やっぱりさー、
この人はトップ確定!!みたいな人を応援するよりも、
トップになれるかなれないか微妙なラインの人を応援する方が、
楽 し く な い ? ? ?
しかも本人が上昇志向を隠す気なくて、
絶対に絶対に上がってやる!!みたいな気迫がある人の方が
応援しがいがあるってもんですよ。
宝塚はそういう人を「下品」と卑下する風潮があり、
それがゆえに特に若手スターは品行方正にならざるをえないわけですが、
けどやっぱり朝美絢、水美舞斗ばりにギラギラしている人を求めちゃうのよ私は。
ってことで本日は、
この人はギラジェ(ギラギラ野心ジェンヌ)じゃないかと
私が勝手に邪推し応援している若手スターを書いていきます。
続く背水の陣
まず1人目は、花組105期生の美空真瑠。
169cmと小柄でお目目くりくりの可愛らしい見た目とは裏腹に、
入団当初からなぜか端々から上昇志向が感じられる彼女。
例えるなら…K-POPアイドルばりに計算しつくされた、
自己プロデュースの塊、みたいな雰囲気がありません?
とにかく隙が無い。無さ過ぎる。
そして彼女の凄いところは、
客席降りで積極的にファンに接触するような安易な釣りをせず、
あくまで舞台上のスターであろうとしているところ。
歌で、ダンスで、芝居で認めてもらおうという、
気持ちが感じられるのが個人的に評価が高いです。
ま、その一方で、
絶対にトップになると分かっている永久輝せあのお手伝いとなり、
それを花組本で写真つきでアピールするしたたかさもあるわけですけど←
(しかも当時は裏で揉めた会騒動直後、かつ水美舞斗が2番手君臨時代)
そのおかげ…ではもちろん無いですが、
『冬霞の巴里』『激情』と別箱で永久輝せあ主演作品に帯同し、
代替わり直後の『エンジェリックライ』で新公初主演を射止めたのでした。
彼女は歌もダンスもレベルが高く、
見た目も現代受けする可愛らしい顔立ち、
な ん で す が 、
いかんせん同期の稀惺かずととキャラ被りしているのが非常に痛い。
それでも花組は106期以下がステイモードだし、
なんだかんだ上がり目があるかも…と思っていたら、
なんと『儚き星の照らす海の果てに』で
同期の夏希真斗に2番手格を取られるというね。
これが路線として痛いというのが彼女も良く分かっているはず、
「負けるものか!!」と言わんばかりに全力全開で舞台に立ち、
作品を引っ張っていました。
いいですよー、作品を壊さない程度にギラギラしていて。
こういう人、大好きっす。
混戦模様の花組で、果たして彼女は上がり目があるのか、
今後の展開に注目したいです。
チャンスの芽は巡るってくるか?
そしてもう1人は、月組107期生の天つ風朱李。
彼女のどこにギラジェ感を感じるかと聞かれると困るのですが、
なぜか私のセンサーがビンビンに反応するんですよね。笑
彼女も身長169cmと小柄。
だからなのか、とにかく舞台技術が高い。
特に芝居心は大したもので、どんな役もきっちり憑依しながら、
天つ風朱李というスターの個性が感じられるのが凄いところ。
個人的には『応天の門』新人公演での清和帝の上手さに度肝を抜かれました。
それをドヤドヤ見せびらかすようにするのではなく、
あくまで自然に、サラリと、
だけど印象に残すような身の振り方に、感動すら覚えてしまうのです。
そんな彼女ですが、
同期同組には超路線確定の一輝翔琉がいて、
普通に考えたら路線に登るのは難しいはずでした。
月組は礼華はる(と彩音星凪)、英かおと(と輝生かなで)、
朝美絢(と輝月ゆうま)、鳳月杏(と煌月爽矢)など、
最初に推されていた方と違う方のスターが結局上がるという例が多く、
そのパターンにかけるいしかないのかな、と。
ところがビックリ、なんと一輝翔琉が退団を発表。
マ、マ、マジで???
