タイトルの通り、
本日は劇団の105期ばかり推し過ぎ問題について考えます。
目指せ黄金世代は良いけれど
創業者の玄孫・稀惺かずとを擁するこの学年は、
入団前から黄金世代再びと期待値が高かったのは事実。
ですけど、最近、
あまりにやり過ぎじゃね?と単純に思うわけです。
まずは娘役、首席入団の音彩唯をはじめ、
星空美咲、詩ちづる、山吹ひばりの合計4名が
主力候補として入団当初から注目されていました。
…が、美星帆那、初音夢、愛空みなみと、
本命格以外の娘役も次々新公ヒロインを務めます。
そして男役は、前述の稀惺かずとをはじめ、
七城雅、紀城ゆりや、大希颯、大路りせ、泉堂成、美空真瑠の合計7名が、
入団当初から路線候補として目され、そして予想通り新公主演を果たします。
けど、この度花組の夏希真斗が新公主演することおが決まり、
これで8人目、娘役と合わせると合計15名が路線格となるわけです。
単純に多過ぎですよね???
そこまでして劇団は黄金世代売りしたいんかと。
そりゃ、95期の盛り上がりを見るに、
そしてその甘い蜜がコロナと例の事件により全く享受出来なかった怒りを思うに、
躍起になる気持ちも理解出来ます。
が、さすがに後先考えな過ぎというか、
ヤケクソ過ぎね???と思うわけですよ。
気付けば焼野原モード
「105期生が爆推しされるに値しない人材ばかりだ」
と批判するつもりはありません。
だけど皆さん、お気づきでしょうか?
105期生より下の世代の、特に男役が全く育っていないという事実を。
106期生の新公主演経験者は、華世京ただ1人。
107期生は、なんとゼロ。
108期生は、雅耀と苑利香輝。
だ け で す 。
…え?
研6までの6学年で新公主演を経験した人が全組でたった3名ですよ。
いままでこんな事態ありました?????????
そう、マジで下級生が焼野原モードなんです。
ただでさえスター不足を心配されている現状なのに、
そもそもカードすら配らないなんて、さすがに大問題でしょう。
よくやり玉にあがる95期生だって、
朝美絢や桜木みなとより暁千星や和希そらが先に新公主演したし、
そもそも柚香光と礼真琴はバウ主演を果たし、路線として確固たる地位に立ってから
水美舞斗と瀬央ゆりあにラスチャンカードを配った。
105期生のように昨年度(研6)の時点で
各組に路線を乱立しまくることはさすがにやっておらず、
これで下級生たちがどうモチベーションを保てと?と心配でならないのです。
大切なのは「住み分け」できるか
そして、105期生路線8名の「住み分け」が
今のところ出来ていない、というのも気になるポイント。
技術特化小柄美少年の稀惺かずと、
スタイル良しでなんでも出来る七城雅は分かるけれど、
小柄レジスタンス属性で美空真瑠・泉堂成が食い合ってるし、
大希颯、大路りせ、夏希真斗の体躯系は、持ち味の違いがわからず。
ビジュアル特化、技術特化、芝居上手い美人、生え抜きトップ候補、
反逆児①圧倒的イケメン、反逆児②筋肉ダンサー、反逆児③イイヤツ、
みたいな、一発で分かる特性を押し出し、ライト層に判別させないと、
期売りは成り立たないと私は思うのです。
(これが出来ているのが89期で、出来なかったのが98期だと私は思う)
これだけ本気で爆推しするのなら、
売り上げに繋がるようきちんろプロデュースして欲しいと私は思うのですが、
ぶっちゃけ89期も95期も、
あそこまで玉が揃っていたのは偶然の産物に近く、
計算してやろうとすると上手くいかないんじゃないかなぁ。
…とりあえず105期の皆さんには各自で頑張って貰うとして、
それ以下の学年の子たちにもちゃんとチャンスのカードを配って欲しい、
と切に願う、私なのでした。
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コメント
いつも記事を楽しく拝見してます。
95期は本当に奇跡的でしたよね、男役娘役問わず路線スター同士でキャラや強み・弱みの被りが殆どなく、棲み分けが自然に為されていたのは結果論ですがスター大量排出に繋がったのかなと思います。95期全体で1つみたいな。
105期にカードを大量配布してしまった事実は変わらない為、劇団には今後の舵取りは考えて欲しいですね。
下級生は男役は強路線として華世、雅、苑利(+奈央?)がいるのでまだマシですが、娘役が個人的に心配です。
これからも楽しい記事お待ちしてます。
いつも楽しく拝見しております。
刺激的なタイトルですが全面同意しかありません。
前々から期売りってファンや生徒をばかにしてると思っていましたがこの最悪の状態を見てその思いを強くしました。
しかも今回は蒼汰さんご指摘の通りやり方も下手。
新公主要役をいつメンの105が独占し、ちょっと下の番手役にその他の期の子が順番に入りうっすらご配慮。
本公演もスカステ見ても機関誌見ても期待の若手として顔見せされるのはほぼ105。
その周辺の期の影がうすくどんな子が居るのかすらよく分からない。
これでは他の期の下級生にファンも付きにくいですって。
周辺の期にも105期レベルで良ければ魅力的な生徒がたくさんいるんですがね。
ナニが違うんでしょう。
週刊誌報道では音楽学校時代に何かあった様だし阪急グループにとってやんごとなきお方もいらっしゃる様だし…一体何のために?って勘繰りたくなります。
下級生が現状に腐らず努力した先に、正当に評価される未来がありますように。
劇団の105期売りにかなーりうんざりしております。
この話題待っておりました!
