平成宝塚史・各場面を個人的に雑記する

平成最後のブログ更新、何にしようかなぁと思いまして

凄い大々的なタイトルではございますが、

軽いまとめ記事でございます。笑

 

今月スカステで特集されていた

「平成時代を駆け抜けたトップスター全49名の主演作品を一挙放送‼」

を色々見ていまして、そこで感じたことをさっくりまとめてみました。

 

ただのニワカファンによる

平成宝塚史を後世から見たつぶやきです。

 

個人的に気になった宝塚平成史・名場面集

真琴つばさ&紫吹淳・失われた漢感

 

今年2月に真風率いる宙組にて再演された『黒い瞳』

初演の真琴つばさ率いる月組初演版が放送されていたのですが、

もうね、真琴&紫吹のあのカッコ良さって何なん?笑

 

いやね、私のようなニワカからすれば

この2人ってもはや完全なるバラエティタレントなわけですよ。

 

真琴つばさは私の祖母の元贔屓ですから、

当時の人気ぶりは何となく分かりますし、

紫吹淳なんて最近は浮世離れキャラで飯を食ってる方とはいえ、

星組『エリザベート』を映像で見たのでなんとなく知ってはいましたが。

 

とはいえ、改めてこの組み合わせで見ると、

なんとも 特 濃 (褒めてます)。

 

いやーしかし真琴つばさって、歌ダンス芝居全部苦手で

キャラと華だけで成り上がった、いわゆる紅ゆずるタイプの人なのかと思いきや

全くそんなことなかった。超絶カッコ良かった。

 

2人とも、これぞ宝塚の男役‼って感じで面白かったですけど、

これを標準値と考えてしまったら、

確かに最近の男役が薄いと言われる所以も分かるような…。

(もちろん今には今の良さがありますけどね)

 

ありし日の轟理事・『凱旋門』

 

そんな真琴つばさと同時期にトップに立っていた轟理事の代表作『凱旋門』

そして同じく、最近雪組本公演にて再演されたわけです、が。

 

もう本当に身も蓋もない表現しちゃうと、

すげーつまらなかったしすげー眠かったんですよ、本公演では。

 

でもね、映像で見てみたら…

普通に面白いやん?

 

轟悠ってこういう渋い役が当時から本当に似合ってらしたのですね。

薄暗い世界観との親和性の高さが凄い。

 

大戦前夜の喪失感、切迫感の中を、

黙々と紡がれる言葉たちと細やかな心の動きを芝居で魅せる…

って玄人好みっぽい作風ですよね。映像映えするというか。

 

個人的に再演の方では、望海とのW主演を取ったために、

ボリスにも話を割かなければいけなかった関係上、

話の焦点がブレてしまったのかなぁという印象ですね。だから眠かった。

 

初演版のように、ラヴィックの葛藤やドラマ性にだけ焦点を当てた方が

感情移入しやすかったように思う…なんて言っても仕方ないんですけどね。

 

あと、個人的に印象深かったのは月影瞳演じるジョアンでしょう。

真彩希帆、まんまなのね。笑

 

声の出し方からしてほぼ同じで、

その形態模写っぷりに感動すら覚えます。

再演版がスカステで放送されたら見比べたいなー。

 

再演をする必要は無い気がした・『忠臣蔵』

 

そんな轟理事の、さらにありし日を見られるのが

平成初期の超大作『忠臣蔵』

 

ご存知、杜けあきの退団作にして

旧宝塚大劇場閉場前の最終公演となった作品。

 

これまで再演不可能と言われ続けた作品でありますが、

望海風斗がトップ就任時に、彼女なら再演出来るかも?なんて

個人的にひっそりと思っていたクチだったのです、が。

 

改めて見てみると、

うーん、これは当時の宝塚&雪組だからこそ出来た公演であって、

今の時代には難しいかもしれないなぁ、という印象。

 

そもそも和物の一本物って凄いね。

最後に上演したのはいつよ?ってくらい、ここ最近とんと聞かない。

 

和物って、それこそある程度の教養が無いと

正直つまらんと思うのです。

出来事の背景とかが分かりづらいからさ。

 

それをスター性で補うというのが宝塚のやり方なんでしょうけど、

ともだっての和物の所作や、歌唱力や、芝居などは

やはり当時の「和物の雪組」だからこそ出来る芸当なんだなぁという感じ。

 

であるならば、望海政権の雪組である内は、

わざわざそんな分野に手を出さずとも、

歌いまくればそれでええやんと思うわけです、ハイ。

人間、適材適所が大事ですよね。

 

伝統と格式ある当時の宝塚だからこその作品として楽しむならば、まさに逸品。

特に歌ウマ連続のパレードは必見ですよ‼

 

はいだしょうこ・伝説のエトワール

 

エトワールつながりで次はこちらを。

真琴&轟とともに71期4トップ時代を築いた、

星組トップ・稔幸の退団公演となった『ベルサイユのばら2001』

 

そこで観客のど肝を抜くエトワールを披露したのは、

後に歌のおねえさん・はいだしょうことなる千琴ひめか。

 

さて、実は私、

宝塚に興味を持ったきっかけをこれまでいろいろと書きましたが、

その一つはこの千琴ひめかにあります。

 

私の学生時代は、いわゆるニコニコ動画全盛期でして、

その当時席巻した動画こそ「スプーの絵描き歌」でございました。笑

(知らないという方はどうぞご検索を)

 