こりゃビックリと驚く半面、
面白い展開になってきたなぁと人事ギャンブラーとしては思ってしまいます。←
競争社会の残酷さですが、
これで彼女にもチャンスが巡って来る可能性が増えたわけです。
ま、1期下に雅耀がいるので、
一筋縄ではいかないような気もしますが、
106・107はスター候補生が少ないので、どう転ぶかは分かりません。
果たして彼女にチャンスの順番は回ってくるのか、注目です。
ギラギラ野心ジェンヌに恋焦がれて
いまや世間からの風当たりが強い宝塚ですが、
それでも劇団に残り、なんならトップになってやる!!と
強い覚悟でギラギラしている若手って、素晴らしいじゃないですか!!
これからも当ブログは、そんなギラジェを応援していきます。
し、この人もギラジェだと思いますという推薦があれば、
ぜひ教えて欲しいです。←
以上、私が勝手にギラジェ認定しているスターの紹介でした。
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コメント
いつも楽しく記事を拝見してます。ギラジェの語感、結構好きですよ!
自分は御曹司系に惹かれる(自分には全然縁遠いから、、、)ことが多い一方で、気になるギラジェは雪組ファンのソータさんはとっくの昔に気付かれている眞ノ宮るいさんですね!
真ん中にいなくても、舞台上ではいつもどこでもバチバチにキメキメな感じに思わず目が離せません。そして蒼穹のヘイムータンのような寡黙な格好良い役もさらりとやってのける実力派なところも大好きです。
雪組別格男役ツートップのひとり、久城さんがロビンで退団なので、そこの立ち位置に眞ノ宮さんがすかさず飛び込んでいくのではと今から楽しみです!
これからも楽しい記事お待ちしております。
花組の侑輝大弥さん。他を圧するほどの色気と、ギラギラしつつも爽やかで影のある表情、、演技も上手いし、一推しです!!昔ファンだった、麻実れいさんにどこか似てると思います。
(ギラギラと言えばいつも)美空真瑠くんを取り上げていただいてありがとうございます!ファシネのミモザの精、巡礼の少年リストと可愛い男の子だったのが、段々とカッコいい男役さんになってきたと思います。歌よし芝居よしダンスよし、なのですからトップは難しいとしても、強い別格男役として輝いて欲しいです(贔屓の侑輝大弥くんと共に)。
ギラギラジェンヌですか〜好みを否定するつもりは本当に全く無いのですが、押し出しも時と場合によるなあと思います。
全体を合わせる時はキッチリと、個性を目立たせる時には好きな様に、が出来ているなら良いですね。
ただ「トップになってやる!ギラギラ」に関しては、変な方向に突出するとそういうイメージが付いてしまうしトップを目指すのであればやはり品行方正路線が無難かなと感じます。
どんな色にも染まれるスターはミステリアスであってこそ、ではないでしょうか。
スカステなどでの露出はコンテンツとしてある程度楽しめますが、過度な情報は結局作品を鑑賞する時の邪魔になるんですよね…
特に内部の人間関係や生徒自身のパーソナリティはベールに包まれてるからこそ良いのであって、エンターテインメントの一部としての匙加減が難しいなと思います。
脱線しましたが、おすすめのギラギラジェンヌは雪組の水月胡蝶さんです。
彼女をオペラで追ってると2階の端だろうが一階後方客席の中途半端な位置だろうがほぼ見つけてくれて目線を押し込まれます(笑)運がいいとウィンクくれるので目が離せません。
一方で、役を堅実に癖なく作ってくる所やダンスをきちんと回りに合わせる所に賢さを感じます。
ギラギラの塩梅が私には丁度良いしお顔も可愛くて大好きな生徒の1人です。
成績下位だし、おそらく路線外なのですが月組109期央河希涼さん、宙組102期輝ゆうさんを応援しています。
央河さんは配属後の初舞台の万華鏡ロケットで肩幅が少々話題になっていました笑
卒業式のときから注目していたんですが、体幹がブレないのが素晴らしい。
体幹がブレないといえば真矢みきや和希そらなど比較的身長低めの人たちの持ち味なのかと思っていたんですが、175cmでブレないのすごいです。
前は少々ダンスを誤魔化してる感がありましたが、時をおうごとにちゃんと踊れるようになっています。
もう少し絞れば和央さんのような華が出そうですが、まあ、まだおそらく10代?なので体型管理のことを外野が言い過ぎるのは良くないですね。
同期の飛翔さんが人気が出ていてロケットでも真ん中にいく中で彼女はどう感じているか分かりませんが、ここから更に頑張ってほしいです。
輝さんはとにかくウインク、目線サービスを頑張っています。
あと、個人的にすごく綺麗なお顔立ちだなあと。
お二方とも「私を見て!」オーラが溢れています。
蒼太さんのおっしゃるギラギラとは少し違うかもしれませんが、是非ご観劇の際には彼女たちにも目を配ってみてくださいませ。
いつも楽しく読ませていただいてます!
