2019年活躍したスターを総決算!!・ルネサンス宝塚大賞2019③

これまで「輝く?!ルネサンス宝塚大賞2019」と題し、

私の独断と偏見をもとに、2019年の宝塚を振り返って参りました。

 

本日は最終日ということで

スター個人を表彰(という名の褒めちぎり)していきたいと思います。

 

もちろんこれは、あくまで私の独断と偏見によるものであり、

また、私の好みだけではなく芸術性や大衆性(主観)を加味し決定しています。

(私個人が勝手に表彰しておりますので、苦手な方はバックをお願いします。)

 

なお、今回は以下の3つに分けて表彰して参ります。

 

■最優秀新人男役賞

■最優秀新人娘役賞

入団7年目までのスターの中で、この年に最も飛躍・活躍し、

その高い将来性を私が個人的に感じたスター1名ずつに送ります。

 

■金の鳩賞

この年に飛躍・活躍し、その芸術性と独創性を高め、

大衆の支持を得たと私が個人的に感じたスター複数名に送ります。

 

■ルネサンス宝塚大賞・最優秀スター賞

この年に最も目覚ましい活躍をし、大衆の強い支持を得たと同時に、

まさにその年度を代表する存在だと私が個人的に感じたスター1名に送ります。

 

詳細&これまではこちらからご覧ください。

【ルール編】

【ミュージカル部門編】

【レビュー部門編】

 

ということで、発表していきます!!

 

注目の若手スター:最優秀新人賞発表!!

 

最優秀新人男役賞:帆純まひろ

(花組:99期生)

 

本公演『CASANOVA』アントニオ・バレッチ、新人公演:ジャコモ・カサノヴァ

バウ公演『Dream On!』

横浜アリーナ公演『恋スルARENA』※特別出演

本公演『A Fairy Tale-青い薔薇の精-』マシュー、新人公演:ハーヴィー・ロックウッド

 

2019年、新公学年最後にして、

不遇の99期最初の主演を射止めた彼女。

 

別分野で活躍中(?)の亜蓮冬馬のおこぼれとは言え、

そのたった一度のチャンスを手にしたのは実に大きい。

それを鍵にし、スターの扉をこじ開けた一年だったと言えるでしょう。

 

『A Fairy Tale-青い薔薇の精-』本公演では

柚香演じるハーヴィーの良き友として常に舞台に出ずっぱりでしたし、

若手群舞チームにはほぼ毎回選ばれるようになりました。

 

昨今の実力偏重主義には珍しいキラキラ特化型若手スターとして、

また99期のトップランナーとして、今後の活躍に期待したいです。

 

 

最優秀新人娘役賞:潤花

(雪組:102期生)

 

本公演『ファントム』メグ、新人公演:ソレリ

バウ公演『PR×PRince』エル(ヒロイン)

本公演『壬生義士伝』新人公演:みつ

東上公演『ハリウッド・ゴシップ』エステラ・バーンズ(ヒロイン)

 

ご存じ、雪組の本命若手娘役。

 

本年の新公ヒロは99期コンビに譲ったものの、

バウヒロに東上ヒロと着実にステップアップし、

さらにヒガシマル醤油のイメキャラに抜擢。

 

トップ娘役戦線の先頭に、

今年一気に駆け上がった存在だと言えるでしょう。

 

ダンス以外の舞台技術は要研鑽かと思いきや

『ハリウッド・ゴシップ』では歌も芝居も合格点でしたので

嫁入りはもう問題無さそうな印象です。

 

来年は『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』の新公ヒロから始まるわけですが

まさにトップ娘役への総仕上げとなることでしょう。

同期のスーパーガール・舞空瞳に続くのか、その動向が気になるところです。

 

飛躍の中堅スター:金の鳩賞発表!!

