101・102期の混戦模様の行方・人事を憂う2025秋②

 

人事のことを思い付くまま書いてみようシリーズ、

前回は水美舞斗、というか95期フィーバーの去就について書きましたが、

まぁ素敵に燃え盛っております。←

 

まだまだ怯まず書いていきますよ、

ってことで今回はアンダー100期の戦線模様についてです。

 

【前回の水美舞斗編はコチラ】

 

ステイモードの震源地はどこだ?

 

次世代トップ当確組を率直に挙げるなら、

聖乃あすか・風間柚乃・極美慎の100期御三家、

101期の縣千、102期の天飛華音、以上の5名でしょう。

 

すなわち、現時点で東上主演を果たしたメンバーなわけですが、

この点については多くの方の意見が一致するはずです。

 

しかし問題は、それ以外のメンバー、

すなわち、月組の礼華はる&彩海せら宙組の鷹翔千空&風色日向です。

 

彼らに共通するのは、どちらも101・102期という1期差の関係であること、

全員バウ主演止まりで、かつニコイチ扱いにされていること、

そして上級生側が東上主演を一度逃している点です。

 

で、この停滞の原因は、一見すると彩海せらにあるように見えます。

同期同ラインだった天飛華音が勢いよく階段を登っている一方、

礼華はるを追い越せず、東上主演の機会もないままステイモード。

 

同時に、微妙路線化まっしぐらかと思われた礼華はるが、

意外や意外ザッツスター様な輝きを放ち始めているのが実に興味深いですね。

 

他の路線候補をなぎ倒す勢いはないものの、

暖かみのある芝居と圧倒的なスタイルで見るものを惹きつけるその様は、

まさに鳳月杏を彷彿とさせます。

 

そうこうしている間に、宙組では風色日向が鷹翔千空に追いつき、

それはつまり彩海せらにも追いついたこととなり、

102期の学年序列が天飛>彩海≧風色へと変容したように映ります。

 

…けれども、私は違う見方をしています。

このステイの震源地は、

ずばり宙組そのものにあるのではないかと思っているのです。

 

宙組トリオは情勢が変わった?

 

宙組は、101期首席入団で初詣ポスターにも登場した鷹翔千空、

アンバサメンバーに選んだ102期の風色日向、

さらに文化祭主演経験者である103期生の亜音有星と、

逸材ばかりのスターの卵を3学年連続でゲットしました。

 

中でも本命視されていたのは、やはり103期・亜音有星でしょう。

中卒入団という若さと、万人受けする愛らしいビジュアルに抜群のスタイル、

まさに宙組希望の星と呼べる程の存在感でした。

 

しかし、彼女にあの痛ましい例の事件が襲います。

劇団は花組から同期の二葉ゆゆを呼び寄せ、

彼女を宙組内で立て直そうと試みました。

 

けれど、最近の彼女の様子を見るかぎり、

トップを目指すだけの覇気や執念があまり見えません。

きっと、彼女自身は負った深い傷がいまだ癒えていないのかもしれません。

 

もちろん、その痛みを責めることなんて出来ない。

結果として、劇団は亜音有星を諦めつつあるのではないか…。

私はそう感じています。

同時に、宙組は最推し枠を亜音有星から風色日向にチェンジしたのかな?とも。

 

…え、鷹翔千空ですか?

うーん、彼女はもう路線としてタイムアップだと思います。

本当にトップにするのであれば、あと2年早く組替えさせるべきでした。

 

既に聖乃風間極美縣天飛の5枠が決まってしまった中、

高卒入団である彼女がそこに絡んでいけるとは思えません。

 

風色日向は亜音有星と同様、中卒入団で実年齢が若いですし、

何よりもメンタルが強そうなのが良いですよね。

 

そう、彼女ってサラっとしたタイプかと思いきや、

ぜってートップになってやる系のギラギラ圧がうーっすらと感じられて、

(このままいったらマズいということが良く分かっているのでしょう)

そこが個人的に推せるなと思っています。←

 

それこそ桜木みなと→後任(聖乃極美縣の誰か)→風色日向で、

宙組30周年で『シトラスの風』再演、まで考え始めているかもしれませんね。

※注:9割テキトーなこと書いてます。

 

これはこれでええじゃないか

 

そんなわけで、101期・102期はまさに路線乱立の混戦模様状態なわけですが、

けど、それも良いことだと思うんですよ、私。

 

一時期の柚香月城彩風礼真風のような、

新公主演を何回もやった当確ばかりの超路線メンバーばかりがトップになっても、

そんな予定調和、つまんないじゃん???!!!

というのが今回の記事の主旨なのでした。

 

今のように誰が抜け出すか分からない群雄割拠モードは、

見方を変えれば最高にワクワク出来る状態であり、

結果的に劇団全体の裾野が広がる(チケットの売り先も増える)

これは劇団にとっても非常に良いことですよね。

 

ただし、注意すべきは路線を乱立させたまま放置すること、です。

かつての美弥るりか(や水美舞斗?)のように、

ファン同士のハレーションが起きるような状態を起こしてしまえば、

それは本人にも組にも劇団にも不幸な結果を招くことになる…。

 

才能の芽が咲くタイミングを逃さないよう、

しっかりと計画的に、かつ温かみのある人事を進めてほしい、

改めてそう願わずにはいられません。

 

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