ここまでやると、反対に105期の皆さん、そして稀惺さんの人気にも黄色信号になってくると思うは私だけでしょうか。
皆さんそれなりに出来はいいかもしれませんが、
95期の世紀のライバル、礼と柚香のような誰もが黙る人気スターが今のところおりません。
この2人は実力とビジュアルで別格ですよね。
こんな2人そうそう現れません。この2人がいたからこその95期なわけで。
そんなの蒼太さんがおっしゃる通り計算で生まれるものじゃないと思います。
それを稀惺と誰かに当てるなら、七城でしょうか、、、。
うーん、、。
やはり稀惺は、どんなに頑張ってもスタートライン自体が違うスターですし人気は出にくいと思うんです。
もちろんすごい頑張りは認めます。
ですが、最初から優遇され道を作られてる人が人気者になれるかは別の話。
そこが彼女の試練でしょうし。
でもトップは確定なわけだから、そこの流れが目立たぬよう劇団は105期の皆さんを上げてるわけですよね。
ですから、
劇団が頑張って105期を爆売りしても稀惺ではない誰かが実力と人気でぶち抜き、稀惺を潰すぐらいにならないと劇団105期爆売り、95期再来狙いの成果が出ないと思います。
今のところもどなたも中途半端かなーと。
正直、105期下の方々、
華世京、雅、苑利の方が断然、華真ん中感ありませんかね?
ビジュアルが話題の律希あたりも人気爆発しそう。
劇団は数年後焼野原にならぬよう、方針を変えた方がいいと思います。
いつもこちらの記事を楽しみにしています。
コメントは久しぶりで名前が違うかもしれませんが御容赦下さい。
私はこの10年弱ほぼ全組観劇派ですが特に星組が好きなので
105期についての御指摘は星組の二人を中心に受け止めました。
今回の記事を読んでいたら105期のこれからを95期を手本にするのではなく89期を手本にすると道が見えてくる気がしてきました。
89期はトップこそ夢咲さん加えて3人でしたが美弥さん、凪七さん、七海さんをはじめ個性が分かりやすいメンバーが思い出され、ここに105期さんを当てはめて想像しています。
悕惺さんは目指せ明日海さん、真逆の強烈な個性を持つ好敵手である望海さんに相当する人が一番重要ですが、今はまだ弱いけれど大希さんがもっと押し出しを強くなれば、と期待をこめています。
食傷気味になるのは確かに同意です。
劇団の裏の目的が透けている(ように思える)だけに余計に拒絶反応があるかもしれませんね。
裏目的が滲み出てさえいなければ、本来なら沢山の生徒にチャンスを割り振るのは良い傾向なのですけどね。
3作も4作も1人にさせておいてポシャるよりはよっぽど建設的だと本来なら思いますし。
個人的には、期に関係なく有望な生徒に新公主演をどんどん任せたらいいと思うので、「結果的に」1つの期に集中したり、もぬけの殻の期が出来たりするのは、本来なら(←)歓迎します。
寧ろ有望株が1つの期に複数いるのに、1つの期には2人までだからみたいな縛りを付ける方にこそ抵抗があります。
。。。とは言え、「結果的に」と納得出来ず、これだけ多くの方が反発しているという事は、仰るように劇団のプロデュースが出来ていないという事ですかね。或いは、ハッキリ言ってこの展開に飽きたという事かもしれません。
思うのは、95期の「男役7人まで新公」がボーダーと決まっている訳じゃねえんだよ的にアピールする為の8人目な気がします。
今回抜擢された男役8人目の方が評価に値しないとは私も言いませんが(というかよく存じ上げない)、95期より人材豊富な105期であらねばならないのでしょう。
そして、105期全組トップ勢揃いを成しうる為のスペアも取っておかねばなりませんしね。
まぁ、おそらく心配せずとも今後は下の期にも新公カードはそれなりに配るとは思います。95期の時と順番は違っても後の期に配りさえすれば良いのですから。
住み分けに関しては後付けで充分。というか、いずれ勝手に観客が住まいを分けて名前を付けていくのでしょうし。
谷間の期はこれまでにもあったので、実は然程珍しくも無い。確かに生徒のモチベーションはいかに?ですが、運も実力と評される世界ですからね。。。
私も105期売りにはみなさんと同じく、とてもガッカリしています。
宙組をよく観ていて、確かに105期の4人にはスター性も感じますが、
特に男役2人については、104期の2人に主演させないほどの技量があるのかと思いますし、
106期の組トップは全体でも成績上位ですし、ダンスシーンや新公の演技では目を惹きます。
また105期か…となると、下級生の活躍を楽しみにしているファンにとっては、
とてもつまらない推し活になってしまいます。
蒼汰様
105期売り、というのが、音楽学校時代に確か事件があって、96期娘役トップ抜擢の同じようなやり方??なのかと勘繰ってしまいました。
あと、星組の舞空さんが卒業した後、すぐに次を発表しないで、極力、多くの方に、経験を積んで頂けるように、というコメントを聞いたから、ふーん。そういう方針なんだ。と男役も?と、無理やり納得していた今日この頃。
トップと2番手の学年差が、5から7年とか、わりとあるから、逆に次は108まで抜擢してなくてもいいか、ぐらいの感覚ですかね。
いつも楽しく拝見しています!
105期新人公演カード配りすぎ問題。。。
男役に関しては104.106期あたりが一番影響受けていて、それより下はまだこれからチャンスはあるのではと思っています。
2000年以降の男役の新人公演初主演学年見るに、月・雪はこれ!と決めたら研3くらいで主演させるけど、その他の組は早くて研4、概ね研5.6で新人公演初主演が多いかなと。
106期は今年、来年で何人できるかな~ですが。
花組の鏡さん、月組の和真さん、星組の樹澄さんの3人はチャンスあるかな?と思っています。(月組は108、109期強いので厳しいかな)