追想・柚希礼音への個人的懺悔

思いのほか好評を頂いている追想シリーズ。

本日は宝塚100周年をトップオブトップとして成功に導き、

かつ『青い星の上で』の発起人でもある柚希礼音編。

 

偉大なるトップスターでありながら、

彼女について本格的に書くのは初めてじゃないかな?

さっそく参りましょう!!

 

偉大なるトップスターは、作れる?

 

元星組プロデューサーにして、宝塚総支配人を務めたこともある

森下信雄氏の著書『元・宝塚総支配人が語る「タカラヅカ」の経営戦略』にて

スターシステムの根本原理はシロウトの神格化と述べられています。

 

一素人が手順を踏み、徐々にスターとして登りつめる必然的ステップと、

バックグラウンドや思い出といった偶然的ステップが掛け合わされ、

成長物語をファンに視覚的に訴えながらトップスターへと神格化していくこと。

 

これが宝塚歌劇団が描くビジネスモデルなわけですが、

その中で最も成功した例が柚希礼音であると思います。

 

入団前から注目され、人気スターの登竜門・初詣ポスターに抜擢。

月組新公『ノバ・ボサ・ノバ』ドアボーイで注目されたのはわずか研1。

 

ドイツ・ベルリン公演では最下級生で選抜メンバーに選ばれ、

新公主演経験は堂々たる5回、バウ主演はWも合わせるとたぶん4回。

 

安蘭けいのトップお披露目公演『さくら/シークレットハンター』では

上級生を押しのけ2番手スターに昇格。当時わずか研9。

 

『エル・アルコン-鷹-』ルミナス・レッド・ベネディクト、

『THE SCARLET PIMPERNEL』ショーヴランなど、

2番手スター時代に当たり役を連発し、研11にしてトップスター就任。

 

『ロミオとジュリエット』『オーシャンズ11』『太陽王』の初演を成功させ、

『眠らない男・ナポレオン』等、宝塚の顔として100周年を華やかに導いた。

 

本来なら1期上の雪組トップスター・音月桂も、

VISAカードを背負って100周年のホストを務める予定だったろうに、

残念ながら彼女は先に退場してしまった。

 

そんな中、たった1人で劇団の顔を務めあげるのは

果てしないプレッシャーだったろうに、

そんな逆境を見事跳ね除け活躍してくれていました。

これぞまさしくスーパースター様、凄いですよね。

 

劇団は「この子をスターにする」と入団前から青田買いするなんて聞きますが、

まさしく彼女はそのパターンだったのでしょう。

 

驚くほどの抜擢の嵐。

言い換えれば、試練の連続だったわけですが、

彼女が素晴らしいのは、それを期待値超えで応えてきたことです。

 

彼女の若手時代の映像を見返すと、

決して昔から超実力派というわけではありませんでした。

 

むしろトップスターに就任してから、

星の期待の王子様として必死に経験を積み、

徐々に実力と人気を増やして皇帝へとなった印象です。

 

そのうえで、紅ゆずる、真風涼帆、礼真琴、妃海風、綺咲愛里

有名スターが多数育成されたことも、充実期の証。

 

劇団の思惑と本人の資質がマッチングし、

期待を超えた規模でスターとして神格化していった。

まさに柚希礼音は劇団が作り上げた最強のトップスターだと言えるでしょう。

 

柚希礼音への個人的懺悔

 

…なんですけど、ここで懺悔します。

 

前身ブログ含め宝塚ブログを2年弱やってきた私が、

なぜ今まで彼女のことを書いてこなかったのか。

 

もうお気づきでしょうか?

