人事における舞台写真とヒロイン判定の小話

 

保留中の95期ネタの続きを書きたいのですが、

人事にまつわる触れときたい小話ができまして。

 

鉄は熱いうちに打て!が宝塚ブログの鉄則ですので

先に簡単にまとめたいと思います。

 

コンサート形式の舞台写真の法則の続報

 

以前、当ブログにて

「コンサート形式の舞台写真枚数は1枚増えるのではないか?」

ということに気付き、仮説として提唱しました。

 

※当時の私は彩凪翔が退団しないことを信じて疑わないのが涙ぐましいですね。

 

先日、珠城りょうのDS代替公演である

『Eternita』の舞台写真が発表されました。

 

本来DSは舞台写真が出ないのですが、

今回はバウホールで公演されたためにコンサート公演扱いとなり、

異例の舞台写真発売となったのだと思われます。

 

で、鳳月杏の舞台写真枚数がなんと、4枚だったのです。

つい先日まとめたばかりですが、

現在鳳月杏の本公演舞台写真枚数は、3枚。

 

 

つまり、1枚増えている。

ということは「コンサート形式の舞台写真枚数は1枚増える」のは

気のせいではなく、どうやら計画的のようです。

 

その理由は…なんででしょうね。

色々考えたのですが正直分かりません。笑

まぁファンからしたら選択肢が増えるわけですから嬉しいのかな?

 

ま、だから何だって話なわけですが、

人事を追いかけていると、たまにこういう法則性が発見出来て楽しいです。

 

星空美咲・謎のヒロイン扱いに思う

 

これだけではあれなのでもう1ネタ。

聖乃あすか主演『PRINCE OF ROSES-王冠に導かれし男-』が

現在バウホールにて公演中ですね。

 

久しぶりの若きスターの誕生にワクワクしっぱなしなのですが、

そこて愛希れいか似の新人で有名な星空美咲が話題になっているようで。

 

これも以前の記事でまとめましたが、

スカステで放送中の「NOW ON STAGE」にて、

色んな娘役をすっ飛ばして出演しているころから、

研2にしてヒロイン格なんじゃないかと憶測を呼んでいました。

 

 

そして終演後の各社新聞記事には、

星空美咲の横に必ず「ヒロイン」の文字が踊っている。これはビックリ。

 

これがたった1社だけであれば

「飛ばし記事かな?ちゃんと調べもしないで…」と思うところなのですが、

私が確認したところ少なくとも3社に「ヒロインは星空」の表記が。

つまりこれって劇団が意図的にプレリリースしたということですよね。

 

そもそも、外箱におけるヒロインの判定というのは

①主な出演者で破線上であること

②公演スチールが出ること

のいずれかあるいはどちらもが条件だった、はず。

 

例えば月組公演『チェ・ゲバラ』における天紫珠李は、

確かに物語上は主演である轟悠のガッツリ相手役でしたけれど

破線下だしスチールも出なかった、

つまり正式なヒロイン扱いではありませんでした。

 

その証拠として、その翌年に発売された

「TAKARAZUKA REVUE 2020」において彼女は外箱ヒロイン枠ではなく、

新公ヒロイン枠のページに載っていたのです。

 

その理論から考えると、

どちらも満たしていない今回の星空は正ヒロインじゃないはずなのに、

対外広報にガッツリ宣伝されている事態に。

 

であるならば、むしろちゃんとヒロイン扱いしてあげれば良いのに

(花組研2ヒロと言えば実咲凛音を思い出しますね。)

なぜ逆にしなかったのでしょう?

 

考えられるとすれば、途中でそう決めた、ですかね。

コロナ禍で若手育成が出来ない、だけど星空は早めに育成したい、等で

急遽役の比重を変えさせ本の内容も弄った、とかね。

それっぽいことを稽古場速報で脚本の竹田氏も言ってたし?

