もしも、花乃まりあが…/人事考察の最低限

元花組娘役トップの花乃まりあが、

ZIP!の新レポーターとしてテレビに登場しているらしい。

 

と噂を聞きつけ、GW中に見られるかなぁと思っていたけれど

海に山にキャンプに実家に酒の席にとほとんど自宅にいなかったため

結局、彼女を見ることは叶いませんでした。

 

本日はそんな彼女にまつわる、

まさに取り留めのない雑記を纏めていきます。

 

花乃まりあに思うこと

 

花乃といえば、次作で退団する明日海りおの2代目相手役。

2014年11月17日付で研5で就任し、

わずか2年・4作という任期、研7という若さで退団しました。

 

今振り返って思うことは、

これが果たして最初から決められていた任期なのか?ということです。

 

いやいや、そんなことはないでしょう。

彼女が心無いパッシングを受け、

予定より早く退団することになったというのは

ほぼ皆さんが思うところではないかと思うのです。

 

その理由はいくつかあって、

・従来花組の娘役は蘭乃・桜乃・大鳥と長期が多く、4作以下は超少数。

・他の96期娘役、つまり咲妃と綺咲はともに5作添い遂げであり、

作品的にも筋書き的にも消化し切って退団していくのに、彼女には何もなかった。

・そもそも明日海の相手役があのタイミングで退団することに何の意味もない。

 

ということ。

 

じゃあ彼女の本当の退団タイミングっていつだったんでしょうね、

と管理人masaさんと勝手に夢想してみました。

 

そこで思い出されるのは、明日海任期の中で、

2018年2作目、つまり『MESSIAH』が東西長期公演であったこと。

 

2017年に来年のスケジュールが発表されたとき、

ここが明日海の退団公演になるのではないか、ともっぱら噂されましたね。

 

超大作『ポーの一族』が2018年1作目に上演されると

用意周到にずっと計画されていたことを思えば、

その次で退団するというのも、とても綺麗な筋書きと言えるでしょう。

 

花組の娘役は、トップが退団する一作前で辞めることで

引き継ぎが行われている?ことが通例であることを思えば、

その1つ前の作品、つまり『ポーの一族』が退団公演になったのかもしれません。

 

そうすれば花乃は6作、明日海は8作

トップ就任して、台湾行って、名作を次々再演、ウエクミやって、超大作で退団。

うーむ、筋書きとしてはとても綺麗だと思いません?

 

花組における歴史の「if」

 

さらに言えば、明日海が8作目で退団するとしたら

芹香は宙組に組替えすることなく、

そのまま花組でトップに立っていたに違いありません。

 

相手役はそうだな、97・98期の誰かが救済されたでしょうねぇ。

例えば、城妃美伶とか。これで97期問題も解決するし、

2ヶ月とはいえ星組で被ってたから物語性も十分。

 

そうすれば、柚香「トップ就任早過ぎる」論争も起きず、

そのまますんなりと花組超御曹司トップが爆誕していたことでしょう。

相手役はきっと舞空瞳かな、2020年頃就任とすればちょうど良いし。

 

そしてもし花乃と芹香が『ポーの一族』に出演していたら、

花乃はきっとシーラではなく、メリーベルを演じてたんじゃないかな。

アランは柚香がベタハマリだったし、芹香はポーツネル男爵かも。

 

そしたらエドガー・メリーベル・ポーツネル男爵の方の人間関係が

密に描かれた作品になっていたかもしれません。

 

まとめると、この世界線では97or98期の娘役誰かが救済されるし、

芹香が宙組に組替えしないから愛月が専科に異動することもない。

 

だけど仙名や、たぶん華もトップには就任しなかっただろうし

明日海が「4人目の嫁を娶った」という肩書きを得ることはなかった。

 

そもそも『Santé!!』も『MESSIAH』も

私達が知っている『ポーの一族』は決して生まれなかったことでしょう。

皆さん、どう思われますか?