これを書いたら宝塚1万人のファンにそっぽを向かれるかもしれませんが、

実は私、彼女の舞台姿があまり得意でないのです…。(小声)

 

管理人masaさんが星贔屓の人なので、

100周年で出戻る前から映像を借りたりしたのだけれど、

残念ながら1度も最後まで見通せたことがないし、

実は、今もなのです。えぇ『オーシャンズ11』すら最後まで見ていません。

 

じゃあ何が苦手なのかと言えば、まず顔が好みでないということと、

(ぱっちり目に下膨れというタヌキ顔が好きな私から見ると、

彼女は完全にネコ科のライオンや獅子系の顔立ちですよね。)

 

たぶん、声。

彼女のあの詰まった声が…こっちが苦しくなるというか…。

 

さらに言えば、当時の星組の体制もあんまり好きくないし、

相手役の夢咲ねねも相当苦手な部類。

よって「ちえねね」という夫婦芸にももちろん食指は伸びず。

 

もちろん彼女が人気な理由は分かります。

男役として恵まれた体躯に、ダイナミックなダンスに、雄っぽさ。

男役として、トップスターとしての風格。

 

よって自分が少数派であることは充分承知なわけですが、

だからこそ私が毎回口酸っぱく言うこの言葉に繋がります。

「5組もあるんだからタイプの違うトップを置くべき」と。

 

どれだけ人気なトップスターでも、苦手な人はいます。

明日海りおや望海風斗は大人気スターですけれど、

彼女を苦手と思う人たちも、少なからずいるんですよね。

 

十人十色、様々なスキルを持ったスターがいるわけですから、

それを上手に活用して、毛色の違う主演者を立てることこそが

宝塚のスターシステムの利点です。

 

裏を返せば、観客はわざわざ苦手な組を選んで見る必要なんてなくて、

ノーストレスで楽しめる組を自分で選べるチョイスすれば

それで良いということになります。

 

とはいえ、いつか彼女が率いた星組を

心から楽しめる日が来るといいなぁとも本気で思っているわけで。

宝塚の王道を楽しめないなんて、私もまだまだ修行が足りないようです。

 

柚希礼音にまつわる後日談

 

ちなみに、管理人は私が柚希礼音が苦手なことを重々承知のうえで、

「退団後の彼女の方が好きかもよ?」と誘われて

彼女が主演した『マタ・ハリ』を拝見させて頂きました。

 

うん、良かった。

苦手だった声質が「強くてクールな女性像」にハマっていたし、

個人的には宝塚時代の彼女より今の彼女の方が好きかもしれない。

 

そんな思いもあり、今年は『ボディガード』を見に行く予定で、

彼女の雄姿を本当に楽しみにしていたのですが、

新型コロナの影響で残念ながら観劇出来ませんでした。

 

私は基本、タカラジェンヌは卒業すると一切の興味を失うタイプなのですが、

舞台でコツコツ頑張る彼女に関しては、陰ながらうっすらと応援しています。

 

というわけで、珍しく退団後の行方が気になるスターとして

管理人と一緒にこれからも見守っていく予定なので、

数少ない舞台で主役級で活躍するOGとして

今後も頑張って欲しいなと思います。

 

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コメント

  1. まりまり より:

    毎回、楽しく拝読しております。
    今回の記事、なんとわかり味が深いことか…。偉大な伝説のトップスターさんなのに、何故かちょっと苦手です。全く同感すぎて謎の感動に包まれました。
    つくづく、宝塚の複数の組分けとスターシステムのオタクを離さない罪深さを思い知るところです。
    そう、苦手な要素があるなら他の組でも良いのです!あなたの推しが、常にどこかに
    ある(いる)!!
    あぁ、なんて素晴らしい宝塚☆笑

  2. k より:

    星贔屓が来ましたよ、っと……。
    龍真咲さんが半ば揶揄されるように『まさお節』と言われていましたが、柚希礼音さんも芸風が独特で、好き嫌いが別れるタイプだったと思います。蒼汰さんのこれまでの記事を拝読すると、さもありなんというか、『苦手』とおっしゃったことにはさほど驚きはありませんでした。
    恐らく彼女の芸風に余り言及する人がいなかったのは、『あぁ、星組だしね』というのが一番大きかったのではないかとw 私個人の好みからすると、もうちょっと芸風濃くてもいいんじゃない、なんですが(一番追いかけていた時代がトップ日向薫・二番手紫苑ゆう・三番手麻路さきの時代なのでちょっと感覚がヘンなのは自覚していますw)、今の時代とはそぐわないでしょうw