ギラジェ笑笑
ナイスネーミングすぎて笑ってしまいました。
まるちゃんはまさに、ギラジェですね。
前回のショーjubileeの若手の場面でも、れいんくんの横でちょっとコミカルに、鮮やかなステップを披露してました。確かな技術力だからこそ、悪目立ちせず、でも目を引くバランスがさすが!と思ってました。
そして、私の思うギラジェですが。。。しっかり路線乗ってるけれど、最近ギラつきが隠せない風色日向さん!元々こんなキャラやったかな??と思うくらい、最近はトップ絶対なりたいんやー!という気合いを感じます。
わかります。
私、御曹司と呼ばれる育成が好きじゃなくてそれはトップ確定してるからなのかと気づきました。
ガツガツ系に惹かれるのもそのせいなんだな、と。
蒼汰さんが言語化してくださって気づきました。
ガツガツ、ギラギラしてるとあざといとか言われがちですが本人の輝くための努力を感じますし、やはり目に入ってくるんですよね。
月組 天つ風朱李さん、ギラジェさんですよね!
2022年『今夜、ロマンス劇場で』オープニングの舞踏会でギラっておられるのを発見しました。
『FULL SWING!』ジャンゴの場面では、
蓮つかささん休演期に、
目立つ位置で本当に楽しそうに踊っておられたのが印象的でした。
以来なんだか見つけてしまって、
「観とかな!」って気にさせられるのは、ギラのせいでしょうか。
チャンスが巡ってきた時が楽しみです。
月組では104期真弘蓮さんも、中堅らしいギラジェさんかと。
いつも楽しいブログをありがとうございます!
美空真瑠くんと天つ風くんとてもわかります笑
美空くんのしたたかさ←ずっと思っていたのでつい笑ってしまいました。
新人公演を見るとギラジェが際立ちますよね。確実に爪痕を残されていく!
個人的には花組の滝みらいくんが目に留まります。
同期の光稀れんが取り上げられがちですが、実は108期男役次席入団で組内でも成績トップをキープしてますし。成績だけでは決まらないのが宝塚ですが。
ノーブルな顔立ちと優しい雰囲気で聖乃あすか風かと思いきや、ショーや新人公演でしっかりとアピールしてくる花男なところがいいですね。おそらく本人の元々の持ち味であろう品行方正さと、最近芽生えているのであろう舞台人としての自我が葛藤している感じが感じられ応援したくなっています。礼真琴のお手伝いもしているみたいですし、そっち路線なのかと、、、(だいぶ前に礼真琴がグラフで紹介していた気が)
蒼汰さま
ギラジェ!いいですね〜!
私は、何度も新公主演を重ねることで同期やまわりの学年を焼け野原にしてようやく成長する御曹司より、1度や2度で結果を残すほうがコスパがいいと思いますが、安パイが好きな方も多いですよね(笑)
御曹司に対する位置にいる路線の中では、星組の大希さん、雪組の紀城さん!
紀城さんは新公ガイがすごくよかったですよ!!
