前回は『アクアヴィーテ』の感想を書きましたが
本日は芝居編ということで
『El Japon -イスパニアのサムライ-』の感想について書いていきます。
最初にハッキリ書きます。
お も ろ な か っ た わ ー 。笑
『異人たちのルネサンス』『夢現無双』が
ギリギリイケた私ですら今回は残念賞でございました。
そんな私の舞台を見ての正直な感想を書いていきます。
「古き良き宝塚」の王道のハズなのに…。
さて、今作のあらすじをざっくり書いてみると…。
夢想願流剣術の名手・蒲田治道は、
使節団の一員として約一年の航海を経てスペイン(イスパニア)に到着する。
ある時、奴隷として農場に売られ脱走した日本人少女を助け出した治道は、
匿う場所を探して宿屋を営む女性カタリナと知り合う。
近隣の大農場主から邪な欲望を抱かれながら、
どんな脅しにも屈しないカタリナの姿に、
治道はかつて心惹かれながらも約束を果たせなかった
ある女性の面影を重ねるのであった。
慌ただしい日々の中で徐々に心を通わせる二人。
やがて任務を果たした使節団は帰国することとなるが、
出航の迫る中、治道のもとにカタリナが攫われたとの報せが入り…。
このあらすじだけ読むと
めちゃめちゃ面白そうな作品じゃありません?
確かに展開的には一昔、いや二昔前くらいのノリですけれど
そこは宝塚的王道として魅力に変わるでしょうし、
何より男役スターたちがひたすらカッコ良く映りそう。
今の宙組の魅力が「古き良き宝塚の再現」だとすれば、
こういうコテコテの作品こそ最もふさわしいと思いますし、
その意味ではナイス采配だったと言えるでしょう。
なのになぜこうなったー!!(泣)
無駄なシーンや出番が多過ぎ問題
前回の記事にも書きましたが、
実は今年の観劇始めがこの作品でして、
その週末に宝塚大劇場で雪組公演を観てきたんですよ。
で、短期間で2つの公演を見比べるという初めて経験を経て、
改めて小池修一郎の凄さが良く分かりました。
彼の演出は無駄なシーンや展開が無いんですよね。
雪組公演は一旦置いておくとして、
裏返すと今作は、あまりにも無駄…というよりは
なんのために必要なのか分かり辛いシーンが多かったように思います。
例えば冒頭のイスパニアに辿り着くまでの船出から航海のシーン。
いかにも宝塚的な和洋折衷なレビュー的場面で、
お正月的だしとても素敵なシーンだったと思いますよ。
でも15分くらいぶっ通しで見せる必要ある?っていう。
他にも、ピエロトリオと使節団との王宮での待ちぼうけシーン。
一人でも多くスターに役を振らねばならないという
宝塚的制約があるのはよく分かります。
だけどあんな冗長に見せる必要ある?っていう。
その割に、名乗らない、背景を説明しない、
フェルディナンドの手下が宿屋で暴れた(であろう)描写や、
カタリナの旦那が殺された際の心理描写など、
肝心なところは言葉だけでふわっと説明。
「俺の相方はコイツ…キキちゃんって言うんだぜ」って
芹香に言わせる前に他にも書くことあるだろと突っ込みたくなります。笑
演出すべき部分と、説明で済ませばいい部分の配分が
素人ながらおかしいと思うんですよね…。
同じ「凡作」評価の多かった『異人たちのルネサンス』が
説明不足&舞台がひたすら暗いというのが難点だったとすれば、
今作は不必要なシーンが多いけど画面は明るいという意味では
真反対な作品だったかなと思います。
個人的には今作のほうが残念ながら肌には合わず…。
そしてこの雰囲気、既視感だなーと思いつつ帰って調べたら
そうだわ『NOBUNAGA』だわ。
というわけで個人的に作・演出の大野氏の作風とは
肌に合わないようです…ゴメンなさい。
トンチキ作品は突っ込みながら楽しむが勝ち
そんなわけで1回目の観劇でだいぶ脱力した蒼汰なのですが、
そんな私に管理人masaさんから一言、
「トンチキ作品は心の中で突っ込みながら楽しむのが作法」。
なるほどね。
っちゅーことで、2回目の観劇時は心の中で突っ込みながら見ていたら
まぁまぁ楽しめたから良しとしたいと思います。笑
個人的に一番の突っ込みポイントは
最後の治道とカタリナが愛を確認し合ったシーンにて、
所在無さげに佇むエリアス(桜木みなと)でしょう。
ついさっきまで剣を振り回し合い、
あわよくば親父からカタリナを奪ったろくらいの勢いだったのに
その男と女のイチャイチャを見せられるエリアス…。
いやいや、退場させてあげなよ。
あの場に突っ立たせる意味あります?
