迷走でないと信じたい・宙組振り分け発表に思う

 

次の宙組の別箱の振り分けが発表されました、が。

なんか想像と全然違う振り分けだなぁ、と…。

 

 

とりあえずパッと見た感想をさっくり書いていきます。

 

想像と違った振り分け

 

まずはそれぞれの公演の正路線を書き出します。

 

■博多座公演『愛するには短すぎる』『VIVA! FESTA! 2026 in HAKATA』
桜木みなと、水美舞斗、鷹翔千空、風色日向、亜音有星、大路りせ、奈央麗斗
春乃さくら、天彩峰里、きよら羽龍、美星帆那、風羽咲季
■ショーバウ『Beautiful SKY !!』
泉堂成
山吹ひばり、花恋こまち

 

えーっと、

博多座公演に人が固まり過ぎてません???

 

ショーバウはてっきり

大路りせ、泉堂成、山吹ひばりの105期チームを中心に置き、

ついでに奈央麗斗の顔を売る感じ?あるいは亜音有星のリハビリを兼ねるとか?

と思いきや、まさかの泉堂成センター???

 

いや、別に泉堂成センターは別に良いんですけど、

宙組的に105期の序列は大路りせ>泉堂成(つまり亜流)だったわけで、

ともすれば詰まっていると言われている宙組正路線メンバーが、

全員博多座公演に回るってこと?

 

まぁぶっちゃけ鷹翔、風色、亜音の3人が

博多座に行くのは仕方ないけれど、

期待の新人・107期生の奈央麗斗まで博多座に持っていくのか…なぜだ…。

 

これについて「もしかしたら役替わり?」というご意見もあるようで、

確かに博多座のチケットを売るためにそういう手法もあるんでしょうけれど、

たぶんやらないんじゃないかな…と個人的には思っております。

 

え、理由?

だって宙組だし。←

そんな気の回せるようなこと、宙組Pはしないっっしょっていうね。

 

バウ公演の意義を考える

 

では、なぜこんな歪な編成になったのか?

おそらく第一の理由は、

例の事件の影響で圧倒的に場数の足りなくなってしまった若手たちに、

舞台経験を積ませるためでしょう。

 

そしてもう一つは、宙組生え抜き104期生の救済です。

最後の1年半を例の事件で完全に棒に振り、

舞台経験どころか、裏方・統率的な役回りも経験できないまま、

長の期を務めずに卒業学年を迎えてしまいました。

つまり、上級生としての訓練を受けられなかったのです。

 

それを補う意味で、組替え勢のきよら羽龍を除く生え抜き104期をバウに全投入。

しかも、組長・副組長を外した布陣にして、

彼女たちにまとめる経験を積ませようという狙いがあるのかもしれません。

 

そしてもう一つ注目したいのが、泉堂成の扱いでしょう。

宙組の正路線候補は大路りせ泉堂成の2名。

劇団の推され方としては大路りせ>泉堂成ですが、

だけど自力で人気を掴んだのは、ギラギラ小柄系な泉堂成。

 

そして新人公演の実績でいえば、

大路りせが2回、泉堂成は中止を挟んでリベンジの1回…でも練習はしたから2回?

という、なんとも微妙な構図です。

 

この状況下で、次が105期生にとってラストの新人公演となる。

おそらく、期待の新星・奈央麗斗が主演を取るからこそ、

今回、泉堂にビミョーなバウセンターを与えたことで、

色んな意味でボカしているのかな、と思ったりするところです。

 

迷走でないと信じたい

 

ちなみに個人的には、

かつての路線候補だった104期・真白悠希がセンター組に入る展開も

それはそれで面白いと密かに期待していたりします。

 

けど、どちらにしても宙組は迷走してますね…。

大路りせと泉堂成をボカしたところで、どーーーーせ上げられないクセに。

 

そして以前に「人事に憂う秋」シリーズにて、

亜音有星の今後について憂いていたら、まさかの休演。

だけど鷹翔、風色、亜音の3人を全ツっパで博多座に帯同させるって、

本当にセンスないわぁ。

 

本当は春乃さくらや水美舞斗がMS・DSでもやって、

風色日向や106期生の鳳城のあんをそちらにくっ付けて、

出番のリソースを増やす、なんて手法もあっただろうに、

それをやらないということは、

2人とも次の作品では退団しないということなのでしょう。

 

色んな意味で混迷というか、

正直ガッカリした宙組振り分けなのですが…。

若手バウ公演の方でニュースターが生まれることを期待したいですね。

 

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