永久輝せあ＆星空美咲・花組トップコンビに大決定!!

 

さて、本日待ちに待ちわびた、

花組新トップコンビについての発表がありました。

 

ってことで、新花組トップコンビに永久輝せあ＆星空美咲が大決定!!

本当おめでとうございます!!

 

それでは皆さんご唱和下さい、せーのっ、

でしょうねー!!!!!!

 

永久輝せあに見る花組事情

 

まずは永久輝せあ。彼女に関して思うのは、

やっぱり雪の御曹司って色んな意味でスロウですよね。

97期生のスーパー御曹司でしたが、結局は研14就任となりました。

 

人気者の早霧政権時代に4回も新人公演を主演し、

スター街道まっしぐら、かと思いきや月組から朝美絢に降られ、

バウ主演を果たしたものの一旦ステイに。

 

で、泣く子も黙る御VISA様がつき、花組へ異動。

これでトップの道が拓けるかと思いきや、

水美舞斗どころか瀬戸かずやにも阻まれ4番手からのスタート。

そこから苦節4年、ついにトップの座にたどり着きました。

 

彼女に関しては、全っ然花組っぽくないところが、

むしろ逆に美点だと思いますし、

ウン十年ぶりのトップ娘役との同時就任劇となったのも、

たぶん意図してのことなんじゃないですかね？

 

柚香政権時はその花組臭さを売りにしていたと思うので、

敢えて逆方向で売るのは正解だと思います。

 

ちなみに、御曹司育ち＆組替え生＆強いスポンサー持ちという点で、

以前から真飛聖っぽいと書いてきましたが、

超路線の相手役（後述）を貰った点も含め、

益々それっぽくなっているような気がしますね。

 

彼女は真ん中に置いてより一層輝くタイプだと思うので、

宝塚110周年に向け、アンチテーゼ95期生として、

新たな花組を打ち出してくれることを期待しています。

 

星空美咲に見るトップ娘役事情

 

そして星空美咲、花の105期4人娘の先鋒。

舞空瞳に続く花組超路線の系譜かと思いきや、

彼女も結局研6就任となりました。

 

で、ここで今回の記事の本旨を書いてしまうと、

たぶん劇団って娘役の就任学年をわざと遅くしてますよね。

 

これは年8回公演への転換、海外ミュージカルの減少と同じく、

タカラジェンヌに負担をかけさせないための、

新指針シリーズの一環のような気がします。

 

その始まりはたぶん、夢白あやの前に朝月希和を挟んだこと。

裏を返せば、その最後は舞空瞳の研4就任。

 

そこから、海乃美月の登板に、夢白あやの研6終わり就任、

芹香斗亜の相手役に春乃さくらで対抗馬が天彩峰里、

新月組トップ娘役候補が天紫or彩（or天彩）、と、

5年前からトップ娘役の就任学年が露骨に上がっています。

 

その転換期で路線に乗った星空美咲ですが、

芹香斗亜や月城かなとの相手役候補として名前が上がりましたけど、

結局は自組で永久輝せあの相手役として、アガり。

まぁ一番ハッピーな展開だったんじゃないでしょうか？

 

あと、今は声採用かってくらい美人声の新進娘役が多い印象ですけど、

その先鋒こそ星空美咲だと思います。驚く程のヒロイン声ですよね。

 

花組で自組の超路線娘役が上がるのは、

春野＆真飛の相手役を務めた桜乃彩音以来でしょうか？

華麗なる花娘、そして花の105期の1人として、

110周年を迎える宝塚と花組を盛り上げて欲しいですね。

 

永久輝せあ×星空美咲に思うこと

 

そして新トップコンビ、永久輝せあ×星空美咲の相性ですが、

『冬霞の巴里』を生で観た感想としては、結構良いと思います。

 

2人とも芝居が湿っぽい点で方向性が似ている気がしますし、

2人ともタッパがあるから見栄えも良い。

そして2人とも何でも卒なくこなすオールマイティ型ですから、

破綻のないハイレベルな舞台を見せてくれそう。

 

それに、真ん中に立つと俺様系になる永久輝せあに対し、

赤べこモードの星空美咲は、いわゆるコンビ萌え芸が生まれそう。

目指すはちぎみゆコンビ再びって感じでしょうか？

 

まだ発表されていないお披露目演目や組替えの有無を含めて、

新生花組がどのようなものになるのか、

今から楽しみに待ちたいと思います。

 

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