 

あるいは他の上級生娘役に気を遣ったか、

一緒に出ている美羽愛(朝美ファフォブに出てましたね!)も上げたいから、

正ヒロイン扱いにしなかった、とかでしょうか。

 

まぁ憶測の域を出ないので止めますが、

正ヒロか否かなんてファン側が勝手に憶測で決めていることでしかないので、

劇団が「ヒロインだ!!」と言えばヒロインなのでしょう。

舞空瞳は全ツWヒロだけで上がっちゃってますしね。笑

 

華の遡り退団や星風のスライド等、

コロナ禍により人事は想定外なことが多発している現状ですので、

今後も劇団は柔軟に対応していくのかもしれませんね。

 

若手育成は公演の中で行うっぽい?

 

最近の宝塚って上級生偏重主義じゃないですか。

それって素晴らしいことだと思うのです。

けどやっぱり、若手も育成しないことには後が続かないわけでして。

 

もちろんそれを劇団は百も承知なので、

最近は公演内で若手を育成する方針に舵を切ってることが分かります。

詩ちづるやら縣千なんかは、その典型例ですね。

 

今回の『PRINCE OF ROSES-王冠に導かれし男-』は

若手公演らしい生き生きとした雰囲気が伝わってきて、

久しぶりにワクワクしちゃいました。

 

「報われ論」もいいですけれど、

やっぱり若手にもちゃんとチャンスを与えて欲しい。

そう思う今日この頃です。

 

☆★☆★☆

ランキング参加始めました!!

ぜひポチっとお願いします↓↓

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

コメント

  1. MS より:

    花組さんは若手育成が上手ですね。バウホールも水美さんのライブも、しっかり若手の売出しに成功しているようですし。105期生ですか、おばさんは今のところ皆同じ顔に見えて(笑)しばらく時間を下さいってところですが、102期の侑輝大弥くんは、A Fairy Taleの新公でマイティーのお役をやってましたが、背も高く綺麗なお顔なので、楽しみですね。一期下の希波らいと君が花男で抜擢されてましたが、私は大弥くんの方かなあ(笑)
    まず上手に見せて、人気がつきだした頃にグッと上げていくと間違いないですね。そのあたりの塩梅が、花組が1番上手なんじゃないかと思います。ゴリ推しするでなく、見たいと思わせたら一気にいく感じが。
    マイティーは実力面で柚香光くんより先に抜擢されましたが、柚香くんに先に人気の火がついたら一気に上げましたからね。
    最近では、朝夏さんやだいもん、キキちゃん達を、違うと思ったら上手に合う組に放出するのも地味にうまいなあ、なんて思ってます。

  2. コスモスハート より:

    蒼汰様

    バウ見られなくて残念。
    でも、メンバー見て、ヒロインは〜と想像していていました。後出しジャンケンじゃないけど、当たっていた。
    写真でしか見てないけれど、いい感じでしたね。確かに、記事にはヒロインと書いてましたー。

    バウ公演で、ヒロインと名乗るのは何かしら格付け状、最初から設定できないとか、もしくは、ハッキリ決まってない中、役をオーディションで決めたとか??わからないけど、計画通りのスケジュールも微妙だし、考えながら動いて行っているのでしょうかね‥色々配慮とか?どちらにしても、若手へのチャンス、見ている側としても、活躍の場は嬉しく思います。

    さすが花組。心配されていましたが、これで、候補は上げてきていますし、マイティーのショーで朝葉ことのちゃん、歌声、聴きたかったから、ライトファンにはチケット入手できないショーの配信はありがたい。
    しかも、私、アサハと読んでいて、アサノハ、だった〜。これから本公演でも抜擢されたらいいなあ。
    気になっていた侑輝君、雪組はちゃっかり、彩海君、階段降りメンバーに入れてますし、同期では?
    なんだか肩入れしたくなってきました。

    ところで、月組のバウ公演の配役、娘役の(警官)の名前が、アンコ、キナコ、モチコ、モチコー?って、ネーミングの謎に突っ込みたくなりました。
    色々楽しみです。

  3. ねこまさ より:

    アンコ、キナコ、モチコ
    なつかしいです。

    石田先生の相棒でも出てきたOL系婦警の3人組ですね。