エリアスが男として可哀想過ぎる。笑
桜木みなとも死んだ魚のような目(芝居)で突っ立てるかと思いきや、
アレハンドロ芹香斗亜と握手なんてしちゃったりして…
まぁ場を繋げるにはああするしかないわなぁと
同情の気持ちが沸き上がったり。
他にも、大オチで突然ドリフ的コントが始まったり、
ほぼ全ての感想ブログで突っ込まれていた、
藤九郎の戸籍はどないすんねん問題を放りっぱなしだったり、
「大団円」というよりは「意味不明」な終わり方ですが…。
これが宝塚の伝統芸・トンキチだぜ!!と
自分に言い聞かせながら見ていると謎の感動が芽生えます。笑
見どころは真風涼帆の凛とした美しさ
なんかボロッカスにしか書いていませんので
一応見どころを書いておきます。笑
それはずばり真風涼帆の凛とした美しさ。
そ れ だ け で す 。
冒頭、長い髪を翻しながら
「ザッ…」と音が聞こえるかのように振り返ったその登場シーン。
本当に麗しい。
遥羽演じる藤乃との果たされなかった約束を嘆くシーン。
本当に麗しい。
…それだけです。笑
真風涼帆は現在研15。
まさに男役として最も脂がのっている時期だと言えるでしょう。
そんな熟成された男役像を楽しむという意味では
非常に素晴らしい公演だったかもしれません。
個人的には真風任期中に、彼女の真のカッコ良さが堪能出来るような
オリジナル公演が生み出されることを期待したいのですが…。
とりあえずウエクミの別箱と『アナスタシア』を楽しみにしたいと思います!!
というわけで感想編でした。
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コメント
面白くなかったんですね笑
ありますもんねー。トンキチ。
僕ならNOBUNAGAと同じ感じならよう見ぃひんですね。笑
ここまでトンキチトンキチと言っちゃうと、逆に潔くて面白い!
ネタが尽きたときとか、蒼太さん的トンキチ作品ベスト5!みたいなツッコミどころ満載作品にツッコミを入れてく、というのも面白そうですですので見たいですね笑
コメントありがとうございます‼
そうなんです、ごめんなさい。笑
前評判ってやっぱり当たるもんなんだなーって思いました。実はそこまでトンチキを感じたことがないので、これがトンチキなのかと感動してしまいました。
伝説のトンチキこそスカステで放送してくれないので(仮面の男とか)ぜひ見てみたいですねー。
蒼汰様
いつも楽しみに拝読しております。ライビュ専科の地方民です。
うーん、エルハポンねえ。昭和のころはチャンバラ時代劇とかマカロニウエスタンというものがありましてね、だいたい見知らぬ土地にやってきた主人公が、そこに在住する女性と知り合い、その街で暗躍する黒幕をやっつけて、また別の街へと旅立つ、みたいな定型フォーマットでした。ポスターに偽りはない(笑)まず「スペインにハポン性を名乗る人々がいる・・・」のナレーションでオチが見える話ですよね。
そのワンパターンにいかに色を付けるか、で和賀家の遺恨話をいれているんでしょうけどね。冒頭いきなり藤九郎が乱入して、治道が斬るの斬れないの言って、2人とも船に乗るシーンね、客はそんな険悪な奴らを同船させるなんて!とびっくりして話の展開が視界不良になるし、シンプルな話をややこしく語って余計な混乱を与える作劇は感心しません。
でも部分的に胸がキュンとしたシーンもありましてよ(笑)今回の治道さんのセリフだと、
・怒りに任せて刀を抜いて、どうしていいかわからなくて固まっているカタリナに優しく「力を抜いて、手を放して」
・殺してやる!といきっている藤九郎に「死んでやるべきかどうか」
・負けを認められないエリアスに「こんなときは参ったというんだ」
このへんのセリフに戦場で死線をくぐった人の「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だ」「タフでなくては生きていけない。やさしくなくては、生きている資格がない」的な昭和ハードボイルドを感じましてね、個人的ノスタルジアも相まって、突っ込みどころは数あれど、まあ、許す。(笑)
