花組次期トップの行方・2024年の花組はどうなる？

 

年の瀬です。

 

本当は「2023年の宝塚を振り返る」なんて題名で、

重苦しい内容についてツラツラと書いていたのですが、止めました。

だって気が滅入るんですもの。年末年始くらい楽しい気分で居させてくれや!!

 

ってことで、今日からたぶん4回に分けて、

（花組→月組→雪組→星組＆宙組編）

2024年以降の各組の今後について、

勝手な願望と予想をつらつらと書いていきます!!

 

花組の新たなる時代に向けて

 

2024年に110周年を迎える宝塚歌劇団は、

それぞれ花組・月組・雪組が代替わりすることを発表済み。

 

100周年の時も各組で代替わりが起きていましたけれど、

その時と今、大きく違うのは、各組に盤石な2番手が居ることであり、

何事もなければ順当な引継ぎが行われることでしょう。

 

ということで、花組の後継者大本命はもちろん永久輝せあ。

周年で花組トップにVISAガールが就任しているのは、

春野寿美礼、明日海りおと全く同じ流れですから、

劇団が用意周到に準備していたことが良く分かります。

 

ここまではまぁ、想定内な事柄ですけれど、

個人的に気になっているのは、その任期です。

 

普通に考えれば御VISA様がついた花組トップスター様って、

そりゃ長期政権確定だろと言いたいところなんですけれど、

（春野は研11就任で9作、明日海は研12就任で10作）

なんか、永久輝せあってそんなに長くやらなそうな気がするんですよね…。

 

その大きな理由が、研14就任という早期とは言えない学年になっていることと、

既にVISAガールになって4年（仮にトップに就任したら5年目間近）経っていること。

そして何より、来年から年8作公演になりますから、

単純に作数あたりの年月消費が伸びていくことになります。

 

なので、順当にいけば7作、もしかしたら6作とかも有り得るかも？？？

と現時点で予想していてます。

 

トップ娘役で見えてくること

 

そして永久輝せあの相手役候補として名前が挙がっているのは、

105期生の星空美咲 VS 104期生の美羽愛の一騎討ちですけれど、

普通に考えれば星空美咲に軍配が上がると思われます。

 

花組は超路線を外に出し、微妙路線を上げる、という歴史と、

VISAガールはなぜか相手役に恵まれないという謎のジンクスがあるのですが、

仮に永久輝せあ＆星空美咲という組み合わせになったとしたら、

それらを打ち破るようなスーパー超路線コンビになりますね。

 

ちなみに、個人的に星空美咲が上がった場合は、

永久輝せあと添い遂げずに見送るような気がしてなりません。

そうです、花組お得意の「残留引継ぎ」ってやつですね。

 

逆に美羽愛が上がった場合は、4作くらいであっさり辞めて、

永久輝せあは後妻を迎えそうな気がします。

もし仮にそうなれば、永久輝せあが6作で辞めるっつーことはあり合えないかな。

 

ってことで、相手役が誰になるかで、

微妙に永久輝せあの任期も読めてくる（変わってくる）気がしてなりません。

 

果たして20年以上ぶりの花組トップ同時就任でどういう顔ぶれにしてくるのか、

その采配が気になるところです。

 

珍しく脆弱過ぎる組体制

 

そして、花組は99期生の帆純まひろの退団が決定。

これで正2番手に100期生でアンバサラインの聖乃あすか、

暫定3番はトップ同期枠＆出戻り97期生の綺城ひか理、

その下に一之瀬航季＆侑輝大弥という微妙路線が続く、という組体制になります。

 

同期支えとして戻ってきた綺城ひか理は、

飛龍つかさが抜けたことによりポスト瀬戸かずやとしての花男枠であり、

かつ出戻り別格枠である鳳月杏枠でもあるという、

実に興味深い別格枠で重用されていくことでしょう。

 

新公リベンジとはいえバウW主演を貰えた一之瀬航季が下に居ますので、

今後の鍵は、果たしてバウ主演出来るか否かです。

 

そして、新生花組の花組としてあるまじき最大の問題点は、

正3番手候補生が不在であること。

 

本来であれば103期生の希波らいとがその枠であり、

今年1年で一気にスターダムに押し上げようと画策したにも関わらず、

まさかまさかのケガ休演。

同期の亜音有星も宙組クラッシュ中ですので、相当な「計算外」なはず。

 

いわゆるここが「空き地状態」ですので、

組替えが起きるのでは？？？と予想します。

 

個人的には宙組の鷹翔千空をこの枠にずっと推してきましたけれど、

彼女もまた宙組クラッシュ中ですので何とも言えず…。

礼華はるが動くにしても、暫定3番という立ち位置が変わらないので微妙。

 

ま、この隙間を縫って104期生の天城れいんが上がったら

面白いなと思いますけどね。

 

さらにその下は、105期生の美空真瑠と、

106期生の鏡星珠がしのぎを削って路線候補に名乗り上げ中。

このあたりは『アルカンシェル』新人公演の配役で今後が見えてくると思うので、

詳細な発表が待ち遠しいですね。

 

新生代で新風を巻き起こせ!!

 

柚香光率いる花組は、瀬戸かずや、華優希、水美舞斗、音くり寿と、

まさに純血花組カーニバルという印象が強かったですが、

これが永久輝せあ政権に変わることでだいぶマイルドになりそうな印象です。

 

…つっても、2番手が聖乃あすかで相手役が星空or美羽だったら、

「結局花組生え抜きばかりやんけ」と言われそうですけど、

外様に厳しい花組でファンを増やすためには、逆に盤石な采配だと思います。

 

ま、まずは久しぶりの純血トップ・柚香光を華々しく送り出し、

「95期の終わりの始まり」も併せて見守りたい思います。

 

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