皆さま、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
さて、恒例になりつつある、
新春各組考察を今年もやろうと思います。
トップバッターは、
色んな意味で今後が一番気になる月組から。
ちなみに去年の記事を要約すると、
・月組は鳳月杏＆天紫珠李で決まりではないか？
（暁千星の落下傘説と彩みちるのトップ待望論の否定）
・目指せ大空祐飛で6作もやったら面白いね←
・若手が豊富なので新体制に向け外に出すことはあっても、迎え入れることはないんじゃないか？
という感じ。我ながら結構当てに行ってるような？
ってことで2025年の月組について考えていきたいと思います。
【組替え後の各組体制表（バウ主演まで）】
| 花組 | 月組 | 雪組 | 星組 | 宙組 | |
| トップ | 永久輝 | 鳳月 | 朝美 | 暁 | 桜木 |
| 2 | 聖乃 | 風間 | 瀬央 | 瑠風 | 水美 |
| 3 | 極美 | 礼華 | 縣 | 天飛 | 鷹翔 |
| 4 | 希波 | 彩海 | – | – | 風色 |
月組の3番手は空位？
月組の人事関連で気になることと言えば、
鳳月杏＆天紫珠李の任期が3作なのか、
後任は風間柚乃が順当にあがるのか否か、という話がメインになりますが、
もう飽きたのでしません。←
今年最も気になることは、
まずは『GUYS AND DOLLS』のアデレイドを誰がやるか問題、
もとい、礼華はるが正3番手にあがる可能性があるのか？ということです。
順当にいけば3番「目」である礼華はるが演じるのが妥当、
だけど役柄的にさすがに身長がデカ過ぎる、
ということは彩海せらがやる…？
けどそれだと番手が逆になってしまう…という、雁字搦め状態。
少なくとも、今の時点で月組は組替えが発表されておらず、
かつ水美舞斗も瀬央ゆりあも他組へ落下することが決まっているため、
今の月組生の中から配役せねばならない。
もしかしたら役のバランスを弄って
彩みちるや白河りりあたりが絡んで来る可能性もありますが、
…うーん、どうなんでしょう？
こればっかりは全く予想がつきませんね。（放棄）
礼華はるは同期の縣千・鷹翔千空に比べて、
劇団のプッシュ度的に一段下がりますし、
でも不思議と彩海せらとはちょっぴり差をつけていて、
だけど正3番手扱いはしない、という不思議なポジションにいます。
ただし、今回の組替えで極美慎すら3番手で足踏みしている今、
仮に鳳月杏が短期で辞め、風間柚乃がトップにあがったとしても、
彼女が順当に2番手に上がることはないと思います。
けど、それを断定するのは時期尚早で、
鳳月杏が身を振るのは少なくとも2026年以降ですから、
この2025年に飛躍出来るかが、
彼女の今後を左右するといっても過言ではないでしょう。
ま、今年は彩海せらとはぼやーっと並ばせながら、
正3番手は空位のまま、やり過ごすんじゃないかと予想します。
豊富過ぎる下級生メンバー
そして、次は下級生メンバーについて。
実は一つ記事にし逃しているネタがありまして、
それは次の別箱の振り分けです。
久しぶりのワークショップ『Twinkle Moon』、
センターは空位のようですが、
主要メンは瑠皇りあ、七城雅、雅耀の3名、新世代候補の翔ゆり愛に、
比較的目立っている涼宮蘭奈、天つ風朱李と名を連ねます。
いやー、分かりやすいですねぇ。
月組の次世代メンはこいつらです!!と明確に打ち出していますし、
その顔ぶれがまぁ豪華なこと。
何を隠そう、現トップ陣も鳳月杏・朝美絢・暁千星（予定）と、
月組出身者が3名もトップに出そろう111周年ですからね。
豊富な人材をきっちり育成し、外に出す組として、
いつの間にか体制が整っているのが面白いです。
で、これを逃しているのが107期生の一輝翔琉なわけですが…、
…なんかもう、弄るのも可哀想になってきまして…。
とりあえず目指せ新公主演なんですけど、
このままだと109期の翔ゆり愛にすら捲られる気がしてならんのですが、
うーん、頑張って欲しいです。
ちなみに、初詣ポスター掲載者にも関わらず、
しれーっと梯子を外されたっぽいのって104期のきよら羽龍ぶりですが、
ど っ ち も 月 組 っていうのが面白いですよね。←
途中で軌道修正出来るというのは事業として良いことなんでしょうけれど。