蒼汰さま
いつもブログ楽しみにしております。
ギラジェ!とてもいい響きで思わず初コメントです..!花組の美空真瑠くんは最近ご活躍を目にすることが多く、実際私もエンジェリックライで気になって覚えた方の1人だったので、確かにギラジェという言葉がしっくりくるなぁと感じました。
個人的にトップ路線ではないものの、ギラジェは雪組の諏訪さきさんや眞ノ宮るいさんが気になっております。諏訪さんは、「全員が主演を目指していい」という望海さんの言葉を大事にされているというのをよくお話されているのを聞きますし、実際に舞台上からも内に秘めた炎のような情熱を感じています。そして、確実に舞台の脇を固めてくださる安心納得のとても大きい存在です。眞ノ宮さんも特にメインを任されているような場面やショー等を見て、このターンは私!というようなギラギラとした熱意を感じました! ただそうでない場面等は自分を出せるところは出しつつも、そこにあった役割に徹しており、そのバランス感が凄いなぁと感じます。また咲城さんもギラジェとは違うかもしれませんが、素はほわほわした雰囲気に反し、ショーではギラギラと星男パッションを度々感じて気になる存在です。
これは私的に..ですが、大劇場は眞ノ宮さんの方が、別箱は咲城さんの方が、お役の印象が残ることが多く、密かにこのお2人のご活躍や切磋琢磨を応援しております。蒼汰さまのブログでもお2人について、いつか取り上げていただけたら嬉しいです。
また、「FORMOSA!!」ももしご観劇されていたら、感想を是非読みたいなぁと思いました(配役が出た時の予想などもされていたので..!!)。
また、最近宙組の瑠風さんにもギラギラの片鱗を感じるようになっているので、星組への組替えもきまり、寂しい半分楽しみな気持ちも大きくなってきました..!! ギラジェに注目し、これからも宝塚を楽しみたいと思います。
雪組の振り分けも今日出ましたので、これからのブログの更新も楽しみにしていますね!
前ブログはじめから全て読ませて頂いています!いつも楽しく拝見し、空白期間は、このブログが心の支えとなるほどでした!
ギラジェ、激しく同意です
美空真瑠くんは実は最近注目し始めたばかりなんですが、ジュビリーの若手爆踊りシーンでの表情はもうトップスターばりの堂々たるギラつきで目が離せません
天つ風朱李さんは技術高く超美人!口元の吊り上げから、瞼下ろし、流し目と繰り出してくる技がもうすごいです!華奢すぎて性転換されそうで怖かったくらい、大好きです
私が最近雪で思うギラジェは、水月胡蝶さんです(多分)
フィナーレの大階段で小さなお顔に妖しい目線、ウインクは絶品のギラギラです。下級生なのに化粧も上手い
ご自身でも強みを熟知されていそうな、計算された笑みが楊貴妃のようです
美人で有名かと思いますが、学年が上がられ、ジェンヌらしさが増すともう一度化けるのではないでしょうか?
今後もずっとブログを楽しみにしてます!
思わず食いつく話題に乗らせていただきたく、お邪魔いたします。
既にお名前が出ていますが、雪組の水月胡蝶くん。
同組同期に苑利くんがいる不利状況ではありますが、なんとか上がらんものかと見守っております。
ギラギラというよりは、全力で宝塚を楽しんでいるのかも?とも思いますが。
もともとお顔が綺麗、メイクもお上手。
小柄だけれど、男役らしさが既にちゃんとある。
お芝居が好きで、楽しんでいるのがとてもよくわかる。
蒼穹の昴でも上級生にめっちゃ絡んでアドリブ小芝居しまくっていました。
視線探知機能を搭載していて、二階席からであろうとも見ている人をキャッチしてくれる。
で、ウインクをばっちり飛ばしてくる。
以前、Wトリオに入っていた際には、ものすごくバッシバシ綺麗なウインクをくれて大興奮でした。
ロビンでも毎回楽しそうにお芝居をしていて、つい見てしまいます。
ロケットでは娘役ちゃんにサンドイッチされている位置ですが(上手側、星沢ありさちゃんと瑞季せれなちゃんの間)、なんだろう、鳳月さんに通じる色気を感じる表情をされているのでぜひ探してみてください。