 

金の鳩賞:海乃美月

(月組:97期生)

 

バウ公演『Anna Karenina』アンナ・カレーニナ(ヒロイン)

本公演『夢現無双』吉野太夫

梅芸公演『ON THE TOWN』ルーシー・シュミーラー/クレア・デ・ルーン(役替わり)

本公演『I AM FROM AUSTRIA』ロミー・エードラー

 

『Anna Karenina』で美弥の最後の相手役を務めたことを皮切りに

『夢現無双』では宮本武蔵に極意を訓える吉野太夫を、

『I AM FROM AUSTRIA』では裏ヒロインのロミーを麗しく演じ、

今年は娘2ポジとして華々しく活躍した彼女。

 

トップ娘役こそなれなかったものの、

今のポジションも路線娘役の一つの答えなのではないかなと

今の彼女の姿を見るにつけ思います。

 

また、今年にかけて各組の娘役が一気に若返りを果たした中で

彼女のような大人っぽい魅力を持つ娘役は

月組だけでなく、宝塚としても貴重な戦力と言えるでしょう。

 

 

金の鳩賞:城妃美伶

(花組:97期生)

 

本公演『CASANOVA』アンリエット

東上公演『花より男子』牧野つくし(ヒロイン)

横浜アリーナ公演『恋スルARENA』※特別出演

本公演『A Fairy Tale-青い薔薇の精-』フローレンス・ウィールドン夫人

 

外箱公演における今年の最高傑作は

『花より男子』だと個人的に思っているのですが、

その成功の鍵は間違いなく、彼女の体当たり演技でしょう。

 

「これが最後」と決意した人にしか放てない圧倒的パワーと美しさを

牧野つくしを演じる彼女から感じましたし、

それが柚香率いる花組若手陣のフレッシュさと化学反応を起こし、

あれだけの吸引力を持つ作品が生まれたのだと思います。

 

そして最後『シャルム!』のパレードで

一人で階段降りをする彼女の姿は、まさに物語の終幕に相応しい輝き。

 

同期である海乃が娘2ポジとしての道を歩んだのとは対照的に、

全てに折り合いをつけ、宝塚を去る選択をした彼女もまた

路線娘役の一つの答えと言えるかもしれません。

 

 

金の鳩賞:瀬央ゆりあ

(星組:95期生)

 

本公演『霧深きエルベのほとり』マルチン

東上公演『鎌足』中大兄皇子

本公演『GOD OF STARS -食聖-』ニコラス

バウ公演『龍の宮物語』伊予部清彦(バウ主演)

 

95期男役スター7人のラストランナーだったはずなのに、

昨年のNW&バウ主演をきっかけに

2019年、一気にスターの階段を駆けがった印象。

 

数少ないチャンスを全て確実にモノにし、

かつ一公演ごとに着実に成長していくその姿は

劣等生からのタカラヅカドリームを体現する存在として、

さらなる注目を集めることとなりました。

 

これまでは舞台を通して「自信の無さ」みたいなものを感じたのですが

『Eclair Brillant』で娘役を引き連れて歌い踊る彼女に

そんな迷いを感じることは一切ありませんでした。

 

そして今年最後のバウ公演『龍の宮物語』は

どうやら絶賛の嵐の模様。

(観に行った管理人masaさんも大絶賛でした。)

 

95期生のダークホースとして、

今後のさらなる飛躍を期待したいです。

 

 

金の鳩賞:愛月ひかる

(宙組→専科→星組:93期生)

 

博多座公演『黒い瞳』プガチョフ

全国ツアー『アルジェの男』ジャック

外部出演『吉崎憲治&岡田敬二 ロマンチックコンサート』

『宝塚巴里祭2019』(主演)

 

2019年、最もジェットコースター人事に巻き込まれた彼女。

まさか星組に着地するなんて一体誰が予想出来たでしょう?

 

宙組の蓋として梯子を外されたはずなのに、

『黒い瞳』『アルジェの男』での男役らしいクサさや

『宝塚巴里祭2019』で魅せた天性のスター的キラキラで

細いチャンスの糸を一気に手繰り寄せる結果となりました。

 

専科異動したことにより、

昨今の実力偏重主義へのアンチテーゼとして

逆に魅力を知らしめることになったのが面白いですよね。

 

2020年以降の宝塚人事は

まさに彼女が握っていると言っても過言ではありません。

人事のジョーカーとして、その行方が非常に気になるところです。

 

大賞発表!!…と、その前に。

 

ついに最優秀スター賞の発表なのですが、

と、その前に。

突然ですがここで特別賞を発表したいと思います!!