  3. こんちゃん より:

    蒼汰様

    いつも楽しみに拝読しております。スカステ専科の地方民です。

    懺悔とあるから何事かと思えば(笑)実は、私も柚希礼音さんは「すごいなあ」と思いますが、好みのタイプではなくて(汗)

    なんだろうなあ、雄っぽいというか、キスシーンとかナマの男っぽくてねえ。宝塚の男役という虚実皮膜の「フィルター」の通し方が私の好みと違うというか。

    「お前、真風氏とか愛月さんとか男くさいタイプにきゃあきゃあ言ってるだろう」と言われそうですが

    個人的に男役には
    「根っこに少女歌劇の男装の麗人のプロトタイプがある生徒」と「テレビドラマのリアル男性をお手本タイプ」があると思っていて、

    前者は思春期までに宝塚を観劇して、脳の何かの回路が開いて(笑)ヅカオタになり、ファンが嵩じて「男役をやりたい!」と音高を受験する生徒さんに多くて(真風氏とか愛月さん)

    後者は宝塚を知らず、バレエに専念していたのが背が伸びすぎて、音校受験を勧められて受けたら受かった。で思春期を過ぎてから後天的に「男になるってどういうこと?」とリアル男性を参考に学んだタイプ。(柚希さんたぶんこっち)

    私は前者が好みのタイプなんだろう、と思う。

  4. 和世 より:

    お書きになっているように、またコメントを寄せていらっしゃる方々と
    同じように、私も柚希さんは苦手なタイプです。

    ジャンヌさんは女性なので、特に男役さんの場合は「男性」側に振る
    必要があると思いますが、ちょっといかにも創り込んだ感が強くて…。
    過剰に男(性)になろうとされた印象です。

    もちろん、入団当時から注目され抜擢を受け、劇団の顔として100周年をお迎えになった重責は相当なものだったと拝察します。
    でも「舞台の力量より、目立ってナンボ」のような当時の星組さんの
    カラーは好みではありませんでした。

    退団されてからの舞台を拝見しましたが、圧巻のダンスでしたし
    どれほど激しく踊られても全く息を上げず、涼しい顔で歌われていた
    ので、個人的には力量をお持ちなのだと感じました。

    蒼太さんと同じく、退団後の彼女の方が私には合うのだと思います。

  5. ちょっこー より:

    非常によくわかります。

    僕も苦手なんですよね。
    ただ、僕も出戻ったんですがきっかけは音波みのりがかわいかったのと、礼真琴の歌声と紅ゆづるの芝居が好きだったから。

    トップコンビは苦手でも周りが好きで今では星単推しになってしまいましたね。

    苦手で言うと、龍真咲も苦手です。全編見れない気持ち、わかります。
    色んなスター居ていいですからねー。

    個人的には本が気になった。
    宝塚と経営って面白いですね。

  6. pico より:

    初めまして。ちょこちょここちらのブログを拝見してます。本格的に(?)宝塚ファンになって1年弱ですが、確かに星組は個人的にちょっと苦手な組(一部の気になるジェンヌさんもおりますが…)ですね…。現在の礼さん&舞空さんのトップコンビは好きですね(笑)まだ1度も大劇場での公演は観に行ったことがないので(^^;)雪組のライブビューイングではありますが[ONCE~]のみです。相手役の夢咲さんも少し苦手なタイプです。娘役さんにしてはちょっと派手と言いますか何と言いますか…。現在の娘役トップの舞空さんがいかにも理想の娘役(あくまで私の中ですが)さんなので好きですね。

  7. ポンナチュレ より:

