おぉっと、前触れもなく
星組の次回大劇場公演が発表されたぜ。
【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】
ミュージカル・エトワール『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人-』
■作・演出:小柳奈穂子
レビュー・エスパーニャ『Gran Cantante!!』
■作・演出:藤井大介
■主演:礼真琴、舞空瞳
「再演」じゃなくて「スピンオフ」
礼真琴&舞空瞳任期4作目は、礼真琴もルーチェ役で出演していた、
柚希礼音主演の『めぐり会いは再び』の、いわゆる「その後」を描いた作品に。
つまりまぁ、スピンオフってヤツですね?
いや、方々で「再演」という文字を見かけるんですけど、
再演じゃなくて、正しくは「続編」というか、まさしくスピンオフ…だよね?
劇団的にはとても珍しい展開。
美弥&凪七『THE KINGDOM』以来かな?
個人的にこの『めぐり会い』シリーズ、
何度挑戦しても最後まで見られない作品の1つでして、
スピンオフ上演と聞いて、正直「マジかー」って感じなのですが。笑
設定を見る限り、当然ながらオリジナル色が強めっぽいので、
フラットな気持ちで楽しみに待ちたいと思います。
それより楽しみなのが藤井レビュー作品の方かな。
そもそもスパニッシュ路線が大好物な私ですが、
礼真琴&舞空瞳のガンガン路線の藤井作品なんて楽しみでしかない!!
『Ray』の一場面といい『ロミオとジュリエット』のフィナーレといい
劇団的にはこのダンサーコンビが全力全開で輝けるのは、
スパニッシュ路線だと踏んでるっぽいですね。うん、大正解です!!
星を継ぎ過ぎる者
と、こ、ろ、で。
トップ当確後の礼真琴主演作品を振り返ると、
まぁ笑っちゃうくらい星組にまつわる作品ばかり。
『エル・アルコン-鷹-』 が安蘭けい、
『ロミオとジュリエット』『めぐり会いは再び』が柚希礼音、
『モアー・ダンディズム!』と『王家に捧ぐ歌』が湖月わたる、
ちなみに『アルジェの男』も初演は星組ですよね?
どんだけ星を継ぐねんって話ですよ。
礼真琴っぽい作品って、
オリジナル作品だと『ロックオペラ モーツァルト』と『Ray』くらい?
あとはもちろん『ロミオとジュリエット』。
再演ばっかり&本人の任に合う作品から意図的にずらしてるよなぁと思ったり。
なんでかと言われたら任期長期予定で、
本人に合う作品を後半に持ってくるようにするんでしょうけど、
(明日海りおもベルばら、エリザ、新源氏、アーネ、ミーマイ、仮ロマと前半再演ばかりで同じパターン)
さすがにオール星組で揃えるなんて物語性に色を付けすぎっす。笑
そろそろ礼真琴らしい作品を見たいんだけどなぁ。
明日海りおでいう『金色の砂漠』(任期5作目にして代表作!!)に
出会うことを期待したいです。
劇団の必死なやりくりを応援したい
そ、し、て。
なんていうか、劇団も大変ですよね。
ここ最近の大劇場作品のラインナップを見ていると、
大作系がリスケになってるのか、予算が少なくなってしまったのか、
手元にある素材で必死にやりくりしてる感が、凄い。
久しぶりの1本物が劇団オリジナル作品のネバセイで、
あとはずーーーっと2本立て、
しかも、あまり版権料が高くなさそうなもの。
それでもオリジナル作品を作れるのが宝塚の凄いところなわけで、
ある意味では原点に立ち返っているとも言えます。
「駄作を作らない」
今になって小川元理事長の言葉が重く響きますね。
海外ミュージカル系に頼れない、今が劇団の正念場です。
逆境でも素晴らしい作品が生み出されることを、
ファンとして期待したいと思います。
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コメント
いつも楽しみに拝見しております。
星を継ぎすぎる者!! 笑
秀逸すぎて、思わずコメントしたくなってしまいました。
これからも楽しみにしております。
ありがとうございます。笑
いつも楽しみに読ませていただいてます。
今日の発表を見て、まさに同感でした!
最近咲ちゃんがミスター雪組と呼ばれて
ますが、琴ちゃんはまさにミスター星組
路線真っしぐらですね(^_−)−☆
蒼汰様
いつも楽しみに拝読しております。ライビュ専科の地方民です。
「めぐりあいは再び」に何度も挑戦して、毎回最後まで見られない、というのが凄いですね(笑)
私はこれまで宝塚やドラマ・映画で散々駄作に出会いましたが、「ひょっとしてもうちょっと我慢したら面白くなるかも」と思って最後まで付き合うタチです。まあそれで面白くなった記憶はないけれども(汗)駄作に突っ込むのもまた一興(笑)
私は「めぐり合いは再び」は、古典的な鉄板ラブコメネタである身分入れ替わりコメディとして大いに楽しんだのですが、蒼汰様はどのへんで毎回再生を止めてしまうのでしょう?もしよろしかったら教えていただけたら、大変参考になります(笑)
マジレスしてしまうと、作品の内容よりも当時の星組メンツが苦手過ぎて(ごめん管理人)見終えられないのだと思います。笑
ちなみにBlu-rayボックス『ロミオとジュリエット』で、やっと作業しながらですが最後まで見終えられました。
というより、家で見てると途中で止めたりが容易に出来るので、普段からぶっ通しで見ること少ないかも、です。好きな組でも。
PS:先日の「劇場で観劇せずに~」の最後の方のくだり、物凄く共感しました。ブログを始めた理由がソレなので、ってここでコメントしちゃってすいません。
私もショーが楽しみで、スペインの伝統的なお祭りを調べてみました。
舞台映えしそうなのは牛追い祭でしょうか。
個人的にはフラメンコがあると嬉しいです。
小柳先生はこれで95期トップ3人の大劇場の演出制覇ですね!