 

特別賞:明日海りお

(花組:89期生)

 

ということで、100周年以降宝塚を牽引し続け

トップオブトップとして活躍し、

今年華々しく退団した彼女に特別賞を贈りたいと思います!!

 

…え、最優秀スター賞だと思いました?笑

 

正直なところ今年の彼女は蛇足感があったというか、

昨年までと比べると消化試合的な雰囲気がありありとあったので

(そりゃ本人の意思無視で横アリや華の育成を頼まれりゃそうなるけどさ)

 

トップオブトップが退団したから安直に最優秀スター賞だなんて

私はしませんよ。(きっぱり)

 

とはいえ、100周年以降も宝塚バブルが弾けず、

ここまで人気を維持し続けているのは

彼女のお陰と言っても過言ではありません。

 

長きに渡り宝塚に多大なる貢献を果たしたこと、

そして多くの人に夢を与え続けたことは、

宝塚105年の歴史に刻まれる偉大なる功績だと断言出来るでしょう。

よってここに特別賞を送り、彼女の勇姿を讃えたいと思います。

 

 

それでは、最優秀スター賞の発表です!!

 

2019年の顔:最優秀スター賞発表!!

 

ルネサンス宝塚大賞・最優秀スター賞:真彩希帆

(雪組:98期生)

本公演『ファントム』クリスティーヌ・ダーエ

東上公演『20世紀号に乗って』リリー・ガーランド

本公演『壬生義士伝』しづ、みよ

全国ツアー『はばたけ黄金の翼よ』クラリーチェ・デル・カンポ

 

少し前まで、宝塚の娘役は

トップの添え物という扱いでした。

 

そして100周年近辺は「コンビ芸ブーム」が起こり、

まるで本当のカップル、夫婦のようなトップコンビが好かれました。

 

そして今は、自立型のトップ娘役がウケる風潮にあると思います。

それは「女性の自立」という時代の流れを受けているのはもちろんですが、

一般的にミュージカルは女性が主役だという前提が

大いに関係あるんじゃないかと思うんですよね。

 

かの有名な『エリザベート』はもちろん、

今年は『花より男子』『I AM FROM AUSTRIA』

来年は『はいからさんが通る』『アナスタシア』など

女性が主役の原作ミュージカルが多いこと多いこと。

 

これは宝塚の価値観の一つの転換だと思うわけですが、

その一つの到達点して活躍したのが、

まさに真彩希帆なんじゃないかと言えるわけで。

 

彼女の天使の歌声によって成功へと導かれた『ファントム』に始まり、

『20世紀号に乗って』『はばたけ黄金の翼よ』はW主演のような活躍ぶりだったし、

『壬生義士伝』では全く違う2人の女性を演じきった。

 

宝塚の技術偏重主義の象徴として活躍したかたわら、

スカステ等で望海風斗をきっちり持ち上げる娘役芸もたいしたもの。

 

そのバランスが今年は良い具合に調和し

研8にしてトップ娘役として一つの新たな価値観を生み出してくれたと思います。

 

以上を踏まえ、真彩希帆を2019年最も活躍したスターとして認定し、

ルネサンス宝塚大賞・最優秀スター賞を送りたいと思います!!

 

ルネサンス宝塚大賞2019・まとめ

 

ルネサンス宝塚大賞2019

ミュージカル部門:雪組『ファントム』

レビュー部門:星組『Eclair Brillant』

最優秀スター賞:雪組トップ娘役・真彩希帆

 

ということで、3日間かけて2019年の宝塚を振り返って参りました。

皆さんいかがだったでしょうか?

 

記事の中で2019年の宝塚についてちょいちょい書きましたが

これはこれで別に記事にまとめようと思っていますので、どうぞお楽しみに。

 

そして来年もこの企画出来たらいいなーと祈って〆たいと思います。

来年も素敵な宝塚ライフが過ごせますように!!

