御曹司路線からの脱却と101期生の男役事情

掲載の順番が逆になってしまいましたが、

『眩耀の谷』の新公主演者が発表となりましたので

こちらもまとめておきたいと思います。

 

丹礼真:碧海さりお(本役:礼真琴)
瞳花:桜庭舞(本役:舞空瞳 )

 

2人とも新公初主演ですね、本当におめでとうございます!!

 

御曹司路線からの脱却?

 

結論から書いちゃいますけど、

ここ最近は特定のスターのみを爆推しする、

いわゆる「御曹司路線」を止めたんですかね?

 

気になったので、ここ1年の

新公主演&ヒロインをまとめてみました。

 

星組『眩耀の谷 ~舞い降りた新星~』碧海さりお桜庭舞

雪組『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』諏訪さき/潤花

宙組『El Japon-イスパニアのサムライ-』風色日向花宮沙羅

月組『I AM FROM AUSTRIA-故郷は甘き調べ-』英かおと白河りり

花組『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』聖乃あすか/都姫ここ

星組『GOD OF STARS-食聖-』天飛華音/舞空瞳

雪組『壬生義士伝』彩海せら/彩みちる

宙組『オーシャンズ11』鷹翔千空/夢白あや

月組『夢現無双』風間柚乃/天紫珠李

花組『CASANOVA』帆純まひろ/華優希

星組『霧深きエルベのほとり』極美慎/水乃ゆり

太字下線が初主演&ヒロイン

 

娘役は水物ですから置いといたとしても

男役がこんなにも初主演続きって珍しいですよね。

 

新公を重ねる、いわゆる「本命路線」が明らかに減少している、

というよりは、多くの若手にチャンスを振ろうという方針に

転換したという方が正しいのかもしれません。

 

その理由はやはり、90~94期の抜擢偏重からの育成失敗に伴う

スター不足の深刻さ、もとい修正の効かなさ

やっとこさ気付いたということなのでしょうかね?笑

 

スターの頭数が多いというのは見栄えはもちろん、

事業企画運営の保険という意味でも

スター本人やファンのモチベーションを考えてみても良い傾向。

 

なのですが、とはいえやはり

ド真ん中正路線がいないというのもいささか寂しい気がする…。

 

永久輝せあや暁千星といった

劇団の命運を背負ってます的なスターの行く末を見守るのも

宝塚の醍醐味の一つだと思うのですが、

今の時代には合わないんでしょうかね?

 

101期生の男役事情を思う

 

この1年の新公主演者を振り返れば

帆純まひろ、英かおと、諏訪さきと

99期生のサヨナラお情けホームラン抜擢が続いた印象です。

 

そして100期生の本命トリオのうち、

聖乃あすかは明日海の退団公演も無事ゲットし、既に3回目を経験。

 

風間柚乃と極美慎は既に2回主演していますから

最終学年である2020年度にあと1回やれば十分でしょう。

(極美はたぶんロミジュリ主演やりますよね?)

 

101期の首席入団&初詣ポスター起用の鷹翔千空も

真風のお披露目&大作オーシャンズ11の2回を取り順調。

 

さらに今年は彩海せら、天飛華音、風色日向と

102期生のフレッシュな抜擢が続きましたね。

 

…という状況と比べると

雪の御曹司と目されていた101期・縣千

明らかにブレーキがかかっています。

 

ご存じの通り雪組は「ひとりっ子政策」が非常に有名で

93期彩風咲奈は5回、97期永久輝せあは4回と

コイツと一旦決めたら爆推しするのが常でした。

 

研4で新公主演し、真っ先にブロマイドが出て、

まさに101期のトップランナーになるかと思いきや

まさか『凱旋門』の轟悠主演だけで1年燻ることになるとは…。

 

101期って確か「男役豊作の期」と言われてましたよね?

その理由は成績上位者が珍しく男役ばかりだったからなわけですが。

 

上位5名のうち、月組の天紫珠李が真っ先に娘役へ転向。

花組の愛乃一真は聖乃にお鉢を奪われ中、

残りが鷹翔千空と縣千と、今回主演が決まった碧海さりお。

と思えば、今回の抜擢は順当なのかもしれません。

(今気づきましたけど5組バラバラに配属されてるんですね。)

 

なぜか不遇な印象が強い奇数期ですが、

男役豊作の学年として、これからどう期内で序列が変わっていくのか。

残り2年のレースの行方が気になるところです。

 

轟理事の相手役づくり?

 

そして最後に、新公ヒロが決まった桜庭舞について。

 

ははーん。

これは来年の理事東上公演のヒロイン「格」(正ヒロではない)

するための事前抜擢という、

天紫珠李と全く同じ流れの臭いがしますねー。

 

彼女といえば、謎の組替えにより

謎に星組に集められた、謎の女たちの一人なわけですが、

やっとこさ組替えの意義が見出せそうな展開となりました。

 

もともと舞台では目立っていた方ですけど

これでヒロイン格としてのカードをゲットした100期生の1人になったわけで。

やっぱり強いなー100期生。

 

もちろん小桜ほのかが東上ヒロする可能性もあるわけですが、

むむむ、どうなることやら。

 

いずれにせよ若き2人のスターには

このチャンスを是非生かして欲しいなと思います。

 

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コメント

  1. 和世 より:

    星組さんは次回の大劇場公演が初の生観劇になるので、『ジバゴ』に
    出演された方以外、分からないのですが…。
    桜庭さん、本当に良かったです。Dramatic”S”で影ソロをなさっていた(と思う)ので、歌唱力もありお上手なのに、組替え後は
    あまり日の目を見ない印象だったので、雪組にいても良かったんじゃないかと思っていました。
    新人公演の配役を見ても、ほとんど分からないのが常ですが、今回は嬉しかったです。

    轟さんの相手役に相当するお役を、どなたがなさるのか楽しみです。
    小桜さんは『ジバゴ』で(非常によく出来た)妻を演じられたので
    別の方になるのかなと、思っております。
    (中堅に当たる音波みのりさんや、夢咲杏瑠さんも素敵だと思うの
    ですが、ダメでしょうか。あんまり若手さんだと、轟さんの恋人というよりは娘、父と娘にしか見えなくなる可能性もあるので)

    雪組の御曹司政策傾向、どうなるんでしょう。
    縣さん、101期なのであと2年、新人公演にも出演されますよね。
    彩風・彩凪さんのように、どなたかと交互に良い意味で競われる
    んでしょうか。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      桜庭さんは安定した実力を有しており、舞台で活躍されることを期待されての組替えだと思いきや…という印象だったので
      今回の抜擢は色んな意味で良かったんなぁという印象でしたね。もしかしたら小桜さんとのダブルヒロイン的なボカしになるかもしれませんし、何ともですね。
      雪組はそれこそ縣彩海が彩凪彩風のような体制で上げていくのかもしれませんね。あと2年でどんな使われ方をするのか、気になるところです。

  2. 梶音 より:

    いつも楽しく見ています‼︎

    移籍組の綾が凱旋門含めて3度だいもんの役をやっていますが月城、永久輝の時の様な超路線という感じはしませんもんね…

    よく月組のサイコパス人事が話題に上がりますが同じくらい雪組の一人っ子政策も人事に多方面で影響を与えている様に思いますし、これからは極端な一人っ子政策はやらないのでしょうかね…
    そう言う意味でも彩海せらが今後どの様に起用されて行くか注目しています。

    あと来年新人公演ラストイヤーとなる100期生の中にも花の一之瀬、雪組の眞ノ宮、星加、月の蘭、星の朱紫、宙の優希と各組新人公演主演を果たせていない比較的人気のある生徒もいますが今年の様な駆け込み主演は行われるのか、今後の動向を占う意味でもとても気になります。

    さて、99期、101期の男役はやはり不遇だったと考えるべきなのでしょうか…
    近年劇団は実力のある生徒にはたとえ狭間の期であろうとある程度チャンスを与えてる様に思いません?
    聖乃、風間、極美と超路線がいる組でも奇数期の帆純、英、碧海とチャンスをもらっていますし亜蓮、輝生の様に推されている印象がありながら新人公演年代に辞めてしまった人もいますから90期91期94期とかに比べるとまだマシな様な気も…

    とは言え102期の推され方は凄いですし、舞台上以外で生徒の実力を測れる機会なんてファンには無いですから入った年によって運不運がある様に感じるのは仕方ないのかもしれませんが。

    何はともあれまだチャンスのある101期生には何とか頑張って貰いたいものです‼︎

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      99期に関しては亜蓮、輝生が早期離脱してしまったことが大きなミソですよね。
      97期の永久輝以外の男役もですが、結局チャンスを振られはしますけど、じゃあそれがトップ路線かと言われれば微妙なところなのが不遇感が…。
      とはいえ98期も暁以外も主演を重ねながら微妙な雰囲気ですから結局のところは本人のパワーと運ありきな気もしますが。笑

      雪組は今回諏訪が抜擢されたことにより、綾諏訪、縣彩海と1期違いずつの抜擢があるというレアな体制になりつつありますね。
      ということは100期にはお鉢が回らなそうな印象なのですが、これもどうなるか気になるところです。

  3. やまと より:

    縣千はダンスと今時の若手には珍しい骨太オーラは申し分ないのですが、いかんせん歌が弱すぎる(このままでは麻央侑希ルートもあるのでは?)。一方の彩海せらは実力に穴はなくかわいらしい美人ですが男役にしては線が細く小柄。
    両者一長一短という感じで、何らかの決め手がない限りは誤魔化しながら上げていくのかな……。今のところは新公主演も1回ずつですし、今回は痛み分けということで(次回の主演を彩海が取ったら縣的にはマズそうですが)。

    なんにせよここまで持ち味が正反対な若手路線が並ぶと見ていて楽しいですし、一ファンとしては上手に使っていってあげてほしいです。

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      麻央侑希ルートってまさしく過ぎて想像するだけで恐ろしいです…笑
      近くな学年では歌える風間鷹翔、オーソドックス聖乃、キラキラ極美といるなかで、骨太オーラは非常に貴重だと思うんですけどね。
      このままだとポスト明日海りお的な彩海にお鉢を奪われそうで、雪組若手戦線も非常に気になるところです。
      残り2年でどれだけ競られるか、今後の展開に注目ですねー。

  4. (旧)紅ペニ より:

    碧海さりおくんが誰か解らない皆様のコメントある意味面白いです。
    踊れる生徒は眼がないと探せず、歌える生徒は歌わせて貰えなければ、見つけようもない。ジレンマですよね。
    さりおくんは、ひょっとして礼さんより、ダンス巧いかも?の一人でして、そんな子に新公主演をふる礼さん、凄いと思います。101期でも成績でもなく
    さりおくんをみてあげて欲しいです

    • 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      なるほど、碧海さんはダンサー型な方なんですね。星組のニュースターに要注目ですね!!