿勢が私には欠けていると気付かされました。自分にとっては些細な感想でしたが、もしかするとこんな風な所がエスカレートしていくと品格警察にいつの間にかなってしまうのかも…と少し怖かったです。
    それくらい無自覚になり得る可能性が自分も含めて誰にでもあるのだと、気付くきっかけを与えてくださり感謝します。

    最後に、SNS・ブログなどの反応について。
    過去の記事で蒼汰さんが書かれていた「自分を責めるタイプ」は距離を置いたのかなりをひそめ、今や「他人を責めるタイプ」の声が悪い方向へと大きく成長した印象です。

  22. May より:

    くま工場長様のコメントに、赤べこのように頷いて同意です。

    時間差で恐縮ですが、報告書を読みました。確かに劇団の都合の良いような見方で構成されているとは思いますが、いま世間で吹き荒れているほどの嵐に相当します、、?という印象です。再び長文で恐縮ですが、雑感になります:

    ・劇団の初手対応は間違いなくまずかったし、会見も超イマイチなのは確か
    ・ハラスメントは受け手がハラスメントと思えば成立する、だからパワハラ自体はあったと考えて良いと思うし宙組の状態に著しく問題はあった
    ・コロナ禍でしょっちゅう止まることも織り込んだかのような過密スケジュール、コロナ禍中に停止していた一部指導の復活への現場対応ができていなかった。OG星条さんがインスタライブでおっしゃったように、コロナ禍による悪影響で、下級生に意識が浸透していないのはかなりのウエイトを占めていそう。
    ・宙組の空気は悪い(先輩に声がけしづらい)=心理的安全性を欠いていた。生え抜きトップの生まれない閉塞感、万年二番手の弊害か。

    あと、「嘘つきやろ」では??女性が野郎とか言わないでしょう…

    世の中、客観的にガッチリ白黒つけられる事象は、民法、刑法にドンピシャでハマる物事くらいです。だからこそハラスメントはセンシティブ。
    上下の関係性が悪いがために、すぐミスを認めて謝罪することもできず、申し開きが二転三転して余計に関係悪化、という悪循環は本当に気の毒だったと思いますが、そこをちゃんと指導しないと当該中堅上級生もさらに上から叱られるわけだから、どちらにも言い分はあるにはあると思料します。

    芸事の力不足に対してトップないし上級生が優しい態度を取ることで、作品自体のクオリティが落ちる、という事象はここ数年以内にもしばしば見受けられたことで、令和の人材育成とは、非常に難しいフェーズに入ったなと考え込みました。

    しかし、庇うつもりは一切ないですが、芹香さん、ちょっと、気の毒ですね。
    太陽と呼ばれた前々任と組んでからみるみる生き生きした当時の娘役トップの様子などを思い返すにつけ、組の環境を悪くしたのは芹香さんあまり関係なく、前任時代がメインだと思います。星組のナポレオン仕込みの帝王学だったのでしょうか…、当時の星には紅さんというチャーミングな緩衝材がおられたので、すみません柚希さんメソッドには詳しくないのですが、仮に絶対王政だったのだとしても成立していたのだろうと思うんですよね。
    万年二番手を耐えに耐えてようやくの就任。相手役も超路線であったり信頼関係や縁のある熟練娘役というわけでもない、若手のシンデレラガール(現任トップ娘役を悪く言う意図はありません。立場に相応しい魅力を備えた娘役さんだと思います)。
    花組二番手より宙組二番手の方がポジションを楽しんでいそうでしたし、オーシャンズ11あたりはまかキキで演る意義があったと思いますが、人気を蓄える二番手期間にスカピンのショーヴラン的な美味しい役があったかというとあんまりそうでもなかった気がしますし…スカピンと言えば春乃さんの歌唱力なら再演でハマったかもしれないですが、もはやいつまで在位できるかの世界線になってきているのが、なんとも切ないですね。
    芹香さんは悪くない!と言いたいわけではなくて、なんだかちょっと巡り合わせがなぁ、、、と思っただけでした。