コメントありがとうございます‼
そうそう、真風さん演じる治道のそれらのセリフ、まさにキュンワードで本当に素敵でしたよね!!個人的にはそれだけなんですが…笑
こんちゃんさんのようなノスタルジーを感じられる方々にはおおむね好評のようなイメージなので、
やっぱり受け取る側の気持ち次第の作品なのかもしれませんね。
感想、爆笑しそうになりながら、読ませていただきました。
ストーリーを読んで期待していたのに、あれー?と少々もやっていたら、ショーが始まって、素敵な真風さんとその他、男役さん達のダンスと歌に心奪われ、お芝居の時の記憶が曖昧になっていました。
ホームページへの感想も、イスパニアの侍のことには一切触れず、楽しかったコメントを送ってました。
そういえば、
casanovaを内容がないと言う人が多かったのですが、娯楽だし、そもそもプレーボーイが世界を楽しく旅してるのに、そんな深い内容を求める必要ないし、主役二人の歌を楽しみ、ベニス風の遊園地へ行ったと思って楽しみました。
なので、あれは私的には良かった。
真風さんもききちゃんも格好いいのでチャラにしてます。が、念頭の挨拶をされていた方に、この作品は駄作ではないですかね…質問したくなりました。
コメントありがとうございます‼
『CASANOVA』は逆に見目麗しさと暗い話題を一切抜いたまさに「祝祭喜歌劇」に突き抜けた作品でしたので、
むしろそういう意味では思い切りの良い作品として評価されてしかるべしなのかも、と最近思うようになりました。笑
2020年にさっそく駄作カウントが1つ灯されましたからね…果たして今年の駄作メーターはいくつまで増えるんでしょう。笑
うーん、そこまでつまらなかったですか?まぁ、リピートしたいとは思いませんが(笑)
NOBUNAGAもそういえば色々説明不足で脳内補完しながら見てたので、そこまで?と思ってましたが。簡単に言えば日本改造のグランドデザインの実現という夢を達成するには人間50年では全然足りないから突っ走る、それを周囲の凡人は理解できず、必死で足を引っ張る、という構図。史実でもほぼそうなので。で、作中ではその最大の足枷が帰蝶(私は美濃の人間なので、あの女を濃姫様と呼んで欲しくない、です。大体我々美濃の人間は信長が濃姫の異父兄とその息子に占領された美濃を「奪回」して道三の仇を討ってくれたのであって、滅ぼされたなんて思ってません)。でもその辺に関する描写はないので、トンチキ感があったんでしょうねー。
余談が過ぎましたが、イスパニアのサムライの、藤乃とのエピソードも、伊達政宗の歴史でもかなりマニアックなエピソードを元ネタに脚色したと分かる人でないと意味不だと(私もかなりおぼろげな記憶を引っ張り出してなんとなーく理解した有り様w)まぁ、戸籍うんぬんなんて近代社会成立以前は意外とザルなはずwまぁ、その辺の説明も足りてないんでしょうが。取り敢えずあの作品はスペインの一部にハポン(日本)姓を名乗り、侍の末裔であることを誇りにしている人々がいる、そのルーツを一応史実を踏まえたフィクションで描き、取り敢えずハッピーエンドだからまぁいいか、と。他の事を突っ込むのはヤボ、と割り切りました(笑)リピりたいと思わないのは特別贔屓がいる訳じゃないので、、
ちなみに、onceの一幕ラスト寝落ちしました(疲れてたからと言い訳)
長文失礼致しました。
コメントありがとうございます‼
頂いた文章を読んで思ったのですけれど、もしかしたら私が日本物との相性が良くないだけのかもしれません…笑
いや、スカステで放送される過去の名作選は普通に感動するし面白いと思うんですけど、それってたくさんの駄作の中から突出している名作なわけですからね。
壬生、武蔵、エルハポンと個人的には胸には刺さらず…あ、メサイアは大好物でしたけど。
私は逆に西洋美術に明るいためにルネサンスが脳内補完しつつ楽しむことが出来ましたけれど、日本史も勉強しなきゃなのかなーってちょっとばかり思いました。笑
いつも楽しく拝読しております!