 

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コメント

  1. skyblue より:

    なるほど!
    ひとつひとつの賞を読みながら、2019年を思い返すことができました。
    男役贔屓としては、最終賞は明日海りおか望海風斗?なんて予想しておりました。笑
    今年も蒼汰さんのブログと共に楽しい宝塚ライフを送ることができました。
    ありがとうございました。
    だいぶ気が早いですが、来年も楽しみにしております☆

    • いのさん より:

      真彩さんの最優秀スター賞、嬉しいです!
      寄り添い型娘役を極めたのが咲妃みゆさんだと思っていて、どうしても同じ系統の娘役さんを見ると失礼ながら「咲妃さんの下位互換」のように感じてしまうんですよね。
      その点真彩さんは異質な存在であり、仰るとおり確かな実力に裏打ちされた「自立型」のトップ娘さんだと思います。ファントムは紛れもなく真彩さんなしでは成立し得なかった舞台でした。

      個人的には真彩さんの、娘役然としながらも隠し切れない眼力の強さが大好きです。まるで狙撃対象を狙うスナイパーやのようで、ナウオンなどを拝見しながら「眼力!」と突っ込みを入れてしまいます(笑)

      • 蒼汰 蒼汰 より:

        コメントありがとうございます‼
        基本的に第二の〇〇って失敗するのが常ですもんね、そういう意味では新たなスター像を確立した存在だったなぁと改めて振り返って思いました。
        彼女の眼力凄いですよね。笑
        個人的に彼女は歌だけでなく、その瞳をつかった芝居も素敵だと思うんですけど、あまりそういった面を評価されないのが不思議だったり…。
        普段のニコニコモードも可愛らしいんですけどね。というわけで今後の活躍も期待です!!

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      もちろんその2人も捨てがたかったんですけどね。真彩さんは去年彼女に上がっていた「生意気」的な批判に対して、実力で認めさせた感があったので選ばせて頂きました。
      望海さんは来年もチャンスがありますので、ね。笑
      こちらこそ一年ありがとうございました!!来年もどうぞよろしくお願いいたします。^^

    • ぽん より:

      蒼汰さん、初めまして!
      今年の初め頃、二十数年ぶりに宝塚ファンにカムバックしまして笑、最近の動向を勉強するのにほぼ蒼汰さんのこのブログにお世話になっております。
      ご贔屓に肩入れし(過ぎ)ないスタンス(ですよね?)がとても心地良いです。

      ルネサンス大賞も、とても楽しく興味深く拝見させていただきました。
      でも、ごめんなさい、本筋とは違うのですが、今回の目次で「金の鳩賞」という文字を見た瞬間吹いてしまいました!!
      2年目の賞でしたよね。懐かしすぎます。
      蒼汰さんって30代くらいの爽やか男子を想像してたのですが、もしかしてダンディーなオジサマですか…?笑

      ちなみに、「金の鳩賞」があるなら、特別賞もレコ大風に「功労賞」が良かったな、なんて勝手なことを思いました。

      各賞については、まだまだ勉強中の身なのでコメントはできませんので、余談だけですみません。
      これからも楽しみにしております(^^)

      • 蒼汰 蒼汰 より:

        コメントありがとうございます‼
        凄い!!ついにお分かりになられる方が表れてくれて感動です!!
        実年齢は爽やか30代であっているのですが、笑
        実は私、過去の受賞者をそらで言えるくらいのレコ大をはじめとする賞レースフリークなんですよ。
        家にあった親が録画してたビデオテープでよく昔の年末音楽特番を見て、歌謡曲の変遷を学習するという幼少期を過ごしまして…(我ながら凄い子供ですが)
        個人的に「金の鳩賞」という語感が好きだったので拝借しました。おっしゃる通り2年目に与えられる賞なので意義的にピッタリかなぁと。
        特別賞も「最優秀歌唱賞」的な位置づけで考えていたのですが、意味合いが変わってきちゃうので普通にしちゃいました。そっかー功労賞にすればよかったのかー。
        これからもよろしくお願いいたします!!