 

この記事の要旨はというと…

 

だがしかし、歴史にifは存在しません。

ここまで書いておいてなんですが、

こんな空想、本当にしょーもないことです。

 

そもそも、これは花乃に焦点を当てて書いているからそれっぽく見えますけど、

人事というのは、一つの事柄だけで判断されるものではありません。

 

あのタイミングで愛月が2番手に上がれたかと言われれば難しいでしょうし、

であれば誰かが組替えしなきゃいけない→芹香、となるのは自然な流れだし

ともすれば明日海が8作で退団するなんてこと、あり得ないわけです。

 

 

実はこの記事の要旨は

「人事妄想をする際に結論ありきで考えるのは、所詮ファンの戯言に過ぎない」

ということです。

 

人事は、脈々と続く流れを読む長期的視点と、

様々な観点から見る俯瞰的視点が必要であり、

その「流れ」を読まないことには意味が無いと思うんです。

 

例えば、星組で礼真琴がトップに就任するにあたり、

今この答えを知ってから過去を振り返れば、

どっからどう見てもそう準備しているとしか思えない人事の色々がありました。

 

だがしかし、その流れを無視するかのように、

色々な「礼がトップにならない証拠」が上げられていました。

例えば、実力者は後回しにされる、生抜き外様の法則、2番手歴の長さ、など。

 

その結果、きっと美弥が落下傘するはず、とか

芹香が先に就任するはず、だとか

まぁこんなブログをやっていると、

皆さんが想像した色んな人事をぶつけてこられるわけですよ。

 

でもそれって、礼がトップに就任しない理由ではなくて、

「美弥るりかはきっと退団なんかしない」

「芹香は舞空とゴールデンコンビを組んでくれるはず」という

ファンの意識が先に立って考えているだけでは?というものがチラホラありまして

それってもう、ただの願望じゃん?としか言いようがないわけですよ。笑

 

いや、人事考察なんてそんなもの全てファンの妄想でしかないんですけど

どうせ妄想するならば、きちんと根拠を立てて論理的に考えたいじゃないですか。

 

とはいえ、コメ欄を見る限り、

結構皆さん根拠を用いて本気で考えている方が大勢いて、

私は非常に楽しいんですけどね。

中にはね、なんつーかこう、熱い方がいらっしゃるもんですから…笑

 

というわけで、皆さんの熱い思いをぶつけて頂くのは構わないのですが

今一度「贔屓目線」を取り外して、

冷静に考えて頂きたいと思うGW最終日でした。

…そして結局花乃まりあの予定任期はいつだったんでしょうね?笑

 

明日からも頑張りましょー‼

 

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コメント

  1. 海苔巻き より:

    テレビ出演の花乃さんはとても可愛らしく、宝塚時代の彼女の舞台を観たことがなく(一昨年まで博多座でしか宝塚観劇してなかったので)生で観てみたかったなぁと思いました。

    ifは存在しないのは百も承知で、、、笑
    星組にいる同期のトップ娘役がまだ現役なので、もし花組に行かなければ、、、
    宙組で真風さんと花乃さんの並びを妄想してしまいました。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      映像で見る限り、花乃さんはビジュアルが非常に華やかで一般受けしそうな方ですよねー。
      私もあのまま宙組にいたらと想像することがあります。大人な並びになるでしょうけど、結局実咲&うららの双璧がありますから
      いずれにせよ他組に出ていく算段だったのかもしれませんね…。

  2. 紅ペニ より:

    最近、そちら様のコメントで気になることは、成績重視の人事論。芸大卒のオペラ歌手じゃあるまいし。日本の成績重視の学生時代過ごされたんですよね。読まなきゃいいではなく、この上位のブログで宝塚って、そんな世界なんだと思う初心者が、いたら悲しいなと思うわけです。
    髑髏城シリーズの天海さんが素晴らしい
    彼女は、何でもできる宝塚ジェンヌでは、なかったはず

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます。
      んーとですね、まずもってお話ししたいのは、人事を決めているのは私ではなく宝塚歌劇団ですので、
      「ここ最近は成績重視の人事になっているのでは?」と私は持論という名の感想を展開しているに過ぎません。
      ですから、成績重視の人事がおかしいと思うのであれば、それはどうぞ劇団側にお伝えになったらいかがでしょう?