私も先週にはじめてハポン観ました。まったく同意見です!読みながら思わず笑ってしまいました。
一緒に観劇した母は「お芝居の方はつまらないのかなと思って全く期待してなかったから、思ったより楽しかった!真風さんカッコいいね。」とのこと。なるほど、そういう心持ちの方が楽しめそう。笑
「邪馬台国&Sante」と「ハポン&アクアヴィーテ」って、トンチキのお芝居&ダイスケ先生の最高ショーは組み合わせになっているのでしょうか?笑
あと1回観劇するので(しかもSS!ありがたいのですが友の会は贔屓の雪組は全く当たらず、宙組は良席当たります)、突っ込みながら、楽しく観劇しようと思います。
そして私も蒼汰さんと同じく東京組ですが、今週はムラ遠征して雪組観劇します!楽しみすぎます。
先日のワンスの感想記事はあえてまだ拝読していないので、観劇後にじっくり読ませていただきます(*^^*)
コメントありがとうございます‼
「邪馬台国&Sante」と「ハポン&アクアヴィーテ」は実は私も思ってました。笑
藤井のお酒ショーには凡作の和物がくっつく運命なのかと…なんだかそれはそれで運命的ですね。
おぉ、雪組公演は望海&真彩さんの濃厚さがお好きなら絶対楽しめる作品ですので、ぜひぜひエンジョイしてきてくださいねー!!^^
初めまして。いつもブログを楽しみにしています。中々、生の観劇ができない田舎の地方民です。客観的でフラット、そしてジェンヌに分け隔てない愛を感じる文章、本当にいつも感心しながら読ませていただいています。私は入り口はみりおだったのですが、某旅行会社のツアーで日帰りの(!)宙組東京公演を初めて観劇してから、すっかり真風ファンになってしまいました笑 始めはあのクセのある言い回しと歌声が苦手だったのですが…いまではすっかりクセになりました笑
大野先生の作品、以前BSで放送された「若き日の唄は忘れじ」は、演出でしたけれども、すごく良い作品だったと思うんですよ。大劇場で脚本から、となると色々難しいんでしょうかねー。洋物とかは書かないんでしょうかね?まあとにかく、真風さんが凛としてカッコイイ所だけは楽しみたいと思います、LV。これからも、お体に気をつけて、末永くブログ続けて下さいね!
コメントありがとうございます‼
真風さんの節回しって2番手になってから弱点から武器になって逆に魅力になりつつありますよね。私も個人的にクセになってます。笑
過去の名作に関してはスカステで拝見し、それはそれで楽しめるんですけどね。実は書きませんでしたけど珠城さん東上作品も礼さん東上作品も個人的に好みではなく…。
とはいえバウや東上のような外箱と本公演だと制約などもだいぶ変わりそうですし、脚本家も大変なんでしょうね、きっと。
こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いいたします!!
いつも楽しく納得しながら読ませて頂いております。虹と申します。
これまでの観劇感想を拝見して、僭越ながら「全く同じ感想!」「そうそう!そうなの!」と思うことばかりだったのですが、当該作品で私的に初めて意見が異なったことに新鮮な驚きを感じています。
いや、違う人間なんで当たり前の話だし、それはそれでふむふむそーゆー受け取り方なんだーと興味深く思うだけのことなので、わざわざコメントする程のことか?なんですけど(笑)。
ただ、常々思っていることは、どなたの感想にも、勿論自分自身の感想にも言えることなのですが、どういう指標というか基準というか評価をつける項目が、何に対して行われているのか?というところを意識しています。
ストーリー、脚本、構成、演出、
主題・テーマが明確もしくは最終的に伝わるもので破綻がないか、
番手格や下級生に至るまでの演者の出番の確保やバランス、
トップコンビの恋愛が無理なくストーリーに馴染み且つ見せ場のひとつとして成立しているか否か、
演技、歌唱、所作や殺陣・ダンスの見せ方、指先までの神経の行き届き方がどうであるか、
自分自身の読解の仕方の好み…行間や余白を好むか全部説明されないと気が済まないか、
1つのエピソードやセリフを、その語られた場面だけのものとして重用するのか、それがあるならと語られない他の場面にも想像を飛ばし適用させるのか、
などなど、挙げるとまだまだ細かくありますが、ちょっと書き出しただけでも様々なポイントが存在するので、その人がどのポイントに重きを置いているのかどうかが、観劇感想を読むと一番わかるような気がするのが面白いです。
コメントありがとうございます‼
まぁ、色んな感じ方がありますからね、今作を楽しんでいらっしゃる方のお気持ちもなんとなく分かるので、本当に人次第だなぁと。
もの凄い蛇足ですが、私が書く感想記って、他のブログの皆さまのに比べてキャストへの熱量が無いというか、
どちらかというと物語性と、いかに宝塚的制約の中で一つの舞台が構築出来るかに興味があるので、
果たしてこれは読み物として楽しいのかと常々不安に思っていまして…笑
こうやってポイントを羅列されると、なるほど色んな見方があるのだなぁと勉強になって面白かったです!!