        • ぽん より:

          金の鳩賞、ツッコミ待ち(笑)でしたか!
          コメントして良かったです。
          賞レースフリークだったとは。なるほど、ご幼少の頃から無意識に(?)選考についても学習されていたから、人事考察が鋭いのですね。納得です!
          金の鳩賞は、華々しくデビューしてある程度売れてもその人気は続かないことが多いという、芸能界の「2年目のジンクス」を打ち破って活躍した歌手に贈られる賞でした。
          可愛らしい名称もそうですが、授賞目的が素晴らしいなと幼心に思っていました。
          宝塚はデビューしてすぐに開花することはまず無いので、中堅にピッタリですね。
          いやー、何十年も忘れていたこの賞のことを思い出させてくれてありがとうございました(^^)

          ちなみに、昭和のレコ大の最優秀歌唱賞は、大賞に次いで「第2位」の位置づけだったので、いずれにしても明日海さんは特別賞で正解だったと思います(できれば功労賞が良かったけど、今日タカスペ観たので、功労賞は柴田先生かな?)。

          すみません、引っ張りすぎました。
          これからも客観的な評価や考察を楽しみにしていますので、よろしくお願いします!

          • 蒼汰 蒼汰 より:

            コメントありがとうございます‼
            レコ大が「曲」に贈られるのに対し、歌唱賞は「歌手」に贈られるという前提があるのでピッタリかなぁと思ったんですよね。
            例えば1978年のピンクレディーと沢田研二みたいに「第二位」的な扱いのときもあれば、
            1980年代はポップスと演歌に事実上分かれてたときもありましたよねーって完全に蛇足ですね。笑

          • ぽん より:

            あぁ、そうです!私の最優秀歌唱賞=第2位は、沢田研二のことでした!
            その後は変わったんでしたね。まさかの1970年代でレコ大の記憶が止まってました
            (いえ、その後も見てましたけどジュリーのインパクトが笑)

  2. 海苔巻き より:

    さすが!!
    言うことなしの結果発表ですね。
    明日海りおさんを特別賞にしたこと、100%納得です。
    そして、私は娘役ファンなので真彩さんの最優秀賞にも200%納得です。
    自立型の娘役さんたち、本当に大好きです(^ ^)

    今年も残り二週間切りましたね。
    良いお年を〜

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      舞空さんはじめ、今後は自立型の台頭が目立っていくかもしれません!!2020年も楽しみですねー。
      来年もどうぞよろしくお願いいたします!!

  3. おすぎ より:

    こんにちは。
    ルネサンス大賞特集、楽しく読ませていただきました。
    明日海りお発表のところで
    >今年華々しく退団した彼女に特別賞を贈りたいと思います!!
    >…え、最優秀スター賞だと思いました?笑
    正に蒼汰さんの思うつぼで、心を読まれたかと思いました笑

    昨年娘役賞だった舞空瞳はめでたくトップ娘役になりましたが、潤花はどうなるか楽しみです。
    今の状態だとこのまま順当としか思えませんが、何せ天の邪鬼の劇団人事ですから。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      昨年時点では「来年はこりゃ明日海りおかな」なんて思っていたのですが、蓋を開けてみたらあーらビックリ、という感じでしたのでこの結果になりました。
      あと、皆さんも「どうせ明日海でしょ」って思いながら読み進められるかなと思ったので、裏切ってみました。笑
      娘役人事は比較的分かりやすくなってると思いますのでたぶん順当だとは思いますが、いかんせん水物ですしね。果たしてどうなることでしょう。

  4. りり より:

    はじめまして、いつも楽しく拝見させていただいております。

    うわーーー!!!絶対に明日海さんが最優秀賞だと思ってました!!!
    しかし、特別賞な理由と、最優秀賞受賞者を見ると、大納得です!!!!

    全3部門通してなるほどなー納得と思いながら拝見させていただきました。

    もし私的ランキングを作るならばCASANOVAはトップ3に入ります!
    前に、何かの雑誌でどんな演目を組で演りたいかというQ&Aがあったのですが、ゆきちゃんが『イタリアを舞台とした明るくてのびのびとした作品、花男には素敵なイタリア男になってもらいたい』と答えていたんですよね…。

    まさに!!!CASANOVAの内容そのものがどんぴしゃりじゃないですか!?
    先行画像にのれないやら、ヒロインらしからぬ役やら、言われることもあったなと思います。

    でも、それまで自身の役割を全うしたゆきちゃんに、最後にこうして本人の希望するような演目で、誰もが認めるヒロインとして卒業させるところに、劇団や先生方々の愛を感じました。し、明日海さんのお姫様として卒業させたかったという言葉、そひて明日海さんのサヨナラショーでの使われ方を観ると…。