      おっしゃる通り、天海さんは今映像で見ると確かに舞台技術は甘いのですが、それはそれは素晴らしいスターさんであるとお見受けします。
      彼女のようなスター性を持った方にぜひ表れて欲しいと思うのですが、凄いスキルやスター性を持つ子はすぐに何かしら芸能デビューできてしまう今だと、
      わざわざタカラジェンヌになるという選択肢を選ばないのかもしれませんね…。

  3. サモン より:

    一般企業ならそれでよいのかもしれませんが、宝塚は「夢を売る商売」です。
    美弥ちゃん・くらっち・海ちゃん・ちなつさん…それぞれの生徒にファンがいて、贔屓には少しでも出番が多くあってほしい、
    ゆくゆくは一番センターに立ってほしい、と夢を見てしまうものです。
    貴稿の仰る長期的視点とやらで収益が上がっても、そういった血の通っていないやり方を続ければ、ファンの心をつなぎとめておくことは難しいのではないでしょうか。他にも舞台エンタメは沢山あります。
    今の劇団上層部は、動員を増やすなど経営の才はあるかもしれませんが、貴稿がファンの素直な感情に向ける視線と同様、粛々と決めたことを実行していくだけの、リストラ合理化で見せかけの結果を出そうとする経営者・官僚のような冷たさを覚えます。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      こういう類似コメントを頂く度に思うのですが、宝塚人事って昔の方がエグくなかったですか?
      トップの1作&2作退団連発、本命スター以外は容赦なく切り捨て、組カラーもへったくれも無いほどの組替えしまくり、新専科という名の大掃除、トップスターがずっと変わらず若手のモブ化、新公主演の驚くほどの偏り、人気よりも明らか「金」人事etc…。それに比べればこの100周年以降の人事って、だいぶ「夢を売る商売」化していると私には見えるのですが、そう見えませんか?
      競争社会はゆとり教育のように、全員が一列に並んでゴールはできません。トップに立つ人と立てない人がいる。トップに立つだけがゴールではないと、それはそれで真実ですが綺麗事でしかなく、その中でどう折り合いをつけていくか、というのが人生模様なのだと思います。
      ということで個人的な考えを述べると、さもスター全員が一定の成果を収めて「報われる」ことこそが「血の通ったやり方」では断じてありませんし、そこでどう花を持たせるかが今の経営陣に求められることなのではないかな?と私は思いますけどね。美弥退団の時も記事にまとましたけど。

      • サモン より:

        ですから、内実は大して変わっていないということです。
        特定の生徒は人気も実力も伴わなくても上げる、娘役の扱いの悪さは言わずもがな、昔も今も変わりません。
        ブログ主さんは今の劇団の戦略をかなり評価されているようですが、私はそうは思いません。
        むしろ過去にそういった荒れる人事をやっておきながら、同じことを繰り返すのなら、学習能力が無いともいえます。
        ついでにいわゆる超路線御曹司に、有名人の子女が多いのを隠さなくなってきたのもいかがなものかと(当人たちに光るものがあるのも確かですが)。
        いずれにせよ、見解の相違でしかありませんが。

        • 蒼汰 蒼汰 より:

          コメント頂き恐縮ですが、うーん、いまいちよく分かりません…。
          例えば、人気って多数決ですよね。そして舞台芸術のような競争社会において、100人全員が納得できる人事なんてあり得ない。
          であるとすれば、100人いて50人しか納得できない人事より、10人は納得できなかったとしても90人は納得できる人事の方が正解だと私は思います。
          ですから、美弥は置いといたとしても、名前を挙げられてる有沙、海乃、鳳月がトップになれないことが、
          新専科やワン切り人事、娘役で言えば城咲のゾフィ配役と同等の荒れる人事とは思いませんし、学習能力が無いとは私は思えません。
          なぜなら、100周年以降も増収し続け、2018年はトップ退団公演が無いにも関わらず最高益を叩き出したことこそがその結果だとも言えるからです。

          記事の要旨に当てはめるなら、有沙、海乃、鳳月に大量のお金を投資したファンの皆様がトップになれると信じて応援し続けてきて、
          そうならなかった時に怒るのは仕方ないことだと思いますけど、それを前提として妄信し続けて周囲を攻撃したり、
          人様のブログのコメ欄で持論を披露されたところで「落ち着きなよ」としか私は言えません。

