月組『ピガール狂騒曲』がついに開幕しましたね!!
ここ最近はずーーーっと花組と星組の演目しかしていなかった印象が有り、
新しい本公演が始まってワクワクする感じ、
久しぶりだなぁと感慨深くなりました。
私たちはもちろん東京公演までお預け。
ですので先にスカステの初日映像を見たのですが、
何が驚いたかって暁千星の垢抜け具合ですよ、姉さん。
ということで本日は、
実は真面目に語ったことがなかった暁千星についての雑記です。
期待のスーパースター候補生・暁千星
期待の超御曹司・暁千星のこれまでは、
それはそれは宝塚史上稀にみる大抜擢の嵐でした。
首席入団&初詣ポスターモデルに始まり、
98期お披露目ロケットでのソロダンス、新公主演4回、
研5『カルーセル輪舞曲』で階段一人降りを果たし、
研6『Arkadia』でバウ単独主演済み。
凄まじいスピードでスターの階段を駆け上がっていったわけですが、
抜擢当初は学年の若さがゆえの
「可愛らしさ」が全面に出てしまってた感があり、
男役としての魅力には少々欠けていた部分も否めなかったと思います。
ところが、そのスーパースターの片鱗を見せたのは
『I AM FROM AUSTRIA』のパブロ・ガルシアでしょう。
いやー凄かったですよね、あのオーラ。
「俺こそスターだ!!」と言わんばかりの圧倒的華と輝きに、
私は座席でひれ伏したくなりましたもの。笑
続く『出島小宇宙戦争』はフィナーレでの姿が特に圧巻。
気付けば可愛らしさが抜け、男役らしいシャープな印象となり、
黒燕尾もビシっと着こなしスタイリッシュなダンスで魅了していました。
そして直近の『ピガール狂騒曲』。
チラっと見た印象だと、超絶スタイルに甘めのルックス、
そして繰り出されるダンスに、どこのジャニーズかと思いましたよ。笑
てなわけで、この1年で驚くべき進化を果たしている暁千星。
彼女が今年研9であることを考えると、
「男役10年」って本当なんだなーって思っちゃいますよね。
月城かなととの相性の良さに注目
彼女の進化を語るうえで、
やはり2期下の風間柚乃の存在は切り離せないでしょう。
『エリザベート』役替わりから並べられるようになった2人。
月組だけでなく、組を越え路線で集まった時ですら常に最下級生だった暁が
初めて「追われる」立場になったことで、
色んな意味で心づもりが変わったのかもしれません。
また、ヘミングウェイや吉岡清十郎など、
渋い役回りを経験したことも大きなステップだったのでしょう。
それを経ての、スターとしての殻を1つ破った作品が
『I AM FROM AUSTRIA』パブロ・ガルシアだと思います。
そして『ピガール狂騒曲』初日映像を見て思ったのが、
月城かなととの並びが良いこと。
月城はシックでいぶし銀かつ芝居が得意なアダルトスター、
暁はフレッシュキラキラ&ダンスが得意なジャニ系スターと、
まさしく真反対な性質を持つ2人。
スターの組み合わせは真反対なほど互いの魅力を映えさせるのは、
望海&彩風、礼&愛月でも現在発揮中なわけですが、
その意味で月城&暁という組み合わせも、相性良さそうですよね。
そして映像で見る限り、あの月城かなとと並んでも霞むことなく、
むしろ互角に並べているあたりが、
彼女のスターとしての大いなる成長かなと思います。
これまで目立っていた暁&風間の若手コンビだけでなく、
月城&暁の喰い合わせにも、要注目ですね。
月組にとって無くてはならない存在に
暁千星と言えば、前は組替え候補生筆頭だったわけですが、
今や月組に無くてはらない存在に進化しているのが面白いですね。
間もなく月組も新体制となる予定ですが、
月城が順当に上がるにしろ、芹香が落下するにしろ、
今後彼女が月組で大いなる役割を話すことは間違いないでしょう。
そしていずれは宝塚を代表する、まさしくスーパースターになれるはず!!
彼女のこれからの活躍と進化に大いに期待したいと思います。
ちなみに、そんな暁が大活躍の『I AM FROM AUSTRIA』は
来月からスカイステージにて放送されますので
そちらも合わせてお楽しみください!!(謎の宣伝)
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コメント
蒼太さんが暁さんを取り上げてくださる日を心待ちにしておりました…!!
パブロは出番の数は多くなかったですが、肩書きにスーパースターと名のつくパブロ。あの役を出来る彼女はやはりスーパースターなのだと思っております。
まだ課題はあるとは思いますが、今後の成長が楽しみでなりません。
蒼太さんがおっしゃるように、私も組替えはタカラジェンヌとしての成長を促すものだと思っておりますので、出来れば組替えを希望しておりますが…。
あまり熱く書きすぎるのは控えますが、今週ピガール狂騒曲を観劇予定ですので楽しみです!