こんにちは!
いつも楽しく読ませていただいています。
エルハポンを見終わった時の感想は、真風さん格好良いけど「これでいいの?上からのOK出たの?」でした(笑)
戸籍の背乗りだし、何も解決してないけどいいの?みたいな感じで…
でも、他の宝塚ファンの方のブログでは絶賛されてる方がいたので、よく読んでみると、ご贔屓格好いいしか述べていないんですよね汗
スターが格好良ければ、ストーリーも展開もなんでも良いというのは、ライトファンの私には難しい価値観だな〜と思いました。
ライトファンがスターに詳しくなく漠然とお芝居を観ているのに対し、そういった宝塚ファンの方はお芝居ではなくスターの容姿、性格、経歴を踏まえて観劇しているのだなぁと考えさせられました。
同じ舞台でもライトファンと宝塚ファンでは多分見えているものが全く違うのだと思いました。そしてそういったファンに支えられてきたんだなーと。(笑)
理事長が舞台クオリティ向上を図っているということなので、ちょっと警戒しながら期待したいと思います。(星花の大劇場お披露目など)
これからもブログ楽しみにしております!
コメントありがとうございます‼
私も観劇始めては何よりも舞台の物語性、一つの公演としてのクオリティを思いっきり重視していましたが、
スターの名前やバックボーンを知っていくにつれ、だんだんスターのカッコよさでも楽しめるようになってきたので、
これこそが宝塚のファンの一連の流れなのかなと思うようになってきました。笑
とはいえやっぱり舞台としてのクオリティも追及して欲しいですけどね。オリジナル公演はそのあたり何もないところから作るから難しいのかもしれませんねー。
こんにちは
なんとなくですが、ファンの中には原田先生派と大野先生派がいる気がします。メサイアが好きなら原田先生派ですかね?
大野先生は遊び心がある感じで細かいことは考えてない大団円になればいいみたいな作風で演出自体は意外と良い、原田先生は話はそこまで悪くないが舞台の使い方が単調でベルばらとか言われた時もありましたね。
ハポンは長い歌パートと芝居パートがくっきり分かれてて眠かったですね。あと使節団と奴隷一人一人が個性的であればよかったなと。
そして「治道様〜」×10は笑ってよかったのでしょうか?
コメントありがとうございます‼
原田先生も結構当たり外れがあるイメージなので難しいですよねー。笑
とはいえ雪華抄、ベルリン、メサイア、20世紀号と個人的には当たりが続いているので、蒼汰は原田派なのかもしれません、ということでピガールに期待ですね。
そうそう、奴隷は方言でキャラ付けしようと頑張ってましたけど、もうちょい演出のしようがなかったのかなと思いましたね…。
あとシリアステンションとボケの時のテンションの落差に、私も果たして笑って良いのか?と思ってしまいました。笑
エルハポン、お楽しみになれなかったようで残念でしたね。
私は割と楽しめました。過去にとらわれた3人が前を向き歩き始める様に希望をもらえる気がしました。
そして個人的には桜木みなとエリアスのモラトリアム感がベジータとかFFを彷彿とさせてツボでした。エリアスは親への対抗心からカタリナに手を出そうとしてますが、本気で好きなわけではないので、最後に残っていても不思議ではないかなと…。この後、同門のアレハンドロと、治道や藤九郎と交流し、良い領主になりそう。
私も邪馬台国や武蔵、NOBUNAGA、メサイアが微妙だったので覚悟して行ったんですが、良かったです。
ただ、私は宙組への大いなる贔屓目があるので(笑)一般的には駄作になるんでしょうかね…。
コメントありがとうございます‼
もちろん、楽しめる方は楽しめるだろうなぁという作品でしたよね。
勧善懲悪というか結局は大団円(かどうかは微妙ですが。笑)でしたので、ジャンプ的展開がハマる方は面白いだろうなぁという印象です。
私も結構今の宙組の体制が好きなつもりだったんですけど…まぁ結局は人それぞれなのかもしれません。笑
どうでもいい話ですが…真風さんて研14じゃなかったでしたっけ?
今年15になるって意味で書かれているのであればすみません。
訂正ありがとうございます、訂正させて頂きます。