  4. はる より:

    蒼汰さま

    おはようございます。
    花乃まりあさんがZIP!に出演された事で過去のトップ任期期間を調べて似たような事を考えておりました。笑
    人事は以前に比べて大変優しくなったと思います。
    新専科時代を目の当たりにしましたので「なんだ、これ?」と思っておりました。
    蒼汰さんの記事を読ませて頂くとなるほど、、。と私は違和感なく受け入れられます。
    昔の生徒さんは今の生徒さんほど自分の話をする場はなかったし、演出家や舞台の裏方さんの話も聞けませんでした。(スカイステージのおかげかと)劇団や生徒さんが公式的に近くなったように感じます。
    それらをすべてひっくるめて宝塚歌劇団の売り方が変わったのだと思っています。
    5組になり東京に専用劇場が出来て全国ツアーも外箱公演も必ずあるというエンタテイメントの企業には有難く幸せな環境です。
    その裏には絶え間ない公演のための演目構成やスター育成が必須です。
    生徒の人事はそれらより大抵が先行進行でしょう。
    そう考えると私が思っている以上に壮大なスケールで物事が動いていると感じます。

    ifは確かにないのですが、妄想は個人の勝手です。
    ifを考えるとトップになれる力があったはずの生徒が退団する切なさと同時にタイミングって大事なんだなとつくづく思いますね。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼共感を頂けて本当に嬉しいです。^^
      確かに、スカステ等で裏側(という体なのですが)が見られるようになったのって、価値観の変容の大きな要因の1つかもしれませんね。
      時代にあわせエンタメ事業として変容を続けてきた宝塚ですが、まさに今もニーズに合致しているからこそ、ここまで大きくなっているのだと思います。
      運という名のタイミングは本当に重要ですよね…。なまじ4年間受験できることを思うと、1つタイミングがずれただけで命運が分かれることに私も切なさを感じてしまいます…。

  5. ルイ より:

    こんにちは いつも楽しく拝見しております。この記事を読んで感じたのは礼真琴のこのタイミングでのトップ就任はある意味「ifの答え合わせ」だなぁと思いました。
    基本的に私はどの時代も楽しんでいるのですが、もし…
    安蘭けい、霧矢大夢、蘭寿とむが若い頃の勢いそのままにトップ就任していたら
    大和悠河を変に組み替えさせず月組トップにしていたら
    音月桂に二番手をしっかり経験させた上で最初から見合った作品と相手役を当てていたら
    他のスターのことは置いておいて本人のことだけ考えた時に浮かぶ「もし…」が礼真琴の場合全部埋まるなと思っています。もちろん違う個性を持ったスター達で一概には言えませんが。これは劇団が考えたことなのかはたまた偶然なのかわかりませんがそういう意味でも礼真琴政権は楽しみにしています。
    長文失礼しました。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼もう本当に書いていることに同意です。笑
      これまで「普通にそうしたらいいのに」という意味でのifが、今回の礼真琴就任には全て叶っているイメージです。
      劇団的にもそういう路線に変更したんでしょうかね?見ている分には非常に腑に落ちるわけで、嬉しいですけどね‼
      そう思う方が多いということは、それは人気スターの証みたいなものですから、今後のさらなる活躍に期待したいですね。^^

  6. ゆり より:

    蒼汰さん こんばんは

    今回の記事を拝読して私が思ったのは
    「新公学年の娘役さんがトップになったときの契約ってどうなっているのかしら」ということでした。

    7年目まではお給料制、その後はタレント契約だといわれていますよね。
    トップになって、ほかの生徒さんと同じお給料っていうことはないと思うし・・別途、手当のようなものがあるような気がするのです。
    だとすると、とりあえず「7年目まではこういう条件で」ということで契約があるんじゃないのかなと。(想像です)