  23. トアロード より:

    蒼汰さん
    こんにちは。
    コメント失礼します。

    蒼汰さんの考察が好きで、何かモヤッとした事があれば、蒼汰さんならどうみるかな?と、いつも覗きに来させて頂いてます。
    いつもありがとうございます。

    いや、本当に、今回の報道がいつ終わるのか、、、今はその日を心待にしている状況です。

    と言うのも、私は、芹香斗亜さんのファンで、今回は初めて千秋楽チケットが当選したのにーーー!!残念ながら行けなかった1人で、宙組が大好きだからです。

    何があったのかは分かりませんが、この報道により、現役の組子さん達が歩んでいらっしゃる、舞台人としての人生が志半ばで終わらぬ様に願っていると共に

    宝塚をご退団されてからの人生の方が長いと思いますので、それまでも、この報道で台無しにしないで欲しいなと思っております。

    命を絶つまでに追い込まれた方も、叩かれながら生きていく方も、どちらも辛いと思います。

    大切な方を失われたご家族も含め、残された方々の人生の方が長いのだから、それも含めて、早く落し所が見付かればいいなと思います。

    最後までお読み頂き、ありがとうございました。

  24. pumpkin より:

    いつも蒼汰さんのブログを楽しく拝読させて頂いています。今回始めて投稿したいと思いました。

    今回の劇団の会見の最悪手だったのは、会見を委託した弁護士ではなく劇団経営者が行った事によって、報告書の内容が劇団の主張の様に見え、質疑応答も報告書の内容なのか劇団の主張なのかが不明瞭になってしまった事だと思います。

    この報告書は第三者機関によるものであり、劇団の主張ではないのです。この点で、第三者機関の報告書会見を弁護士が先に行い、後日それを踏まえた会見をしたジャニーズは分かり易かったと思います。(それでも完璧ではなかったし、怒れる民は端から聞いていませんが)

    会見もメディアによって煽る(ように見える)切り取られ方をしているので、改めてメディアの報道の怖さとそれによって個人を誹謗中傷している怒れる民に恐怖を抱いています。

    もちろんハラスメントは本人がそう受け取ったらハラスメントです。私にはハラスメントをしたとされる方々がどの様な人間性を持っているのかは存じません。もちろん多忙だからとハラスメントをして良い事にはなりません。ですが、その多忙さがあまりに大きな要因になっているのであればそれはやはり経営者の責任なのだと思います。だから私は今回の劇団(第三者機関)の報告書の長時間労働の言及は的外れではないと感じました。もちろんそれだけでは無いでしょうし、あれだけの人数が集まれば女性でなくても色々あると思います。

    私は受験して落ちて鬱になった程宝塚が好きでした。

    今はアメリカでミュージカルに携わる仕事をしています。こちらでも芸術の世界で一般常識では測れない独特の文化があります。どの芸術には独特の文化は必須です。しかしそれでも俳優だでなく演出家、裏方も組合によって守られ(モギリにも組合があるんですよ)、経営は経営者はマネージメント、チケットや資金繰りを俳優に依存する事はありませんし給料も支払われます。日本で数少ない商業として成り立っている宝塚歌劇団は残念ながら本当ならば経営側の仕事であるはずの事まで俳優に依存しています。それも独特な文化を更に閉鎖的に息苦しくする一因だと思います。

    これから遺族の方と誠実に話し合いが進んで行くことを祈るしか出来ませんが、どうか実名が出ている方々がこれ以上関係のない第三者から誹謗中傷されませんように。
    どうか今回の悲しい事件がせめて数年後劇団に関わる全ての方々に意味があったと思ってもらえる様な改革が進む事を切に願います。

    読み専門で始めての投稿で失礼があったらすみません。
    長文失礼しました←これ書いてみたかった。うふふ