2021年最後の更新は「クイズ・正解は1年後」のノリで、
各組トップの任期を予想するゲームをしたいと思います。
あくまで現状と各組体制、ならびに過去の事例に基づきつつも、
あとは直感から導き出している予想です。
決して早く辞めて欲しいという希望ではないことをご承知のうえ、
どうぞお付き合い下さい。
なお、順番はいつもと逆で、
宙組から花組にかけて書いていこうと思います。
宙組:真風涼帆&潤花編
まずは現在、最長トップの座に君臨している真風涼帆。
やはり彼女は任期8作目『HiGH&LOW』で、
すなわち2022年での退団を予想します。
後任はもちろん芹香斗亜、
相手役の潤花は引き継ぎでトップ娘役続投でしょう。
実は既に気になっているのは、芹香斗亜の任期。
就任学年を考えると、もう中任期(6~8作)以上やる雰囲気でなく、
「長くても」5作の可能性が有ることです。
ということは、後妻を取らない可能性も出てくるわけですが、
待たされたファンは怒るだろうなぁと、今からちょっと不安だったり。
そんなわけで来年は真風涼帆を大々的に送り出す1年になるんじゃないかと
今から予想しておきます。
星組:礼真琴&舞空瞳編
就任時から分かり切ったことですが、
やっぱりこの2人は長期コース確定よねっていう。
なにせ男役も娘役も後任候補が全く見えないし、
ここまで特に育てずにやってきたのは、
たぶんこの2人が長期であり後任育成が急務でないから。
そんなこんなで、間もなく任期4作目を迎えようとしている2人。
気になるのは任期よりも、代表作を生み出せるかということ。
長期トップスターまら5作目あたりでヒット作が欲しい。
明日海りおなら『金色の砂漠』、
柚希礼音なら『オーシャンズ11』がそれぞれ5作目。
ここらで名実ともにトップオブトップへと登りつめていった印象です。
礼真琴の2022年は、愛月ひかるが去ったトップ任期中盤として、
星組のさらなる盛り上がりに期待したいところです。
雪組:彩風咲奈&朝月希和編
就任学年を考えると彩風咲奈は普通任期だと思いますし、
ピンチヒッター・朝月希和は任期3作退団で、
控えている夢白あやへの引き継ぎが、いわゆる「順当」のように思います。
朝月にも代表作が欲しいところ、
ということで次作彩風3作目は大作であることに期待したいです。
ちなみに、なぜ彩風咲奈の任期が5or6作をブレているかと言うと、
仮に5作なら朝月退団→夢白就任→彩風退団と、
なんだか慌ただしくなりそうで劇団は避けるのかな?と思ったから。
あと、勝手な予想ですが、
彩風政権中に和物レビューを1回はやるんじゃないかと思っています。
「和物の雪組」と名乗っていますが、最後に和物レビューしたのって、
たぶん水夏希時代まで遡るんじゃないかな?
和物レビューの代名詞・松本悠里先生が居なくなってしまったとはいえ、
きちんと伝統継承はしなくてはってことで、
雪組直系御曹司の彩風咲奈こそ相応しいと思うわけですが、果たして?
月組:月城かなと&海乃美月編
就任したてで退団時期を予想することは毎度のことながら申し訳ないのですが、
そういう企画なので許して下さい。笑
まず月城かなとは、就任研13と比較的若めであり、
人気も上々、月組の立て直しを図る意図もあることから、
少なくとも5作以上、中任期の7作くらいまでが目安かなと予想します。
海乃美月に関しては、ちまたの予想レートを見ると、
短期退団派と添い遂げ派に分かれているようですが、
ま、私は普通に短期退団だと思いますよ。
だって下級生に優秀な娘役たちがゴロゴロ出ていますもの。
後任は順当に考えればきよら羽龍。
月城の後妻として就任する可能性は95%くらい、と思っていますが、
最近105・106期娘役の育成がガンガン始まっていますので、
もしかしたら誰かとトレードになる可能性も有るかもしれません。
花組:柚香光・星風まどか編
最後にして一番難題の柚香光&星風まどか。
柚香光の後任は永久輝せあで確定として、
鍵は、星風まどかが先に辞めるのか、あるいは残留するのか。
仮に星風まどかが残るなら、
柚香光任期6作→永久輝就任&星風退団で『エリザベート』でしょうけれど、
柚香光が任期7作くらいやるならば、
先に柚香&星風で『エリザベート』を上演、星風を見送った後、
柚香光は後妻と1作だけ組み永久輝せあに引き継ぎ退団、
という流れな気がします。
あとはもう直感でしかありませんが、私は後者な気がしています。
VISAを背負った永久輝せあが控えているとはいえ、
柚香光は中卒研11就任の95期生、とっとと辞めるとは思えないから。
ってことで最終的な予想としては
という感じでしょうか。
年末に、時の移り変わりを感じる。
2021年は望海風斗&真彩希帆、珠城りょう&美園さくら、だけでなく、
華優希、瀬戸かずや、愛月ひかる、彩凪翔と有名スターが相次ぎ退団。
その一方で95期後続組のさらなる台頭や、
永久輝せあ、暁千星、だけでなく和希そらも合わせた9678トリオも駒を進め、
アンダー100期も一気に知名度を上げた1年になりました。
何も変わっていないようで、どんどん変化していく宝塚。
果たして2022年が一体どんな年になるのかと楽しみにしつつ、
今年一年を締めくくろうと思います。
皆さん、良いお年を!!
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コメント
蒼汰様
いつも楽しみに拝読しております。ライビュ専科の地方民です。
真風氏も8作目、退団の覚悟は出来ていたのですが、LDHコラボのコンサートはまあ、アリだと思いますが、『HiGH&LOW』というのが・・・田舎の荒れた公立中学校で、ヤンキーに怯えて登校していた日々を思い出して、うう・・・
私は自身の周りにあるヤンキー的文化が苦手で、宝塚的なものに憧れたのかなあ。個人的には、今ホリプロがやっているワイルドホーン版『北斗の拳』と取り換えてほしいくらいです(泣)
柚香・礼も3作目を終え、通常任期5作としたらもう次の大劇場公演楽後に退団発表があってもおかしくはない時期なのですね。まあ、礼さんは長期でしょうが、代表作がロミオのままなのは確かにもったいない。
礼さん、学園ものはどうでしょうね。「フットルース」とかはもう古いかなあ。版権の問題があるので妄想ですが、今映画でやっているブロードウェイミュージカル原作の「ディア・エヴァン・ハンセン」はどうだ。
現代を舞台にした、SNSがテーマで小さな嘘が大事になる話ですが、映画版の主演俳優が撮影時26歳で「老けた高校生やな」と不評でね(汗)
日本でリアル高校生を主演にして上演するより、礼さんのほうがハマって、話題になるかも。
蒼汰さま
masaさま
いつも楽しく、拝見しております。
毎回、記事を読ませていただき、今までとは違う角度で宝塚歌劇を楽しむ事ができました。
一年間、本当にありがとうございました。
年明けは月組から、心置きなく楽しみたいと思います。
よいお年をお迎えください。
蒼汰 さま
masa さま
いつも大変勉強になり、また考えさせられる記事をアップくださり、ありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。良いお年を。
新年の投稿です❗️
色々大変な2022の幕開けですが皆々様本年もよろしくお願いします!
さてトップコンビの去就ですが、雪組押しの私としては朝月さんがとても気になってます。もともと短期が予想されているとはいえ、代表作を是非演じて頂きたいと思っており皆さんの想い出に残る一本物を切望しております!