    8年目以降は、また改めてお話しましょうということになるのではないでしょうか。

    だから、劇団としてもっと長くトップ娘役を務めてほしいという
    期待があったにせよ、
    そもそも契約は当初から2年。
    その2年をむかえたときに、
    かのちゃんが
    「芸能界に行くなら若いうちにいったほうがよいし、
    自分が身をひくことで、花組のほかの娘役にトップ娘役の地位を
    譲ることができるし」
    と考えて
    退団を決断したのではないかと思っているんですよね。

    劇団としても、
    2年4作以降もかのちゃんがトップ娘役を続ける場合のプランAと、
    2年4作で退団する場合のプランBは用意していると思うんだけどな・・

    かのちゃんのあの美貌をもってすれば、早めに芸能界に行くという
    選択を彼女がするであろう予測も十分にできるでしょうし。

    ただ、そうなった場合に明日海さんの相手役として
    想定していたのは、仙名さんではなかっただろうとも
    思うので、周到に考えられているであろう人事であっても
    劇団の想定通りにいかないことも多々あるのではないかと思います。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      2年契約かーなるほど確かに‼男役は5作が多いことを思うと、契約内容が違うんでしょうかね?
      まぁトップになる場合はそれ専用の契約を結ぶってことですかねーきっと。
      宝塚は分かりませんが、タレント契約ってだいたい1年更新ですから、
      管理会社(宝塚)から更新しないと言われてしまったらもう契約できないわけで、そう思うとタカラジェンヌも過酷な世界ですよねぇ。
      おっしゃる通り、プランというものは複数あって、海外ミュや大作のような動かせないものを照準としながら、その時にあわせ柔軟に対応していくんでしょうね、たぶん。

  7. あき より:

    いつも楽しく拝見してます。

    花乃まりあさんは、ミーマイと退団公演を拝見しましたけど、その頃、私が情報収集の為に読んでたブログの中にはかなり酷い発言も多くて、なんか…そこまで言うかなぁ…って思ってました。

    世の中にはイジメでクラスメイトを自殺に追い込むような子だっているけど、実名報道なんて絶対されない。

    まだ学生だけど、将来的にタカラジェンヌになるからと、事実を知らない人たちの憶測だけでバッシング?されてたのはかわいそうになりました。

    舞台は個人的は明日海りおさんとのバランスも悪いとは思ってなかったんで。

    サヨナラショーを観た時、不覚にも一曲目でうるっとしたのを覚えています。曲は

    ミーマイのサリーの『顎で受け止めて』

    彼女は、トップ娘役として華やかな笑顔の下に凄い葛藤というか、悔しさとか苦しみとか色々あっても、それを見せず舞台人として頑張ったんだろうなと。

    退団後の芸能活動を始めるまで結構な時間があったのも、自分の人生を見つめ直してたんではないかなって思いました。

    彼女の任期は劇団からしたら想定より短かったかもしれないけど、トップ娘役になった途端の?壮絶なネットバッシングは、みようとしなくても耳に入っちゃうだろうし、もう逃げたい!って思ったこともたくさんあったんではないかなって思えました。

    だから引き継ぎで迷惑をかけないであろうタイミングを彼女なりに考えて退団を決めたんではないかなって、なんか…サヨナラショーみてそう感じました。

    個人的には蓮水ゆうやさんと、七海ひろきさんの主演のヒロインされてた時が好きでした。

    私は人事とか予想とかはしませんが、ジェンヌさんの退団発表の時は同じ世代くらいの方とかだと特になんですけど、退団を決めた時の気持ちとかを、想像しちゃいます。

    契約更新しませんとは言われないと思うけど、契約金が何年もステイとなれば、自分の価値はそこまでか…と思いやめるかもしれないとか、それでも続けたいとか…まぁそんな感じでかんがえたりしたす。

    なんで色々考察されるのを読むのは楽しいです。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      まぁ彼女は96期ですし、人気スター明日海の相手役としてまさか宙組から組替えさせられると誰も想定していなかったでしょうし、
      あれだけパッシングが起きるのも仕方無いと思います(本人が悪いという意味ではなく、そう采配した劇団が悪いという意味で)。
      確かに芸能活動までの時間も長かったですよね。色々人生考えなおして、それでも芸能の道に行かれたいと自身でお決めになったということでしょうから
      自身の信じる道をぜひ突き進んでいただきたいですね。