    確かに物語的には内容がナイヨウ状態ですが、裏物語というか、仙名彩世という娘役さんが、明日海さんや先生方にとってどんな存在だったのか、が垣間見れたような、そんな幸せな気分になれました。(ちなみに柚香さんは花より男子とこたえていた。)

    でも、これはかなり主観的であるため、本当に私的ランキングでのお話です(^^)

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      皆さんも「どうせ明日海でしょ」って思いながら読み進められるかなと思ったので、裏切ってみました。笑
      なるほど、確かにそのお話を聞くとピッタリですね。そしてあそこまでヒロインド直球な役って無かったので、彼女へのハナムケとしては素晴らしい作品だったと思います。
      宝塚はそういったバックグラウンド、タカラヅカドリームもあわせて物語性を売るようになりましたよね。見ていてこちらは楽しいですし、応援しがいもあるというものでしょう。
      個人的には意外とカサノヴァファンが多くてビックリしてます。笑

  5. ともじの嫁 より:

    こんばんは!
    有難うー!!花組から3人の名前があがりましたね。滅茶嬉しいです!
    渇れ果ててた心が潤いました!笑
    そして、最優秀スターが、希帆ちゃん!その通りですね。でも、もしかして、来年添い遂げしちゃうのかな?勿体ないなぁ。
    一年は長いんだか、短いんだか。特に今年の宝塚生活は、色んなことがあって疲れました。。蒼汰さんも、本当にお疲れ様でした!
    来年は、オリンピック一色になるでしょうけど、宝塚も負けないで輝いて欲しいです!
    そして、何より退団したご贔屓さんの活躍する姿を早く見たい。。それが一番の願い!笑
    では、忘年会シーズン!体調を崩さないように楽しみましょう!

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      もちろんあの時点でもうレビュー編もスター編も決めていたので、なんとなく匂わせコメントしてしまいました。笑
      花組は本公演はアレでしたけどスターさんはみんな大活躍でしたし、花男はすごーく良かったです!!
      添い遂げはもったいない気もしますが、刹那の花は永遠ではないからこそ美しいという宝塚の原点に立ち返るしかないかもしれません。
      今年は明日海さんの退団がありましたから、さぞ大変でしたよね。私もいつかそんなロスが来そうで怖かったりしますが、今を精いっぱい楽しもうと思います。
      忘年会シーズンで更新が不定期になりそうなのが個人的には不本意でして…頑張ります。笑

  6. こんちゃん より:

    蒼汰様

    いつも楽しみに拝読しております。ライビュ専科の地方民です。

    金の鳩賞が愛月さん!今年の彼女のお芝居は黒い瞳のプガチョフしか拝見していないのですが、唯の粗暴なテロリストの親玉ではなく、女性や恩義ある人への仁義があって、頭が良くて行き着く先も見えていて、ソリのシーンで真風ニコライに核心を突かれた時に「もっと走らせろ!」と叫ぶ時の、それでも突っ走らざるを得ない衝動と葛藤がカッコよかったです。

    20年前紫吹さんのプガチョフを見た時は、「ステンカ・ラージンの子供たちよ!」とコサック達を扇動するシーンで「はい!私もステンカ・ラージンの子供になります!」と思いました。笑 「俺はエカテリーナに勝つ!」という自信がみなぎっていてカッコよかったなあ。いまのバラエティでの彼女しか知らない方にお見せしたいわあ。笑

    私は柴田作品の熱い血潮をひんやりしたシルクのフリルの内側に秘めて、腹の底にマグマのようにたぎる思いをぶつけあう華麗なる口喧嘩にワクワクします。そういうシアトリカルな世界には、TVドラマ系ナチュラル演技より愛月さんのクサいというか「届け、熱量」系統の演技のほうが個人的にしっくりくるのですよ。

    「実力=歌唱力」「歌が下手だと何をやっても認めませんよ」という昨今の風潮へのアンチテーゼとして、愛月さん頑張れ!

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      プガチョフは宝塚の男役ド直球の役ですよね。私も映像だけですが紫吹さん版を見たのですが、いやーオーラが凄い。まさしく男役といういで立ちで畏怖すら覚えましたね。
      専科からトップに立った北翔さんが技巧で成り上がったのに対し、スター性で登りつめられるのか、今から楽しみですね!!

