花娘戦線は新時代に突入!!・花組振り分け発表に思う

 

花組の次回別箱公演の振り分けが発表されました。

 

 

さっくり所感を書いていこうと思います。

 

花娘戦線は新時代に突入

 

まずはそれぞれの公演の路線格を抜き出してみます。

 

 

やはり注目は娘役の配し方。

特に極美慎主演の東上公演のヒロを誰が取るのかが気になるところ。

 

とはいえ本作に明確なヒロインはいないようで、

美味しい女性の役は、全部で4名。

 

ディーンの生涯唯一の恋人であるピア・アンジェリ。

「ジャイアンツ」の共演者であるエリザベス・テイラー、

「理由なき反抗」の共演者であるナタリー・ウッド、

ハリウッドのジャーナリストであるヘダ・ホッパー。

 

ちょうど路線娘役が4名ですので、

それぞれで奪い合うものだと予想出来ますね。

 

そしてこの中でピアを取るのは、

果たして星空美咲と相手役を争った104期生の美羽愛か、

それとも期待の超路線候補である110期生の彩葉ゆめか。

 

ま、花組は本命娘役への爆推しは迷わないタイプなので、

首席入団、路線の証である阪急阪神初詣ポスターモデル、

そして配属直後の『悪魔城ドラキュラ』で研2ヒロインを務めた彩葉ゆめに、

このまま東上ヒロさせると予想します。

 

そして彩葉ゆめ未来の花組トップ候補であろう極美慎とのお見合い、

つまり相性確認を兼ねているものなのだろう、と。

 

色んな意味で新体制を見込んでいる？

 

とはいえ、もちろん美羽愛の可能性も微レ存（古）だと思います。

まだ花組に正式合流していない極美慎が、

突然ピヨピヨの彩葉ゆめを組むのは何とも心許ない。

 

なので一旦は経験豊富な美羽愛に相手役を務めさせ、

彩葉ゆめは慣らしをさせよう、というもの。

た、だ。そうなると彩葉ゆめの役がないというのが気になるところ。

 

それに、極美慎の方に美風舞良、紫門ゆりやという、

組長・副組長のダブル管理職を配しているのは、

極美慎次期体制を睨んだ布陣であると同時に、

ヒロイン格を彩葉ゆめで置き育成するためのフォロー体制と解釈できます。

 

ま、104期生はきよら羽龍の救済でカタがついたようですし、

美羽愛ももう研8ですから、

そろそろトップ戦線ではなく、脇道に逸れ始める学年でしょう。

 

朝葉、美羽、初音という上級生娘役路線をまとめて下にしながら、

107期唯一の本命候補である七彩はづきが、

しっかり『Goethe』に逃して貰えているあたりもポイントですね。

 

これを見るに、花組の次期体制を睨んだ娘役戦線（ダブル育成モードは）、

華＆舞空→美羽＆星空→七彩＆彩葉と、

しっかり時代が移り変わったと思われます。

 

一方、膠着状態の若手花男戦線

 

一方の男役はというと、

極美慎主演『DEAN』に同期支えとして別格枠の一之瀬航季に、

バウ主演済みである正路線の希波らいと、

そして『ドン・ジュアン』ですっこけて以降、

どっちつかずでビミョーな立ち位置に甘んじている天城れいん。

 

永久輝せあ主演の『Goethe』は、2番手の聖乃あすかに、

人気者の侑輝大弥、そして105期バトル中の美空＆夏希という布陣です。

 

膠着状態である天城、美空、夏希あたりのバラし方を見るに、

わざわざバトル中の同期を同じ箱にすることでチケットを売る作戦なのかな、とか、

極美慎の方に配して貰えた天城れいんはそろそろマジで正念場だよな、とか、

まぁ色々と思うところはありますね。

 

男役は下級生の育成が全く始まらない花組ですが、

とはいえ極美慎投入の新体制の中で、

パワーバランスがどう変わっていくのか…配役発表が実に楽しみです。

 

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