月組の振り分け発表に思う

月組の2020年上半期別箱公演である

『赤と黒』『出島小宇宙戦争』

それぞれの出演者の振り分けが発表になりました。

 

とりあえず有名どころを挙げるとこんな感じでしょうか。

 

『赤と黒』主演:珠城りょう、美園さくら

男役:月城かなと、千海華蘭、輝月ゆうま、夢奈瑠音、蓮つかさ

娘役:天紫珠李、結愛かれん、白河りり、きよら羽龍

 

『出島小宇宙戦争』主演:鳳月杏

男役:暁千星、紫門ゆりや、英かおと、風間柚乃、

娘役:海乃美月、白雪さち花、蘭世惠翔、

 

ここから気になったことをいくつか。

 

月組男役スター事情:暁千星・育成モード

 

個人的に気になっていたのは、

暁千星がどちらに振り分けられるかだったのですが

鳳月率いる『出島小宇宙戦争』チームへ。

 

つまり、これで名実ともに

鳳月vs暁の番手レースは完全に鳳月が上だと知らしめた形に。

(IAFAで分かってはいたことですけどね。)

 

まぁ気になっていたのは、この2人の番手レースよりも

御園座公演のチケットを売るためにどれだけテコ入れをするか

だったのですが、思いのほか番手組を伴わないんですね。

 

暁と風間を離すかと思いきや、どちらも鳳月組に。

しばらくこの2人はコンビ売りでもする方針なのかもしれません。笑

 

まぁ暁はまだ研8ですし、育成に急ぐ必要も無いでしょうから

しばらく鳳月の下で実力&人気をつける方針を取ったということでしょう。

 

 

そして男役全体で見ると、珠城チームは比較的上級生を

鳳月チームは下級生たちを引き連れるよう振り分けた様子。

 

その中で一人浮いているのが、

91期生の紫門ゆりや。

 

愛知県名古屋市出身のはずなのに

なぜか鳳月チーム振り分けられてるんですよね。

 

その結果、今度は紫門vs風間という構図になるわけですが、

ここはいずれ風間が上がることがほぼ確実ですから

あんまり関係無いのかもしれません。

 

月組娘役スター事情:しばらく本命は作らず?

 

そして娘役で気になるのは

『赤と黒』のマチルド役を誰がやるか、なわけですが

(08年星組再演時は、夢咲ねねが組替え後すぐに演じて話題になった。)

 

天紫、結愛の101期コンビの果たしてどちらが演じるのか、

あるいは役替わりでもするのか、激しく気になるとことです。

 

さすがに白河、きよらの下級生組は無いかなぁ…。

最近の月組って娘役育成が慎重(というか下手)ですし。

 

一方、鳳月東上ヒロは、

もしかして、いや、もしかしなくても海乃美月さんでおわしますよね?

 

ここから分かるのは、

『チェ・ゲバラ』で天紫をヒロイン扱いしなかったことを含め、

月組はしばらく本命ヒロインを作るつもりが無いということでしょう。

 

なんせ星風、華、天彩の100期生組や

舞空、潤の102期生組が着々と東上ヒロを決めている中で、

天紫、結愛の101期コンビには頑なに単独ヒロをさせないことからも明白。

 

その結果、海乃が単独ヒロインを独占状態になるわけで、

トップにさせてあげられなくてゴメンネ人事なのかもしれないですけど、

果たしてこれが組体制にとって正解かと言われれば、ねぇ?

 

珠城りょう・長期コース?

 

で、この2つから導かれること。

やっぱり珠城氏は9作以上の長期確定コースそうですよね、これ。

 

月城は2番手に着任したばかりですし、

トップ就任まではまだまだ時間的余裕がある。

 

暁は鳳月という蓋登板の下で、

ゆっくり育成モードに入ったおかげで

月城を突き上げるようなことも無し。

 

娘役は100期以下にちょろちょろ餌を巻きながら、

数年後目掛けて本命はゆっくり育成。

(逆に言えば今する必要は無し。)

 

し、か、も。

ご存じの通り、月組2020年後半のスケジュールは全ツとバウ。

月城も暁も2020年に東上を果たしませんから、

珠城氏の長期コースが着々と整備されている印象ですね。

 

と こ ろ が ど っ こ い 、

それに待ったをかけるジョーカーこそ愛月ひかるなわけですが、

(この記事はCafeフォルダを見ながら書いているのですが、気になる発言が…!!)