  7. 月組の人事を憂う人 より:

    こんにちは〜!
    読ませていただいておぉっ〜って思いました!
    まず明日海りお大賞と永久輝せあが入賞入りしていないところに私も少し共感してしまいました。
    明日海さんは何をやらせても高得点の取れる稀な方だと個人的に思っています。死神をやらせても下町の男をやらせても和物もプレイボーイも本当に期待に応えてくれる方だと私は思っています。だからこそ明日海りお教花組感があって..(語彙力なくてごめんなさい!伝わりますかね笑..)その脱!明日海りお教花組!新生花組の基礎を作るぞ〜って劇団自身がなんか明日海りおを抜けさせても安定するように色々試行錯誤しているような一年だと個人的に感じました。それはそれでいいことだと思いますがまだ花組のメンバーが色々実力などが定まっていない中で大きな骨組みなしで作る花組っていう感じがしました。私も今年の一年は明日海さんは本当大好きですが劇団に居させられてるって感じがして蛇足感少しある気がしました。
    また永久輝さんも飛ぶ鳥落とす勢いでビザガや花組配属が決まりましたが本番はここからだと思うので来年賞をとってほしいですね笑
    一番言いたいことは瀬央ゆりあ受賞です!!とても嬉しいです。
    去年あたりから少し日の目を見るような感じがしてましたが依然として自信のなさが目立つ演技や舞台でした。自分が思っているよりも才能や秘めているものがあるにもかかわらず自信なさげな様子にやきもきしていましたがエストレージャスあたりから変わったなと思いました。そして食聖やエクレールブリアンで色々開花しましたね!私も娘役を引き連れて踊るシーン大好きです。また今回の龍の宮物語は本当歴史に残るんじゃないかレベルで最高でした。本当たくさんの人に観ていただきたいくらい最高でした。今まで貯めてきた経験値や実力やビジュアル力を見せつけてくれて本当東京でも観たいくらいです。このまま食いしばって是非輝き続けてほしいです。
    長々と失礼しました。
    良いお年を!

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      昨年の段階で、来年はきっと明日海りおの最後の祭りがやってくるのだろうなと勝手に盛り上がっていたのですが、個人的には肩透かし感があったなぁと。
      いや、肩透かしというよりは空回りに近いのかもしれませんが、ポー、メサイア、BGに比べちゃうと明らかに精彩を欠いていた印象ですね。
      永久輝さんはこれまで雪組でくすぶってた感がありますので、来年以降にどう活躍されるかが今から本当に楽しみです。
      瀬央さんは注目度急上昇中ですよねー。管理人さんが結構気になってるみたいですし、愛月の次のスペア枠になる可能性も高いので、今後の動向に注目したいです。
      来年もどうぞよろしくお願いいたします。

  8. ゆん より:

    はじめまして、いつも楽しく読ませていただいています。昨年の前身ブログから、ブクマしてチェックしながら、いつも中立で的確な考察になるほどと肯いておりました。
    他の皆さまが書かれているように、明日海さんが最優秀だと思って引っ掛かった一人です。でも真彩さんも本当に素晴らしい方だと思います。私は愛希さんのファンだったので、そういった自立型・かっこいい娘役は大好物です笑
    来年のワンスを観に行くので、まだ1ヶ月以上先ですが指折り数えながら楽しみにしています。映画も冬休み中に鑑賞したいと思います!

    来年もううんと唸る記事を楽しみにしております。お二人とも(二人運営であっていますでしょうか?)素晴らしいお年をお迎えください。
    そして、もしよろしければ、「楽曲が素晴らしい(メロディー、楽曲、コーラス問わず)公演シリーズ」もお聞きしたいです!ご検討お願いいたします。

    • 蒼汰 蒼汰 より:

      コメントありがとうございます‼
      前身ブログからお読みいただいていたとのこと、本当に嬉しいです!!
      愛希さんも就任当初は(若さもあって)控えめでしたけど、最終的には大きな華を咲かせたスーパーガールでしたね。彼女がその道を切り開いたとも言えるかもしれません。
      楽曲で言うとやっぱりワイルドホーンが一番好きですかね。ひかりふる路は曲は良かったですもん、曲は。笑