まぁ冷やかし程度にその動画をよく見ていたのですが、

ある時、その動画サイトにリンクが貼られるわけですね。

 

「お前ら、しょうこおねえさんを馬鹿にしてるけど

彼女のヅカ時代は凄かったんだぞ」というコメント付きで。

 

それで見せられたのが、この伝説のエトワール動画でして

いやもう当時は本当にビックリしました。

 

「これがはいだしょうこなの?」というよりも

「宝塚って凄いなぁ」ってね。

 

ここから宝塚に興味を持ち、

論文で取り上げることに決めた(別の記事参照)私だったのですが

それが今やブログを書くまでになってるのですから、人生って不思議。

 

一体何がキッカケで興味を持つかなんて分かりませんから

間口は広いにこしたことはありませんね。

(もちろん違法動画はダメですよ‼)

 

宝塚残酷史・1作退団の悲壮感

 

そんな千琴ひめかは2002年にたった研5で退団しますが、

同時期に、まさかのワン切りで退団したトップスターがいました。

それは、雪組トップの絵麻緒ゆう。

 

宝塚平成史において、たった1作で退団したスターは3名だけ。

匠ひびき、絵麻緒ゆう、貴城けい。

 

匠は退団の事情が病気なのでアレですけど、

絵麻緒、貴城の本公演&退団ショーを見ていたのですが…

うーん、なんとも言えない雰囲気が漂ってますね。

 

どう考えても本人の意向というより、劇団側の事業運営によって

たった数ヶ月のトップ稼業からの即引退を迫られてるわけで、

それって要はクビ宣言ですよね…?

 

だがしかし「たった1作だけのお情けトップで捨てるなんて…」

と当時は思ってはいたものの、

美弥るりかを思うと「1作だけでもトップにして貰えて幸せだったのかなぁ?」

とも思えるし、なんとも難しい問題です。

 

ところで、今回の歴代トップ主演者放送をざっと見ていて、

私は2002年~2010年くらいの作品が生理的に合わないんだと気付きました。

その前と後は平気なんですけどね。

 

もちろんエリザやファントムは普通に見られましたけど、

宝塚オリジナル作品との相性が悪い悪い。

 

人事体制もいろいろと腑に落ちないことも多く、

この頃大人だったら、絶対宝塚好きになってなかっただろうなぁ。笑

 

あぁ黄金期の星組・礼音のナポレオン

 

そんな個人的嫌悪期をスルーし、だいぶ時代が下りまして、

前代トップオブトップ・柚希礼音がトップに就任したのは2009年。

そんな彼女主演の100周年本気作が『眠らない男・ナポレオン』

 

まぁ、話のつまらなさは置いといて、

何が凄いってその出演者たちでしょう。

 

柚希礼音、夢咲ねねはもちろんのこと、

北翔海莉、紅ゆずる、真風涼帆、礼真琴、妃海風、綺咲愛里

未来のトップスターが6名もご出演。

 

さらに城妃美伶、天華えま、綾凰華までいるんだから

当時の星組は物凄い優秀スターの製造工場だったのですね。

 

この次作は理事降臨の『The Lost Glory』で、

その次がもう退団公演『黒豹の如く』であることを思うと、

この作品を明日海で当てはめるなら、まさに『CASANOVA』なのかなぁと。

 

トップオブトップ充実期の一本物、

かつスターありきの作品で話がよう分からんというとこがそっくり。笑

 

しかし、それを踏まえて見てみれば、

やはり花組のスター不足が否めないような…。

 

いや、柚香、華、舞空がいることを思えば

もしかしたら5年後に「後のトップばかり」になるのかもしれませんけどね。

果たして今後の宝塚史やいかに?

 

タカラジェンヌは「時の花」である

 

ということでざっくりまとめてきましたが

さすが平成30年間、色んなスターさんがいたのですね。

 

タカラジェンヌの本質は、アイドルと同じ。

虚像という実像を通し、幻想の恋や夢を売る、時の花です。

 

アイドルは、その花の一瞬の盛りの時を、舞台上に閉じ込めたもの。

そして時が淀みなく流れ、永遠に咲く花が無いように、

永遠のアイドルは、永遠のタカラジェンヌは、存在しません。

 

だからこそアイドルは切なく、

スターのその一瞬を捉える宝塚という舞台芸術も、切ないのでしょう。

 

30年と言う時は無常にも流れ去りましたけど、

そこで輝いたスターたちがいたことは変わりませんし、

それぞれの人の胸の中で、永遠にときめきを与え続けるくれるに違いありません。

 

新たなる時代に、どのようなスターたちが輝くことになるのか。

一ファンとして、これからも宝塚歌劇団の益々の発展を祈りたいと思います。

 

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コメント

  1. ビビアンリ   より:

    最近、NHKで宝塚を見ました、地上波ではもう見ることはないと宝塚は諦めていました。専科の人と月組の選抜メンバーで宝塚の歌と踊りが披露され、昔地方公演のまこと翼をワイフと見に行ったことを思い出しました。 忘れていた心に火が着いたようにブログなど漁っていてここにたどり着き初めてのコメント投稿です。
    宝塚はスターの交代時期なんですね、テレビで見た限り、暁ちせいさんがいずれトップに成れる気がしました。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      昔懐かしい思いを持たれてご覧になった宝塚は、また格別なものなのでしょうきっと。
      暁さんは劇団一押しのスターさんですからね、きっと素晴らしいトップスターになれると私も思うところです。