これはまた別の機会にでも。

 

それにしても名古屋って、

ただでさえチケット売るのが大変なイメージですけど

劇団が読む「勝算」って何なんでしょうねぇ…と、つぶやくように終わる。

 

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コメント

  1. 和世 より:

    振り分けそのものには何も思わなかった(考える頭を持っていない)
    のですが、そもそも「スタンダールねぇ…『赤と黒』ねぇ…珠城さんに合うとは思わない」と思いました。
    (安蘭さんと遠野さんでなさった作品ですよね?)
    月城さんが今の公演で二番手羽根だそうなので、1年ぐらいは現行の
    トップ・二番手体制で進むのかなと思います。

    鳳月さん主演作はオリジナル作品なので、お話の筋さえしっかりしていれば、異色だろうが「宝塚的」でなかろうが、何とでもなると思うのです。
    ゲバラ組だった方の多くが『赤と黒』なので、鳳月さんチームは
    あまり存じ上げないのですが…。

    劇団が売りたいのは『赤と黒』の方が強いんだろうなと穿った見方を
    してしまいました。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      ぶっちゃけ、似合うか似合わないかで言えば似合わないでしょうね…聞いている限りだと。
      新作は当て書きできますから好きなように調整できますけど、再演はそうはいきませんから。
      珠城氏にとって凱旋、しかも御園座ですから、いろいろ整ってはいるんでしょうけど、果たしてどうなることやらですね。

      • YS より:

        主力のほとんどを御園座チームに振ると予想していたので、意外でした。
        メンバーだけ見たら、鳳月さんチームの方が面白そうです。
        御園座側は何も言わなかったのでしょうか?…と思ってしまいました。。

        • 蒼汰 より:

          コメントありがとうございます‼
          箱側は各スターの人気バランスとかは分からないでしょうからねぇ…。とはいえ私も意外に思いましたが。

  2. まいこ より:

    月組に関しては、劇団は「勝算」など何も無いのではないかと思ってしまいますねえ。何かお偉いさんや他の団体なども巻き込んで計画しきってしまったことがあって、引き返せずに突っ走っている。その中で珠城と美弥の人気差や、月城の怪我など予想外のことが起こり、どうしようもできないでいる…
    イベントを付けたりおまけグッズを付けたり手売りしたり抱き合わせにしたり月組ニュースを公式サイトのトップに固定したりの必死さを見ると、焦っているようにしか見えない、というか、人事決定をする層とチケットを売らなきゃならない層の考えが内部で決裂してるように見えますが、どうなんでしょうね。
    月組は理事長のインタビューの「生徒に赤い客席を見せたくない」という言葉とは真逆を突っ走ってますが、どこへいくのでしょう…

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      おっしゃる通り「引き返せずに止まれない暴走機関車」状態なんでしょうねぇ…100周年前の突貫人事であれば修正できたんでしょうけど、
      今の計画的人事のうえで調整ば難しいのかなぁという印象です。
      気になるのは、これが劇団全体の方針なのか、月組Pの意向なのかがよく分からないところですね。
      理事長の方針とは明らかに逸している状況なわけで、果たして何がしたいのかさっぱり分かりません。よって記事も書きづらいです。笑

  3. ロット より:

    『赤と黒』、それって美弥るりかさんが適役な演目?(笑)
    『十二夜』の脚色。。。それって美弥るりかさんが適役な演目?(笑)

    謎ですね、、、なんなら珠城りょうさんと縁のある『ロミオとジュリエット』『ミー&マイガール』『スカーレットピンパーネル』の方がお客さん確実に入りそうな。。。美園さくらさんも演じやすそう。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      うーん、それら大作を再演しようもんなら「どんだけ演目ドーピングするんだ」と超パッシングされそうですけどね…笑