    蒼汰様
    またまた、ただのファンコメントになります。退団後 柚希ファンになり、遡ってDVDを見ました。素 の彼女のファンです。現役時代も、素敵ですが、男っぽい役より、ロミオのような、少年系が、好きなので、多くの柚希ファンとは、萌えポイントが、違うかも。
    素は、物静かで、控え目な少女っぽい女性です。トークは苦手で、今でも、「もっと、頑張れ」って見守ってます。退団後の舞台でも、力を抜くことができず、どんな役をやっても、アスリートが出てしまう(マタ・ハリでも)。去年の 舞台LEMONADE など見て、やっと女の子になったね、と友人と話していました。現役時代は、「ねばならぬ 」っていう顔をしているので、今の肩の力が抜けた顔の方が好きです。
    それから、ラブシーンは、今でも宝塚一上手いと思います。安心して浸れます。他の人だと、「大丈夫かな、ちゃんと出来るかな、あ、やっぱり今一つ」と思います。
    ボディーガードは、残念ですが、個人的には、見たかったような、見たくなかったような気持ちです。

  8. ともじの嫁 より:

    こんにちは!
    毎日良い天気です。暑いです!
    柚希さん、熱い男役さんでしたね。私のヅカ友の星組担当は、柚希さん好きから宝塚沼に入りました。そこで、私が宝塚沼に入りたての頃は、何本も見させて頂きました。
    初めて見た時、キスシーン、思わず目を覆ってしまいたくなる程ドキドキ!こどもがイケナイモノを見てしまった感覚です。角度、距離、いくら考えても、ホントにしてないか??凄いなぁ~!と思いました。
    どうして宝塚って、キスシーン多いんだろう?と今でも疑問ですが、演出上必要なんですね。
    男役さんは、より男らしくを目指して精進して下さっています。私達もそれを期待しております。しかし、男役ではなく、男に見えてしまうとひいてしまうんです。困るんです。笑
    舞台上ではない普段のちえさん、面白くて、可愛くて大好きです。
    あ!苦手といえば、轟先輩のラブシーンも、完全に男にしか見えなくて。。汗
    では!

  9. 海苔巻き より:

    好き嫌いあっていいと思います!
    それが自然です(^^)

    私は歌や芝居よりもダンスに比重をおいてタカラジェンヌを見るので、そういう意味では柚希礼音さんは本当に良いトップさんだなぁと思ってました。
    バレエの基礎がきちんとあるから、歩いたり走ったりといった身のこなしが美しく舞台映えし、どんなジャンルのダンスもとてもレベルが高かったですね。
    個人的にどんなに綺麗な顔や歌声の方でも、ドタドタ走る人やタコ踊りの人は受け付けないので笑

    五組あると観たい組を選べるから、宝塚って本当に素晴らしいですね。

  10. おもち より:

    宝塚ファンになって2年程。本格的に観始めたのは昨年の星組公演エルベからでした。早々にこちらのブログに辿り着き、ずっと拝読させて頂いておりました。
    宝塚の人事についての考察がとても興味深く、いつも楽しませて頂いております。
    宝塚を好きになってから人の好みって全然違うのだなぁと思う事が多々あり、特に男役に関してはかなり意見が別れますよね。
    柚希さんは昨年の風の又三郎を観劇致しまして、その圧倒的オーラでさすがだと思っておりました。
    私は超絶スタイルの男役さんが好きなので、文中で触れておられました、明日海さん望海さんが好きではない、超少数派に属します。
    歌や芝居、素晴らしいとは感じますが、やはり常人離れしたスタイルの持ち主を愛でたい!と思うので、全く好みではありません。
    なのでいつも肩身狭いです…笑
    宝塚は色んな楽しみ方が出来るのが良いなぁと常々感じております。
    これからもブログ楽しみにしております!