今回は登場人物が誰も死ななさそうでよかったです 笑
コンビで死にすぎですよね…
星を継ぎ過ぎる者という言葉が秀逸で笑ってしまいました。
明日海体制の花組前半もゆかりの作品の再演が多くて瀬奈→明日海ラインを強調する形でしたが、その後の金色の砂漠で明日海さんは覚醒し色気や余裕を出せるようになったので礼さんも明日海さんの方針を踏襲しているのかなと考えてました。
なので5作目にウエクミ先生の新作が来て覚醒を促すかもしれないですね。
なにはともあれ礼・舞空体制初のラブコメなので楽しみです。
星を継ぎすぎる者めっちゃ笑いましたw
礼真琴にとっての金色の砂漠がやってくるその日を楽しみに待ちたいです。
めぐり会いは再び2ndの方だったら45分と短めなのでぜひ最後まで見ていただきたいです…!
個人的にはアンジェリークの兄(できればシスコンでルーチェとの仲を邪魔する)役で愛月さんにもいてほしかったなぁ…なんて思いました。笑
いつも楽しく、興味深く拝見しております。
経営難の中での長期就任って、つくづく礼さんは、様々なものを背負ってますね。
これもまた、歌劇団の大黒柱・95期生首席ゆえ……、なんでしょうか。日毎、頬がこけているようで…。
二本立ての、ショーの方で存分に、歌い踊り弾けてもらいたいですね。でも、痩せすぎない程度に。
舞浜アンフィでのコンサートからの流れで、藤井先生のショーなので、礼さんの魅力をさらに堪能できるかなぁ。
今後のオリジナルの代表作品、大いに期待したいです。
めぐり会い2ndで名前だけ登場していた、ルーチェの恋人のアンジェリークが相手役になって、そのフラグが10年後に回収されるだなんて、と星担は悶えております…(笑)キーパーソンらしき大怪盗は瀬央さんなのか、はたまた専科の方がご出演されるのか、それもわくわくです!
これまでルーチェ主演の続編を望む声がSNSでも上がっていたので、小柳先生の元にもそんな声が届いていたんでしょうか。ずっと待ってたことなこコンビでのラブコメ、VERDADで相性が最高だった礼さん×大介先生ショー、108期初舞台公演、とっても楽しみです!
ことなこがエルアルコンや柳生などのバチバチや、わりと死にがちなのを受けて、ラブコメ切望勢による「めぐ会い3rd、2ndで手紙のみ出演だった彼女を出してことなこでスピンオフを!」という声、星好きのTwitter界隈でときどき見かけていたので、まさか実現するとはすごいなと思いました。笑 今は「タカスペで真風さんの特出を!」(当時のお役が真風さんご自身のお気に入りだそうで)の声が。笑笑
しかも弱小探偵事務所で怪盗って、コ◯ン?(笑)礼真琴さんが赤◯秀◯好きなのはファンの間では有名な話ですが、ヒプ◯シスマイクのラップバトルを食聖に取り入れるアニメに明るい小柳女史なら、パロディもやりかねない…。星ファン以外にウケるかは諸説ありますが、コアな星ファンは歓喜でしょうね。
とはいえ、筋書きが明快で誰も不幸にならない軽やかな話なので、小学生〜のファンを新規開拓するにはうってつけだと思います。ドレスもフリフリで見ていて楽しいです。10代のファンがふるさと納税でDVDをご両親に頼む→お茶の間上映でお母様が宝塚ファンに、という流れも実際に何件か聞いていますので、若いファン、または未来のジェンヌの開拓にはいい演目かと。
1stは2011年4月に宝塚大劇場でやっていて、当時の東京はものすごく計画停電して暗い中、宝塚でミラーボール回るノバボサノバ、からのハッピーロマンティックコメディで、ものすごく癒されたものです。…三十路になって久しぶりにDVD見たら、めぐ会いはむずキュンすぎて見ていて照れ臭くなりましたが。笑
ダイスケショー楽しみだな〜!!!パソドブレ踊ってほしいなあ!!!大介先生にファンレター書きますかねえ。
苦手ですか。。
星組本公演は10年以上コンプリートし、ねねちゃん大好きな私でも観るに耐えないワンツーです。
90分はつらいので60分ぐらいでお願いしたいです。
まさか、このために、アンジェリークはお手紙のみ、だったとは!
ベルばらなら、別の組、別の人、がどのお役をしても大丈夫なのにねえ・・・。
〇〇役のAさんが既に退団していると、〇〇役をBさんがするわけにいかない。また、△△役だったCさんは、△△役が登場しないので、□□役をします、というわけにもいかない、ってことですよね。
小柳先生は、素敵なプランを思いついているので、ゴーサインが出たということでしょうから、「おおおー、こうきたか!」と拍手喝采の日が楽しみです。
この作品はなんとなくしか覚えてないのですが、スピンオフというのは、ワクワクしますね。オリジナル作品の良さですよね。
私は、金色の砂漠の、ジャーのその後を知りたいですね。ビルマーヤと結ばれたのか、それとも新しい恋愛が出来たのか。
ぜひ、キキちゃん主演で。