地味に気になる娘役戦線
そんな月組の娘役戦線ですが、
初詣モデルのきよら羽龍が正式に出て行ったことにより、
正路線が花妃舞音のみとなりました。
順当に風間柚乃が上がるにしろ、水美舞斗などが落下するにしろ、
受け止め役は106期生の彼女が請け負うことになります。
104期（美羽・きよら）から誰も出ておらず、
105期（音彩・山吹／詩は星で上がる？）も強い娘たちが残っている最中、
果たして彼女があがるのか？と思わなくもないのですが、
けど106期生も2025年度でもう研6、就任時だと研7ですからね。
さすがにそろそろ1人は出しておきたい、と考えると、
最初から推されていた彼女が月で上がるのが順当なのかもしれません。
生え抜きが続き過ぎですけど、そこは仕方ないのかな？
まとめると、組としてはまずは『GUYS AND DOLLS』の配役、
新公主演を誰が取るか、
そして昨年末に発表された組替えが完了後、
新体制に向けた動きが礼華はるを中心に起きるのか、
というのが今年の気になるポイントです。
鳳月杏＆天紫珠李による円熟芸を楽しながら、
「安定の月組」を楽しみたいと思います。
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コメント
いつも記事を楽しみに拝見しております。
106期はスゴツヨで研5にしてほぼトップ確定の感が出てる華世さんがいる一方、全組とおして他は適当という感じを受けるので、花妃さんと雪の華純さんには頑張って欲しいですね。
あと、月組若手は七城・雅耀という本命ラインが既に形成されつつありますが、一輝さんも魅力的なので新公主演で一矢報いて、他の組へ有力路線スターとして栄転してほしいものです。特に花と宙はかなり若手が弱いので十分戦えると思いますし、都立高校出身という激レアステータスの持ち主（東京出身者は私立だらけ、、、）なので、個人的に凄い応援してます。
これからも楽しい記事お待ちしております。
あけましておめでとうございます！
考えてみると月組のトップ娘役ってかなり長いこと自組で出しているんですね。
他組と比べてもあまりにも長すぎて月組の閉塞感というかちょっとした闇を見たような気になってしまいました。
私は個人的にアデレイドを餞別として彩みちるが退団なのではと思っていますがどうなんでしょう？月城かなとがいなくなった今、ファンの反応を見ていてもなんだかやりづらそうで居心地悪そうな雰囲気を感じてしまいます。
あけましておめでとうございます。
月組で一番の注目ポイントは一輝の処遇なのではと思うほど月組は無風状態ですね。
107期もスターを出したいところなのでしょうが各組見渡しても小粒というか…入団時の成績上位を娘役が独占状態だっただけに（以下自粛）
一輝は初舞台前後の推せ推せ感は無くなった物の、彼女本人にとっては中身の伴わないゴリ推しをするよりしっかり育成して上げた方が良いと思うので、若手有望株で唯一全ツに帯同しショーの美味しいところを掻っ攫ったり日本物をキッチリ勉強することを期待しています。
正統派二枚目の素質を是非花開かせて欲しいです。
あけましておめでとうございます。
分かりやすく面白い文章で、いつも楽しみにしています！
一般的な考えではないのかもしれませんが、私は礼華さんは大事にされているのではと思っていました…！
新人賞もとっていて(新人賞＝トップ確約という訳ではないみたいですが)、彩海さんと競わせることで人気を上げて他組でトップにする予定なのかなと。
個人的には、宝塚全体でみたら鷹翔さんよりちょっと上くらいの位置にいるイメージがあります。
私はお二人とも(というより101期全体が)気になっているので、長く宝塚にいてくれることを願っています。
着地点が願望になってしまいすみません。
これからのブログも楽しみにしています！
明けましておめでとうございます!
確かに月組の正3番手問題がありますね。
礼華さんは、今回もショーなどで活躍されているみたいですね。階段1人降りは継続ですが、舞台写真(単独写り)が2枚と微妙ですね。1期下の彩海さんとは階段降りも舞台写真も同じですが、同期の鷹翔さんは階段降りは複数人で、舞台写真は3枚と1枚多いですね。
一体これからどうなるのでしょうか。
3人とも素敵なスターさんですので、良い方向に劇団も舵を切って欲しいですね。