蒼太さんこんにちは。
月組初日観劇してきました。
トップコンビものびのびと楽しんで演じているようでとても良かったのですが、2番手以下下級生まで思ったよりもずっと安定感があり、歌唱力もズッコケるような人がおらず安心して最後まで見られて、月組も見方によっては充実期に入っているのかなと思いました。各スターは良いんですよねぇ。作品自体も楽しく、良作だったと思います。
あとは劇団の采配で、上手い事売り出して盛り上がってくれるといいんですが。
暁さん、童顔なので学年があがるにつれ、本人が気にしてガリガリに痩せすぎてしまうんじゃないかと(そういう方多いですよね……)老婆心で心配していたんですが、痩せすぎてしまう事なく美しいダンサーの体型のまま大人っぽく、男らしくなられたので素晴らしいな!と思って見ておりました。
ほんと、どこのジャニーズかと思いました。笑
発声や所作も相当研究されたんだろうなと思います。
月城さんも暁さんも数年後が楽しみな男役さんなので、早く上げようとせずに大切に育ててほしいですね。
今の月組さんで、藤井先生の現代的なショーを見てみたいです。
こんにちは、毎度ブログ楽しみに拝見させていただいてます!
朝美絢と暁千星のコンビが好きだったもので、あーさの組替えであーさもありちゃんもどうなってしまうのかと思っていたら、月城かなととはより仲良さそうにしていて安心しました‥
最近は以前ほど抜擢されず、今回も踊り子としての役なので路線落ちと一部で言われていたのを見ていたもので、ホッと胸を撫で下ろしました まだ他県に行くのが難しそうなのですが、ピガールも楽しみです
暁千星さんの記事ありがとうございます。やっぱり目が離せないスターの1人ですよネ。
大劇場6カ月ぶりに観劇しましたが、公演休止の間にジェンヌは努力を重ねていたのだと実感できる公演でした。
特に、和物レビュー月の巻は、月組生の思い入れに圧倒されましたー。
暁さんは、どの場面でもキラキラと発光していて、日本舞踊とバレエとの間にも共通点があるのではと感じました。11月からの東京公演も
暁さんと月城さん、暁さんと風間さんとの並びが本当に素敵❗️でこれからの月組を担っていく方々がしっかり固めているという安定感があり未来が明るくなった気持ちになりましたヨ。
私が初めて暁さんを認識したのは、1789のフェルゼンで、どう目をこすって見ても、マリーアントワネットの息子にしか見えず、残念すぎました。抜擢も辛いでしょうね。
その時の第一印象が強すぎて、その後はルドルフ以外は拒否反応がひどかったのですが、ショーになると、あまりの体幹の素晴らしさに、目が離せない状態でした。
ピガールは来週観劇予定です。評判も良さそうですし、暁さんの成長ぶりも楽しみにしています。
初日映像の珠城りょうさんのご挨拶、良かったですね。つくづく、トップになる時期が早かったと残念です。2番手に月城さんがいる状態からスタートしていたら、彼の言う、悲しかったこと、辛かったことが、随分減っていたでしょうね。やはり、明日海さん達に並ぶ公演数をやる事は、いくら劇団の方針だとしても応える事は辛かったでしょうし、公演数を増やさずに退団時期を延ばせた事が、珠城さんは嬉しかったんじゃないな。
月組観劇してきました。
すごかった!
月組生の、路線や番手に関わらない下級生に至るまでの生徒の実力の高さは以前から感じていましたが、クオリティが高かったです。
1幕の和物ショーも100周年の時の龍真咲、愛希れいか、凪七瑠海、美弥るりかとズラっと綺麗どころが並ぶ華々しさを受け継ぎ、幻想的で美しく、明るい希望に満ちていましたし、お芝居はさすが芝居の月組、実力者がしっかりと仕事をしておりストーリー的にもメッセージも今の社会的状況にふさわしく、奇を衒った演出もなく、とても楽しめました。
黒燕尾の男役群舞では、珠城りょう、鳳月杏、月城かなとの男役としての完成度が高く、特に月城かなとの存在感の強さが印象的でした。
次期月組トップスターなのかと思わせる演出だったようにも見えました。
暁千星は、今までの抜擢から考えたら少し物足りなさがあるように感じましたが、学年から見れば充分に扱いがいいと思います。
お芝居では前回に続きスターの役。
ピルエットは本当に見事。
歌、芝居、ダンスではやはりダンスが魅力です。
新生月組が月城かなとトップだとすれば、ショースターとしての才能の活かしどころがどうなるかは気になるところです。
暁千星の影に埋もれてきた他の生徒たちも見せ場があり、活躍していました。
やっぱり月組はレベルが高いなと思いました。
暁千星さんの記事ありがとうございました。
暁千星さんの事が最近気になり始めたタイミングだったので、内容もドンピシャで、勉強になりました。
今まで月組を観劇したことがなく、暁さんの素晴らしさを知らなかった分、これからいっぱい応援していきたいです。
ありがとうございました。