  11. kazura より:

    こんにちは。

    柚希さんはダンスにおいては入試の時から抜きん出ていたと想像します。あんなバネのある動きをするジェンヌを他に知りません。
    そして下級生の頃から大きな前に出る声でした。
    ポップスを歌うセンスがあったのも僥倖でした。

    だから100周年目指して磨いた。

    ダンサーも、出世すると体力温存になりがちですが、柚希さんはトップになってからも、エトタカでの蠍座のソロなど、ハードなショーもこなしました。

    歌ウマさんは割と切れ目なく出てくるので、流石宝塚歌劇団と思いますが、歌で情感が盛り上がったところで、流れるようにダンスに入ることができるトップは希少でしたね。

  12.  蒼太さんのは「悪口」じゃないので、冷静に、読めて、よかったです。人の悪口というのは、聞くのも読むのも不愉快になりますものね。ネットは特にそれが顕著だし。評論・感想など世間に発信するものは、好きとかきらいというのでくくるのは、どうかと思っていますが・・・とても本能的というか「皮膚感覚」なんじゃないかと? それは、理性的なものではなくて正直な気持ちというか。
     うさぎは、礼音ちゃんが好きで宝塚のおっかけ(自分比)をしている状態なので(詳しくは省く)・・・・星組トップのときも、あんまり見てなくて(笑)でもなんであんなにみんなが盛り上がってたのか?悪口も少ないのか?謎でした。退団後、握手会(DVD発売記念)に行ったのが「生」で、初めて近くで見た程度なのですが。ただ、気長にずーーっと応援したいと思っていますけれど。
     現役のころあまり「見たくない内容」のものには、まったく興味をそそられず(ま、遠征するだけの余力もないですが)例えば軍隊とかカジノとか、社会的にどうかと思われる役というか・・・個人的な趣味の問題でしょうけれども。ただ、突っ走る礼音ちゃんを遠くから(?)見ていただけという感じではあったのだけれど。ファンの方の、湯水のように(?)お金の使い方も、違和感がありますが(貧乏性なんでしょうねきっと)好きなことに散財するのは誰でも、自由ですからね。それはよしとしましょう。
     なんであんなに12000人もの方がトウキョウで「見送り」されたのか?少し謎でした。5年たって(超熱烈なファンの方たちは「卒業された」のか、ブログなどでもきっぱりと書かれてない人も多いようでしたし・・・)うさぎなりに、わかったことは、100周年とかラストディに向けての舞台(観客)の「熱」というのは、あのときの「時代」というかフィーバーというか・・・あるイミ熱狂的になる「なにか」が柚希礼音を中心としたあそこ(星組だったり宝塚だったり)にあったんだと思います。星担でなくても、みなさん見に行かれてたようですものね、武道館とかも含めて。それはすごいパワーだと思います、行く人も、集客できた星組も。
     まだ途中経過の感想ですが、礼音ちゃんのことはこれからもずーーっと、遠くからでも「見て」いきたいと思っているので。

  13. ゆい より:

    なにか引っかかるところがあると最後まで観れなくなる、心から同意します。
    わたしの場合は明日海りおが苦手で、退団時のお祭り騒ぎの時はどこか肩身狭く感じておりました。駄作と名高かった青薔薇、個人的に最初の雰囲気はミステリアスでなかなか好みだったのですが、肝心の主役が登場してから再生停止してしまいました。たくさんの人から愛されることはあっても、全員から好かれるということはない、人が人たる上での宿命ですね。
    次回の記事もたのしみにしております。

  14. YS より:

    柚希さんは今は特に苦手意識はなくなったけど、現役時代は本当にダメでした。
    本当の事を言うと、、お得意のダンスも、退団後に上野水香さん(日本を代表するプリンシパルダンサー)との共演動画をチラリと見て…ホンモノとニセモノの差を見せ付けられた感(身長的には上野さんと差がないです。念のため)。ショースターとしては素晴らしい方なので、それを生かした演出をすればいいのに…と思わされました。